新刊出版情報
2025年04月30日
月刊はかた5月号(2025)、発売です
今月の特集は「今すぐ取り組もう、防災防犯対策」。
とても気候のいい今年のGWですが、このさわやかな春が終わるとまた雨の季節がやってきます。最近の雨はしとしとしっとり…という風情はなく、降り始めると豪雨→災害になることもしばしば。今のうちに、防災対策をしておこうね、という啓蒙特集です。
豪雨に限らず、南海トラフに関する情報も気にかかるし、昨今の狂暴な犯罪の数々も気になる。ということで、全部ひっくるめて「防災防犯対策」の特集号にしました。備えあれば憂いなし。まずはみんなで備えましょう!
編集部でも防災グッズを見直しました。ヘルメットのサイズが合うかを確認して、ヘルメット写真を撮ろうとしたところ…
なにこのポーズ。かわいいやん。ヘルメットをかぶってもなお、「自らのかわいい角度」を守る若手たち。さすが、デジタルネイティブ世代。
先輩たちは超臨場感たっぷりにヘルメットをかぶってくれました。テーブル下の先輩に至っては、もはやヘルメット部分全く映ってないんだけれども、床に這いつくばるほどの熱演で防災写真モデルに協力してくれました。土足の床に躊躇なく座り込む先輩、さすがです。災害時にそんなこと気にしてたらダメですもんね。うっすら潔癖症の私、災害時に生き残れるか不安。
ということで「月刊はかた5月号」とともに、防犯防災について今一度見直しませんか。
そんな知識も準備も全く杞憂に終わることを、心から祈っています。
2025年04月14日
月刊九州王国5月号(2025)、発売です
エゴノキの花が水面に浮かぶ、かわいらしい表紙の5月号があがってきました。
今号の大特集は「北九州タイムトラベル」。
江戸時代の小倉、明治の門司、大正の若松・戸畑、昭和の八幡…と各時代に隆盛を極めていた「現・北九州市」を大特集しました。5つの市が合併して生まれた九州初の政令指定都市ですが、各市がそれぞれとても特徴があって、面白いエリア。TOTO、ゼンリン、出光興産、安川電機…等々、とんでもない企業がそれぞれ生まれた地でもあります。個性あふれるこの町の魅力を凝縮した特集、お楽しみください。
第二特集は「ハレの日ごはん」。
節句とか結婚式とかお正月とか、ハレの日の九州はかなり珍しい食文化を持っています。一例を挙げると、38Pで紹介している「寿司色々」。各地にハレの日の「寿司」があるのですが、これがそれぞれめちゃくちゃ個性的。鹿児島の「酒寿司」は、すし酢の代わりにお酒を入れるそうで、下戸の人は香りだけで酔ってしまうそうです…いろいろツッコミどころあるわ

そんな感じの九州各地の「ハレの日ごはん」を集めました。ハレの日だからって豪華とか、映えるとかいうわけじゃないんです。そのあたりが九州らしくていい。地味で、武骨なハレの日ごはんとか、逆にいい。
ということで、今月も九州の奥深さに触れてください(笑)。
2025年04月01日
九州王国プレミアム2025、書店に並び始めています
読者の皆様から続々問い合わせをいただいておりますが、九州王国プレミアム2025、エリアによって納品日が前後しており、遠方エリアは少し発売をお待たせしてしまった地域もあるようです。お待ちいただいた皆様、ありがとうございました。そろそろ全エリアで揃い始めているようです。
いくつかの大型書店には、今年もチカ画伯のPOPが一緒に添えられています。2025年バージョンはこちら。
九州王国編集部は7名なのですが、7人だとどうやらバランスが悪かったようで、ヤナッチが2回登場しています。ちなみに前回バージョンのPOPはこちら↓
これを見ていると、チカ画伯のヤナッチ先輩に対する見立てが変わりすぎていて、心配になります。

