2005年07月

2005年07月29日

BBQ新定番!

a99ab712.jpg今週になって、天神の町中にもおしゃれをした中高生の姿が目立つようになりました。今が、はるか昔に経験した「夏休み」という素敵な期間だということにやっと気が付きました。

夏休みって心躍りますよね。
学生時代には「夏限定」イベントが多かったように思います。
プールに花火大会、キャンプやBBQ…BBQなんて年中してもいいのに、なぜか夏の海辺でしたくなるのは不思議です。ただでさえ暑いのに。すいかも棒で叩き割るころには中が煮え始めているというのに。浜辺だって砂でドラエモン像を造るくらいしか楽しみもないのに。なぜに「海辺でBBQ」にはこんなにも「楽しかった」というイメージ記憶があるのでしょうね。みんな冷静に思い返してみると意外に「そんなに面白かったっけ?」と思うかもしれません。

そして、BBQの内容。さあ思い返してみてください。海辺だから手の込んだものも作れず、洗ってきた野菜とスーパーの特売お肉が定番です。あっという間にたまねぎもピーマンも黒焦げになり、立ったまま堅いお肉にタレを漬けようとしたらジーンズにタレがたらり…ウワーッ!!なんで海外のドラマのようにはならないのでしょう。ワイン片手にトムとボブをはべらせてビーチバレーとかするはずだったのに。サングラス頭に乗せるどころか、日焼け対策にタオル頭から巻いてるよ、私。これじゃ農村BBQだよ。

…と苦いメモリーを呼び起こしたところで、今夏からは同じ間違いを起こさないようにしましょう。一体上記のBBQの諸悪の根源は何か。
黒こげ野菜でもタオルでマチコ巻きスタイルでもありません。
何より、「お肉をタレにつけて食べなくてはいけないこと」が間違いのもとなのです!
あんな環境でタレを持ち歩かなくてはいけないこと自体、非常にめんどくさいではないですか。片手ふさがるし。箸持ったらビール持つ手がないじゃん。

そこで、BBQの風景を一新させるお助けアイテムの登場です!

写真の、超ビッグソーセージはいかがでしょう!
なんと一本270gのボリューミーな逸品です。
しかも大きいだけではなく、身はプリプリで生たまねぎを使っているため風味も食感も抜群。お肉の味そのものが生かされているので、新たに調味料は必要ありません。焼くだけで本当においしいんですよ。

私のように少食な女子は輪切りに切って。
豪快な男性は一本丸ごとかぶりついて。
夏らしい雰囲気も味わえる、まさにBBQの救世主的存在です。
もちろん、ご家庭のいつものお料理にも、ぜひ。


これならおしゃれな銀串の先にソーセージつけて、ワイン片手にジムとデイビッドをはべらすことも可能ですよ♪

2005年07月28日

土用の丑の日。

6bfc6c27.jpg本日はランチに社員全員でうなぎ弁当を頂きました。
社長以下、会議室でみんなでうなぎを囲んでいる風景はなんだかほのぼのしていてピクニックのようでした。平和な会社だな〜。

ちなみにいつも頼んでいるうなぎ屋さんではなく、今日は初挑戦のお店へ買いに行きました。といっても、行ったのは私ではなくスタッフY(昨日のブログ中で新郎として紹介)とM(二児の母とは思えないほどかわいらしい人)なのですが。最もフットワーク軽そうだったので、うなぎ買いミッションに任命されたようです。運動不足の私が行ったら、間違いなくこの暑さの中、途中で行き倒れですからね。うなぎとともに行き倒れ。なんだかドラマチック。

というか、このお店が会社から徒歩で30分ほどかかるところにあるのですよ。微妙に公共交通機関もなし。かわいそうに、汗だくで全社員のうなぎ調達に奔走してくれました。「旨いもののためには労力を惜しむな!」というわが社の理念を体得してくれたようです。…いや、これはわが社の、ではなく私の理念か。信念?



