2012年02月
2012年02月29日
月刊はかた3月号発売です!

今月の特集は「春の太宰府さんぽ」。
梅が美しく咲き誇る太宰府を、「太宰府の長&生き字引」岡部定一郎先生と歩いています。
ちょっと小道に入ると、驚くような史跡が残っていたり、某元首相の曽祖父さんの恋のために作られたトンネルがあったり、話題の平清盛の息子のお墓があったり、まーあ話題に事欠かない土地です。
スタバだって、太宰府参道にできるとなると隈研吾さんデザインの、すんごい空間になっちゃうのです。
この春、ぜひお散歩に行っていただきたいスポットです。
月刊はかたを片手に歩いてみてください。(お散歩に最適なポケットサイズ

ちなみに、福岡以外の方にプチトリビアを。
太宰府の表記には二通りありますが、行政上の地名を表すときには「太宰府」、歴史上の役所を表すときには「大宰府」と漢字を使い分けます。
なぜ、「大」が「太」になったのか…は、月刊はかた3月号でご確認ください

2012年02月28日
地方から直接、世界へ!

こちら、ストックホルムデザインラボが初めて手掛けたというワンカップです。
ストックホルムデザインラボ(SDL)というと、IKEAやソニーなど数々の世界的企業のデザインを施していることで有名なデザインチームですよね。
スカンジナビア航空のすべてのデザイン(機体も内装もグッズも)を手掛けていることでも有名。
私のデスクの上にある、アスクルのティッシュボックスもSDLのデザインです。
このSDLが初めて、日本酒のラベルをデザインしました。
どこの大手酒蔵かと思うと…なんと、山口県美祢市にある「大嶺酒造」という、小さな地方蔵のものです。
美祢市出身の友人に聞くと「知らない」と言ったくらい、小さな蔵。
2010年にそれまで止めていた製造を再開した、復活蔵です。
一体どういった経緯があったのか?
極めてシンプルです。
「社長が単身スウェーデンに乗り込み、SDLの創業者に直談判した」
ただ、それだけ。
日本酒なんてもちろん手がけたことがなかったSDLは「面白い!」と請け負ったそう。
この大嶺酒造の社長さんの、行動力と突破力って素晴らしいですよね。
いくら美味しいお酒を造っていても、周りと同じことをしていては世に埋もれてしまいます。
商品力は当然のこととして、それ以外の「プラスアルファ」をどうするか?
↓
国内の大御所デザイナーに払う大金はない。
↓
面白がって協力してくれる「未だかつて誰も思いついていない人」を探してみよう。
↓
見つけたら、自分で直接頼みに行っちゃう!
って、なかなかできないことですよね。

デザインもわかりやすくて斬新。
黒い米が一粒のものは大吟醸、二粒は吟醸、三粒は純米酒。
コンプラ瓶を思わせる真っ白い瓶も画期的です。
いわゆる西洋が思うステレオタイプな「オリエンタル」でもなく、日本人が考える「いつもの日本酒像」でもなく。
新しいけど奇をてらいすぎていない、って一番難しいことですよね。
こういう話を聞くと、地方にはまだまだ底力のある人が眠っているな、と思います。
「どうやったら売れるか」を本気で考えている人たちが、たくさんいるのです。
私たちは、「いいもの」を紹介する媒体であるのはもちろん、こうした「いい熱意」を持った人たちもたくさん発掘できる媒体でありたいと思っています。
東京の価値観を介さず、直接世界で勝負できるような「チカラのある地方」としての九州の魅力を探していきたいです。
※ちなみに山口は九州ではありませんが…お隣なので、勝手にちょっと親近感がわいてしまいました(笑)。
2012年02月24日
インフル発生!
とうとうわが編集部でもインフルエンザ患者が出ました!
流行の最先端をひた走るのは、やはりミカ。
私論ですが、喫煙習慣が免疫を低下させるのではないか…と病に苦しむ彼女に追いうちをかける説を唱えております。
「一人暮らしで大丈夫?食べるものある?暖かくして休みなね。これを機に禁煙しなね」
と、優しいフリをしながら、最後に釘をさす(楔を打ち込む?)一言も忘れずに。
土日を含んで6日も休む指令がお医者さんから下ったそうなので、ゆっくりと治してもらおうと思います。
これを機に、ゆっくり身体を休めたらいいよ。
これを機に、たばこもやめたらいいよ。(しつこい?)
予防接種をしたおかげでちょっとは症状が軽いようです。
どうぞ皆様もお気を付けを。
流行の最先端をひた走るのは、やはりミカ。
私論ですが、喫煙習慣が免疫を低下させるのではないか…と病に苦しむ彼女に追いうちをかける説を唱えております。
「一人暮らしで大丈夫?食べるものある?暖かくして休みなね。これを機に禁煙しなね」
と、優しいフリをしながら、最後に釘をさす(楔を打ち込む?)一言も忘れずに。
土日を含んで6日も休む指令がお医者さんから下ったそうなので、ゆっくりと治してもらおうと思います。
これを機に、ゆっくり身体を休めたらいいよ。
これを機に、たばこもやめたらいいよ。(しつこい?)
予防接種をしたおかげでちょっとは症状が軽いようです。
どうぞ皆様もお気を付けを。
2012年02月22日
↓写真はただ単に「女子っぽい」というイメージです

