2018年10月

2018年10月31日

月刊はかた11月号(2018)出ました!

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月刊はかた11月号の特集は「故きを温ねる、新しき住まい」。

毎年恒例の住まいの特集です。
今年は、リフォームや古民家再生など、「古き住まい」の良さに迫った特集になっています。
そして編集後記は「私のリフォームしたいところ」。
誠に余計なお世話なテーマです…。

2018年10月30日

これはやっぱり「観ずには死なさん!」

九州王国に好評連載中の映画コラム「観ずには死なさん!!」。

書いてくださっているのは人気作家の西村健さん。
とっても面白くてチャーミングな西村さんのことは大好きなんですけど(彼の作品も好きなんですけど)、西村さんとはどうも映画の趣味が合わなくて(笑)、毎度連載で紹介してくれる作品には食指が動きませんでした(ひどいカミングアウト…

しかし、しかーし、次号12月号でご紹介くださった作品は久しぶり(失礼…)に「観てみたい!」と思ったのです。それがこちらの作品↓

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邦題「素晴らしき哉、人生!」。
なんと70年以上前、終戦後すぐに作られた映画です。(アメリカが豊か過ぎて、戦勝国の余裕を感じます)。

一見ファンタジーテイストですが、実はとてもリアルで普遍的なこの世界の美しさを描いています。
平凡な、特別じゃなく思える人の一生も、一生懸命に生きていたら誰かの役には絶対に立っているし、自分が蒔いた種はきちんとどこかで芽吹いているんだな、と丁寧に気づかせてくれる佳作でした。最後の15分、蒔いた種が花開きまくってスカッとするのでお見逃しなく!

クリスマス前に、ぜひ大切な人とご覧になることをおすすめします。
その前に九州王国12月号で、映画評を読んでからご覧ください(笑)。

西村さん、やっと気が合う一本が見つかって嬉しいです〜〜


2018年10月29日

九州王国10月号を持って、嬉野旅へ!

特集を作ったあとは、検証のために後追い旅をするのが最近の日課。
ということで今回行ったのは、10月号で特集した「嬉野が焼き物の里と呼ばれる日」の検証旅です。

まずは50Pで紹介した「うれしの茶交流館 チャオシル」へ。

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お茶の歴史を詳しく展示しています。九州王国民にはおなじみの「売茶翁」の記述もばっちり。

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ここではミカチーフおすすめの「効き茶レッスン」を受けました。
温度や時間でお茶ってこんなに味が変わるのか!というわかりやすいレッスン。
先生の言う通りに淹れたら、本当に美味しくなってびっくりしました。
編集部にこれからお客様が来られたときには、私が自信を持って美味しいお茶をお入れします。ご指名ください

そして41Pでご紹介した「224ポーセリン」へ。

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めっちゃくちゃおしゃれなお店だったのに、なぜうちの誌面ではあの写真を使ったのか疑問と不満が沸くほどに、すごーく素敵なお店でした。
ミカチーフに詰問したい。なぜあのおしゃれ店内を撮らなかったのか、と。(特集制作から2か月後に叱責…)

そしてランチは、44Pでご紹介したkihakoへ。

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私が入店したのと同じタイミングで入ってきたのは、BMWのカブリオレから降りて来たカップル。
20センチくらいのピンヒール&フワフワ毛皮の美人さんと、ロングマフラーをたなびかせた韓流スターのような彼氏さん(たぶん素足にローファー)。
一言で言うと、このカップルが全く浮かないような、おしゃれ店内でした。

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最後に37Pで紹介した「肥前吉田焼窯元会館」へ。
吉田焼のすべてが、ここにそろっていました。


来週末(11月2日〜4日)は吉田焼まつりも開催されるそうなので、陶器を探したい方はぜひ嬉野へ。
お帰り前にはもちろん、トロトロの美人の湯に入って帰りましょうね〜〜嬉野日帰り旅、おすすめですよ。



2018年10月24日

「肥前佐賀 幕末維新博覧会」おすすめです!

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九州王国でも毎月のようにご紹介している「肥前佐賀 幕末維新博覧会」へ、先週末行ってきました。
幕末&明治期の佐賀は本当にすごい藩なんですけど、いまいちすごさが全国の皆様に伝わってないのが、九州王国民としても力不足を感じております。
「その時、佐賀は世界を見ていた。そして日本は佐賀を見ていた」というキャッチコピー通り、国内有数の技術と教育と人材を誇っていたんですよ、鍋島藩は。
そのすごさを、存分に見せてくれる博覧会でした。
仕掛けも面白いし、見ごたえばっちり。
隣で見ていたお子さんも大興奮していたので、老若男女誰もが楽しめると思います。
来年1月14日までの会期なので、お見逃しなく!

