働く母は大変なのです。(←私の話じゃない)取材?食事会??

2017年02月06日

「沈黙」鑑賞。

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週末に、映画「沈黙〜サイレンス〜」を観てきました。

皆様にとっては非常にどうでもいい「ウエダ情報」ですが、私がこの世で2番目に好きな作家が遠藤周作で、遠藤作品の中で2番目に好きな作品が「沈黙」なので、かなりな期待をしておりました。

さらにどうでもいい豆知識を加えると、私が入社して初めて行った芸能人記者会見が窪塚洋介さんで、九州王国創刊時に初めて芸能人に連載オファーを出したのがイッセー尾形さん。結果、イッセーさんは創刊から「沈黙」の撮影が始まるまで、続けてくださいました。
ということで、ものすごく個人的に結びつきが深い作品なのです(ものすごく一方的に)。

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当然、九州王国でも遠藤周作特集はしております(2015年3月号)。
外海の遠藤周作文学館には取材で1回、プライベートで3回訪れていますし、沈黙も何度も読み直しています。

そんな、強烈なファンとして一言。

す〜〜〜〜んばらしかったです。

誰にでもオススメできる映画じゃないのは百も承知ですが、個人的には本当に良かった。
原作とは全く異なっているのですが、原作ファンでも納得できるスコセッシ解釈でした。

正直、観る前はキチジローは窪塚さんのような男前じゃない!と思っていました。
私の中のイメージは出っ歯のネズミ男みたいな汚くてコスイ男。
それが180度覆りました。窪塚キチジローのすばらしさと言ったら。
人間の原罪と信仰の間の揺れを、見事に演じていらっしゃいました。

興奮してあと2時間くらい喋れそうなので、観た方で感想を共有したい方は個人的にご連絡ください(笑)。


ちなみに10時からの上映に行ったのですが、3時間あるのでクライマックスとなるのが13時頃。
最後のほうでタイトル通り、全ての音と光が消えて、まさに館内が「サイレンス」になる瞬間があるのですが、そのときに館内あちらこちらからグゥ〜〜〜と聞こえてきました。

神よ、我々のお腹は沈黙を守ってはくれません…。



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