先日、久しぶりに会う女子力の高い女子アナとご飯を食べたときのこと。
彼女の話題の中心は、今はまっている星占いで、スマホで私の今年の運気をかなり詳しくみてくれました。
私の話題の中心は、山本周五郎の魅力についてで、アマゾンで「これとこれがおすすめ!」とゴリ押ししてました。
帰り際に「久々にガールズトークができて楽しかったー

まるでOLさんとおっさんの会話です。
占いとかスピリチュアルとかパワースポットとか、女子的な興味が完全に欠落しているので、補ってくれるお友達たちに感謝です。
編集部にもぜひ、我々全員を補ってくれる女子力の高いかわいこちゃん(←表現がおっさん)が加わってくれると嬉しいのですが。
2012年02月21日
2−3月は日本酒の月!
今月の月刊はかたのプレゼント応募者数、ハンパないことになってます。
10代風にいうと「パネェ」です。
使ったことのない表現をするとぎこちなさが全面に出ますね。
何にこんなに応募が!?というと、もう、とにかく、酒!! ですよ、皆さん。
こんなにみんな日本酒好きだったのねっ!!!って驚くほど、お酒プレゼントの応募がすごい。
応募はがき&メール出力紙を入れているBOXが破裂しそうです。
お菓子やら観劇チケットやらの数十倍届いてます。
ほんとに月刊はかた読者の皆さん、日本酒好きですね…
と、他人事のように言ってますが、当然作っているスタッフ側も好きだからこそ、日本酒好きの読者様を引き寄せるのでしょう。
「類は友を…」的な。
編集者らしく言うと、「同気相求む」的な。
この2〜3月は九州では蔵開きシーズンなので、毎週のようにうちのスタッフたちもどこかへ繰り出しています。
それぞれ違うところへ行って、報告し合うもまた楽し。
いまのところ、「いそのさわ」「浜地酒造」「白糸酒造」「菊美人酒造」の蔵開きを、各人手分けして制覇しました。
今年は2月より3月の開催が多いので、来月も楽しみです

菊美人さんの酒まんじゅうには、長蛇の列ができていました。
この画像を見るだけでも、お酒の甘い香りが漂ってきそうですよね
お酒を飲めない方にもいろんなお楽しみがある蔵開き。
ぜひ、この時期に福岡&佐賀を訪れる方は行ってみてください。
便利な「蔵開きカレンダー」は月刊はかた2月号に掲載しています
10代風にいうと「パネェ」です。
使ったことのない表現をするとぎこちなさが全面に出ますね。
何にこんなに応募が!?というと、もう、とにかく、酒!! ですよ、皆さん。
こんなにみんな日本酒好きだったのねっ!!!って驚くほど、お酒プレゼントの応募がすごい。
応募はがき&メール出力紙を入れているBOXが破裂しそうです。
お菓子やら観劇チケットやらの数十倍届いてます。
ほんとに月刊はかた読者の皆さん、日本酒好きですね…

