2015年05月
2015年05月29日
月刊はかた6月号(2015年)発売です。
今号は、以前より「2015年の6月号は絶対この特集にしよう」と温め続けてきた企画。
「昭和20年6月19日」です。
70年前の6月19日、この町は戦火に包まれました。「福岡大空襲」です。
あの日のことを鮮明に覚えていらっしゃる方がまだお元気なこのタイミングで、その言葉をアーカイブ的に残しておくべきではないかと思い、この特集を企画しました。
あの日、この町で、普通に暮らしていた人々の生の声を残すこと。
「6月19日って何の日?」と知らない世代に向けて、もう一度考えるきっかけを作ること。
小さな地方誌ですが、私たちにしかできないこともあるはずだ、という想いをこの特集に込めています。
ぜひこの町に生きる全ての世代の方々に、読んでいただければと思います。
2015年05月28日
手紙を書くときもっとも大切なこと。(三島先生より)
昨日読み終わったのが、三島由紀夫の「レター教室」。
いつもの三島作品とはガラッと色が異なり、すごくポップで読みやすい1冊です。
でも、本来の三島を知らずにこれを読んじゃうと、三島作品を誤解してしまう可能性がありますので、せめて「金閣寺」「豊饒の海」のあとくらいに読まれることをお勧めします。
大誤解を恐れずにいうと、「三島先生によるラノベ」とまで言えそうなくらい、読みやすくて人間模様も入り乱れて昼ドラ並みなのですが、そこはやはり大先生。
心の機微とか、ちょっとした表現が洒落ていて、やっぱりそこらの昼メロとは一線を画します。
手紙の書き方を指南する形で、物語が進んでいきます。
内容は読んでいただくとして、最後のあとがき部分で三島が問うた「では、手紙を書く上で最も大切なことは何か」が興味深かったです。
三島先生の回答。
・・・・・「宛名を間違えないこと」(笑)。
どんな名文を書いていても、どんな心を動かす手紙を書いていても、「三島由紀夫」が「三島由起夫」になってる時点で読む気が失せる、と
日本を代表する文豪からのアドバイス、「名前を間違えるな」です!
それを踏まえて、一昨日私に届いたこちらの手紙。
私、「上田」なんですけど、より難しいレアなほうの「植田」にしていただいています
ま、でもこれはたまにある間違いなんですけど…
「月刊なかた編集室」は初めてですっ!!!!
ロングマフラーの結び方とか、カウス・ボタン師匠の私生活についてとか、いろんな「中田」の特集…してませんーっ
速達で届いてるくらいなので、急がれてたんでしょうね〜〜宛名見ただけで、エレベーターの中で爆笑してしまいました
2015年05月26日
2015年05月25日
2015年05月20日
2015年05月14日
九州王国6月号(2015年)発売です。
表紙は牛だけど、魚の特集号という、巧妙なトラップが仕掛けられている6月号があがってきました。
九州王国は表紙と特集の連動をしていないので、たまにこういう号が出てきてしまいます。
3月号のように、特集と表紙が奇跡的に重なる場合もあるんですけど、今月はかなりなスカシ感(笑)。
第二特集が伊万里だから、伊万里牛を彷彿とさせていいのかな?(…表紙の牛は阿蘇だけれども)
第一特集「七つの海のチャレンジ」
一般的にthe seven seasというと、北大西洋・南大西洋・北太平洋・南太平洋・インド洋・北極海・南極海、を指すわけですが、ミカ的には九州7県が隣接している海をそれぞれ「7つの海」と表現したようです。
狙ってるのかな?と思ったので、スルーしたのですが、小中学生の皆さん、テストで七大洋を聞かれたら「大分の海、福岡の海…」と答えないよう、ご注意くださいね
「九州の水産業の今」を切り取った、魚が食べたくなる特集です。
第二特集「美食のふるさと、伊万里」
あの伝説の料理の鉄人から、日本で今最も注目を集める有名シェフまで、新旧凄腕シェフがご登場。
伊万里は伊万里牛だけじゃないですよ〜〜伊万里梨だけじゃないですよ〜〜という、こちらもお腹がすいちゃう特集です。
個人的には7Pの目次ページが一番ギョッ(魚ッ)としたのですが、皆様はどうでしょう〜〜?
