2009年02月

2009年02月09日

ただいま〜〜!

ただいまー、福岡!
ただいまー、博多!
ただいまー、編集部!

今朝出社するとスタッフのみんなから「おかえり〜」と声をかけられ、まるで家みたいだなぁ〜とじんわり感動してました。
いつの間にやらホームですよ。
いや、決して東京がアウェイなわけではないんですけど。


東京滞在中は、仕事以外もいろいろ勉強して帰らないと!と思い、新橋の超人気店とか、銀座のミシュラン店とかを勤務時間後にせっせと訪問してました。
料理方法や演出の仕方などはやはり東京のお店のほうが敏感ですからね。

ちなみに今では当たり前のように出されている泡の演出(エスプーマ)も、8年前の福岡では唯一、一店だけでしか提供されていませんでした。
「エルブジのあの技術が、福岡で!!」と驚いたものです。
きっと東京では普通に出されていたんでしょうけどね。


今回の東京訪問店でも、お口直しにネギのアイスが出たり、立ち飲みでビオワインの専門店があったりと、やっぱり福岡とは違うな〜〜というものはたくさん見つけることができました。
もちろん「違う」というだけで、どっちがいいという話ではないですけど。
とにかくいろんな勉強ができて有意義でした。



「食べるもの」「観るもの」「体験するもの」全てが仕事につながる職業ってやっぱり有難いな、と思います。

体重を増やすばかりではなく、きちんとこの経験を誌面に生かすことができるように精進したいと思います!




2009年02月06日

下町DAY。

今日は台東区の印刷工場へ。
銀座、汐留、秋葉原、浅草、青山、(拝島…)、と東京網羅の一週間を締めくくるにふさわしい、最後の訪問町でした。

丁寧に工場をご案内いただき、ご近所で人気の中華店で社長さんとランチ。
なんだか下町風情たっぷりで、「東京って実はこういう街に支えられてるんだろうな〜」と実感しました。

多摩に行ったときにも当地の社長さんが「多摩は東京に水や資源を提供している、縁の下の力持ちなんだよ」といわれており、なるほど〜と思ったし。

キラキラしている東京ももちろん楽しいのですが、そのキラキラを支えている皆さんにスポットをあてられる媒体を、東京でも作れたら嬉しいなと思います。

…と、実は今回の出張は、東京で新雑誌を創刊するためのお手伝いに来ていたのです。
先週の編集長も然り、今週の私も然り。
そして、来週からはハマーがやってきます。


グリコ!

←ということで、編集長と私からハマーへの置き土産。

アーモンドグリコ(編集長より)と、桜ひよこ(私より)です。
ハマーの机に置いて帰るので、ホームシックにかかったときはひよこを見て福岡を思い出してください。
東京でもがんばるのだぴょ

ということで来週はまた博多からお送りします〜。


2009年02月05日

取材旅行いろいろ。

今日は汐留に本社がある某超大手企業さんへ。

エレベーターに乗る前にセキュリティチェックはあるわ、受付嬢は10人弱もいて華やかだわ、応接室からは近隣ビルのヘリポートが見えるわと、とにかく天空の城企業でした。
すごいな〜。
こんなとこで働いてたら、私なんて勘違いして地上を見下してしまいそうです。
最上階でランチをいただいただけで、眼下に広がる東京タワーやお台場を手中に収めた気分になったもの。
江戸城主気分ですね。


と、私がメトロポリス・トーキョーでヒールを引きずりながら、地下鉄でギューギュー詰めにされていたときに、編集長からメールが届きました。

種子島?←「島に到着しました」と、写真付で。

彼は今日から種子島&屋久島取材旅行なのです。
どっちの島に着いたのかはわかりませんが、いずれにしろ、相当うらやましいです。

穏やかな気候、青い海、もののけの森、そして焼酎。

人口過多な地下鉄、地図持ってても迷う汐留、ホテルで缶ビール、の私とは大違いです。

空と海が、ほんとにキレイ〜〜〜



考えてみると、いつも私は貧乏くじひいてる気がします。

アワビフルコースに、エンタメショー、豪華ホテルと贅沢三昧だったミカリンの韓国取材旅行。
対して、朝3時に起きてお経を唱え、沢庵一切れと水でご飯を食べ、床に雑魚寝の私の韓国取材旅行。