と、他人事のように言ってますが、当然作っているスタッフ側も好きだからこそ、日本酒好きの読者様を引き寄せるのでしょう。
「類は友を…」的な。
編集者らしく言うと、「同気相求む」的な。
この2〜3月は九州では蔵開きシーズンなので、毎週のようにうちのスタッフたちもどこかへ繰り出しています。
それぞれ違うところへ行って、報告し合うもまた楽し。
いまのところ、「いそのさわ」「浜地酒造」「白糸酒造」「菊美人酒造」の蔵開きを、各人手分けして制覇しました。
今年は2月より3月の開催が多いので、来月も楽しみです


菊美人さんの酒まんじゅうには、長蛇の列ができていました。
この画像を見るだけでも、お酒の甘い香りが漂ってきそうですよね

お酒を飲めない方にもいろんなお楽しみがある蔵開き。
ぜひ、この時期に福岡&佐賀を訪れる方は行ってみてください。
便利な「蔵開きカレンダー」は月刊はかた2月号に掲載しています

2012年02月16日
またまた新刊です!

今年すでに3冊目の新刊ムックのご紹介です

3年前に大ヒットベストセラーとなった(ほんとです。売れました。)「福岡とってもすてきなカフェ」に続く、カフェ本第二弾。
「福岡 とっておきのカフェ」です。
まぎらわしい名前ですが、1冊目持っている方もぜひ間違えず2冊目をどうぞ。
掲載店ガラリと変わっています。
またも素敵なこだわりのお店が満載ですよ〜〜。
最近福岡で思うのは、本格的なガレット店とかオリジナルのジェラート店とか、「価格はちょっと贅沢だけど本物の味」を極めたカフェが増えてきていますよね。
一時、揶揄的に「カフェ飯」と言われたときもありましたが、最近のカフェのレベルはそんなものじゃありません。
気軽に行けて、プロの技が楽しめる、「とっておきの」カフェをご紹介しています。
発売は来月初旬を予定しておりますので、ぜひお楽しみに〜〜

2012年02月15日
喜劇人協会による笑い満載舞台

昨日・今日と博多で行われていた小松政夫さん主演の舞台を観に行ってきました。
日本喜劇人協会会長に就任されたことを祝っての特別公演は、小松さん往年のギャグ満載で、とっても贅沢な舞台でした。
私は残念ながら該当世代ではないのですが、小松さんの担当編集者になってからyoutubeで予習しまくったので、すべて完璧です

「客席の方でどなたか電線音頭を…」というフリがあったら、真っ先に手を挙げようと準備万端で行ったのですが、残念ながらチャンスは訪れず。
黒田アーサーさんの「どどど、どうしちゃった??」というくらいの弾けっぷりに驚いたり、熊切あさみさんの熱烈なファンの方が客席で興奮されてたりと、どれもこれも楽しかったです

もちろん、最高なのは小松の親分さんですけどね〜〜〜

残念ながら東京公演は終了し、残すは明後日からの岡山公演のみだそうです。
奇跡的にこのブログをご覧になっている岡山在住の方がいらっしゃれば、ぜひ!
ちなみに、オープニングのクレジットの中に「協力:月刊はかた」とあって嬉しかったです〜

2012年02月14日
九州王国3月号発売です!

