2012年12月

2012年12月13日

九州王国2013新年号発売です!

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クリスマスも忘年会も大掃除も終わっていませんが、とうとう本日、2013年の幕開けとなる九州王国新春号があがってきました!

見てください、この目の覚めるようなレッドスカイ

フェイスブックでカメラマンさんがUPしていた投稿写真に対し、「これ、次の表紙にしたいです!」とコメントを返してすんなり決定したという、なんとも現代的プロセスを経た表紙です。

「これ、夕陽なんだけど…新春に朝日じゃなくていいの?」という疑問にも、「モーマンタイでっす!」と即答。

夕陽=斜陽というステレオタイプからの脱却ですよ。
新年から夕陽で表紙を迎えるという、この挑戦的な選択。
今年も「攻めの九州王国」で行きたいと思います!(……は?


特集は新春にふさわしく、「九州、一の宮詣で」と「石の町・臼杵へ」の二本立てです。

領国制時代に、一国にひとつずつ、その国のトップ神社がありました。
それが一の宮。
九州各国(今でいう、各県ではないのですね)の一の宮を、いろんな角度からご紹介しています。

臼杵は石仏をはじめとした、「石に触れる旅」のご提案。

石ってなんだか温かくて、癒されますよね。・・・・というのは、担当者・ミカの発言です。
わかるような、わからないような気がしますが、心落ち着く特集になっていますので、ぜひ穏やかにご高覧くださいませ。



2012年12月11日

古湯温泉でも月刊はかた&九州王国が読めます

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「週末は行ける限り、遠方のクライアント様巡りを!」ということで、佐賀の古湯温泉「oncri」さんにお邪魔してきました。

元、「吉花亭」と呼ばれていた大きな温泉宿です。こちらの名前に耳馴染みがある方も多いかも。

すっごくスタイリッシュに生まれ変わっており、お土産コーナーなどにも佐賀の名品がずらり。
「九州の逸品100選」や「九州王国」で紹介したものもたくさんありました〜〜これは目利きさんがいますね!(にやり)


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そしておしゃれなロビーにはおしゃれな雑誌が

九州王国と月刊はかたがばっちりとロビーを彩らせていただいておりました

似合うなぁ〜〜素敵なロビーにはかた&九州王国、しっくりくるなぁ〜〜〜




古湯温泉はご存じのとおり「ぬる湯」なので、露天風呂に出た瞬間は心臓止まるかと思ったのですが、ゆ〜っくり入っていると、次第にポカポカしてきます。
ぬる湯のほうが湯冷めしにくいことを初めて知りました。

私は日帰りで行きましたが、宿泊も素敵そうですよ!
ぜひ、ゆっくり泊まって素敵な雑誌を熟読してきてください

2012年12月10日

レ・ミゼラブル考

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先週末はミカと一緒に、映画「レ・ミゼラブル」の試写会に行ってきました。

この作品といえば、小学生のころに「ああ無情」というタイトルで夏休みの課題図書として読み、中学生のとき鹿賀丈史に斉藤由貴に野口五郎というスーパー配役でのミュージカルを観て(岩崎宏美もいた!)、大学生のときにロンドン公演に行き、数年前には博多座で別所哲也バージョンを観た、というくらい人生で何度も出逢っている、個人的には非常に縁深い作品です。

そして今回は、ヒュー・ジャックマンにラッセル・クロウ。
オーストラリアに住んでいたころ、何度かTVで歌うラッセル・クロウを観たことはありましたので、歌唱力があることは知っていましたが、意外な人選ですよね。
「大丈夫なのか!?」とレミゼファンとしてはドキドキしましたが、大丈夫でした(笑)。

「声を潜めるべき逃亡中に大声で歌っちゃう」状況を見ても笑わない“ミュージカル魂”を持っている人には、おすすめです。
ちなみに私は、ライオンが歌いだしても、怪人が歌いだしても、涙を流せる超ミュージカルラヴァーです。
忘年会の二次会でフランス革命の歌をアカペラで歌いだしても、ひかないでください。



来年夏には、博多座でも新演出ミュージカル「レ・ミゼラブル」の公演が決まっています
これを機に、これまでミュージカルを食わず嫌いだった皆様も、「死に際に歌いだしちゃう」世界へのデビューをお勧めします

2012年12月07日

福岡、週末暴風雪予報!

