2024年12月
2024年12月27日
月刊はかた1月号(2025)発売です
月刊はかた1月号の特集は「気軽に楽しむ短歌入門」。
雅な雰囲気に包まれる新春らしく、文化的な特集から2025年をスタートさせてみました。
「短歌と和歌って違うの?」という素朴な疑問を持つ方も多いでしょう。もしかしたら「短歌と俳句って何が違うんだっけ?」くらいの段階から国語やり直しの方も多いかも(笑)。
短歌の定義から始まり、福岡と短歌の関わり、歌人・竹中さんに聞く「短歌の作り方入門」、市民の皆様の作品セレクションなど、バラエティ豊かな特集に仕上がっています。
読んでいただきたいような、袋とじにしたいような、微妙な気持ちでお届けするのは、編集部スタッフによる短歌後記。全員一首、詠んでみました。「丁寧な暮らし風を装ってません?」と後輩たちから異論が湧き起こったミカ先輩の一首を、ぜひお楽しみください。
本日仕事納め&大掃除、例年のごとく「一年でなんでこんなにゴミが増える?」状態でした。指は切れるし、背筋は痛いし、忘年会前にもうボロボロ…
大掃除中に、書庫の中から金印を発見しました。邪馬台国、畿内でも吉野ヶ里でもなく、実は月刊はかた編集室だった説、勃発。
新たなメンバーを迎え、産休スタッフも帰ってきて、編集部がにぎやかになった2024年。
今年も大変お世話になりました。どうぞ皆様、来年も月刊はかた&九州王国&その他(←雑)&当ブログをよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えくださいませ。
編集部は2024年12月28日(土)〜1月5日(日)まで冬期休業をいただきます。
お問合せなどは2025年1月6日10時以降に、よろしくお願いいたします。
お問合せなどは2025年1月6日10時以降に、よろしくお願いいたします。
2024年12月25日
2025年はハラスメントのない職場へ!
昨日は、定時と同時に若者たちが次々と退社したので、残ったベテランズで「今日はみんなクリスマスイブだから忙しいのね〜」と話しておりました。言った瞬間、「ハッ!これはクリスマスハラスメントではないだろうか?」と自分自身、不安になり。2024年もハラスメントが社会に横行しすぎていたので、もう何がハラで何がハラじゃないのか、自分でもわからなくなります。
昨日の夕方、鼻をかむ私の横で「ウエダさん、朝からよくかみますねー。今日一日に何回かんだかな」と言ってきたヤナッチは、「鼻かみハラスメント」ではないのか?
昨日の昼、ランチ中のシエルに「シエルさん、カップラーメン率高いですよねー。今月何回食べたかな?」と言っていたヤナッチは「カップ麵ハラスメント」ではないのか?
たった一日でもいろんなハラスメントが職場内に蔓延していることに気づきます。
社内のコンプライアンスを改めなくてはなりません。主に一人に気をつければ、8割くらい解決しそうですけど
昨日の夕方、鼻をかむ私の横で「ウエダさん、朝からよくかみますねー。今日一日に何回かんだかな」と言ってきたヤナッチは、「鼻かみハラスメント」ではないのか?
昨日の昼、ランチ中のシエルに「シエルさん、カップラーメン率高いですよねー。今月何回食べたかな?」と言っていたヤナッチは「カップ麵ハラスメント」ではないのか?