今月号の第一特集は「九州の黒き宝」。
「九州のクロキといえば、ヒトミでしょう!」と熱弁を奮っていたヤナッチ渾身の特集です。
黒豚、黒麹、石炭、スターフライヤー…とびっくりするくらい黒い特集です(笑)
黒って、高級感とスタイリッシュ感を兼ね備えた色ですよね。
ちなみに、編集後記は腹黒い私が担当しました。
第二特集は、ミカが極寒の宮崎体当たり取材を敢行した、
「古事記編纂1300年・神々の故郷、宮崎をゆく」。
古事記って、しっかり読んだことありますか?
天照大神とスサノオノミコトが兄弟だったとか、
木花佐久夜姫と瓊瓊杵尊が夫婦だったとか、
恥ずかしながら私、全く知りませんでした。
なるほど、こんな姻戚関係があったのね〜〜とか、
瓊瓊杵尊って、夫としてサイアク〜〜〜とか、
普通に読むだけで面白いです、古事記。
ということで、軽い古事記入門にもなり、
しかも宮崎の古事記スポットも網羅している、
かなり面白い特集になっています。
私もこれ読んで、宮崎行きたくなったーーー

あげく、今月号の78Pには、創刊以来初めて
編集部スタッフみんなの写真が出ちゃうという爆弾号。
便利な定期購読はこちらからどうぞ〜〜〜→★
2012年02月13日
Not all men are created equal.
本日のスタッフ2人の、行動記録。
ヤナッチが大雨に打たれながら、太宰府で山を登ったり泥だらけになったりしていた、ちょうどそのころ。
ミヨッシーは恒例の沖縄家族旅行で、燦々と降り注ぐ太陽とブルーシールを楽しんでいました。
・・・という、「人生は不公平だ」という本日の教えです。
いいなぁ〜〜私も子どもと沖縄行きたぁぁい〜〜〜
・・・という方は、こちらの本をどうぞ↓
沖縄 子連れ得徹底ガイド―ファミリーで楽しむ!
クチコミを見る
ヤナッチが大雨に打たれながら、太宰府で山を登ったり泥だらけになったりしていた、ちょうどそのころ。
ミヨッシーは恒例の沖縄家族旅行で、燦々と降り注ぐ太陽とブルーシールを楽しんでいました。
・・・という、「人生は不公平だ」という本日の教えです。
いいなぁ〜〜私も子どもと沖縄行きたぁぁい〜〜〜

・・・という方は、こちらの本をどうぞ↓
沖縄 子連れ得徹底ガイド―ファミリーで楽しむ!
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2012年02月10日
もうすっかり2月だけど、今さら今年の目標!
昨日今日と、全国でご活躍されている中堅企業(年商100億前後?)の代表者の方お二人と、お話をさせていただく機会がありました。
御二方ともに、とっても元気!そしてお若い!さらに面白い!!
業界のことや本業のことはもちろん、歴史や文化、文学、芸能…もう本当にいろ〜〜んなことに精通されており、話していてとっても面白かったです。。
血沸き肉躍る取材って、そうそうないですよ(笑)。
どんな話を振っても、機知に富んだ答えをくださり、それでいてお二人そろってご謙虚で低姿勢。
これがいわゆるカリスマ性か…と改めて、思いました。
頭がいい人は決して頭がいいフリをしないですよね。
知識がある人ほど、知ったかぶりをしない。
地位の高い人ほど、居丈高な態度をとらない。
という、当たり前なことを再認識した二日間でした。
やはり素敵な大人になるためには、「質の高いインプット」が必要ですね。
アウトプットは控え目に、インプットは貪欲に。
…うん、これ、今年のマイスローガンにしようと思います
御二方ともに、とっても元気!そしてお若い!さらに面白い!!
業界のことや本業のことはもちろん、歴史や文化、文学、芸能…もう本当にいろ〜〜んなことに精通されており、話していてとっても面白かったです。。
血沸き肉躍る取材って、そうそうないですよ(笑)。
どんな話を振っても、機知に富んだ答えをくださり、それでいてお二人そろってご謙虚で低姿勢。
これがいわゆるカリスマ性か…と改めて、思いました。
頭がいい人は決して頭がいいフリをしないですよね。
知識がある人ほど、知ったかぶりをしない。
地位の高い人ほど、居丈高な態度をとらない。
という、当たり前なことを再認識した二日間でした。
やはり素敵な大人になるためには、「質の高いインプット」が必要ですね。
アウトプットは控え目に、インプットは貪欲に。
…うん、これ、今年のマイスローガンにしようと思います