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本日、車に乗ったらとうとう「外気温低下!注意!」と表示が出ました。

「注意!」って言われても、どうしたらいいものやら。
とりあえず、マフラー巻きましたけど。

宝満山はうっすら雪化粧気味でした。

週末は暴風雪予報が出ていますね。
福岡の皆様、そして福岡を訪れる観光客の皆様も、十分にお気を付けくださいませ!

2012年12月05日

かに供養

かに


本日は「かに供養」の取材。

メガネ供養、うなぎ供養…と、年間を通してさまざまな供養を編集部では取材させていただいておりますが、人一倍カニ好きな私は、気合を入れてカニさんを供養してこなくては!と張り切って出陣。

ご住職の、「生まれ変わったら蟹になったとしましょう。人間たちに網で獲られ、深い海の底で家族と離ればなれになったら皆さん、いかがでしょうか?」という法話を聞いて、あやうく蟹一家のことを想うあまり、今後カニが喉を通らなくなるところでした。

しかしその後、「大切な命をいただくのですから、精いっぱい心を込めてお客様にお出ししましょうね」というかに本家の社長(←とても話の面白い、素敵な方です)のお話で救われ、「大切な命を余すことなく、爪の先、カニみそに至るまで大事にいただきます!」と心に誓って帰ってきました。


皆様の分までしっかり心を込めて供養しましたので、どうぞ存分に年末年始はカニをお楽しみくださいませ!

ちなみに、かに本家の日置社長の著書はこちら。
経営者の成功伝という類ではなく、小説的な読み物としてもとっても面白いです。


「食」で救われた命の誓い


2012年12月04日

高級ショコラ考

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最近、また東京あたりは高級チョコの闘いが激しくなってきていますね。

立て続けにいろんなチョコ(一発変換で“猪口”と出てきて、日頃の生活が見えました)をいただいたのですが、これがまあ、どれも美味しいこと

ルックも明治も十分に美味しいと思える舌なのですが、それでもこの青天井なショコラのレベルアップには感動すら覚えます。

赤い箱の「イルサンジェー」というチョコ、人生を変えるほど美味しかったです

「もう、チョコはイルサンジェーしか食べない!」と言い切りたいところでしたが、一粒が私のランチ価格くらいだと知ってしまいました。(いただきものなのにネットで検索してしまうという関西人…すみません)

一粒がパスタランチより高いなんて。
チョコを持つ手が震えます。
「いっそ出会わなければ良かった…」と、現在切なく恋心を断ち切っているところ。


やはり東京は高い&旨いものがたくさんある町ですね。
お手頃&旨いものがたくさんある福岡でよかった〜〜〜



2012年12月03日

紙媒体と電子書籍

「紙媒体編集者として、電子書籍の存在をどう思われますか?」と昨今よーく聞かれるのですが、決して紙と電子は反目しあっているわけではなく。

うちも、東京で作っている「江戸楽」は電子版も出しているくらいでして、共存のあり方は模索中です。


個人的には、パラパラ好きなところをピックアップして広く浅く読む情報誌は紙のほうが読みやすいな、と思いますし、じっくり読む小説等は電子でもいいなと思っています。

特に私のような「一日たりとも読書から離れられない」活字中毒者は、出張とか海外に行くときに「読み終わった後」のことを考えて数冊本を持っていかなくてはいけないので、そういう場合には圧倒的にデジタルのほうが便利ですよね


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ということで、遅ればせながらkindle、手に入れました。

まず、次号の九州王国の「大人の一冊」という連載に書かれていた永井荷風の「断腸亭日乗」を読みたいな〜と思ってダウンロードしたら、なんと無料でした。
わぉ、思わぬラッキー

まだ全然使いこなしてないのですが、私のような古典好きにはもしかしたらすごくお得なアイテムなんじゃないでしょうか。
iphoneの青空文庫が読みにくかったので、ちょっとこれからの古典生活が楽しみです