五島の寺で車から転げ落ちて大木に激突したり。
紋別で氷結した湖に落ちたり。
慶州の世界遺産の山を滑り落ちたり。

…挙げてみると、ほとんど自業自得な気もするんですけど。
しかしまあ、「優雅な取材旅行」でないことは確かです。


編集長が素敵な島滞在を過ごすことを祈ってます。
でも心のどこかで私のようなヒサバナも起きないかな〜と期待してます…フフフ



2009年02月04日

空のすきま。

すきま高層ビルにはさまれた、小さな小さな老舗店。

このお店は「紙」専門店だったのですが、こういう風景を日本橋近辺ではよく見かけます。
東京に挟まれた、江戸。
必死でみんなが上へ上へと、空へ空へと進むことに一生懸命ななかで、どっかり地に足をつけて、泰然としていますよね。
もちろん、この街で「老舗を売りにしていない老舗店」というのは、本当に大変だと思います。
並々ならぬ努力をされていることでしょう。
私たちを含めたマスコミも、たまには空ばかりではなく、地を見て取材対象を選ぶべきかもしれません。


…とえらそうなことを書いてしまいましたが、このビルに挟まれた景色を見た瞬間頭に浮かんだのは、

「次、長い棒がきたらテトリスだー!」

という、非常に不届きなものでした…すみません。

2009年02月03日

逆価格破壊の街。

ginza今日はあさいち銀座へ。

私は、東京の街々についてはっきりと「好きな街」と「好きじゃない街」に分けられるのですが、銀座は好きな街のひとつです。
なんでしょう。
文明だけじゃなくて、文化がちゃんとあるからかな。
同じ人ごみでも、新宿や渋谷と違ってイライラしません(笑)


ただーし。


ちらり見かけたマカロンが1箱8400円。
ちらりみかけたチョコが1粒750円。
ちらり見かけた寿司ランチが1人18000円。


なんですか、このインフレはっ!
円じゃなくてウォンかと思いました。
既に福岡とは違う貨幣制度を持っているかのごとく、ことごとくインフレーション価格です。

改めて、お金持ちには楽しい街なんだろうな…と痛感しました。

まあ、高いものばかりじゃなくて、格差社会が進んだ街ということなんでしょうけどね。
ちなみに昨日のランチは500円。
まったく時間がなくて、「駅構内の蕎麦」という人生2回目の立ち食い経験をしました。

たくましくなるわ〜〜東京。



2009年02月02日

東京到着。

今日から東京1週間。

昨晩友人と会い、「モロッコ料理」なる人生初めての世界を見て「はぁ〜さすが東京。。。世界と近いわ」と思っていたのも束の間。


本日は、アサイチで「拝島」という場所まで行ってきました。
東京は何度も訪れてますが、未踏の地です。拝島。

世界とは近い東京なのですが、「拝島」は遠かったです。
…都内なんですけど。

乗り換えだけで携帯の充電なくなるかと思うほど乗り換え検索を頻繁にし、どうにかこうにか約2時間かけてようやく到着しました。
東京って広いのね〜〜。

2時間かけて行ったのはこちら。





蔵奥の茶色い物体が杉玉と気づいた人、さすがです。
酒蔵ですよ、酒蔵。
東京行ってまでも、やっぱり酒蔵?
…というコメントが聞こえてきそうですが、そうです。酒蔵です。だって好きなんだもん。新酒の時期なんだもん。もちろん朝から飲んではないですけど。


それにしてもすばらしいお蔵さんでした。
広い敷地内には蕎麦屋あり、ホールあり、ショップあり、地ビールあり。
まさにお酒のテーマパークや〜〜、です。
ここなら都心から2時間かけてでも来たいなあ。
一日遊べますよ。
帰るころにはフラフラでしょうけど。


蔵元もすごく楽しい方で、いいお話が聞けました。
東京滞在、楽しくなりそうです