2013年11月
2013年11月29日
月刊はかた12月号発売です。2013年最後!
2013年最後となる月刊はかたが本日発売となりました。
いろいろあったね、2013年…と、まだ感傷に浸る時期ではないのですが、うちの編集部が出す2013年号の雑誌としてはこれが最後となります。
来月発売になる九州王国は2014年1月号なのでね。
本当に毎年言ってることですが、1年が早い。
あっという間に歳とるなぁ〜〜
特集は「えびす神社で商売繁盛」。
福岡の方にはおなじみの「十日恵比寿」の特集です。
1月8日からの正月大祭、福岡でご商売をされている方はほとんど行きますよね。
なんと期間中(3日間)の参拝者は100万人を超えるそうです。
その誕生の歴史から名物(と言っちゃっていいのかしら?神事ですが・笑)の福引の裏ワザまで、多角的にご紹介。
ご商売をされている方はもちろん、されていない方も今年はぜひ十日恵比寿に行ってみてはいかがでしょうか?雰囲気を感じるだけでも、とっても面白いですよ
そしてお待ちかねの黒田官兵衛特集は、新春1月号を予定しております。
読者様からの待望電話&ハガキ&メールの数がすっごいです
(「官兵衛やってください」「官兵衛いつやりますか?」的な)
地元ならではのディープな特集になるよう、ただいま官兵衛チームが東奔西走しておりますので、どうぞご期待ください
2013年11月28日
初冬の能登へ。(ほぼ飛行機の話)。
この打ち寄せる荒波、荒れ狂う日本海っぷりが写真から伝わるでしょうか?
能登半島へ、旅にでておりました。
ウエダの「初冬・旅シリーズ」、やっと中盤折り返しです。
ヤナッチから「旅先から届くメールが、だんだん寅さんみたいになってきている」と言われるのですが、寅さんを観たことがない非国民なので、どのへんが寅さん化しているのかよくわかりません。
ただ、荒波と風雪と暴風は似合うようになってきている気はします。
…寅さんって、過酷旅の物語??猿岩石的な??(水曜どうでしょう的な??)
暴風の中、撮影のため海岸に立つカメラマンさんを、車の中から、しかもミラー越しに激写。
一歩たりとも外に出たくないという、私の気持ちが伝わる一枚です。
とはいえ、取材中は奇跡的に晴れ間も見え、割と寒くもなく、同行の皆様より「編集長の日頃の行いがいいからだねー」「ウエダさん、ほんと晴れ女だよねー」とほめられ、「ええ、まあ」と軽く微笑んでおりました。
ところが、帰りのフライトで私の「日頃の行い力」が本領発揮されることに…
高速を飛ばし、「ウエダさん、もうちょっとゆっくりでも大丈夫だよ…」と皆さんを戦慄させながらも時間厳守で空港に滑り込んだ我々を待っていたのは、「フライト遅延45分」のお知らせ。
↓
小松ー福岡最終便だったのですが、「使用機遅れのためじゃしょうがないよねー」と空いた時間でお弁当を買い込み、45分遅れで搭乗。
↓
行きのボーイングでは1時間15分のフライトだったのですが、帰りはボンバルディア(プロペラ機)なので2時間以上かかりまして。
↓
しかも低気圧の影響で2時間ず〜〜〜〜っと、激しい揺れで。
↓
完全なる乗り物酔い=お弁当諦める。
↓
福岡空港到着、22時半。
私が車を預けていた空港駐車場の閉店時間、22時半……うわぁぁ〜〜〜
飛行機のタラップを降りた(←ターミナルにさえ着かず)瞬間に、「お願いします!あと5分だけ、5分だけ閉店待ってくださーーい!!」と駐車場へ電話。
猛ダッシュで送迎場所へ走り、大荷物を積み込んで、ギリ日付変更前に帰れました。
私の日頃の行い…相当悪いんじゃないかと猛省中…
とはいえ、取材自体は大成功で、今回も素晴らしい“人との出会い”がありました。多謝
次の旅路こそは、晴天&快適フライトで、日頃の行いの名誉挽回を果たしたいと思います!
