九州王国

2024年09月13日

九州王国10月号(2024)発売です!

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大特集は「宮崎、白鳥伝説を追いかけて」。

主役はヤマトタケルです。…そう、またまた日本神話です(笑)。どんだけ神話好きなん、九州王国?と言われそうなのですが、だって日本神話って面白いんだもん 
宮崎は神話の宝庫なので、やってもやっても足りません。しかも今月(10月)は、博多座のスーパー歌舞伎もヤマトタケルということで、もう九州中がヤマトタケルといっても過言ではありません。(←うそ。過言です)
そろそろ「瓊瓊杵尊」とか変換なしで書けそうだわ。九州王国スタッフに出会った皆さん、紙とペンを用意して「ニニギノミコトって漢字で書いてみて」とかクイズ出してみてください。たぶんスタッフたちが…撃沈します。



第二特集は「肥後の銘酒で乾杯!

熊本はおそらく最南端の日本酒どころ。もちろん鹿児島や沖縄にも清酒を造られている蔵はありますが、「酒どころ」という意味では熊本が最南端ではないでしょうか。
吟醸酒ブームを引き起こした酵母「きょうかい9号」が生まれたのも熊本。私は無類の吟醸好きなので、熊本と野白先生に足を向けて寝られません。野白先生についても九州王国10月号でお読みください。

ということで、今月は神話と日本酒の二本立て!なんだか一足お先にお正月みたいなラインナップになりました

2024年08月09日

九州王国9月号(2024)発売です!

印刷会社がお盆進行のため、少々早く9月号が上がってきました。
書店によっては既に店頭に並んでいるようです。帰省土産に一冊、いかがでしょう?

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大特集は「北九州、食の系譜をたどる
北九州という町は、歴史上ずーっとグルメな町なんです。江戸時代初期に日本で初めてワインを造ったのも、ここ。明治維新より遥か前から、お殿様が肉を好んで食べていたのも、ここ。近年では八幡製鉄所や炭鉱景気の影響もあり、高級グルメが根付いたのもこの町です。だから美味しいものや、長い歴史を誇る名店が多いんですね。
単なる「美味しい店ガイド」ではなく、なぜ北九州にこの食文化が生まれたのかを、じっくりと検証しながらまとめた特集。これを読むとお腹を空かせて北九州に行きたくなること間違いなしです。


そして第二特集もまさかのグルメ特集「カニの聖地、太良を旅する
2特集どちらもグルメネタ、って弊誌では非常に珍しいのですが、今月はみんなお腹がすいていたのか、非常に美味しそうな特集が2本も上がってきてしまいました。
こちらは特集扉の写真からしてドドーンと美味しそうなので、期待して34Pを開いてください。
そしてカニ好きが気になるポイントを隅々まで押さえています🦀
「ワタリガニって甲羅ばっかりじゃん。身が少ないでしょ?」と思っているそこのあなた。一匹の カニをきれ〜〜いにむいたら、何グラムの身がとれるかまで検証しています。カニにかける執念が違う(笑)。産卵間近のカニや、脱皮直後のカニまで取材しています。どんだけよ…


1冊まるまる、読み応えのあるグルメ特集となりました。夏休みは北九州と太良に、遊びに行きましょう〜〜







2024年07月12日

九州王国8月号(2024)、発売です

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「こんな花火写真見たことがない!」と思わず口に出た、素晴らしい表紙の8月号があがってきました。

大特集は「福岡に生まれた5つ星の街 大名」。

福岡の人にとっては、天神のお隣の町「大名」は昔から流行発信地としておなじみですが、正直「天神」「博多」ほど、町自体の知名度は全国的には高くないですよね。
しかしその認識が変わりそうです。
あの、世界の「リッツカールトン」と、「福岡大名ガーデンシティ」が生まれたからです。
この2施設によって大名はぐんとその世界的知名度を変えるはずです。
「高級な」「上質の」「大人の」という冠を備えた町に変わりゆく大名を特集しました。


第二特集は「体験する名護屋城」。
九州王国にとって「なごやじょう」とは、「名古屋城」ではなく「名護屋城」がデフォルトだと何度も書いてますが、今号もまた大好きな「名護屋城」特集です(笑)。
ここに新しく生まれた秀吉の茶室を体験したり、家康が歩いた道をトレッキングしたり、鬼島津の陣跡を見学したりと、「名護屋城」そのものだけではなく、「その周り」の散策情報も満載。
豆情報をお伝えすると、44Pで紹介している「武将が食べたサザエのつぼ焼き」が、個人的に大好きです。3個で600円と破格なのに、めちゃくちゃ美味しいです


今月は第一=都会、第二=海沿い景勝地という、両極端な二本立て!
夏の行楽に、お役立てください

2024年06月14日

九州王国7月号(2024)、発売です

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今月の九州王国は、新旧お札特集号です!

