2015年03月23日
宝物
先日、匿名の読者ハガキをいただきました。
宛名は「(瑞)記者様へ」。
月刊はかたの編集後記はそれぞれ下の名前の一字だけを署名代わりに入れているのですが、(瑞)は私の署名です。
どうやら、就職活動中の大学生の方のようだったのですが、面接の帰り道に弊誌を手にしてくれ、3月号の編集後記の私の文章に心が動かされました、と書いてくださっていました。
読者プレゼントに応募するでもなく、匿名で、ただその文章に出逢えた感謝のみを、きれいな字で綴って送ってくださいました。
「文面が私の宝になりました」と書かれてあったのですが、私のほうこそ、このお葉書が宝になりました。
たった120字の編集後記が、こうして誰かの心に届いていると思うだけで、本当にこの仕事をしていて良かったと思います。
あなたにも天職が見つかりますよう、心よりお祈り申し上げます。
こんな細やかな気遣いができる方なので、きっといい会社に巡り合えるはず!
万が一、巡り合えなかったときは、ぜひ弊社にご応募ください…(笑)