新刊出版情報
2024年10月01日
月刊はかた10月号(2024)発売です
特集は「ふくおか、お米のはなし。」
米不足だとか、品切れだとか、全くそういう時事ネタではなく、「皇位継承の祭事に献上する特別な米のはなし」とか、「縄文時代までさかのぼる、米づくり源流の地のはなし」とか、激シブお米特集です。よくまあ、お米をネタにここまで渋い特集作れるよなぁ…と編集部みんなで自画自賛(笑)。
かわいらしい表紙の文化情報誌に書かれた「ふくおか、お米のはなし。」という特集タイトルを開いて、最初の1行目が「約2000年前、稲と鉄による…」から始まるなんて、だれが予想できるでしょうか。「福岡の美味しいお米集まれ〜〜夢つくし」みたいなかわいい文章は皆無です。バエはしないけど、大人の知的好奇心は満足させます
ちなみに大好評、連載4回目となる大吉先生による今号の原稿も、めちゃシブくてめちゃ素敵です。家族愛にあふれている。こちらもぜひ多くの方に読んでいただきたいです。
2024年09月13日
九州王国10月号(2024)発売です!
大特集は「宮崎、白鳥伝説を追いかけて」。
主役はヤマトタケルです。…そう、またまた日本神話です(笑)。どんだけ神話好きなん、九州王国?と言われそうなのですが、だって日本神話って面白いんだもん
宮崎は神話の宝庫なので、やってもやっても足りません。しかも今月(10月)は、博多座のスーパー歌舞伎もヤマトタケルということで、もう九州中がヤマトタケルといっても過言ではありません。(←うそ。過言です)
そろそろ「瓊瓊杵尊」とか変換なしで書けそうだわ。九州王国スタッフに出会った皆さん、紙とペンを用意して「ニニギノミコトって漢字で書いてみて」とかクイズ出してみてください。たぶんスタッフたちが…撃沈します。
第二特集は「肥後の銘酒で乾杯!」
熊本はおそらく最南端の日本酒どころ。もちろん鹿児島や沖縄にも清酒を造られている蔵はありますが、「酒どころ」という意味では熊本が最南端ではないでしょうか。
吟醸酒ブームを引き起こした酵母「きょうかい9号」が生まれたのも熊本。私は無類の吟醸好きなので、熊本と野白先生に足を向けて寝られません。野白先生についても九州王国10月号でお読みください。
ということで、今月は神話と日本酒の二本立て!なんだか一足お先にお正月みたいなラインナップになりました
2024年09月03日
「日本の神さまと神社」発売です
「日本の神さまと神社」というムック本が発売になりました。
こちら、諸事情あって「日本の神さまと神社 編集室」が著者となっていますが、弊社が作っております。何の大人の事情があったのか、私もよくわかりませんで(笑)。
ただ、この著者名にしたことで、本日「月刊九州王国編集室の本」という自社広告を作っている最中に、「あれ?読者さん、これが九州王国の本ってわからなくない?ミスリードにならない?」となり、広告表現差し替えになりました。なんで著者名、変えたのよっ!(to 社内への愚痴)
ただこの本、九州王国と江戸楽編集部の共作なのですが、とてもよくできています。自画自賛。
お子様向けに、「日本の神様にはどういうものがあるの?」「神様と仏様ってどう違うの?」といういろいろがイラスト付きで分かりやすく書かれており、小難しい「仏教と神道」のような説明口調じゃないので、大人の方でも楽しく読んでいただけると思います。
イラストは、針すなお大先生のインスパイアを受けている疑惑がある(←福岡編集部内で)江戸楽編集部・トモミンが全編描きおろし。これほどの量のイラストを、全部描き下ろしたって何日かかったの!…と想像を絶しましたが、通常業務を普通に全部こなしたうえで描いたそうで。超人的。
そして九州王国編集部からは、神様といえばこの人、ミカが編集にメインで加わっています。古事記と日本書紀の特集を何度も担当するくらい詳しいのですが、特集制作期間が終わるとすっぽり全記憶を失う能力の持ち主。今回も編集中はめちゃ詳しかったのですが、たぶん発行された今、「え?天照大神って誰?」状態だと思います。
私も校正しながらめっちゃ勉強になりました。ぜひ「日本の神様」について学びたいお子様と、復習したい大人の皆さま、試し読みしてみてください。
2024年09月02日
月刊はかた9月号(2024)発売です