ます大特集は、「福沢諭吉、その大いなる遺産」。

我々40代にとっては、物心ついたころからずーっと一万円札だったのは諭吉さんですね。「今月、諭吉が足りないわ…」なんて呼び捨てにするほど、一万円の代名詞的存在でした。40年も一万円の顔だった諭吉さんが交代するということで、感謝を込めた(?)「さようなら、諭吉さん」企画です。

故郷・中津での足跡から、慶応大学に残る教えまで、九州王国編集部と江戸楽編集部の共同企画で徹底的に九州も東京も取材しました。知れば知るほど、40年もわが国の最高額札になるに値する、すごい人です(←小学生的表現)。



そして第二特集は「小国に息づく北里スピリッツ」。

こちらは新しくお世話になる北里柴三郎さんの特集。一番よく使うであろう(私は…笑)、次の千円札の顔です。北里先生も九州ゆかりの方なんでね。お札は九州出身者が支えてますね。強引?



7月に発行される新紙幣、初めて手にするのはいつ頃になるんでしょうね?
そして諭吉さんを最後に手にするのも、いつ頃になるのでしょう??
…なんてことを考えながら、新旧お札の主役たちのお話をお楽しみください。

2024年05月27日

Whale Brewing、めちゃくちゃ美味しいです@呼子

お天気が良かった週末、久々に呼子まで行ってきました。
メインイベントはこちら。

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九州王国3月号の「九州の蔵元から」でご紹介した「Whale Brewing」にお邪魔したかったのです。
呼子の朝市通りにたたずむ、このおしゃれファサード↑
午前中遅めに到着した時点ですでに一番人気のペールエールは売り切れていました。すごい人気!

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店内、目立つところに九州王国が美しく飾られていました。嬉しい

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この日はドライバーじゃなかったので、まずはヴァイツェンを。ヴァイツェンって、小麦の華やかな香りが特徴で大好きなビールの一つなんですけど、華やかすぎて食前酒か食後酒に選ぶことが多かったのですが。こちらのヴァイツェン、見事でした。見事に食中酒になりそうなヴァイツェンなんです。華やかなのに香りがさっぱりとしていて、食事を邪魔しないさわやかさ。

それもそのはず、こちらのクラフトビールはあのイカの活きづくり発祥の店「河太郎」さんの経営で、「イカに合うビール」をテーマに造られているのです。うん、確かにめちゃくちゃ合いそう。

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この日は波戸岬でフェスも開催されており、そちらの会場にもWhale Brewingさんが出店していたので、ここではIPAをいただきました。(フェスには行ってません。ビールだけ飲みに行きました。笑)
このIPAもまた素晴らしく。苦みはしっかりあるものの、こちらも香りが抑えめで、IPAでありながらイカにちゃんと合いそう。IPA苦手、という人でものど越しよく飲めると思います。その一方で、IPA大好きな私にもドンピシャで美味しいww

ということで、また大好きなクラフトビールブランドが一つ増えました
呼子に行かれるときはぜひ、優しいハンドルキーパーと一緒に行ってください。
博多でこちらのビールを飲みたい方は、キャナルそばの「河太郎 中洲本店」で飲めるそうですよ

2024年05月14日

九州王国6月号(2024)発売です!

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朝焼けのアジサイが美しい、九州王国6月号が上がってきました。この表紙、写真家の清家道子さんのYOUTUBEで撮影風景が紹介されていて、あまりの美しさに「あの写真、表紙にください!」とおねだりした一枚です(笑)。空と海の深い色と、高貴な紫陽花の色合いがとても大人っぽくて、九州王国にぴったりです(←自己評価が高い

大特集は「古地図を片手に福岡を歩く」。

安土桃山から明治まで、300年の間に描かれた古地図を現代地図と対比しながら歩けるウォーキング企画です。九州王国の連載「古代ハイウェイ物語」を読んでいても思うのですが、主要道路ってほんとに何百年、時には千年変わってないものも多いんですよね。秀吉が歩いた道と同じ道路を今も歩けるわけです。歴史を辿りながらのウォーキングを楽しんでください



第二特集は「国立公園へ、行こう。

日本初の国立公園は、九州から制定されています。90年前に指定されたそれら「日本最古&最初の国立公園」から、2017年に指定された最新国立公園まで、九州の国立公園(沖縄をのぞく)をご紹介します。


初夏の行楽にお役立ていただきたい2本立て!
梅雨入り前に、歴史ウォーキングも国立公園散策もお楽しみください

2024年04月12日

九州王国5月号(2024)、発売です

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瑞々しい新緑が美しい、九州王国5月号があがってきました。

大特集は「知られざる、宇佐神宮
全国に4万社以上ある八幡宮の総本宮である宇佐神宮。石清水八幡宮でも鶴岡八幡宮でもなく、大分の宇佐神宮こそが総本宮というのは、九州人には自慢ですね!
それとともに、「神仏習合」「放生会」「御神輿」のはじまりの地ともいわれています(諸説あり)。一時は九州王国の総面積の三分の一を荘園として持っていたともいわれる、宇佐神宮。その謎に迫ります。

第二特集は「定番脱出!新・釜山旅
韓国料理といえば、赤くて辛くてにんにくで…というイメージを一新する今回の特集。え?韓国まで行って、ハンバーガー?ドーナツ?トースト?…しまいには、ビール???
と驚くこと間違いなしの、脱定番旅のご提案です。
近くてリピーターも多い釜山だからこそ、いつもとちょっと違う旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?
辛い物食べない、お寺も行かない、焼酎も飲まない、飛行機にも乗らない、そんな「定番脱出の釜山旅」をお楽しみください

2024年03月14日

九州王国4月号(2024)発売です。200号め!!

