2025年04月14日
月刊九州王国5月号(2025)、発売です
エゴノキの花が水面に浮かぶ、かわいらしい表紙の5月号があがってきました。
今号の大特集は「北九州タイムトラベル」。
江戸時代の小倉、明治の門司、大正の若松・戸畑、昭和の八幡…と各時代に隆盛を極めていた「現・北九州市」を大特集しました。5つの市が合併して生まれた九州初の政令指定都市ですが、各市がそれぞれとても特徴があって、面白いエリア。TOTO、ゼンリン、出光興産、安川電機…等々、とんでもない企業がそれぞれ生まれた地でもあります。個性あふれるこの町の魅力を凝縮した特集、お楽しみください。
第二特集は「ハレの日ごはん」。
節句とか結婚式とかお正月とか、ハレの日の九州はかなり珍しい食文化を持っています。一例を挙げると、38Pで紹介している「寿司色々」。各地にハレの日の「寿司」があるのですが、これがそれぞれめちゃくちゃ個性的。鹿児島の「酒寿司」は、すし酢の代わりにお酒を入れるそうで、下戸の人は香りだけで酔ってしまうそうです…いろいろツッコミどころあるわ

そんな感じの九州各地の「ハレの日ごはん」を集めました。ハレの日だからって豪華とか、映えるとかいうわけじゃないんです。そのあたりが九州らしくていい。地味で、武骨なハレの日ごはんとか、逆にいい。
ということで、今月も九州の奥深さに触れてください(笑)。