2009年02月

2009年02月25日

紋別と五島。

あるクライアントさんから2地域の取材を要するお仕事をいただきました。


一箇所は、北海道・紋別。
もう一つは、長崎県・五島列島。


どちらも私は縁深い土地で、毎年のようにお仕事に行っている場所ではあるのですが、今年は仕事の都合上2箇所ともに行くのは難しそうだなと思い、どちらか一つを後輩・ミカリンに行ってもらうことにしました。

取材する内容は2箇所ともおおよそ、一緒です。

一応、前情報を入れておくと…


紋別:最高気温マイナス10度。所要時間片道5時間。
五島:最高気温18度。所要時間片道40分。


「で、ミカちゃん。どっちがいい?」

と先輩の圧力をかけながら、目力で誘導しようとフル黒目で質問したら、あっさりと

「五島で!五島に決まってるじゃないですか!」

と即答してくれました。

…そうだよね。そうだ、そうだよね。



ということで、ミカちゃんが老体をいたわってくれなかったので、明日から1泊強行スケジュールでマイナス10度の世界へ飛び立ってきます。

移動時間10時間、滞在時間24時間。

いや、行ったら楽しいんですよ。
とっても楽しいのは重々承知しているのですが、福岡が連日15度を越え、「やっと春だなぁ…」と思い始めていた矢先なんでね。
心の準備がね。
去年氷結したサロマ湖に落ちた心の傷がまだ癒えてないのでね


夜更けに、野外で、氷の上で行われるイベント取材に行ってきます。
(きっと)楽しい(であろう)様子は、九州王国4月号でご覧ください!




2009年02月24日

大阪行脚レポート。

昨日のブログ、いつもの倍くらいのアクセス数を稼ぎました。
さすが、谷村新司効果。(嘉門さん効果??)

というわけで、この機を逃すまい、と追い討ちをかけるかのように引き続き大阪リポートです。
でも今日は芸能人は出てきません。

2←こういうコテコテの大阪レポートです。

というのも私、関西在住歴は長かったのですが、生まれて一度も通天閣へ行ったことがありませんでした。
これって、関西で発言すると非常に普通のことなんですけど、関西外の人からするとすごい意外みたいですね。
だって、大阪って北部と南部で異国ほどに生活文化圏が異なるんですよ〜。
南部はあまり知りません…しかも私はお隣の兵庫県なんでさらに知りません…。

で、ものすごーくディープな大阪を今回は体験して帰ろうと思ったのですよ。



1たとえば、よく「ソースの2度漬けはあかん!」とか聞く、串揚げとか。

通天閣そばのジャンジャン横丁に専門店がずら〜っと並んでます。
正直串揚げはまあ…普通の串揚げでしたが、どて焼(ホルモン煮込み串)がおいしかったです。
朝11時から店内全員、お酒飲んでましたけど。
全員って。
なんだか注文しないと迫害されそうだったので、私も一応注文しておきました。


そして、勢いづいて「おのぼりモード」に突入。
普段大阪って、普通に美容院行ったり、友達と飲むだけの町だったので、こんなとこがあることすら知りませんでした。

3自分でたこ焼きを作れるお店。

…だからなんだ?といわれそうですが、なんとなく職人気分で楽しかったです。
後ろのカップルの手際が異常に良かったです。
ということは、観光客用の店じゃないのだろうか?
日常的に利用??


知ってる町も視点を変えて歩くと楽しいですね。
ぜひ、自分の町を“おのぼりさんモード”で歩いてみてはいかがでしょうか?

2009年02月23日

芸能人の披露宴。

豪華!週末は大阪へ行ってきました。
嘉門達夫さんの結婚披露パーティーのために!

←ボケボケですが、超豪華なショットです。
おわかりいただけるでしょうか?

嘉門さんご夫婦の間に、谷村新司さんです。
ぎゃー、豪華!
「いい日旅立ち」を生で聞きました。
ディナーショー並みに興奮です



このほかにも、桂雀々さんのスピーチあり、押尾コータローさんの生演奏あり、と非常に素敵なパーティーでした。
個人的にもっともテンションがあがったのは、上岡龍太郎さんですけれども。
9年ぶりに拝見しましたが、相変わらず面白かった!
全く、あの日のままです。かっこいい。
上岡さん復帰してほしいなぁ〜なんなら、九州の地方媒体でこっそり復活ってのはどうでしょうか??