本来、この信念はイヤシンボ消費者ではなく、製造者側が持つべきものですよね。
「旨いものを作るためには労力を惜しまず」。
きっと多くの職人さんは当然の如く、この思いを無意識に持っておられることでしょう。でも私とは違ってペラペラとこういう想いを口にはされないのですね。寡黙の美徳。職人は多くを語らず。

とはいえ、消費者の舌は意外と敏感です。こういう職人さんが作ったものは、口にするとその真剣な想いがひしひしと舌に伝わってくるのですよ。
その、代表選手のようなものが写真の「蒲鉾」です。
見た目は本当にシンプルでしょう?
普通の蒲鉾に見えるでしょう?特に写真では。
しかし、口に入れるとわかります。
弾力のある食感、海の情景が広がる香り、舌にほんのり残る自然の甘み。
でんぷんを一切使用していない、極上のかまぼこですよ。
創業120年の製造法を変えていないという自信の根拠がわかります。


こういう製品は絶対に労力を惜しまずに作られているはずです。
そういう商品は絶対に労力を惜しまず手に入れなくてはいけません。
製造者と消費者の信念は同じ方向に向いているはずですね。

ぜひ、電話やら郵便振込やらという労力を惜しまず、お取り寄せしてみてくださいね。

2005年07月27日

生絞り。

842ca375.jpg先日、編集部の後輩スタッフYの結婚式に参加してきました。
「3つも年下の男性社員に先を越された」という軽く胸を刺す事実には目をつぶり、事実を直視せずに楽しんで参りました。花火あり、風船あり、という最近では珍しい華やかな催しが満載で、参加者を楽しませようとしてくれる彼と奥様の楽しい人柄が全面ににじみ出た素敵なお式でした。

そこで特筆すべきなのは…奥様のドレスにもお料理にも凝っていたのでたくさんあるのですが。

あえて言わせてもらいましょう。

引き出物

これがとても良かったです。


引き出物袋を手にした瞬間は「重っ!!!」と一瞬顔をしかめたのですが、家に帰って開けてみてびっくり。
フルーツの生絞り器だったんですよ〜〜。しかもシンプルで素敵なデザインの。珍しい引き出物ですよね。
ずっと欲しいな〜と思いつつも、デザインが悪かったり、異常に大型だったり、といいものを見つけきれていなかったので、「重いなんて思ってごめんなさい!!とっても素敵です!!」と新婚の彼に心の中で謝っておきました。口にはだしてないけど。これは嬉しい。ありがとう!…あ、これも口にだしてないな。

ってことで、嬉しがってグレープフルーツを買い込んでせっせとジュースにして飲んでいます。やっぱり100%ジュースより生絞りのほうが断然おいしい。柑橘好きの私には、何より贅沢なジュースです。


しかし!
この生絞りジュースに惚れこんでいる私ですが、絶対にジューサーにかけたくない柑橘がひとつだけあります。グレープフルーツもネーブルもオレンジも、なんでもこの「柑橘マシン」にかけると贅沢ジュースに姿を変えるのですが、ひとつだけ絶対に姿を変えてほしくないフルーツが。
それが、写真の「たんかん」です。

このフルーツ、みなさん食べたことありますか?
皮が薄く、糖度が高く、それでいて酸味も程よくあり、しかも瑞々しさ抜群。本当に、柑橘の王様ですよ。いろんな品種改良品も出ていますが、ここで紹介している奄美のものがやっぱり飛びぬけておいしいです。
アメェーリカのネーブルも、イスラエルのスウィーティーも絶対敵いません。
日本の、九州の、奄美のたんかんがベスト・オブ・ザ・ワールドです。
言い切って構いません。
本当に、間違いなくおいしいですから一度試してみてください。
ちなみに残念ながらシーズンは冬なので、あと半年お待ちくださいね。

