2024年11月14日
九州王国12月号(2024)発売です
まだほぼ夏服だというのに(本日、編集部には冷房が入っていたというのに)、とうとう2024年最後の九州王国が発売となりました。温暖化のせいか異常気象のせいか、全く年末感がないんですけど。美しい樹氷の表紙が、別の国の景色のようです。(←大分県玖珠郡)
大特集は「魚のおいしい町へ〜平戸・九十九島」
冬のお魚特集です。東京在住のDTPデザイナーさん(誌面レイアウトをしてくださる外注デザイナーの方)が、「先月の月刊はかたのふぐ&あら特集といい、今号の王国の平戸&佐世保特集といい、九州の魚食文化すごいですね!」と褒めてくださいましたが、そう。この時期の九州の魚パワーはすごいです。北部も南部も美味しい魚にあふれています。
特に北西部!リアス海岸で養分満載の「九州北西部」は、美味しい魚の宝庫です。フグもアラもヒラメもカキもヒラマサも、一気に旬を迎えます。個人的にはこのエリアのヒオウギ貝も、これからの季節の楽しみ。今冬は「九州北西部」へ、とびきり美味しいお魚を食べに旅してください。
第二特集は「水俣・芦北・津奈木発のスーパーフード!」
舌の根も乾かぬうちに、九州南部への旅もおすすめしちゃいます。こちらは、アンチエイジングに効果のある青パパイヤやら、記憶力向上の作用をうながすムクナ豆といった、いわゆる「スーパーフード」が多数誕生している奇跡のエリアの特集です。パイオニア精神を持つ生産者さんが多い地域なのか、小さなエリアで続々スーパーフードが生まれ始めている様子。そんなエリアの特徴と、生産者さんたちを取材しました。この特集の校正中に、漢字間違いを見つけるたびに「ほら!ムクナ豆食べて!」と豆ハラスメントをしておりました
北で魚を食べて、南でスーパーフードを食べてと忙しい2本立て。
図らずも今年ラスト号は、2大食特集になってしまいました。年末年始、お腹いっぱい楽しんでください