2023年にこうだったイラストが
↓
2025年にこれに変わる…
明らかにかわいらしさが失われています。2025年版、愛嬌ゼロ。なんならちょっとやっかいなおじさん風。大丈夫?チカ画伯の脳内にいるヤナッチ先輩の印象、変わりすぎてない??
見ようによっては、顔の輪郭がシュッとしたので、意外とおじさん本人は気に入っているかもしれません。
2025年03月31日
月刊はかた4月号(2025)発売です
特集は「食の都、久留米に誘われて」
天神から電車で約30分。福岡の方はご存じだと思いますが、久留米という町は非常に独特の歴史を持つ、稀有な都市です。日清戦争後に陸軍の兵営を誘致したことから軍都となり、ブリヂストンやムーンスター、アサヒシューズといったゴム産業が多く創業したという歴史が一つ。もう一つは江戸から明治期に医療を学ぶ学術機関が多く設立されたことで、医療の町としても発展してきました。
だからこそ、食文化も普通の町とは違います。製造業に従事する人たちが手軽にエネルギーを補給できる菓子の需要が高まったり、カルテをドイツ語で書くお医者さんたちにより命名された焼鳥の部位があったり。久留米の食はユニークで、美味しいのです。
なぜ海がない市なのに海鮮が美味しいのかも含めて、多角的に「久留米の食」を検証しました。
久留米の人には自分たちの町の秘密を知っていただき、久留米以外の人たちには久留米に訪れたくなるような情報が満載です。ぜひご高覧ください。
2025年03月25日
2025年03月14日
九州王国4月号(2025)発売です
大特集は「戦争と戦後が始まった地、鹿屋」
一瞬、タイトルを見ると「間違いかな?」と混乱しそうですよね。
謎かけのようですが、このタイトルの通りなんです。鹿児島県の大隅半島、鹿屋は「真珠湾攻撃が発案された地」(=戦争が始まった地)であり、「戦後最初に連合軍が進駐した地」(=戦後が始まった地」でもあるんです。それに加えて、特攻隊の出撃基地でもあったという、太平洋戦争と深い深い関わりを持った地。戦後80年という節目の年に、風化させてはいけない記憶を、経験者から直接取材させていただきました。
九州王国連載陣の渡辺考さんも、戦争の記憶を映像化し続けており、「生の声を聴ける今こそ、しっかり取材して、その記憶を残すのがメディアの責務」と先日ともに話したところでした。
私たちにできる範囲ではありますが、きちんと責務を果たせる媒体でありたいです。
第二特集は「九州 大正モダニズム」
こちらはモボ・モガ全盛期を思わせるおしゃれデザインの特集です。
大正時代って15年しかないわりには、ものすごく日本人の感性や価値観が変わった時代。そんな15年の間に、九州ではどのようなことがあって、どのような人が活躍したのかを取材しました。
九州イチの大正大事件といえば、やはり桜島大噴火でしょうか。これにより桜島と大隅半島が地続きになりました。地図を変えるほどの噴火、当時は大変な事態だったことと思います。その他にも、世界的に有名なあの人が九州を訪れていたり、世紀のかけおち事件が起きたりと、大正時代はニュースが盛りだくさんです。
という特集二本立て。表紙は3月号に引き続き桜です。2号連続桜ですが、全く印象が違うのが面白い。ぜひ見比べてみてください。
2025年02月28日
月刊はかた3月号(2025)発売です
特集は、今月大リニューアルを遂げる「福岡空港、アップデート中!」
いよいよ国際線旅客ターミナルビルが、今月グランドオープンします。
ここ数年、行くたびに国内線も国際線も変わりまくっていて、駐車場からのルートに迷ったり、国際線で友人と待ち合わせる「いつものところ」がなくなっていたり。
戸惑うことも多いものの、変わる楽しみもあります。
レストランもお土産店も続々増え続けているので、飛行機に乗る予定がない人も「休日のお楽しみスポット」としてぜひ行ってみてください。
10Pの「数字で見る福岡空港」が結構衝撃的だったのと(特に数字16の項目!)、12Pの進化系自販機が興味深かったです。
ぜひ本誌で、ご確認くださいませ