こんな非の打ち所のないフルーツは、手をかけてしまってはいけません。
柑橘マシンなぞ、必要ないのですね。
あるがままの姿で、ぜひお楽しみください。

夏の結婚式には「生絞り器」を、冬の結婚式には思い切って「たんかん」を引き出物に、ってのはどうでしょう?
重さと珍しさではいい勝負だと思いますわ♪

2005年07月26日

ジャンキー VS 黒酢

4e966f28.jpg一年に一度ほど、なぜかムショ〜にジャンクフードが食べたくなることってありませんか?
20歳の頃は一週間に一度ほどあり、25を過ぎる頃から一ヶ月に一回くらいになったことを考えると、最近の「一年に一度」という欲求の頻度には複雑な感情を覚えます。正直、居酒屋でフライドポテトとかを頼んでいたあの時代が嘘のようです。
じゃがいもならヴィシソワーズのほうがよろしくってよ…とはもちろん言いませんが、粉ふきいもの方がいいです。ほんとに。


とはいえ、今日はその「一年に一度」の日だったのですよ。
なぜかこの暑い中、とてつもなく脂っこく、不健康なあのジャンクたちに心惹かれたのですね〜。
会社の周りにはM,L,Wという3つのジャンク店があるのですが、大御所Mと老舗Lを避け、三つ編みおさげのWへ行きました。ポテトの代わりにサラダが選べるMと最後まで迷ったのですが、バーガーはWのほうが断然好きなので。
…しかしこれが、最大の過ちでした。

ポテトは、夏のこの体には、ヤバイです!!
夏ばて&運動不足&食べすぎの体にはヘビーすぎました。
その後悔たるや、日々のダイエットをたった一度の食事であざ笑われるが如し。この胸焼けはきっと不要な油をいっぱい摂ったからに違いなし。
摂ってしまった脂肪分は、泣いたところで水分に変化してくれるわけもありません。嗚呼、後悔のジャンクフード。次に口にするのは3年後くらいでしょう…。


と、言いつつも何ヶ月かしたらすっかり忘れてフルポテとかを食べているアホな私には、不要な油をすっきり忘れさせてくれる魔法の力が必要です。

そこで!
いまや国民的人気アイテム・黒酢の登場です。

黒酢はご存知の通り、醸造アルコールを使わず1年以上じっくりと発酵・熟成させたものなので、アミノ酸が大量に含まれているのです。そしてこのアミノ酸が、脂肪の合成を阻止するという素晴らしい働きをしてくれるのですね。
ついでにクエン酸も豊富なので、血液もサラサラに。
大量ポテトの後悔も黒酢でチャラです!チャラ!(言い聞かせ…)

ちなみに逸品本で紹介しているこの黒酢は創業350年を超える老舗蔵のもの。取材で蔵の中を見せていただきましたが、本当に丁寧に造られている様子が甕の一つひとつから伝わってきました。ちょっとの地震でも菌が混ざってしまうので、ダメになることもあるそうです。職人さんが子どもを扱うように、やさし〜く扱われているのが印象的でした。

そんな手塩にかけた商品ですから。
本当に酢の鼻を刺す刺激は全くなく、まろやかでおいしく飲めます。
「脂肪よ、もっと燃焼しろ!もっとぉ〜〜!!」と希釈なしで飲みたい気持ちもわかりますが、胃に負担をかけないためにも、少し水で薄めて心穏やかに飲みましょうね♪
今日からしばらくはこの酢で胃腸の浄化に努めます!



2005年07月25日

次は美の追求。

4faee4cc.jpgいつまでも逸品本のブログを書いているのですが、「一体、本が発行された今となっては何の仕事をしているんだ?」と私の労働環境について興味をお持ちの方もいらっしゃると思います。
…いらっしゃいません?
いるわけない?
どうでもいい?

まあ、いいや。
いらっしゃると仮定しましょう。

当然私も休んでいられるような身分じゃないので、次の本の制作にかかっております。しかも、今回は逸品本のように悠長に作っていられないのでかなり急ピッチで。9月発行の予定です。おお、もうすぐじゃん!(焦り!)