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九州王国200号目が発刊となりました〜〜〜〜

節目の号にふさわしい表紙は、西都原の薄暮の桜。美しすぎる。菜の花の黄色、桜のピンク、薄闇の青。裏表紙の国立博物館の広告とも色合いぴったりで、200号としてずっと飾っておきたい一冊となりました。


大特集は「西の都、平戸の国際交流」。
陸続きで行ける九州最西端の地、平戸(もともとは島ですが、今は平戸大橋が架かっているので九州最西端ともいえます)。大陸のすぐ目と鼻の先という立地から、歴史上ずっと世界への玄関口でありました。遣唐使や遣隋使の寄港地でもあり、またかの有名な松浦水軍の拠点でもあり、貿易&国防の最前線でもあった地。大航海時代には西の都と呼ばれ、出島以前の国際貿易都市でした。
そして今年生誕400年を迎える、台湾解放のヒーロー「鄭成功」が生まれた土地でもあります。
それらすべての平戸の歴史を、ぎゅっとまとめました。一冊で平戸の新しい魅力を知っていただけると思います。

第二特集は「不知火海のカキを食べ比べ!
熊本県南西部の水俣、芦北、津奈木エリアはカキの人気生産地。それぞれに少しずつ違うと言われる3つのエリアの牡蠣小屋を訪ねて、生産者さんのお話やお店のみなさんのこだわりをお聞きしました。牡蠣小屋シーズンがそろそろ終わって寂しいなーと思われている皆さん、安心してください(←安村?)このエリアの牡蠣はなんと、5月まで食べられるそうです!まだまだ牡蠣シーズン、終わりませんよ〜〜


今月は歴史とグルメの二本立て!小特集で、福岡県小郡市の見どころ案内もあります。春の行楽シーズンを前に、目白押しの一冊ですよー

2024年03月06日

九州王国が、いよいよ…!

ここ一か月の間に2回、名刺交換のときに「はじめま・・・して、じゃない!」ということがありました。

名前を見た瞬間、二人して、「あれ?…あの??」みたいになり。
先方はお二人とも転職されており、前職のときにお世話になった方。
そしてどちらも15〜20年近く前にお会いしていた方で、まだ弊社が「月刊はかた」しか作っていなかったときだったため、「九州王国のウエダさんは、月刊はかたのウエダさんなんですか!?」と2回とも同じ驚き方をされました

「お互い、長くこの業界にいますね〜〜」と苦笑まじり。でもまんざらでもない(笑)。
長く働くって、経験と知識と人脈が積まれていくので、とても仕事しやすくなるな、と年々感じます。上記のお二人も全く同じ業界で転職されているので、キャリアが途切れていないのですね。
わが社の新人たちにも、「長く働くと働くだけ楽しくなるよ」と催眠術のように伝えていきたいと思います


本日、そんな九州王国4月号の下版日だったのですが、最終稿を眺めながらある部分に一人、しんみり。

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どこが特別か、わかります?
なんと次号の九州王国・・・・200号目なのです!!わお、めでたい!!

入社面接の日に「九州とアジアをつなぐ雑誌を作ってみたいです」と社長に話した22年前が走馬灯のように蘇ります。それから準備期間を経て、無事創刊できた「九州王国」が、200号(=16.6年)を迎えました。そりゃ長老扱いされるわけだわ

今一緒に作ってくれているスタッフ、これまで一緒に作ってくれたOBスタッフ、そして創刊から支えてくださったクライアントの皆様、ずっと楽しみに読んでくださる読者様。心から、すべての皆様に感謝です。16年経っても尚、毎月一文字一文字に精魂込めて、1Pたりともつまらないページとならぬよう、全力で一冊を作り続けています。300号、400号と続けられるよう、編集部一同、ますます精進いたします。



2024年02月27日

ミカの取材先土産

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ミカが取材地で買ってきてくれたお土産2点。
「カスドース」と「ごぼう餅」。

カスドースは全然「カス」じゃなくて、とっても上品な美味しい洋菓子。
ごぼう餅は全く「ごぼう」要素がない、なぜ名前が「ごぼう餅」なのか謎の和菓子。

上記2つが名物の土地が、次号の大特集の舞台です。
さ〜て、どこでしょうー?