週末の台風で被害に遭われた各地の皆さまにお見舞い申し上げます。
福岡への直撃がちょうど月刊はかたの納品日に重なってしまい、わりと右往左往したのですが、どうにか発売日に書店店頭に並べることができました。リモート可能な働き方になったとはいえ、最後の「モノを納品する」という作業はアナログなので、こればかりはどうしようもないですね。
さて、そんな苦労の末書店に並んでいる9月号ですが(←恩着せがましい。笑)、今月の特集は「修業と師匠」。「修業」と聞くと飲食店や伝統工芸などが頭に浮かびますが、どんな仕事にも必ず最初の「修業」というのはあります。我々の仕事で言うと、「原稿1000本ノック」「取材1000本ノック」「営業1000本ノック」という避けて通れない、地獄の1年目の修業がありました。この山を超えた者のみが、編集者となれるのです(新採用の応募者が減りそうな発言)
同じように、各業界の皆さんの修業時代について語っていただきました。
あの名店の師匠があの名店の大将だったりなど、当然ながら同じ業界でつながっていることも多いのですが、今回は飲食店はもちろん、画廊やクリーニング店など、いろんな世界の「修業」について取材させていただきました。
皆さんもご自分の「修業時代」を思い出しながら、お読みいただけると幸いです。
福岡への直撃がちょうど月刊はかたの納品日に重なってしまい、わりと右往左往したのですが、どうにか発売日に書店店頭に並べることができました。リモート可能な働き方になったとはいえ、最後の「モノを納品する」という作業はアナログなので、こればかりはどうしようもないですね。
さて、そんな苦労の末書店に並んでいる9月号ですが(←恩着せがましい。笑)、今月の特集は「修業と師匠」。「修業」と聞くと飲食店や伝統工芸などが頭に浮かびますが、どんな仕事にも必ず最初の「修業」というのはあります。我々の仕事で言うと、「原稿1000本ノック」「取材1000本ノック」「営業1000本ノック」という避けて通れない、地獄の1年目の修業がありました。この山を超えた者のみが、編集者となれるのです(新採用の応募者が減りそうな発言)
同じように、各業界の皆さんの修業時代について語っていただきました。
あの名店の師匠があの名店の大将だったりなど、当然ながら同じ業界でつながっていることも多いのですが、今回は飲食店はもちろん、画廊やクリーニング店など、いろんな世界の「修業」について取材させていただきました。
皆さんもご自分の「修業時代」を思い出しながら、お読みいただけると幸いです。
2024年08月09日
九州王国9月号(2024)発売です!
印刷会社がお盆進行のため、少々早く9月号が上がってきました。
書店によっては既に店頭に並んでいるようです。帰省土産に一冊、いかがでしょう?
大特集は「北九州、食の系譜をたどる」
北九州という町は、歴史上ずーっとグルメな町なんです。江戸時代初期に日本で初めてワインを造ったのも、ここ。明治維新より遥か前から、お殿様が肉を好んで食べていたのも、ここ。近年では八幡製鉄所や炭鉱景気の影響もあり、高級グルメが根付いたのもこの町です。だから美味しいものや、長い歴史を誇る名店が多いんですね。
単なる「美味しい店ガイド」ではなく、なぜ北九州にこの食文化が生まれたのかを、じっくりと検証しながらまとめた特集。これを読むとお腹を空かせて北九州に行きたくなること間違いなしです。
そして第二特集もまさかのグルメ特集「カニの聖地、太良を旅する」
2特集どちらもグルメネタ、って弊誌では非常に珍しいのですが、今月はみんなお腹がすいていたのか、非常に美味しそうな特集が2本も上がってきてしまいました。
こちらは特集扉の写真からしてドドーンと美味しそうなので、期待して34Pを開いてください。
そしてカニ好きが気になるポイントを隅々まで押さえています🦀
「ワタリガニって甲羅ばっかりじゃん。身が少ないでしょ?」と思っているそこのあなた。一匹の カニをきれ〜〜いにむいたら、何グラムの身がとれるかまで検証しています。カニにかける執念が違う(笑)。産卵間近のカニや、脱皮直後のカニまで取材しています。どんだけよ…
1冊まるまる、読み応えのあるグルメ特集となりました。夏休みは北九州と太良に、遊びに行きましょう〜〜
書店によっては既に店頭に並んでいるようです。帰省土産に一冊、いかがでしょう?
