2005年12月23日
今年最後の災難。
…昨日の続きですね。
昨日スペシャルツアーの予告をしましたので、今日はスペシャル災難をお伝えします。
一日目の夕方ごろ、おいしいかんころ餅を頂いたところで私の今回の旅運は全て使い果たしました。
まず災難の口火を切ったのは、自ら招いた事故です。
雹やらみぞれやら降りしきるなか、いろんなお寺を車で回っていました。
車の中はワイワイキャイキャイととても楽しい雰囲気でした。
まさか中では、観光協会の方や観光タクシーの社長、某大手航空会社の部長、と大物おじさま方に囲まれているとは思えないほどのリラックスムード。
そのムードで気が緩んでいたのでしょう。
ワゴンタイプの車が止まり、さあ雹の中撮影に出かけよう、とドアを開け足を踏み出した瞬間。
空と地面が3回くらい交互に見えました。
ゴロンゴロン…ゴロン。
車から大回転とともに転げ落ち、木にぶつかって止まりました。
こんな転げ方、ドリフでも見たことありません。
子どもには刺激が強すぎるからかもしれません。
それぐらい、浅田真央ちゃんもびっくりの見事な大回転でした。
当然車内にいる3人のおじさま方が血相変えて飛び出してくるだろうな、と失神寸前の頭で考えていたのですが、うつろな目を向けたところ、全員が車中でこっちを指さしながら大笑いしてました。…雹の中、脳震盪間近の私のもとへ駆け寄ってくる人おらず。
…おいーーーーーっ!!!!
この出来事が悲劇の始まりだったのかもしれません。
この後、夜から吹雪になり始めた中、「夜のチャーチイルミネーションを取材してくれ」とのことで、シベリア並みの極限撮影敢行。
もう昼間強打した足の痛みすら、麻痺してわかりません。
当然、道路も閉鎖スレスレになってきたので、その晩は宴会もなくホテルに缶詰。
次の日は早朝に起きて朝一便のフライトで帰るつもりが、飛行機は軒並み欠航。
2便も欠航、ジェットフォイルも欠航、フェリーは航行未定、3便から次の日のフライトまで全て予約満席…と、この日のうちに帰れる手段はもうなくなったも同然でした。
この日どころか、次の日に帰れるかどうかも不明。
パニックを通り越して、放心状態です。
ついでにこの間に、乗っていた車のタイヤがパンクしたり等、小さな不幸もたくさん起こっております…
最後は頼りになる某部長の素晴らしいご判断のおかげで、どうにかこうにか奇跡的に長崎経由で帰ってくることができました。たぶん(いや、絶対)某部長様がいらっしゃらなかったら、私はまだ五島にいるはずです。
感謝、というよりもはや崇拝に近い感情です。ありがとうございました〜〜
今年はいいことがいっぱいあったので、最後で一気に禍福のバランスをとったのかもしれません。
…ってことは、今、年末ジャンボ買うと結構いけるか? (←懲りてない)
昨日スペシャルツアーの予告をしましたので、今日はスペシャル災難をお伝えします。
一日目の夕方ごろ、おいしいかんころ餅を頂いたところで私の今回の旅運は全て使い果たしました。
まず災難の口火を切ったのは、自ら招いた事故です。
雹やらみぞれやら降りしきるなか、いろんなお寺を車で回っていました。
車の中はワイワイキャイキャイととても楽しい雰囲気でした。
まさか中では、観光協会の方や観光タクシーの社長、某大手航空会社の部長、と大物おじさま方に囲まれているとは思えないほどのリラックスムード。
そのムードで気が緩んでいたのでしょう。
ワゴンタイプの車が止まり、さあ雹の中撮影に出かけよう、とドアを開け足を踏み出した瞬間。
空と地面が3回くらい交互に見えました。
ゴロンゴロン…ゴロン。
車から大回転とともに転げ落ち、木にぶつかって止まりました。
こんな転げ方、ドリフでも見たことありません。
子どもには刺激が強すぎるからかもしれません。
それぐらい、浅田真央ちゃんもびっくりの見事な大回転でした。
当然車内にいる3人のおじさま方が血相変えて飛び出してくるだろうな、と失神寸前の頭で考えていたのですが、うつろな目を向けたところ、全員が車中でこっちを指さしながら大笑いしてました。…雹の中、脳震盪間近の私のもとへ駆け寄ってくる人おらず。
…おいーーーーーっ!!!!