ま、なんといっても、これほどの豪華な方々を集める嘉門さんのご人徳に、一番感服ですね。
東京パーティーの様子もビデオで流されており、さんまさんや久本さんをはじめ、こちらも超豪華でした。
こんなにも超一流の人を集合させられる披露宴って、そうないのではないでしょうか?


4時間超というスーパーロング披露宴でしたが、ずーっと笑いどおしでした。
この様子は次号九州王国で、ご本人みずから書いてくださるそうです〜〜お楽しみに





2009年02月19日

スペシャリストに会いました!

今日はとあるワインショップに、連載企画のご提案に行ってきました。

こちらのオーナー、ハンパなかったです。
何がって、ワインの知識が!!
こういう人こそ、「私の血は赤ワインなの」という川島なお美発言をしても許される、数少ないスペシャリストなのでしょう。
「神の雫の亀梨くんのセリフ、笑っちゃうよね」と言っても許されちゃう人なのでしょう。


なんせ、一度飲んだワインの味は、決して忘れないのだそうです。
そしてその飲んだワインは、言葉やラベルで覚えるのではなく、一口含んだ瞬間に「イメージが浮かぶ」のだそうです。
だから次に飲んだときに「思い出す」のではなく、そのイメージが「浮かぶ」のだと。


は〜〜すごい。
私なんて昨日飲んだワインの銘柄ももう覚えてないですよ。
今日飲んで「んまー、これどこのワイン?」とか平気で聞きますよ。

この特技(?)のおかげで、国内外のコンクール総なめだそうです。
すごい人だとお聞きして伺ったのですが、噂以上でした。



名前も覚えられない、ラベルも覚えられない、ましてや味など絶対覚えられない…というワイン3重苦を背負った私からしてみると、羨ましい限りです。
「もしかしたら私のサリバン先生になる人ではないか…」と密かに連載成就を願っています



2009年02月18日

良本計画。

久々に朝の通勤電車の中で泣きました。



その原因は、こちら。


感動!山本周五郎です。

なんというか、号泣というよりもじんわり泣ける、秀作ぞろいの短編集です。
特に「上野介正信」と「蜜柑」にやられました。
良本を探しておられる方、ぜひ。


恋愛小説を読んで泣いていた遠いあの日。
今では、殿と家来の絆に涙腺がやられるようになりました。
たぶんもうすぐ、孤独な老人の話で号泣する日が来ると思います。


心がつき動く対象って年齢とともに変わるものですね。
月9で泣けていたあの頃が懐かしい…。

2009年02月17日

九州王国3月号出ました!

王国3月号とっても評判がいいです。
九州王国3月号!

発売となってまだ2日ですが、既に各方面から「良かったよー!」の声をジャンジャンいただいております。
ほんとに今回、いい出来なんですよ。
ぜひ読んで、皆様

大特集は、インドではガンジーの次に有名な偉人といわれている、「杉山龍丸さん」の生涯について。
現地では「グリーンファーザー」と敬意を込めて呼ばれ、インド緑化の父として崇められています。

でも日本ではあまり知られていないですよね?

環境問題が叫ばれる遥か以前から、砂漠化の危機を訴え、活動していた人なんです。
そしてなんと、あの夢野久作の息子でもあるのです。
そしておじい様は、あの…。


続きは九州王国3月号で。
ドラマティックな展開ですよ〜〜〜。

第二特集は「海外にお花見に行っちゃおう〜」というこれまた楽しい企画です


ご購入はこちらから→


2009年02月16日

2月のイベントといえば、コレ!

蔵2月の恒例、蔵開きへ行ってきました。

先週は編集長たちが浮羽の「いそのさわ」さんに行ってきたので、今週は宗像の「伊豆本店」さんへ。
ちなみに去年は佐賀の「天山」さんと「天吹」さんへ。
できるだけいろんな蔵を周ってみたいのですが、日程がかぶるのと、なかなかこちらも予定が合わないので、1年に2蔵ずつくらいがせいぜいです。
この分だと県内制覇に20年くらいかかりそうだなぁ…。


先週のいそのさわさんの人出もすごかったそうですが、伊豆本店さんもとっても賑わっており、お約束の猿もいました。
(蔵開きと猿ってなんでいつもセットなんですかね??)
今年は蔵開きが軒並み大盛況みたいですね。
手軽で楽しいイベントですもんね。