2013年11月21日
月刊はかた&九州王国加盟店交流会レポート
先週の話ですが、月刊はかたと月刊九州王国に関わってくださっている皆様をお招きして、「黒田官兵衛勉強会」を行いました。
定員を設けていたのですが、おかげさまで多数の皆様から「行きたーい」と言っていただき、急きょ定員UP。
本当に、有難いことです。
もちろん、皆さんが「行きたかった理由」はこの方の生講演があったから!
岡部定一郎先生による、「黒田官兵衛徹底講座」です。
1時間みっちり、この町に官兵衛が残した足跡や、地名の由来などを教えていただきました。
ほぼ参加者は経営者の方ばかりだったのですが、まるで受験生のようにメモを取られていました。
日々、学習。頭が下がります。
そしてその経営者の皆様を畏れ多くも立たせての、「博多座チケット争奪じゃんけん大会」なんてのもやっちゃったり。
岡部先生に「最初はグー!」とか言わせちゃったり(笑)。
恐れを知らぬ編集部…
お忙しいなか、本当に多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。
この場を借りて、改めてお礼申し上げます。
「月刊はかた、最近ますます面白いね」「九州王国、いい雑誌になったねー」とたくさんの方に、当日お声をかけていただきました(嬉しいーー)
皆様のご期待に恥じぬ誌面作りを心がけ、さらに精進してまいりたいと思います。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
2013年11月20日
石垣島民泊の旅。
2泊3日の石垣島から帰ってきたら、福岡寒すぎてびっくり!!
石垣もそこそこ寒くて、水着を披露する場がありませんでしたが(ざんねーん)、それでも20℃くらいはありました。
常夏って、ほんと羨ましいな〜〜〜。
今回は「民泊体験」ということで、一般のおじいとおばあのお宅に泊まらせていただきました。
体験プログラムということで、東京から来たいろんな担当のおえらいおじさま方も一緒に滞在。
体験を通して、それぞれ課題や改善点を話し合いましょう、というはずだったのですが…。
美味しいおばあの料理なんかも並んじゃったので、ビールちょこっと空けつつ…。
やっぱり石垣なので、泡盛もちょこちょこ空けちゃいつつ…。
三線の素敵な生演奏も始まっちゃった結果…。
そりゃ、こうなっちゃいますよねー
皆さん、ほんとに各方面のおえらい方々なんですけど、泡盛を前にすれば肩書きなしっ!
よくわかんないけど、私もほぼタメ口で肩とかバシバシ叩いてました。無礼すぎる無礼講。
それでも一応真面目に話し合おうかと、一瞬我に返って思い直してみたものの。
おじさん、座ってくれません・・・・・
もう泡盛スイッチが完全にONですね。無理です。話し合いとか、完全に無理です。
おばあの帽子を奪い取り、そのへんにあったお菓子の籠を手に、なぜかハワイの到着風景みたいな写真を撮ってご満悦。
なんだ??なんなのだ、一体??…
おじいとおばあ(↑若干、笑顔こわばり中)が、「内地の人は恐ろしい…」と思わなかったことを祈ります。
ないちゃーの我々は、残念ながらものすごく楽しませていただきました
また機会があればプライベートでも行っちゃいたいです。
来るなと言われても行っちゃいたいです。
ちなみに、現地の言葉は完全に外国語でした。(要通訳)
語順もSOVじゃなくてSVOだそうです。
先週行った釜山より、ある意味外国を感じました。
きれいなホテルもいいけど、現地のおじいおばあとどっぷり触れ合う民泊の旅、おすすめですよ〜〜
(お偉いおじさんがいたらさらに楽しくなると思いますが、残念ながらそのオプションはないようです)
2013年11月15日
九州王国12月号、発売です!
一昨日前まで厳寒の釜山であんなことやこんなことをしたり、昨日は月刊はかた&九州王国パーティーでそれはそれはいろんなことがあったり、天神にやっとできたあれが食べられるお店に行ったり、江戸楽スタッフ・バナーがとんでもない土産を持って来たりと、本当にブログに書きたいネタが山のようにあるんですけど、いつかボチボチ書いていきますね。
だって、本日は何よりもこれを紹介しなくてはいけないので。
九州王国12月号、本日発売です!!!