大特集は「北九州、食の系譜をたどる」
北九州という町は、歴史上ずーっとグルメな町なんです。江戸時代初期に日本で初めてワインを造ったのも、ここ。明治維新より遥か前から、お殿様が肉を好んで食べていたのも、ここ。近年では八幡製鉄所や炭鉱景気の影響もあり、高級グルメが根付いたのもこの町です。だから美味しいものや、長い歴史を誇る名店が多いんですね。
単なる「美味しい店ガイド」ではなく、なぜ北九州にこの食文化が生まれたのかを、じっくりと検証しながらまとめた特集。これを読むとお腹を空かせて北九州に行きたくなること間違いなしです。
そして第二特集もまさかのグルメ特集「カニの聖地、太良を旅する」
2特集どちらもグルメネタ、って弊誌では非常に珍しいのですが、今月はみんなお腹がすいていたのか、非常に美味しそうな特集が2本も上がってきてしまいました。
こちらは特集扉の写真からしてドドーンと美味しそうなので、期待して34Pを開いてください。
そしてカニ好きが気になるポイントを隅々まで押さえています🦀
「ワタリガニって甲羅ばっかりじゃん。身が少ないでしょ?」と思っているそこのあなた。一匹の カニをきれ〜〜いにむいたら、何グラムの身がとれるかまで検証しています。カニにかける執念が違う(笑)。産卵間近のカニや、脱皮直後のカニまで取材しています。どんだけよ…
1冊まるまる、読み応えのあるグルメ特集となりました。夏休みは北九州と太良に、遊びに行きましょう〜〜
2024年07月31日
月刊はかた8月号(2024)発売です!
特集は「星に願いを。」
先月怪談特集をしていた編集部とは思えない、ふり幅の大きさ
めちゃロマンティック。…なタイトルですが、実際は日本近代天文学の父が福岡出身だっただとか、〇〇神社のお守りは宇宙を旅しただとか、相変わらず硬派な星特集です(笑)。ロマンティックページ、ほぼなし!
巨匠カメラマンに星の撮り方指南もしてもらっているのですが、こちらの画像が唯一ロマンティックかなぁ。住宅地でも家のベランダから星空って撮影できるんですってー。チャレンジしてみたい。詳しくは本誌をご覧ください(12−13P)
涼し気な表紙ですが、本日も福岡は38度予想。
皆さま、くれぐれも体調管理に留意して、酷暑を乗り切ってくださいね!
2024年07月12日
九州王国8月号(2024)、発売です
「こんな花火写真見たことがない!」と思わず口に出た、素晴らしい表紙の8月号があがってきました。
大特集は「福岡に生まれた5つ星の街 大名」。
福岡の人にとっては、天神のお隣の町「大名」は昔から流行発信地としておなじみですが、正直「天神」「博多」ほど、町自体の知名度は全国的には高くないですよね。
しかしその認識が変わりそうです。
あの、世界の「リッツカールトン」と、「福岡大名ガーデンシティ」が生まれたからです。
この2施設によって大名はぐんとその世界的知名度を変えるはずです。
「高級な」「上質の」「大人の」という冠を備えた町に変わりゆく大名を特集しました。
第二特集は「体験する名護屋城」。
九州王国にとって「なごやじょう」とは、「名古屋城」ではなく「名護屋城」がデフォルトだと何度も書いてますが、今号もまた大好きな「名護屋城」特集です(笑)。
ここに新しく生まれた秀吉の茶室を体験したり、家康が歩いた道をトレッキングしたり、鬼島津の陣跡を見学したりと、「名護屋城」そのものだけではなく、「その周り」の散策情報も満載。
豆情報をお伝えすると、44Pで紹介している「武将が食べたサザエのつぼ焼き」が、個人的に大好きです。3個で600円と破格なのに、めちゃくちゃ美味しいです
今月は第一=都会、第二=海沿い景勝地という、両極端な二本立て!