これまで、食関係の本ばかり作ってきましたが、次の本はガラリと様相が変わります。
詳細はまだお伝えできませんが、テーマは「beauty」です。
美ゅーてぃー。
…センスのかけらも感じられない、親父チックな当て字ですね。
まあ、私のセンスなんてこんなもんなんですわ。
ですので当然、「美」に関しての本を責任編集できるわけもありません。「食」に関してはかなり自信がありますが(舌に、というよりむしろ胃腸に自信アリ)、「美」に関してはエキスパートを擁立いたしました。
とある方の責任編集の、「美本」を作っているところです。


これが、面白いのですよ!!
この、責任編集の方はコラムニストでありテレビにもコメンテーターとして出ている方なのですが、さすがテレビに出る人は違うな〜と日々感心。
使っているアイテムも、も〜う私の世界からは遠いものばかりです。
例えば、ご愛用シャンプーは一本13000円。
写真のブラシは3990円です。
ファンデは18000円、眉専用サロンは…忘れました。
眉専用のサロンって。眉だけですよ。なんてセレブ。
でもどれも手の届かない価格じゃないところがまた、憎いでしょ。



ちなみに写真のブラシは見た目は至って普通〜〜ですが、使い続けるうちに肌にハリが出て皺ものびるという驚きのもの。3990円も納得です。

美容って本当に尽きることなく楽しいですよね。女の子に生まれてきて良かったとしみじみ思います。(…女の「子」?とツッコミをいれたあなた。いつか闇討ちされますよ)

と、次の本のことを勢い余って書いてしまいましたが、明日からはまた逸品紹介に戻りまーす。食べ物のこと書いてるほうが、心なしかスイスイ筆が進みますので♪

2005年07月22日

暑さと酢の因果関係。

77fc1a89.jpg「ちょっとは歩けよ!!」と、本日貴重なご指摘を頂きました。
はい、おっしゃるとおり。
最近のワタクシ、できるだけ省エネで動いております。
もちろん取材やら撮影やらで外には出ますよ。歩きますよ。
しかしそれは必要最低歩数なのです。
必要以上に一分一秒たりとも外にいたくない。
昨日など、ランチに行くまでにものすごい葛藤がありました。

おいしいランチを食べるか、歩かずランチを調達するか。

夏の永遠の命題です。
私が出した結論は、「間をとって徒歩5分のまあまあおいしいベーカリー」だったのですが、ビルを一歩出た途端、隣のコンビニに入っていました。無意識の選択。やっぱり歩けません…日傘なんてもはや何の助けにもなりません。


こうも暑いと食欲もなくなりますしね。
皆さんは暑いときって、何が食べたくなりますか?
昨日のブログを受けて「ダッツ!」ってのもアリですが、私は辛いもの好きなので、アリガチですが唐辛子系辛さに惹かれます。これって皆さんも良く言われますけど、なんで夏って辛いもの食べたくなるんでしょうね?余計汗かくのに。医学的見地または落語的センスからの回答お待ちしております。

もうひとつ、良く言われるのが「酢」じゃないですか?
暑くなると酢モノとかを食べたくなりますよね。
こちらはさっぱりすっきりなのでなんとなく分かる気もします。

そこで、ポン酢の逸品。
ポン酢って全国に何百、何千と種類ありますよね。それぞれに工夫されていて、味が全く違うので、一口に「ポン酢」と言っても同じカテゴリーでなかなかまとめられないものですが…。
このポン酢も、他と同じカテゴライズは絶対できない逸品です!
柚子の香りだけではなく、味もしっかり感じるんですよ。
柑橘のさわやかさが際立って、鼻を刺す酸っぱさはありません。
本当においしい、名品です。


こちらは醸造蔵さんのぽん酢なのですが、ここで造るお醤油もおいしいんですよ。とっても。
九州の甘め醤油が苦手な私ですが、こちらのお醤油だけはシンプルになめておいしいと思いました。
そんなお醤油を使って造るポン酢が、旨くないはずがない!
食欲もモリモリわいてきます。

