2005年05月

2005年05月17日

ソラマメノオカシ。

3f0ec990.jpg最近よくお店で出合うのが、皮付きの空豆を鞘に入ったまま炭火焼しているもの。みなさんの周りでもよく見ません?
我が家では空豆というと茹でて皮をむいてから食べる、というのが主流なので、最初にこのスタイルを見たときは驚きました。鞘ごと焼くことにも、皮ごと食べることにも。
でも慣れって怖いですよね〜〜。
何度もこのスタイルに出合ううち、これが普通の空豆の食べ方に思えてきました。鞘の内側をスプーンですくって食べるっていうのも、最初は驚いていたのに今やお店の人に「スプーンちょうだい♪」とお願いする通っぷり。
ソラマメマスターも間近です。

しかし、あえてここでご紹介したいのは新鮮な空豆の直販ではありません。
空豆を使ったお菓子です。
写真のように、空豆にシュガーコーティングした「よくあるタイプ」のお菓子。
しかし。
しかししかし。

「よくないタイプ」の味わいなんです!!
これ、空豆の味がしっかり残っていて、それでいて歯ごたえはカリッカリ。
砂糖の甘みもほどよく、懐かしいんだけど食べたことのない旨さです。
お土産にデザイナーに持っていったら、
「まっったく期待していなかったのに、いい意味でものすごく裏切られた!」と冷静沈着な彼女が興奮の面持ちで伝えてきました。
本当に、空豆の独特の風味がよ〜〜く残っているんですよ〜〜。

姉妹品にうに味でコーティングしたものもあります。
こういうお菓子で「うに味」って言ったらもう、「うにを食べたいけど食べられないからうに味で我慢する」的な物悲しさが漂うじゃないですか。普通。
でもこのお菓子に関しては、「うに味かどうかなんてどうでもいい!」ってくらい、空豆味でおいしいです(笑)
非常に矛盾してますが、要は空豆好きなら絶対はまるお菓子なんですよ。

しかもお菓子なのに、なんだかいくら食べても健康に良さそうな気になるのもまたよろし。
真のソラマメマスターになるには、このお菓子をいつも手元に常備することは必須ですぞ!!



2005年05月16日

奥様、これいかがですか?

e4d915bb.JPG本日は奥様方に耳寄りな逸品を。

夜遅く、ふいに夫から電話が入りました。
「おい、ちょっと今から部長をお連れして帰るから、腹にたまるもの、なんか適当に用意しておいてくれないか?」
うむむ。なにやら酔っている様子。
さては、しっかりおいしいものを食べた後、二軒目で飲んでるうちに、また小腹がすいてきたのね!
私はあなたのお刺身を食べずに取っておいたのに〜!

…と悔しがる前に「あと20分で着くから、よろしく♪」と夫は上機嫌で電話を切ってしまいました。

20分。
小腹を満たすもの。
夫の上司に「さすがだな。君の奥君は!」と言わせるもの。
冷蔵庫にあるのは、残り物の刺身だけ。
さあ、奥様の腕の見せ所です!!

手軽におしゃれに、かつ上品に。…しかも豪華にも見せたい。
ここで「酔いの後はさらりといきたいでしょう」なんて
いらぬ気を遣い、永○園のお茶漬けとかで済ませたら末代まで祟られます。
お上品に「そういえば京都土産で頂いたあれを…」と、ご飯にぶぶ漬け添えたりしたら、夫の明日はありません。(特に、上司が関西人の場合)。


さあ、どうしましょう。
一世一代の大勝負です。


そこで、皆さんの味方が登場です!
…みのもんたばかりが味方ではありません。
大分県の郷土料理、「あつめしのタレ」です。

これは刺身の切り身をこのタレに漬けておくだけで、おいし〜い料亭のヅケができてしまうという、まさにミラクルな逸品。上品にご飯を盛って、このヅケを上に乗せ、三つ葉や山椒をすっと添えるだけで、あら素敵。気の利いたヅケ丼ができてしまいましたわ。
こちらは瓶詰めでタレだけを詰めて販売しているので、適当に刺身が冷蔵庫に残っていたときにおすすめ。何回分もあるので、常備しておけばいつも助かりますね。

で、さらにもうひとつ。
「そんなに突然言われても、お風呂上りなのよ〜!軽く身支度して、リビングの新聞やら雑誌やら片付けていたら、20分なんて間に合わないわよ!!」と逆ギレ間近のあなたには写真の「箱入り」をお勧めします。
こちらはなんと、もうパウチの中にタレに漬かったお刺身まで入った状態なんです。
冷凍保存可能なので、これこそいつも常備しておけば、本当に何もないときにとっても重宝。ほんのり薄化粧が終わって、玄関のチャイムが鳴るころには、冷凍ご飯と冷凍のコレで、部長に対する臨戦態勢もばっちりのはずです。


もちろん浄水(東京で言うところの白金・成城・田園調布的な地域)の奥様方の冷蔵庫にも常備していただきたいですが、うちのスタッフI(大分県出身)のような、残業後に一人暮らしの家でひっそり郷土を思いながら食べるのにも最適。その場合おそらく丼の柄とか、箸置きの有無とか、お膳のあり方とか、食べる環境は随分違うでしょうが、中身は一緒ですから。おいしい幸福感は浄水の奥様と同じだけ得られるはずです。


一人暮らしの冷蔵庫にも、セレブ家庭の冷蔵庫にも。
おいしさって、平等ですね。





2005年05月14日

ありがとうございます!