たった一日でもいろんなハラスメントが職場内に蔓延していることに気づきます。
社内のコンプライアンスを改めなくてはなりません。主に一人に気をつければ、8割くらい解決しそうですけど
2024年12月20日
ポエム王選手権、開催
創刊時からずっとある九州王国の連載誌面のひとつに「王国遺産」というページがあります。
これは、九州中のさまざまな「遺したい風景」を、巨匠・三苫正勝カメラマンに毎月一作品ずつご紹介いただくページ。美しい風景あり、勇壮な祭りの一場面あり、工芸品あり…とジャンルを問わず、「写真で残したい九州」をご紹介いただいています。
このページにちょっと添えているのが、編集部スタッフによるミニポエム。
このポエムも写実的なものあり、抒情的なものあり…と書くスタッフにより味わいが異なります。
今月、そのポエマー候補スタッフを新たに増やそうと思い、社内コンペを行いました。
↑スラック上で、ポエマー選手権開催を告げるゴングが鳴りました。対象者は3人です。
反応、三者三様過ぎる。ノリノリの一番左、恐怖におびえる真ん中、絶対嫌そうな一番右(笑)。
出してきた作品は、みんな違ってみんなよかったのですが(byみすず)、選考の結果ノリノリハートの一番左ちゃんが2月号のポエム王を勝ち取りました。
勝ち取った作品は、ぜひ九州王国2月号(1月15日発売)でご確認ください。
この結果発表の次の日、「」この顔をしていた一番右ちゃんが、「小学校のときに自分が書いていた詩集」をわざわざ実家から発掘して持ってきてくれました。「冷たい雨が降っていた。ぽちゃんぽちゃん。やわらかい雨が降っていた。しとしと。冷たい雨もやわらかい雨も、みんなやさしく降っている」(←ちょっと違うかも)みたいなかわいらしい小3の詩が全100篇書かれていて、しばし読みふけりました。次回のポエム王を虎視眈々と狙う闘志を感じる…(笑)。
ということで九州王国、写真が主役のページであってもちょっとしたところまで手を抜かず、全身全霊で作っております。ぜひ隅々までお楽しみいただけると嬉しいです
2024年12月18日
自作シートヒーター
福岡も、あっという間に極寒になりましたね。つい一か月前までコートも着てなかったのに。
社内は相変わらず湿度25%から上がってくれません。加湿器フル稼働しているというのに。カラカラ地獄。
この乾燥のせいで、私は冬場のエアコンがあまり好きではないのですが、寒がりではあります。寒いけど極力エアコンを使いたくない…そんな私が一番気に入っている暖房器具は、車のシートについているシートヒーター。背中とお尻をじんわり温めてくれるアレです。運転中はほぼエアコンをつけずにこれだけで乗り切っているし、自分の車を買うときはオプションであってもマストアイテムにしています。
これがオフィスにもあったらなーと思い、自作してみました。ご覧ください、コスト10円のシートヒーターを↓
カイロを椅子に貼ると、めちゃ気持ちがいいことに気づきました。じんわり温まって、これぞまさにシートヒーター(笑)!
腰に貼るよりずっとずっと気持ちいいです。電気も使わず、たぶんエコ。SDGs自作シートヒーター、マネしてもいいですよー
社内は相変わらず湿度25%から上がってくれません。加湿器フル稼働しているというのに。カラカラ地獄。
この乾燥のせいで、私は冬場のエアコンがあまり好きではないのですが、寒がりではあります。寒いけど極力エアコンを使いたくない…そんな私が一番気に入っている暖房器具は、車のシートについているシートヒーター。背中とお尻をじんわり温めてくれるアレです。運転中はほぼエアコンをつけずにこれだけで乗り切っているし、自分の車を買うときはオプションであってもマストアイテムにしています。
これがオフィスにもあったらなーと思い、自作してみました。ご覧ください、コスト10円のシートヒーターを↓
カイロを椅子に貼ると、めちゃ気持ちがいいことに気づきました。じんわり温まって、これぞまさにシートヒーター(笑)!