そういえばお酢って乳酸を分解するので、肩こりとかにも効果的なんですよね?まさに動かない私にぴったり。


今年の夏は激辛派を脱却して、お酢派閥に入ることにします。
動かず、おいしく、健康に♪
みなさんも、不歩派閥に、ぜひ。

2005年07月21日

甘いもので晩御飯。

434cd077.jpg最近は予想外の業務なども多く、アフター5の予定が立ちません。
つい先日も、「今日は(今日も?)外で食べて帰るので晩御飯いらないよ〜」と伝えて出てきた夜に急に残業が入ってしまい、食事を取る暇もなく深夜帰宅。
当然電気も落ちた我が家には食べるものも見つからず、かといって作る気力もおこらず、ハーゲンダッツとビールで一食済ませました。

いやぁ〜、おいしいですね。疲れたときの甘いもの!
栄養とか健康とかそういう面倒なことを考えると決して褒められた食生活ではありませんが、「疲れに甘いもの」というのは必要要素であることは間違いないはず。高校時代、いっつもホットチョコを飲んでいた私は相当疲れていたんだろな〜と今にして思います。最近ホットチョコよりビールを選ぶ私は疲れだけではなく当時持っていた「何か」も失いつつある予感…そう、何かとは「乙女度」ですね。親父度を得た代わりに疲れを忘れる術を身に付けたのかも。


しかし。
それでもやはり、健康的で甘いものを取りたい!と思ったら逸品の登場です。
今回ご紹介するのは、生物が作り出す神秘の甘いもの。
巣みつです。
ミツバチが作ったハチミツを巣ごと、自然のままの姿で頂くのです。
しかも国産。希少価値が非常に高いのでなかなか市場では見ることができない商品ですが、逸品本ではご紹介しております!
栄養も豊富で後味も良く、さくっとした食感もおもしろい。


これなら晩御飯でもいいかも。


いやいや、ちゃんとお米食べようね、私。





2005年07月20日

脱水症状防止策!

4dc44068.jpg本日は朝から熊本へ。
かなり時間に余裕を持って出たのに、久留米で事故が発生したらしく、大渋滞に巻き込まれてしまいました。
ジリジリと照りつける太陽。
クーラーもいまいち効きが悪く、車内には飲み水もなく、このまま干からびてしまうかと思うほど砂漠環境カーでした。
夏のドライブは不測の事態も予想して、車内オアシスを用意して出かけなくてはいけませんね。まさかこんな便利な世の中で1時間も水一本手に入らない状況が待ってるとは思えないですもんね。取材先に着くころにはカピカピでした。


で。
恨みがましいのですが、本日の逸品紹介のキーワードは「熊本」と「砂漠」です。
砂漠に欲しい水→日本は海に囲まれていますね→海水からもらいましょう→海水から水を取ると残るのは?


ですね。


なんでしょう、最近の私のこの安易なこじつけ方は。
すみません。暑くて頭が回らないのです。一時的脱水症状に陥ったので、頭がグラグラなのです。


でも脱水症状と塩には密接な因果関係があるのですよ。
塩が足りないと細胞の浸透圧がおかしくなるので、脱水症状になるのです。
ついでに、血圧も低下してしまいます。
私のように健康診断で「低血圧のため再検査」なんて出た人間には塩を浴びるほど食べる必要があるのです(嘘です)。
なので、太陽と海の恵みをたっぷり受けた、極上の塩を頂きましょう。


熊本のある地域で造られているこの塩。
ミネラルが豊富であることを感じさせる、まろやかな味がします。
この塩を作っている地域では、日本では珍しく、野生のイルカがいるんですよ。イルカもきれいな水を求めて来たのでしょうね。
古代からの製法を守って造られているので、数は多くないのですがやはり大量生産のものとは全然違います。ほんのりと甘みすら感じる、塩です。