このブログ、当然ながら新刊情報を告知するのが最大の役目なのでね。
「ウエダとゆかいな仲間たち」のご報告が目的ではないのですよ。
日々のブログはジャブです
今号の大特集は「久留米に宿る職人魂」。
東芝、三越、ブリヂストン、ムーンスター、絣、青木繁、松田聖子、チェッカーズ…この、異種各業界のトップともいえる企業や人、すべてに共通するのが「久留米」という土地です。
人口30万人程度の地方都市で、ここまで多様な人を生み出した町って、そうそうないと思います。
なぜ久留米には傑出した人材が多数生まれたのか?
そして、今後の久留米はどのようなチャレンジをしていくのか?
「焼き鳥」とか「豚骨ラーメン」が一切出てこない、九州王国らしい(笑)久留米特集です。
そして第二特集は「九州漫画ヒストリー」。
こちらは非常に「九州王国らしくない」特集に思えるかもしれませんが、クールジャパンの基幹産業になりつつある「漫画・アニメ」というコンテンツも、九州から多く生み出されているのですよ。
あの国民的大先生のインタビューを交えて、「九州から漫画が育ったヒストリー」を紐解いてみました。
60代以上VS50代以下・各世代別「私のお気に入り」作品、なんてページも校正していて面白かったです。
あ、ちなみに私、←ピカチュウが漫画だと思ってたレベルの人間なので、今回の特集監修は漫画の国の王子様・ヤナッチにすべてお願いしています。
ピカチュウはゲームのキャラクターなんですってー。漫画から生まれたんじゃないんですってー。(全国の私と同レベルの皆様へ)
…という告知義務を果たして、明後日から私は釜山に持って行ったダウンを脱ぎ捨て、水着を持って旅に出てきまーす!
来月号は、グラビア袋とじです
だって、本日は何よりもこれを紹介しなくてはいけないので。
九州王国12月号、本日発売です!!!
このブログ、当然ながら新刊情報を告知するのが最大の役目なのでね。
「ウエダとゆかいな仲間たち」のご報告が目的ではないのですよ。
日々のブログはジャブです
今号の大特集は「久留米に宿る職人魂」。
東芝、三越、ブリヂストン、ムーンスター、絣、青木繁、松田聖子、チェッカーズ…この、異種各業界のトップともいえる企業や人、すべてに共通するのが「久留米」という土地です。
人口30万人程度の地方都市で、ここまで多様な人を生み出した町って、そうそうないと思います。
なぜ久留米には傑出した人材が多数生まれたのか?
そして、今後の久留米はどのようなチャレンジをしていくのか?
「焼き鳥」とか「豚骨ラーメン」が一切出てこない、九州王国らしい(笑)久留米特集です。
そして第二特集は「九州漫画ヒストリー」。
こちらは非常に「九州王国らしくない」特集に思えるかもしれませんが、クールジャパンの基幹産業になりつつある「漫画・アニメ」というコンテンツも、九州から多く生み出されているのですよ。
あの国民的大先生のインタビューを交えて、「九州から漫画が育ったヒストリー」を紐解いてみました。
60代以上VS50代以下・各世代別「私のお気に入り」作品、なんてページも校正していて面白かったです。
あ、ちなみに私、←ピカチュウが漫画だと思ってたレベルの人間なので、今回の特集監修は漫画の国の王子様・ヤナッチにすべてお願いしています。
ピカチュウはゲームのキャラクターなんですってー。漫画から生まれたんじゃないんですってー。(全国の私と同レベルの皆様へ)
…という告知義務を果たして、明後日から私は釜山に持って行ったダウンを脱ぎ捨て、水着を持って旅に出てきまーす!
来月号は、グラビア袋とじです
2013年11月08日
2013年11月07日
映画「陸軍」と博多の町
ここ数号の月刊はかたのなかで、映画「陸軍」がやたらと出てきていることに気付かれた方、いらっしゃるでしょうか?