そしてなぜかこの日は会場前でタイ展をしていました。
タイと鍋島藩…なにかつながりあったのかな??

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歴史的接点はよくわかりませんが、とっても美味しそうなマンゴーが売られていたので、3個買って帰って大人喰いしました。舌がピリピリするほどマンゴーが食べられて幸せ〜〜
おまけでもらった「ドライドリアン」は、恐ろしくてまだ封を開けられていません…。

2018年10月23日

夢の世界

本日取材にうかがったお店がこちら↓

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インテリアのお店だったのですが、私の中の「全女子力」がうずきました。
振り絞るように出て来た「全女子力」が、「ここで寝たい」と訴えてきました。


こんな寝室で毎日寝たら、自然と「ごきげんよう」って挨拶が口をついてくる気がします。
月刊はかた1月号でご紹介します。それまでに皆様、女子力をフル充電してお待ちくださいませ。


2018年10月22日

東京へ、翼の旅。

先週の東京出張は、久々に訪問先が多かったのでキャリーで行きました。
めったに使わないのにキャリーを使った日に限って…



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弊社のエレベーター、点検中。



「え?うっそ。これ、まじ?上がるの?ここ、私、あがるの!?」とずーっと独り言を言いながら、3Fまで階段で一歩ずつ、キャリーを運びました。
デスクという運動不足の身に、キャリー運び階段競争は堪えます…江戸楽編集部の扉を開けた第一声「はぁ、はぁ、はぁ〜〜おつかれさまです」と息も絶え絶えでした。
せめてもの救いは、福岡のように8Fじゃなかったことでしょうか。


そして、帰る日。
いろいろあって、超ギリギリで羽田空港に着いたので、搭乗時間が迫る中で大急ぎで手にした福岡へのお土産がこちら。

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全く無意識でしたが、弊社には「翼くん」がおりまして、心のどこかで彼を名残り惜しんでこれを選んだのかもしれません。または彼に説教し足りなくて、無意識に手にしたのかもしれません。

いずれにしても翼くん、自分のためのおあつらえ手土産があって羨ましい限りです。
そういえば某航空会社に乗ったら、いつも自分の王国の機内誌があるのね!王様気分、うらやまし〜〜

2018年10月17日

編集部にはいろんな電話がかかってきます。

意外に思われるかもしれませんが、編集部には毎日いろんな問合せがきます。
掲載店についてあり、九州の歴史についてあり、福博の観光情報についてあり。
「なんにでも詳しい」と思っていただいているのであれば、とても誇らしいし、嬉しいことです。

先日あった問合せは、「ヨーグルトメーカーを買ったけれど、ヨーグルトができない。なぜか?」

たまたま電話を取ったのが、主婦よりも主婦らしい男・ヤナッチだったので、話が弾んでいました。
彼の受け答えだけで、会話が想像できました。

「えっと、どちらの会社の機械ですか?あ、もう箱は捨ててしまったんですね」
「ヨーグルトの形状はどんな感じになるんですかね?あ〜固まらない、そうですか」
「ちゃんと牛乳使われてますか?加工乳とか乳飲料とか書かれてませんか?そうなんです、一見牛乳のように見えるものでも、牛乳じゃないものもあるんです。パックの成分表のところを見ていただけません?」


もはやうちは、何の会社なのか。
どうやら加工乳だったということで、一件落着してました。「次からは牛乳と書いているものを使ってくださいね!では〜〜!」・・・って、解決してるしっ!


読者の皆様、何でも気になることはどうぞ編集部までお問合せください。
芸能ニュース、漫画&ゲーム関連、家電&主婦情報は、ヤナッチが懇切丁寧に答えてくれると思います。
採用情報とか、掲載内容とか、真面目な問合せはウエダまで!(キリッ


2018年10月15日

九州王国霧島特集のおさらい!

九州王国10月号で特集してから、俄然行きたい欲が高まっていた霧島。
九州外から学生時代の友人たちを呼び寄せて、この週末に行ってきました。

龍馬が浸かった塩浸、西郷どんが力比べをした力石、和気清麻呂が祀られている和気神社…等々、九州王国編集者としては、ご紹介したいネタは山のようにあったのですが「えー、龍馬の湯より泥湯がいい」「力石より黒豚がいい」「和気清麻呂よりパワースポットがいい」という俗な要求の数々に屈する形で、全く「九州王国旅」はさせてもらえませんでした。

とはいえガイド兼運転手は私なので、屈するように見せかけてトラップを仕掛けることもできるのですよ

「霧島アートの森」でおしゃれな芸術を鑑賞してもらったあとは、アラフォーの膝から悲鳴が聞こえてきそうな日本一の枕木階段へ。


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霧島神宮で霊験あらたかなパワーをいただいたあとは、温泉同好会(byイッテQ)ばりのスーパースライダーに強制連行。

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本誌では全く紹介できなかった霧島の新たな魅力を、再発見することができました。
友をトラップにかけているつもりが、一番呼吸が上がってたのは私だったような気も…(本日もまだ筋肉痛)。



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霧島神宮ご神木の「小さい神様」もしっかり拝んできましたよ。
本殿とは別に、こちらでも願いごとをしてきました。ちゃんと聞いてね〜小さい神様!