夏のドライブには塩と水を用意してから、出発しましょう。
イルカを見に行ったドライブ先で塩も入手する、っていうコースもおすすめですよ。



2005年07月19日

歴史ある銘菓。

71854c21.jpg九州は意外にも大手企業の本社がたくさんあります。

地図のゼンリンやキッチンのTOTO、ほっかほか亭のプレナスやサロンパスの久光製薬など、みなさんよくご存知の企業がたくさん九州から起業しているんですよ。

そんな中でももうひとつ、皆さんの身近にある九州出身企業があります。
学生時代、ドリンクバーを利用しながら夜通し居続けた場所。
夜中にちょっと洋食を食べたくなったときにいつも利用していたあの店。
ファミレスなのにちゃんとおいしいお料理を出してくれるあそこ。

そう。
ロイヤルホストです!!


ロイホだけではなく、シズラーやアペティート、カフェクロワッサンにエリザベスマフィン…とおそらくどれもこれも、皆さんの生活の一部になっているこれらのお店は全て、一つの会社が運営しています。
ロイヤル株式会社。
間違いなく福岡を、九州を代表する企業の一つです。


このロイヤルが作ったお菓子が写真の逸品です。
なんと、もう50年以上も続く味なんですよ。
こんなおいしいものが50年も前にあったのか、と驚きました。
というより、おいしいものは50年くらいあっさりと続いてしまうものなんですね。銘菓に歴史アリです。


昭和26年の福岡空港開港からずっと福岡土産として愛されている味です。
親子3代で楽しんでください。







2005年07月15日

博多と福岡。

c7d0cd76.jpg今朝山笠も終わりました。
いよいよ福岡は本格的な夏到来です。
…と言いながら今日は雹(ひょう)が降っていたりしましたが。
気味の悪い天候です。


昨晩、中洲で晩御飯を頂いていたのですが、やはりいつもとは活気が違いました。ものすごくお祭りムードというか、血気盛んというか、街を歩く人みな鼻息が荒かったように感じます。これこそ、祭りの街・博多ですね。
各地の方言も聞こえてきました。おそらく、どんたくに次いで一年で二番目に、博多に人が集まる日だったのではないでしょうか?


こういう日は思いっきりガツンとくるお酒ですよね、やっぱり。
も〜う、飲めや歌えや騒げや♪で、ガンガンお祭り気分をあげていきましょう!祭りでフラフラなのか、暑くてフラフラなのか、お酒でフラフラなのかわからないくらいに飲む!飲んで担ぐ!飲んで走る!それが博多の男たい!(←適当に博多弁っぽく言ってみる。合ってます??というか、「それが博多の男」なのかどうかもよくわかりません…すみません、エセ博多人なもので)


このお酒は、本当に「九州男児!」という感じを受けます。(これまた曖昧な表現)
原酒ですから、度数も高い。どっしりとした味なのでロックでもいけます。もちろん博多の男なら、ストレートでもいきましょう。博多の男なら、ぬる燗でもいきましょう。博多の男なら…うむ?
正直、博多の男の定義がイマイチわかりませんが、博多の男も関西の女も関東の男も東北の女も、みーんな好きなように飲んでみてください。九州らしさは抜群に感じていただけるお酒だと思います。


実はこちらの蔵元は古くは天神のど真ん中にあったそうです。
正真正銘、博多のお酒です…と書くと、思いました?
ひっかかりました??
違いますよ〜うへへ〜。

福岡の人はこの辺り、非常に厳密なのですが「博多地区」と「天神地区」をきっぱりと分けて捉えています。というか、「博多地区」だけに特別意識があるんですね。ちなみに山笠も博多地区のお祭りです。それ以外の地域ではな〜んにもしません。うちの編集部は川一つ挟んで100m歩けば「博多地区」なのですが、それでも山笠には何にも関係がないのです。
不思議な街ですね〜。


周りに福岡の出身のお友達や同僚がいらっしゃったら聞いてみてください。
「出身どこ?」って。
博多地区の方は「博多出身」と言い、それ以外の方は「福岡出身」というはずですから。
以上、博多豆知識と福岡銘酒のご紹介でした!