「黒澤明・遺された47冊の創作ノート」の連載のなかでも何度か出てきていますし、今月号の「博多老舗ものがたり(水月編)」でも出てきているし、なんだかうっすら陸軍ブーム到来中なのです。(誤解を招きそうなブーム名ですが)
ということで、いち早く興味を持ったサオリンがDVDを購入したので、それを編集部みんなで回覧中です。
昨日、私のもとにやってきたので、「深夜飲んだあとにモノクロ映画を観る」というチャレンジに挑みました。
(何がチャレンジかというと、私、すぐ眠くなっちゃう体質でして…テレビとか観はじめたらすぐ意識が遠のく特異体質でして…)。
ところがどっこい、これが非常に興味深く、全く眠くならずに完全一人試写会、終了できました。
昭和19年の戦時中に、戦意高揚のために作られた映画なので、ほぼ全編陸軍賛歌という、浅く観ると不快感を感じるかもしれない内容なのですが、そこはさすがの木下惠介大監督。
無言の行間に抵抗の意思を忍ばせています。
最後の、博多の町を走りながら息子を想う母親・田中絹代の姿には涙がポロポロこぼれました。
このシーンが、「戦意高揚に適さない」と軍部からにらまれたという評価に驚きと憤りを感じます。
何より博多の人にとっては、昭和19年の街並みが観られるのが面白いですよ。
編集部周辺もばっちりロケされていました。
当時の山笠風景も。飾り山のスタイル、全然変わってないんだなぁ〜と思ったり。
明治28年くらいのシチュエーションで「坊ちゃんの好物の鶴の子、買ってきましたよ」というセリフがあって、「明治38年創業なのにまだ鶴の子ないでしょっ!」と突っ込みを入れた自分の「博多愛」に驚いたり。
そして。
重要場面となる、橋の上から笠智衆さんがスイカを投げ入れる場面で、遊んでいる子どもの一人が、なんと、なんとなんと。
月刊はかたで連載されている岡部定一郎先生なんですってーーーー!!!
目を凝らしてみましたが、岡部少年の判別まではできませんでした(笑)
でもすごいですよね。面白い〜〜
ということで、博多っ子の皆様にお勧めしたい映画「陸軍」。
来月号の月刊はかたの連載「創作ノート」でもまた登場する予定なので、月刊はかたファンの方は先に観ておかれてはいかがでしょうか??
2013年11月06日
2013年11月05日
11月は九州外決定。
今月はなんと、国外船1回、国内船1回、国内飛行機離島2回、国内飛行機半島1回、の遠方取材が決定。
こんなに九州大好き人間なのに、ほとんど九州にいません!
今朝の朝礼で、「今月、ウエダはほとんど会社にいないと思いますが、信頼するスタッフの皆様に特集をゆだね、心置きなく旅立ってきます。寂しいかと思いますが、校正等自力でやってくださいね」的なことを涙ながらに伝えたら、クラッカーが弾けるかと思うくらい喜ばれました。
「ウエダがいない、この世は無法地帯!ヤッホーイ」みたいな。
ミヨッシーからは、「若手芸人みたいなスケジュールですね」と同情される始末。
もう30代折り返したって言ってんじゃん…
今月のブログは、かなり充実した旅ブログになるか、完全に放置した休載ブログになるかのどちらかだと思われます。
しばらく更新がない間は、「今頃、海か空かどっちかにいるんだね〜」と思っておいてください。
こんなに九州大好き人間なのに、ほとんど九州にいません!
今朝の朝礼で、「今月、ウエダはほとんど会社にいないと思いますが、信頼するスタッフの皆様に特集をゆだね、心置きなく旅立ってきます。寂しいかと思いますが、校正等自力でやってくださいね」的なことを涙ながらに伝えたら、クラッカーが弾けるかと思うくらい喜ばれました。
「ウエダがいない、この世は無法地帯!ヤッホーイ」みたいな。
ミヨッシーからは、「若手芸人みたいなスケジュールですね」と同情される始末。
もう30代折り返したって言ってんじゃん…
今月のブログは、かなり充実した旅ブログになるか、完全に放置した休載ブログになるかのどちらかだと思われます。
しばらく更新がない間は、「今頃、海か空かどっちかにいるんだね〜」と思っておいてください。