腰に貼るよりずっとずっと気持ちいいです。電気も使わず、たぶんエコ。SDGs自作シートヒーター、マネしてもいいですよー
2024年12月13日
九州王国1月号(2025)発売です
2025年最初の九州王国が、本日発売となりました。
大特集は「ノスタルジック佐賀」。
出身県・佐賀を愛してやまないミカが、佐賀に残るノスタルジックな建物や街並みなどを探し出してきました。佐賀(唐津)といえば、辰野金吾先生の出身地ですからね。そりゃあもう、東京駅に匹敵する素晴らしい建物を郷土にたくさん遺されているわけですよ。そんな「ノスタルジック建築物」はもちろん、各地の「ノスタルジック商店街」や「ノスタルジックお土産」まで見つけてくれています。取材中、極寒の商店街でアイスキャンディーをいただき、「震えます…」と写真を送ってくれました。震えた写真は21Pにあります(笑)。
第二特集は「北薩摩、サムライロードをゆく」。
鹿児島の北部各地に「麓」という武家屋敷群があるのをご存じでしょうか?出水や入来、甑島などさまざまな町に石垣が積み上げられた素敵な武家屋敷が残っています。それらを中心に、サムライたちの息遣いが今も感じられるような観光スポットをいくつか取材しました。甲冑を着て街歩きができたり(←重そう)、武家屋敷に泊まれたり。サムライ好き、時代劇好きの方はぜひ、北薩摩を旅しましょ!
中世〜江戸までの北薩摩と、明治〜昭和までの佐賀の特集。時代もきれいにリレーしました
2024年12月12日
祝!竹中優子さん、芥川賞ノミネート!
弊誌「月刊はかた」で「博多の五・七・五」を連載してくださっている竹中優子さんが、芥川賞の候補にノミネートされましたーーーー
竹中さんのイチファンとして、純粋にめちゃくちゃ嬉しいです。
候補作を拝読しましたが、大好きないつもの竹中節で。誰もが共感できる日常の中に、ざわっとした砂のような余韻を残す文章。人や社会の日常を洞察する力がハンパない方なんだと思います(←私の語彙力よ…)。
実は月刊はかた1月号で短歌の特集を予定しているため、先日竹中さんに取材させていただいているのです。ついでに欲張って2月号の別ページでもご登場いただくよう取材済。ということで、月刊はかた1月号&2月号の2号連続で竹中さんにご登場いただきます。
その時点で既に新潮新人賞を受賞されていたので、今回の候補作「ダンス」も拝読していたのですが、まさかの芥川賞候補とは!すごすぎるーー
ちなみにこの取材時、こちらからのお願いで時間をやりくりしていただいたにも関わらず、「ウエダさんに久しぶりにお会いするんで!」とめっちゃかわいいクリスマスプレゼントを持ってきてくださいました。感動。こういう細やかな心遣いができる人が、優しくも深い文章を書けるんだな、と改めて思った次第です。
1月15日の発表も楽しみですが、まずは候補として最終5作に選ばれただけでもものすごいこと。編集部でも勝手にお祝いしたいと思います(笑)。
(追記)
超余談ですが姉妹誌「九州王国」からは直木賞作家が出ています→★
竹中さんのイチファンとして、純粋にめちゃくちゃ嬉しいです。
候補作を拝読しましたが、大好きないつもの竹中節で。誰もが共感できる日常の中に、ざわっとした砂のような余韻を残す文章。人や社会の日常を洞察する力がハンパない方なんだと思います(←私の語彙力よ…)。
実は月刊はかた1月号で短歌の特集を予定しているため、先日竹中さんに取材させていただいているのです。ついでに欲張って2月号の別ページでもご登場いただくよう取材済。ということで、月刊はかた1月号&2月号の2号連続で竹中さんにご登場いただきます。
その時点で既に新潮新人賞を受賞されていたので、今回の候補作「ダンス」も拝読していたのですが、まさかの芥川賞候補とは!すごすぎるーー
ちなみにこの取材時、こちらからのお願いで時間をやりくりしていただいたにも関わらず、「ウエダさんに久しぶりにお会いするんで!」とめっちゃかわいいクリスマスプレゼントを持ってきてくださいました。感動。こういう細やかな心遣いができる人が、優しくも深い文章を書けるんだな、と改めて思った次第です。
