2022年02月22日
江戸楽3月号、弥次喜多特集出ました!
姉妹誌「月刊江戸楽」の3月号が届きました。この表紙、九州人の私でも見慣れた風景です〜〜日本中がよく知ってるアングルですよね。夜バージョンもよく見る気がします。
この写真の撮影地「薩埵峠」からの風景は東海道五十三次でも描かれた名所ですが、この「薩埵峠」、九州の皆様、読めますか〜〜?
静岡方面に明るい方や、浮世絵好きの方は簡単かもしれませんが、一般九州人にはなじみがないと思います。「さった峠」です。薩摩の薩なので、「さっ」まではいけますね

「それを言うなら“駿州”も、九州人には難しいですよ」とヤナッチ。
なるほど。駿台予備校のおかげでなんとなく読めますが、確かに「すんしゅう」って響き、九州人にはなじみないかも。
そう思うと、エリアによってものすごく「常識」って差があります。
弊社は東京と九州の編集部がそれぞれの最新号を検証しあう会議があるのですが、東京チームからよく指摘されるのは「ルビが少ない、わかりにくい」こと。明らかに難しい人名地名には付けるようにしているのですが、以前指摘されたのが「八代」だったんです。「やしろ」かと思った、と。九州の人だとこれは間違いなく「やつしろ」で、「やしろ」と呼ぶほうが少ないと思うんですが、♪肴はあぶったイカでいい〜の亜紀さんのおかげか、全国的には圧倒的「やしろ派」の方が多いんですね。
ルビ問題、毎度大議論になります。
本日、他誌さんが「嬉野」にルビを振っていて、またも頭の中がフリダシに戻りました…
