2017年11月
2017年11月02日
かに供養が行われました。
今朝は毎年恒例の「かに供養」の取材へ行って参りました。
「供養」の取材であることは重々承知の上で、仏壇前のカニの立派さに心奪われます…。
ご住職は法話の中で、すべてのカニに敬称を付けられていました。「毛ガニさんが我々の口に入るまでの間に…」「ズワイさん一家は海で仲良く暮らしていたのに、一家離散となり我々の食卓に運ばれてくるのです」「雄さん、雌さんで解禁日が違うんですね」等々。
この、ゆるぎない「生きとし生けるものを敬う」姿勢は見事でした。
カニの一家離散に想いを馳せたことはこれまでの人生に一度もなく、自分の徳の低さを改めて反省しました。
報道各社もたくさん来ていたのですが、読経中に(私も含めて)バシャバシャ撮影をしており、改めてメディアって神経図太くないとなれない職業だなーと思いました(私も含めて)。
ご住職の話もさることながら、そのあとの「札幌かに本家」の日置社長のお話がとても面白かったです。とても博識でいらっしゃるので、いつも日置社長のお話は「へ〜」と思うこと満載で勉強になるのですが、今日もいろんなことを教えていただきました。。
パシャパシャ撮りながらもきちんと心の中で法要を済ませたので、今冬も美味しいカニを存分にいただこうと思います!命に感謝して!