1月15日の発表も楽しみですが、まずは候補として最終5作に選ばれただけでもものすごいこと。編集部でも勝手にお祝いしたいと思います(笑)。
(追記)
超余談ですが姉妹誌「九州王国」からは直木賞作家が出ています→★
2024年12月10日
大吉先生による月刊はかた評
博多大吉さんがご自身のポッドキャストで月刊はかたの連載についてお話されているという噂が流れてきたため、編集部スタッフで緊急チェック。
間違いない。ポッドキャスト該当回の内容欄に「今年の大きな話題は月刊はかたの連載スタート」とあります。嬉しい。嬉しすぎる。
ということで、全員で一緒に聞いてみました。なんとコメントしてくださっているんだろう〜〜〜ワクワク
聞き終わったあと、全員で土下座しました。(嘘です)
めちゃくちゃ的確に、弊誌のウィークポイントをご指摘くださっていました
そうなんです、そこ弱いんです。
でも現代において、そこが弱いのは逆に強みでもあるので(逆に―――っ?)、上品で
温かい読者の皆様とともに、一緒に歩んでいけたら幸いです。
なんて言われていたか知りたい方、ぜひ上記ポッドキャストお聞きください。
ラジコで無料で聞けます
間違いない。ポッドキャスト該当回の内容欄に「今年の大きな話題は月刊はかたの連載スタート」とあります。嬉しい。嬉しすぎる。
ということで、全員で一緒に聞いてみました。なんとコメントしてくださっているんだろう〜〜〜ワクワク
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聞き終わったあと、全員で土下座しました。(嘘です)
めちゃくちゃ的確に、弊誌のウィークポイントをご指摘くださっていました
そうなんです、そこ弱いんです。
でも現代において、そこが弱いのは逆に強みでもあるので(逆に―――っ?)、上品で
温かい読者の皆様とともに、一緒に歩んでいけたら幸いです。
なんて言われていたか知りたい方、ぜひ上記ポッドキャストお聞きください。
ラジコで無料で聞けます
2024年12月09日
新刊発売です!その2
ここの来て連投となる新刊出版情報。働いている…とても働いています、私たち。
今回の新刊はムック本「福岡 レトロモダン建物めぐり」。
県内のレトロでモダンな、文化財や洋館などをご紹介した一冊です。
取材していて思いましたが、福岡県って炭鉱で発展した県南部や筑豊地方、八幡製鉄所が隆盛を極めた北九州など、県内のいろんなエリアが「栄華」を経験しているんですよね。
その時々に造られた素晴らしい建物が残っているので、「建築マニア」にはたまらない地域だと思います。実際、そこまで興味がなかった私も(←おいっ)、取材と校正を通して、「レトロモダン建築物、めっちゃ面白いなー」と思いました。
壁の煉瓦、屋根の様式、階段の造りなど、細部に注目してみてください。
「教会」とか「重要文化財」以外にも、身近な「レトロモダン建物」もたくさん掲載しているので、ぜひじっくり楽しんでいただければと思います。
2024年12月06日
新刊発売です!
おもむろに、なぜ他社の刊行物をご紹介しているのかと思われそうですが…
ここ注目ーー↑
なんと、「るるぶ奄美屋久島種子島’26」、九州王国編集部が作っております。
月に2誌も作ってる合間に、いつ奄美と屋久島に行く余裕があったのかと思われるでしょうが、行ったのはミカだけです。あとのメンバーは南の島を思い浮かべながら、コンクリートジャングルに埋もれた中で作りました。
来年も作るかどうかは未定なので、レアな「九州王国版るるぶ」としてお手元に置いていただければ幸いです。九州王国っぽさは微塵もありません
奄美から帰ってきたばかりのミカが、「奄美に行きたい」と言うので、「行ってきたやん」と返すと、「違います。奄美にゆっくり行きたいって言ったんです!」と怒られました。弾丸取材では島ののんびり空気には浸れなかったようで。仕事が終わったあとに行ったばかりの取材先に行きたくなる現象、わが編集部あるあるです。