告知した昨日、早速予約を下さった皆様。

ほんっとうに、本当にありがとうございます!!!


涙がでます。
毎日私のグダったブログを読んで下さっているばかりか、
いち早くご予約してくださるなんて。
我が子が皆様のもとへ嫁ぐ瞬間です。
親である私は嫁いでいませんが。

絶対にご満足いただける、いい子だと自負しております。
発送は2週間後くらいになりますが、是非楽しみにお待ちくださいね。

で、まだ予約してない方は、こちらです(笑)。

2005年05月13日

「九州の逸品」先行予約発売スタート!!

ee609b6b.jpgいよいよ!
ようやく!
やっと!
満を持して!


先行予約販売がスタートになります!!


おお〜〜〜パチパチパチ。
弊社HP内から受け付けています。
ここを押してくれてもここをクリックしてくれても、
ここそこあちらこちら
どこをクリックして頂いても、
予約発売画面へひとっとび♪

なんと、先行予約発売期間のみ、
九州地域は送料・代引手数料ババーンと無料!!
まああぁぁ、なんて太っ腹。
その他地域も送料無料、代引手数料315円のみ、です。
2冊以上はこちらもババァ〜〜ンと無料
会社のお友達を誘ったり、ご近所と共同購入したり、彼とペアで持ったり♪
いかがでしょう!!
(ただし、本の発送は来月初旬になります。)

そしてもうひとつ、先着50名様にはささやかな感謝を。
福岡以外の地域ではなかなか目にしていただくことのない、
ディープドメスティックマガジン「月刊はかた」。
関東など一部地域では幻の情報誌として森伊蔵並みのプレミアが
ついているとかついていないとか。ついてる??

いや、手前味噌な話を差し置いても、
他地域の地域情報誌を読むというのは本当に面白かったりします。
それも大手出版社が全国一律で出しているようなタウン誌ではなく、
地元の文化は風土をしっかりと残しているようなものは、特に。

私たちの本誌はまさに「はかた」の歴史や文化を根底に置いた上で、
老舗店のご主人や新しいお店の心意気などをご紹介しています。
他地域の方に読んでいただくときっと、
「へぇ〜はかたってこんな街なんだあ」
と旅行だけでは知りえない街の姿を知っていただけるのではないか、と
自負しております。

で、前置きが長くなりましたが、
先行予約を頂いた方先着50名様に、この「月刊はかた」を数冊お付けしたいと思います。「衣・食・住」に関する様々な特集をしてきておりますので、予約フォームに一言「食関連に興味があります」とか書き添えていただくと、ご興味に応じたバックナンバーをできるだけご用意します。


送料は無料だし、おまけまでついてきてるし、書店販売より先に手にできるし、も〜う特典だらけ♪
さぁ、予約受付一番乗りノリしちゃってくださ〜〜い!!

2005年05月12日

おいしいものは心置きなく!

e15a7651.JPG小さい頃、クラスが変わるたびに半ば強制的に書かされた“自己紹介”には、必ずと言っていいほど「得意なこと」を書く欄がありましたよね。小さい頃どころか、就職用履歴書までにも書く欄があったりして。あれって悩みませんでした?だって「得意」ってかなり主観的判断でしょう?
「ソナチネ程度のピアノ技術は得意、と言っていいものだろうか」とか、「50m7秒で走ります、って得意なこと?それとも単なる先天的運動能力??」とか人によって「得意と呼んでいいレベル」ってまちまちですもんね。

ちなみに私はそういうことにいちいち悩む多感期を過ごしたため、誰にも文句を言われないように得意欄にはいつも「寝ること・食べること」と書いておりました。枕が代わると眠れない、とかいうデリケートな人が多いこの世の中で、電車でもソファーでも人の家でもすぐに寝る私の睡眠能力は「得意」と呼ぶにふさわしい。そして、何ひとつ食べられないものがなく、出されたものを全て収めることができる私の胃は、客観的に見ても特A級レベルの消化能力を持っている!との確信の上での明記です。



一方で、不得手なもの。
たくさんあるのですが、昨日料理屋で露呈してしまったのは、「焼き魚の食べ方」でした。これは本当に昔からのコンプレックスです。親を逆恨みした数少ない理由のひとつ。本当に、お魚をきれいに食べられないのです。「焼き魚を食べた後の皿を見て人格を判断する」という言葉もたまに聞きますが、そんなので判断されたら私なんて、随分と大雑把で能天気で雑で気が利かない人と判断されてしまうはずです。(言い得てたらどうしよう)。お見合いとか結納の席では絶対に焼き魚の出ない店を選ぶ所存です。