九州王国は宿で全員に隈なく読んでもらいました。
西郷特集を読みながら「桂久武って誰?うちらのときいなかったよね?」との声が上がってましたが、150年前にいるので「うちらのとき」もいるはずです。我々の勉学が足りなかっただけです。




あと1〜2週間もすれば紅葉の見ごろを迎えそうな霧島。
「歴史旅」も「膝ガクガク旅」も、どちらも楽しめますので皆様もぜひー



2018年10月12日

九州王国11月号(2018)発売です!

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大特集は「人吉球磨 温故知新のかくれ里」。

「仏像大好き!暇があったら仏像を眺めていたい!仏像に囲まれた部屋で寝たい!」というミカチーフによる、仏像オンパレード特集です。
人吉って、なんと相良家による統治が700年も続いたという、世にも稀な平和エリアなのです。
徳川260年なんてチョロイもんでしょ。
「700年の治世を称えて、パックス・ロマーナならぬ、パックス・サガラーナってキャッチはどう?」とウエダ渾身の提案をしたのですが、「なんか、教科書の遠い記憶を呼び起さなくてはいけないので、却下します」とあえなくボツになりました。いいキャッチだと思うので、人吉市の方、使ってもらっていいですよ〜(ウエダ)。

700年も続いたので、戦のたびに文化財が壊されたりしていないんですって。結果、たくさんの仏神像がきれいなまま残っているという仏像マニア垂涎のレア地域。
仏像めぐりするもよし、球磨焼酎にあけくれるもよし。
ちなみに私はこのエリアでは、茅葺と桃山様式が共存する青井阿蘇神社が大好きです


そして第二特集は「アートが照らす 中津の未来」。

ただいま絶賛開催中の「大分国文祭」の中から、中津市をピックアップしてみました。
街が一体となってアートを支え、新しい作品をみんなの手で作り出して行こうという新しい取り組みが行われています。
もうすぐ耶馬渓の紅葉も見ごろを迎えるので、自然が作り出すアートと、人の手が生み出すアートの両方を一堂に楽しめるチャンスですよ。

今月も先月に引き続き、秋の行楽大特集号です。
来月号はなんと2018年最後の号になります…ので、驚き&畳みかけ&極めつけの、あの特集を最後にもう一度予定中。ご期待ください。


2018年10月11日

宇宙のエネルギーを感じる個展。

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現在、新天町の「ギャラリー風」で開催されている八坂圭さんの個展にお邪魔してきました。
言わずと知れた、月刊はかたの表紙を毎号美しい作品で飾ってくださっている先生です。先生だけど先生っぽくなく、「画伯」とかいう肩書もなんか違う八坂さん。まさに「アーティスト」という言葉がぴったりではあるんですけど、そんな枠でもなんともしっくりこない。
なんというか「日本人じゃなくて地球人」というように、「画家じゃなくてアーティスト」と言いたくなるような、大きな大局観を持った方です。

今回の個展も本当に素晴らしく、会場全体がエナジーに包まれていました。
いるだけで幸せになる空間。
居心地よすぎてボーっとしていたら、以前お世話になった某企業の元社長もお見えになり、久々の再会を果たしました。人を引き寄せるパワーもある個展です。

今月の月刊アクロス(アクロス福岡館内で配布されている冊子)でも八坂さんが紹介されているのですが、それを見た元社長が「この記事の写真は良かったよ。八坂さんの絵の本来の色やエネルギーがこんなに再現されているものはなかなかないよね」と言われたので、「はい!それ撮ったの、私です!」とすかさずアピールしました。褒められる場面でのみ発揮する、この瞬発力。
すると元社長がにっこりと、「あ、写真っていうより、印刷がいいんだよね」と。
挙げた手を瞬時に引っ込めました。褒められてないことを判断する瞬発力も高いのです。

八坂さんの素晴らしい個展は今週末(14日)まで。
このあと、東京・六本木でも開催されるそうなので、ぜひ皆様、素晴らしいエナジーを受け取りにお出かけになってみてはいかがでしょうか。