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2007年02月20日

太宰府の銘菓。

c62ca18e.jpgお正月→受験シーズン→梅の季節…と、新年からずーっとフィーバーし続けるスポットといえば、太宰府天満宮です。

太宰府に行ったらやっぱり参道でお土産を物色するのが一番楽しいわけですが、参道沿いで一番好きなお菓子は?と聞かれたら、迷いなく「鬼瓦もなか天山」をあげます。
もなかの皮が抜群においしいです。
皮だけでもムシャムシャ食べられるくらい、おいしいです。
2年前のブログでもこの最中を絶賛していますので、ご興味ある方はプレイバックしてください。
あ、もちろん梅が枝餅もおいしいですよ〜〜。

と、ここまで書いておいて今日ご紹介するのは別のお菓子なんです。
太宰府で最も度肝を抜かれる、歴史あるお菓子。


銘菓「うその餅」です。


これは、「梅園」さんという太宰府を代表する老舗菓子店の看板商品です。
梅の絵が描かれた落ち着いた上品な箱を開けると、衝撃のショットが目に飛び込んできます。

お菓子の色が一面グリーンなのです。

…って、そこもある意味衝撃的ですが(あまり食品に用いない色ですよね?)、ショッキングビューはそこではありません。

よくみると、何か見えるでしょ?
何かが、一面のグリーンの一部を破壊しているのが、見えるでしょ??




埋没している破壊王はこちら↓
ギロリ!ぎょえ〜〜〜〜!!!
こ、こえ〜〜〜〜〜!!!

もんのすごい、こっち見てる!
もんのすごい、上目遣いで見てる!
こういうの「ガン飛ばす」っていうんですよね??
…怖い。怖い怖い!!




実はこれ、太宰府天満宮の神事に使われる「木うそ」という由緒正しいお守りなのです。
木うそとは、木で作った「鷽(うそ)」という鳥のこと。
太宰府天満宮では毎年1月7日の夜に、それぞれ「マイ木うそ」を持ち寄って、暗闇の中でみんなで木うそを交換しあいます。
替えることで、一年の間に知らず知らずついた自分の嘘を誠に替えてもらえる、という非常に有難い(都合よい?)神事です。


紫蘇風味のおいしいお餅(グリーンの部分です。牛皮餅の周りに緑の紫蘇風味の落雁がまぶされてます…これはこれですごい構成です)も食べられて、幸運のお守りも手にできるとは嬉しいお土産になりますよね。
何より、この箱を開けた瞬間の先方の顔を見るのが楽しみです。

非常に上品な奥様のお宅とかにこそ、持って行きたい福岡土産です。

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