夏の行楽に、お役立てください
2024年06月28日
「月刊はかた7月号」から、大型新連載始まりました!
月刊はかた7月号が発売されました。
特集は「はかたの怪談」。「怪談」と聞くと、「え?月刊はかた、どうしたと?(ふざけてる?)」と一瞬思われる読者の皆さんもいらっしゃるかもしれませんが、そもそも怪談ってフォークロア(民俗)です。口述伝承で受け継いできた、町の歴史や文化が詰まった風俗習慣が見えるものの一つ。各時代の福博の営みを記した「怪談」を、至って真面目に特集しました。特集巻頭インタビューはもちろんあの方です。怪談といえば、の第一人者のあの方。この方のお話もとても素敵でした。「この町の怪談」を、ぜひお楽しみください。
そして。そしてそして。
いよいよ今月号から、新連載が始まります!
お待たせしました!先月号の予告だけで既に、たくさんの方から「大吉先生の連載が始まるんですかーっ!」とコメントをいいただいておりました。その反響を見るだけでも人気のほどがわかります。しかも文章が、本当に素敵。ほぼ校正なしです。お人柄が伝わってくる、真面目で温かい連載が始まりました。福博の皆さんだけでなく、たくさんの方に「どローカルな」大吉先生の連載を楽しんでいただければと思います。
巻頭が大吉先生、巻末が森口博子さん。お二人に前後を締めていただけること、光栄すぎます
2024年06月14日
九州王国7月号(2024)、発売です
今月の九州王国は、新旧お札特集号です!
ます大特集は、「福沢諭吉、その大いなる遺産」。
我々40代にとっては、物心ついたころからずーっと一万円札だったのは諭吉さんですね。「今月、諭吉が足りないわ…」なんて呼び捨てにするほど、一万円の代名詞的存在でした。40年も一万円の顔だった諭吉さんが交代するということで、感謝を込めた(?)「さようなら、諭吉さん」企画です。
故郷・中津での足跡から、慶応大学に残る教えまで、九州王国編集部と江戸楽編集部の共同企画で徹底的に九州も東京も取材しました。知れば知るほど、40年もわが国の最高額札になるに値する、すごい人です(←小学生的表現)。
そして第二特集は「小国に息づく北里スピリッツ」。
こちらは新しくお世話になる北里柴三郎さんの特集。一番よく使うであろう(私は…笑)、次の千円札の顔です。北里先生も九州ゆかりの方なんでね。お札は九州出身者が支えてますね。強引?
7月に発行される新紙幣、初めて手にするのはいつ頃になるんでしょうね?
そして諭吉さんを最後に手にするのも、いつ頃になるのでしょう??
…なんてことを考えながら、新旧お札の主役たちのお話をお楽しみください。
2024年05月31日
月刊はかた6月号(2024)発売です!
特集は「私たちも、二刀流です。」
ここ数年、「二刀流」というと大谷さんの代名詞になりつつありますが、福博の街にも二刀流で活躍する人や企業がたくさんあります。「二刀流はオオタニサンだけじゃないよ〜、ここにもいるよ〜」という意味をこめて、特集タイトルは「私たちも、二刀流です。」にしました。
タイトルを決めるときに、「私たち、二刀流です。」という案もあったのですが、ここは強い意図を込めて「も」を付けることにしました。この「も」があるか否かを議論するあたりが、クリエイティブの真髄です(←ほんとに?笑)
昼は超人気ラーメン店に立ち夜は屋台に立つあの人から、昼はちゃんぽんのみを作り夜は鴨料理専門になるあの人まで、さまざまな「二刀流」を取材しました。本当に皆さんの、飽くなき探求心とバイタリティ、そして体力に驚かされます。どの業態も大繁盛というのがまた、すごい。どうぞさまざまな二刀流に、感動して感心してください。
そして今号では、表3(裏表紙の裏、一番最後のページ)にもご注目ください。
来月号から始まるビッグな新連載予告をしています。
いよいよ、月刊はかた7月号から巻頭連載が復活します。とっても素敵な人の連載が始まりますので、お楽しみに!!