ちょっぴり残念だったのは、新酒の試飲が普通酒しかなかったことかな〜。
吟醸好きの私は、有料試飲でもいいので、せっかくなので今年の自信作を飲み比べてみたかったです。



ダブル!←で、非常に自分勝手な物足りなさを感じつつ蔵を後にし、近くのお気に入りジェラート屋さんに寄りました。

すると。
なんと。

日本酒ジェラートなる、本日の私の欲望を満たす商品があったのですよ〜〜

迷わず選びました。
「運転する人は食べないでね」との注意書きがあるほど、ガツンと日本酒味でした。
まるで蔵開きでの飲み足りなさを神様が見ていてくれたみたい

ということで、大満足の蔵開きDAYになりました。

みなさんもハンドルキーパーを決めてぜひ、2〜3月の週末は蔵開きにお出かけくださいね〜


2009年02月13日

バレンタインデー前夜。

本日、必死で原稿を書いていたところ、編集部の隅っこのほうでミカリンがコソコソ〜っと動くのが目の端に映りました。

ん?と思いながらも気付かないふりをしていると、編集長のもとへ。


「あの〜編集長…個人的なお願いがあるんですけど…」としおらしく小声で話すミカリン。

おや?おやおや?
なんだかロマンティックな展開ですか?


「えっと、明日、14日なんですけど…」


あらあらまあまあ!!
バレンタインのお誘い!?
編集部始まって以来の(いや、知りませんが)、ラブリーな展開

必死で聞いてないふりをしながら、耳ダンボです。
これは聞かなくては。続く言葉を聴かなくては!

と、原稿を書いてるふりをしながら、次の言葉に全神経を集中させました。
すると。



「えっと、忘れそうなんで、免許更新ってメール送ってもらっていいですか?暇なら。




え・・・・・・えぇえーっ!?


びっくりしました。
編集長も、「それって…俺にアラーム代わりになれってこと?」と状況が飲み込めず口をパクパクさせてました。

有り得ない…先輩をアラームに使う女……しかも「暇なら」って。
バレンタインデーなのに、「暇なら」って。
明らかに上から目線です。
普通これ、徒弟に対して親方が言う内容ですよね?
かわいそうな編集長…涙が出ちゃう


期待を大きく裏切られた(?)編集長は、「わかったよ!5分おきに『免許更新!』ってメール送り続けるからね!深夜にもずーっと送るからね!」とキレてました。


罪つくりな女です…ミカ、27歳。

2009年02月12日

写メ報告。

私たちは取材で会社を開けることが多いので、基本的に外から頻繁に連絡を入れることが編集部ルールです。
取材に入る前とか、仕事の連絡が主なのですが。


1特に編集長は寂しがりやなので、電話もしまくってくるし、メールも送りまくってくるし、写メもガンガン送られてきます。
しかも基本、全員に。

会社にあと5分で着く位置にいても、電話してきます。
←全く編集部に無関係のビリケン人形も、写メってきます。




2これに関していえば、もはやネタとしてもどうでもいい。。。

ウエダってだけじゃんよ。

ええ、世にあふれている名前ですから。
全く珍しくもなんともないです。(冷徹)





3そして今日はよほど興奮したのか、かなりの高解像度でこの写メが送られてきました。

まあ、見つけた喜びはわからなくもないですけど…基本、関西の田舎に行くと結構この手の看板多いのでね。私的には、ノーコメントです。(激冷徹)


関西人の私の前で「関西嫌い」を豪語している彼ですが、撮ってきてるものを見る限りたぶん「隠れ関西好き」です。しかもディープな。
ビリケンさんとか、おばちゃんうどんとか、どっぷり関西文化圏ですよ〜。


2009年02月10日

定番土産。

もみじまんじゅう!←広島に仕事に行っていたケンケンが買ってきてくれたお土産。

広島の定番・もみじ饅頭です!

チーズ、りんご、抹茶…とこれだけ種類があると、どれを選ぶかでその人の趣向がわかりそうですよね。


保守派代表の私は、もちろんつぶあんです。


他のスタッフ見ていると、意外にも、「餅入り」が早めに選ばれていました。
チーズも。りんごも。
超意外。


私、定番が大好きなんでね〜〜おたべも普通のニッケ味がいいし、東京バナナより舟和の芋羊羹のほうがすきです。
鳩サブレーとか、もう大好きー。


といいつつも、東京スタッフへの博多土産や「桜ひよこ」買っていきました。
自分は定番がいいんですけど、贈るときは冒険したいのです…。