2025年02月14日
九州王国3月号(2025)発売です
大特集は「福岡城と筑前黒田六端城」。
黒田長政が築いた「福岡城」とその出城「黒田六端城」の特集です。長政は広い領地を防衛するために、福岡近郊に6つの端城(出城)を築きました。若松、黒崎、鷹取山、益富、松尾、麻底良の6か所。担当したヤナッチは車に乗らないので、「車じゃなきゃ行けない城、週末に私、撮影してこよっか?」と気軽に申し出たのですが、「あ、行ける手段あるんで大丈夫っす」と断られ、週明けにその成果を聞きました。すると、「駐車場から撮影場所(城跡)まで、2時間くらい山道を登りました。スニーカーじゃ無理でした。ウエダさん行かなくて正解です」との報告を受け、安請け合いしなくてよかったーと胸をなでおろしました(笑)。私だって2時間くらい登れるけどね!
第二特集は「お母さんに、花束を」
「偉人たちの母」にスポットを当てた特集です。「偉人って誰かね」「母だけでいいのかね」「父はどうなのかね」という多様性&コンプラに疑問を持つ皆さんへは、編集後記に答えを書いたのでどうぞお読みください。
偉人のお母さんたちは皆、豪傑で愛情深く、厳格で優しい。西郷さんも柴三郎先生も、みんなお母さんの性格を譲り受けているんだなーとほっこりします。最もほっこりできなかったのは、徳富兄弟(蘇峰&蘆花)のお母さんなんですけど、どうぞ41Pのエピソードで仰天してください。
という、今月も楽しい2本立て!チョコと一緒に一冊渡すというのも、新手のバレンタイン戦法としておすすめです

2025年01月31日
月刊はかた2月号(2025)発売です
月刊はかた2月号といえば、毎年おなじみ日本酒の特集です。
酒米も麹も酵母もラベルも器も酒質もぜ〜〜〜んぶ既に特集済のため、今年の特集は「お酒が主役の旅へ出かけよう!」です。
福岡を飛び出して、近隣県&九州外へ、お酒を目的にした旅に出かけませんか、というご案内。
福岡を代表する2つの酒販店の社長に、おすすめの「日本酒旅スポット」を聞いたのですが、さすがプロ。聞いた瞬間にめちゃくちゃ行ってみたい!と思えるスポットを教えてくれました。いつか2つとも、必ず行きたい。(でも2か所とも遠い)
そしてこれまた毎年恒例の、「新春お酒プレゼント!」企画もあります。
毎年ものすごい応募数があるので、月刊はかた読者様ってほんとにお酒好きなんだなーというバロメーターにもなっています

この季節のみの限定酒もありますので、どうぞ、ふるってご応募ください。
2025年01月14日
九州王国2月号(2025)発売です
大特集は「九州の台所、長浜鮮魚市場を徹底解剖!」
なんか最近九州王国、魚の話題が多いなーと思っている読者の方もいらっしゃるかもしれませんが、編集長もそう思ってます…なんか魚、多い(笑)。
九州各地の魚食文化を2022年ごろから追い続けている気がしますが、今月は九州の魚が集まる編集部のお膝元「長浜鮮魚市場」を徹底解剖してみました。わが編集部からも徒歩圏内、頑張ればランチに行けるくらいの距離にある、九州の台所です。
深夜0時から朝9時までの潜入取材をしたヤナッチが、翌々日くらいに「あ、あれ撮り忘れた…明日また撮りに行こ」と独り言を言っているのを聞き、いくら近いとはいえ、また深夜2時に潜入するのーー?と驚きました。気軽に「撮り忘れる」とか言っちゃえるの、すごい。早起きおじさん、深夜2時とか3時は平気みたいです。夜じゃなくて朝なんですってーーー私だったら、死ぬ気で撮り忘れないわ。
ということで、何度も深夜取材をした早起きの賜物を、ご高覧ください。
第二特集は「不思議な滝が潤す町」。
東洋のナイアガラ「原尻の滝」がある豊後大野市の特集です。こちら何が不思議って、川がなんと水田よりも低い位置で流れていること。川から水田に水を流すのが普通ですが、川のほうが水田より低いんです。ここが穀倉地帯となれた理由は、人の智恵が結集した結果。その営みを取材しました。「たんぼより川のほうが低い?なんでだろう?」と気づいた瞬間に、特集のネタが生まれます。日々のアンテナ、大事ーーー

ということで、今月も寒い中スタッフたちが身体を張った2本!どうぞお楽しみください
