生涯、学習

わが編集部の入っているオフィスビルは、インテリジェンスビルにも関わらず下町的な雰囲気が残っています。

エレベーターで一緒になったらどの階の人とも時候の挨拶を交わすし、
この間サオリンなんて上の階のビジネスマンから乾麺の蕎麦をもらってたし、
お隣の企業からはお菓子のおすそ分けが届くし、
ビルお掃除のおばちゃんからは飴もらうし。

特にお手洗いを共有している隣のオフィスの皆さんとは仲間意識が強いのですが（８Ｆ仲間！）、こちらでバリバリのキャリアウーマンとして働かれていたＨさんから先日、「ウエダさん、実は私…退社するんです」と打ち明けられました。

私が知る限り、６−７年位前から女性唯一の管理職として活躍されていた、本当にデキそうな方。
寝る間を惜しんで仕事に打ち込んでいらっしゃったのを知っているので、「なんでっ！！？」と聞き返してしまいました。


聞くと、改めて、大学に行き直すとのこと。
一度社会に出て、いろんなことを学ぶうちに、さらに多方面への学ぶ意欲が湧いてきたそうです。

これって、簡単な決断ではないですよね。
今ある地位とお給料と築き上げたキャリアを、一端チャラにするのですから。

本当にすごいなぁ〜〜〜と心から、感服しました。
こうやって自分の可能性を広げ続けることができる人って、必ず自分の手で自分の幸せを掴むんだろうな、と思います。
他力本願ではなくて。

社会人枠ではなくて、1年間予備校に通ってイチからチャレンジするといわれていました。
その決断にもまた、拍手です。

彼女の挑戦を、応援し続けたいと思います。