この出来事が悲劇の始まりだったのかもしれません。
この後、夜から吹雪になり始めた中、「夜のチャーチイルミネーションを取材してくれ」とのことで、シベリア並みの極限撮影敢行。
もう昼間強打した足の痛みすら、麻痺してわかりません。
当然、道路も閉鎖スレスレになってきたので、その晩は宴会もなくホテルに缶詰。
次の日は早朝に起きて朝一便のフライトで帰るつもりが、飛行機は軒並み欠航。
2便も欠航、ジェットフォイルも欠航、フェリーは航行未定、3便から次の日のフライトまで全て予約満席…と、この日のうちに帰れる手段はもうなくなったも同然でした。
この日どころか、次の日に帰れるかどうかも不明。
パニックを通り越して、放心状態です。
ついでにこの間に、乗っていた車のタイヤがパンクしたり等、小さな不幸もたくさん起こっております…
最後は頼りになる某部長の素晴らしいご判断のおかげで、どうにかこうにか奇跡的に長崎経由で帰ってくることができました。たぶん(いや、絶対)某部長様がいらっしゃらなかったら、私はまだ五島にいるはずです。
感謝、というよりもはや崇拝に近い感情です。ありがとうございました〜〜
今年はいいことがいっぱいあったので、最後で一気に禍福のバランスをとったのかもしれません。
…ってことは、今、年末ジャンボ買うと結構いけるか? (←懲りてない)
トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by かんころもち愛好家 2005年12月26日 00:25
ハードな取材、お疲れ様です。
災難な話ではありますが、笑わせていただきました。
私の祖母は、五島の近くの西彼杵郡(最近「西海市」になりました。)にある「江島(えのしま)」という小さな島に住んでおります。
祖母てづくりの「かんころもち」を幼い頃から食べているのですが、本当においしくて大好きです。
私の知っている「かんころもち」は、よもぎもちより若干うすい緑色をしていて、形状は丸く細長いものです。てづくりと販売品の違いや、地域差があるのかも知れません。
「かんころもち」は、もっともっと世の中の人に広めるべき逸品であると私も思います。
災難な話ではありますが、笑わせていただきました。
私の祖母は、五島の近くの西彼杵郡(最近「西海市」になりました。)にある「江島(えのしま)」という小さな島に住んでおります。
祖母てづくりの「かんころもち」を幼い頃から食べているのですが、本当においしくて大好きです。
私の知っている「かんころもち」は、よもぎもちより若干うすい緑色をしていて、形状は丸く細長いものです。てづくりと販売品の違いや、地域差があるのかも知れません。
「かんころもち」は、もっともっと世の中の人に広めるべき逸品であると私も思います。
2. Posted by かんころ餅愛好家 2005年12月26日 00:43
ハードな取材、お疲れ様です。
災難な話ではありますが、笑わせていただきました。
私の祖母は、五島の近くにある西彼杵(にしそのぎ)郡(最近「西海市」になりました)の、「江島(えのしま)」という小さな島に住んでおります。
江島は島民200人ほどの小さな島ですが、かんころ餅や、醤油・味噌など世間にはあまり知られていない逸品が眠る島です。
私は幼い頃から祖母のてづくりかんころ餅を食べているのですが、本当においしくて大好きです。私が知っているかんころ餅は、よもぎ餅より若干うすい緑色をしていて、丸く細長い形状をしております。
てづくりと販売品の違いや、原料の違い、地域差があるのかも知れません。
かんころ餅は、もっともっと世に広めるべき逸品であると私も思います。
災難な話ではありますが、笑わせていただきました。
私の祖母は、五島の近くにある西彼杵(にしそのぎ)郡(最近「西海市」になりました)の、「江島(えのしま)」という小さな島に住んでおります。
江島は島民200人ほどの小さな島ですが、かんころ餅や、醤油・味噌など世間にはあまり知られていない逸品が眠る島です。
私は幼い頃から祖母のてづくりかんころ餅を食べているのですが、本当においしくて大好きです。私が知っているかんころ餅は、よもぎ餅より若干うすい緑色をしていて、丸く細長い形状をしております。
てづくりと販売品の違いや、原料の違い、地域差があるのかも知れません。
かんころ餅は、もっともっと世に広めるべき逸品であると私も思います。
3. Posted by うえだ 2005年12月26日 16:00
コメントありがとうございます!
今日も半袖ニットの袖口やらスカートの裾やらから青痣がチラリズムしていますが、皆さんに笑って頂けているなら、怪我のしがいもあるってもんです。
いつから、何のために身体張ってブログネタを提供しているのか不明ですが。
かんころ餅、おいしいですよね〜。写真のものは紫芋で作ったかんころです。必ず干芋で作るそうですね。お祖母様の手作りのかんころ餅って、もうその響きだけでおいしそうです。涙が出そうです。
…と、ここまで書いておきながら「逸品本2」で紹介する五島の逸品はかんころ餅ではありません(笑)
さあ、なんでしょう〜〜?
今日も半袖ニットの袖口やらスカートの裾やらから青痣がチラリズムしていますが、皆さんに笑って頂けているなら、怪我のしがいもあるってもんです。
いつから、何のために身体張ってブログネタを提供しているのか不明ですが。
かんころ餅、おいしいですよね〜。写真のものは紫芋で作ったかんころです。必ず干芋で作るそうですね。お祖母様の手作りのかんころ餅って、もうその響きだけでおいしそうです。涙が出そうです。
…と、ここまで書いておきながら「逸品本2」で紹介する五島の逸品はかんころ餅ではありません(笑)
さあ、なんでしょう〜〜?