2015年05月11日
時代先取りマガジン
今週末出る九州王国6月号で取材した方が、昨日の某超有名ドキュメンタリー(パッション・コンティネント…直訳)に登場されてました。
相変わらず、旬を捉えてます。我々。(←なぜか自画自賛にもっていく・笑)
ちなみに昨日、ドライブ途中に遠藤周作記念館にまた立ち寄ったわけですが(今年に入って既に2度目。どんだけ好きなのか)、九州王国3月号で特集した「沈黙」はいよいよ年末にはスコセッシによる映画が公開される予定だし、昨日のエントリーに引き続き、九州王国が時代を牽引しているといっても過言ではありません。
…言いすぎました。すみません、過言です。
もうちょっと遠藤周作を引っ張ると、2012年の12月号で「編集部スタッフが文学作品の舞台を歩く!」という特集をしたのですが、その中で私は遠藤先生の「王の挽歌」を紹介しました。
大友宗麟の話です。
大好きな作品なのですが、その大友宗麟が主役となっている特別展が、現在九州国立博物館で行われています。
こちらも先日行ってきました。
島津とか黒田とか、九州の豊臣大名の特別展かと思っていたら、ものすごく大友宗麟押しで、キリシタン大名好きの私はテンション上がりっぱなしですww
ということで、やっぱり九州王国、一歩時代の先を行っているなぁ〜〜と心の中で自己満足に浸っています。
あ、心の中のつもりが、ここで世界発信しちゃったよ〜
相変わらず、旬を捉えてます。我々。(←なぜか自画自賛にもっていく・笑)
ちなみに昨日、ドライブ途中に遠藤周作記念館にまた立ち寄ったわけですが(今年に入って既に2度目。どんだけ好きなのか)、九州王国3月号で特集した「沈黙」はいよいよ年末にはスコセッシによる映画が公開される予定だし、昨日のエントリーに引き続き、九州王国が時代を牽引しているといっても過言ではありません。
…言いすぎました。すみません、過言です。
もうちょっと遠藤周作を引っ張ると、2012年の12月号で「編集部スタッフが文学作品の舞台を歩く!」という特集をしたのですが、その中で私は遠藤先生の「王の挽歌」を紹介しました。
大友宗麟の話です。
大好きな作品なのですが、その大友宗麟が主役となっている特別展が、現在九州国立博物館で行われています。
「戦国大名 九州の群雄とアジアの波涛」
こちらも先日行ってきました。
島津とか黒田とか、九州の豊臣大名の特別展かと思っていたら、ものすごく大友宗麟押しで、キリシタン大名好きの私はテンション上がりっぱなしですww
ということで、やっぱり九州王国、一歩時代の先を行っているなぁ〜〜と心の中で自己満足に浸っています。
あ、心の中のつもりが、ここで世界発信しちゃったよ〜
2015年05月08日
九州初の世界文化遺産へ!
本日、GW中に届いていた読者ハガキをまとめて読んでいたら、「世界遺産勧告直前の号で、産業遺産の特集をしていてびっくりしました!」「さすが九州王国、一歩先んじてますね!」「素晴らしい特集でした!」「一生買い続けます!!」…的なお葉書が多数届いていて、感涙にむせびました。(最後のほう、一部妄想…)
毎号読んでくださっている方々は、まるで九州王国が世界遺産勧告を推進したかのような、一緒に喜んでくれるスタンスで有難い限りです。
私たちはいつも通り、「素晴らしい九州の資源」をネタにしただけなんですけどね。
いつも時流を無視しまくっているので、たまに時流に乗っちゃうと、驚かれるようです(笑)。
これからも、時代の最先端を走りまくりたいと思います(・・・・嘘ですっ)
毎号読んでくださっている方々は、まるで九州王国が世界遺産勧告を推進したかのような、一緒に喜んでくれるスタンスで有難い限りです。
私たちはいつも通り、「素晴らしい九州の資源」をネタにしただけなんですけどね。
いつも時流を無視しまくっているので、たまに時流に乗っちゃうと、驚かれるようです(笑)。
これからも、時代の最先端を走りまくりたいと思います(・・・・嘘ですっ)