2011年09月06日
読書の秋、そろそろスタートです
今朝、通勤電車の中で号泣してしまった本。
相変わらずやられます〜〜山本周五郎。
心の琴線に触れるとはこのことか、と思うほどに、本当に私の琴線にどんぴしゃりの人です。
短編集なのですが、良かったのは「桑の木物語」。
周五郎お得意の、主従関係と友情を丁寧に書いた佳作です。
この人の作品を読んでいると、江戸時代にものすごく親近感を覚えます。
今の私たちの生活と、なーんにも変わってないんだよね、って気づかされる。
池波正太郎、藤沢修平、司馬遼太郎…歴史作家大御所の方々の作品はどれも好きですが、泣いてしまうのはやはり周五郎です
といいながらも、姉妹紙「江戸楽」の次号特集は、周五郎先生ではなく上記3名のなかの、どなたかを特集するそうです。
しかも、超大物漫画家先生のインタビューもとれた模様。
これは、とっても面白い特集になりそうですよ。
手前味噌ですが、どうぞご期待ください。(私は何もしてません…)
そして九州王国では、「秋の夜長の本選び」と称し、連載陣やいろんな方々の愛読書をご紹介。
こちらも原稿をいただくたびに、「んま〜〜さすが、九州王国の皆様!!」と驚きっぱなしの、ものすごい個性的な本の数々でした。
「山本周五郎」なんていう、よく知った名前は一つもなし(笑)。
しかしどれも面白そう〜〜〜。
人の本棚を見るのって昔から大好きなのですが(たいてい親友になる人とは、本の趣味が似ています)、ちょっとそんな気分を味わえる特集になっています。
「江戸楽」も「九州王国」も、お楽しみに〜〜