お久しぶりの編集部ランチネタ。東京にて「逸品対決!」の納品。

2006年05月18日

編集長、ご乱心。

ある日のことです。


18時15分くらいに、「今、取材終わりました」と編集長から編集部に電話が入りました。
その日の編集長の取材先は、大名。
編集部があるのは、天神。
福岡の地理に詳しくない方のために説明しておくと、天神〜大名間は歩いておよそ5分程度の場所です。
遅くとも10分。



しかしその日、編集長は19時を過ぎても編集部に戻ってきませんでした。



18時45分くらいから編集部内に「あれ?」という空気が流れ始めました。
S嬢から、「編集長、遅くないですか?」という声があがったのが18時50分。
「もしかして、一杯ひっかけてきてる?」という疑いの声があがり始めたのが19時。
「…もしかして、親父狩りとか?」という心配が真剣にあがり始めたのが19時15分。
「ちょっと…ほんとに心配だわ。携帯にかけてみよう」という行動に出たのが19時20分。


受話器を上げたちょうどその瞬間…そ〜〜っと音を立てずに編集部に入ってきた、侵入者の気配を感じました。


「あ、お、おつかれ…」としどろもどろ&挙動不審に入ってきたのは編集長。
扉を開けてすぐの応接室に何かを隠しました。
何かを隠した、気配がしました。



「何!?何隠しました?今!?」




…なんと、そこには、


こそ〜っとテレビ。液晶テレビがっ!!!
しかもそれなりにデカイ液晶テレビがーーー!!!


取材先からテレビ抱えて帰ってきた人を初めて見ました。
この空白の時間の間に、テレビを、買っていたそうです。
そしてそのテレビを、手で、持って帰ってきました。
テレビですよ。いくら薄型液晶とはいえ、テレビですよっ!!


「何してたんですかーーっ!!」と、ほろ酔いや親父狩りを心配していた私たちは、当然のごとく口々に非難を始めました。



「ぇ…ぃゃ…」と小さくなって言い訳を始めた、編集長。
言い訳の第一声は、

プレステ用のテレビが壊れたから…」というこれまた仰天告白でした。


30代独身一人暮らしの彼の自宅には、3台もテレビがあるそうです。
そのうちの、「プレステ専用機」が壊れたため、「プレステ純正仕様」のソニー製液晶テレビを購入してきたらしいです。…取材帰りに。


取材帰りに手でテレビ持って帰ってくる人も珍しければ、
一人暮らしで3台もテレビ持ってる人も珍しいし、
しかもプレステ専用に液晶テレビ買っちゃうなんていうバブリーっぷりも驚きだし、
そもそもソニーがプレステ純正仕様のテレビを作っているなんちゅー事実も初めて知ったし、
もう、驚愕の連続です。



この人はほんとにどこまで驚かせてくれるのでしょうか…

その日の晩、嬉しそうにこんな写メが届きました。
FF…専用テレビにつないでファイナルファンタジーをしているところだそうです。
画面をよく見ると「ロードしますか?」とかいう文字が出てました。



…もちろん返す言葉なんてないので、メール返信しませんでしたけどね。



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