「食べること」が得意なわりには、「食べ方」に関しては不得意だらけなんですよね。同じお魚つながりで言うと、お寿司の食べ方(頼み方?)も苦手。ヒカリモノから、とか白身から、とか言われ始めるともう、頭の中がパニックになります。いいじゃん、欲しいものから何でも食べたらさー!!…と逆切れしたあげく、2貫目くらいにいきなり「うにっ!」と叫び、板前さんの眉間に皺を見ることもしばしば。
だって好きなんだもん!いいじゃん!何ならうに3連発でもいいくらいだよっ。


という、お寿司屋さんに出入り禁止になりそうな私のような人は、人様に迷惑をかける前に、家で誰に気兼ねすることもなく思いっきりうにを食べましょう。(うにを食べる、という話ではなかった?)
いや、寿司飯(シャリと言いたい人は言いなさい…通と呼ばれたい人は呼ばれなさい…)なんて用意しなくていいんですよ。あったかい白ご飯があるだけで、どの寿司屋のうによりも満足できる、極上のうに丼が楽しめます。そんな我々の味方が、この写真の「磯詰め生うに」です。

これ、すっごいです。
従来の瓶詰めうにと風味が全く違うのは当然ながら、板の上にうす〜くそ〜っと並べられているデパ地下の生うになんか目じゃないおいしさです。爪楊枝の先で少し掬ってなめるだけでも、うにの濃厚な香りがするんですよ。味が、濃い。そして、ほのかな磯の香りがものすごくおいしい。これをガバっとすくって食べるときっと、すごくすごーく贅沢な気分になるはずです。うにの臭みとかは、全くありません。

もちろん安価な商品ではありませんが、それでもお寿司一人前よりかはずっと低価格ですよ。一本を独り占めするもよし、家族みんなで舌をとろけさせるもよし。

お寿司屋さんで食べ方指南をされるんじゃないかとビクビクしていた皆さん。
最初からうにでも、うに5連発でも、スプーンでうに食べちゃっても、怒られませんよ。極上うにのおいしさに、ゆっくりと浸ってください。


2005年05月11日

これな〜んだ!

b48fcb2a.JPG久しぶりに、クイズ形式逸品です!


…と張り切ったところで、
別にわんさか解答が届くわけでも、
珍答に抱腹絶倒しまくるわけでも、
豪華プレゼントを用意しているわけでもないのですが、

とりあえずいつか「珍プレー好プレー」並みの「珍答好答」がご紹介できるのではないか、と期待してクイズを定期的に続けております。
ちなみにこれまでの回答数ナンバーワンは黒い豚まん(3月12日)でした。
逆に反応なさすぎたのは3月26日に紹介した赤い実でした。
難しすぎたのかしら。再チャレンジ求ム!


では、気を取り直して。


「さてこの商品、一体なんでしょう〜?」


ヒント1 凶器になります
ヒント2 中島くんの野球友達
ヒント3 欧州では「ボニート」と呼ばれます。スペイン語では「美しい」という意だと聞いたことがあります。そんなに見目麗しい印象は…ないですよね?
ヒント4 こちらの商品は半年かけて極限まで枯れさせたものを四段階にわけて黴付けをする、という非常に手間をかけたもの。究極の味ができます。本当に全国の料亭で求められている珠玉の一品です。

メール・コメントともにお返事お待ち致しております♪
…っていうか、これって普通に料理する人には簡単すぎる問題ですので、珍答お待ち致しております!





2005年05月10日

馬。

a07edba1.JPG家庭的に見えないとか、
餃子キャラとか、
大食いだとか、
机が汚いとか、

このブログ上で自虐ネタを喜んで放出しまくっている、根っからの関西人の私ですが(机の上が汚いのは自虐じゃなくて自業自得?)、このままでは嫁の貰い手もなくなるほどに私の名声が失墜するので、ここらで名誉挽回しておきます。…てか、失墜するほどの名声なんて得たことないか。語弊がありました。名声も名誉もありませんが、何かを挽回してみます。

その挽回アイテムは、「得意なスポーツ」です。
いや違う、「優雅な趣味」です。オホホ。


実はワタクシ、かつて乗馬を少々たしなんでおりました。


ってことを斜体でわざわざ書くあたり、優雅慣れしていないのがバレバレです。本当に優雅に乗馬を楽しんでいらっしゃる方々は、こういうことをこんなにもったいつけることなくサラリと書くのでしょう。…っていうか、「乗馬」が「名誉回復アイテム」と思っている時点で既に乗馬に負けていますね。しかも正直に言うと、私のしていた乗馬は優雅とは程遠い。

思いっきり草原を走り、川を越え、山を登る、まさに体力勝負の乗馬だったんですね〜。しかもたまにフラッグレース(馬で旗を奪い取る、戦国武将さながらのレースです)とかに出ちゃうくらい、ファー フロム ユウガ でした。

もっとも、乗馬をしていたのももう5年ほど前になります。
遠い日の記憶。筋肉痛も腰痛も知らない時代の話です。
しかし、未だに馬は好き。
見ているだけでも心和むし、あの目には吸い込まれそうになります。



そんな馬好きの私が、アレを食べるわけないじゃないですか。アレを。

…馬刺しを。
あの、かわいい馬ですよ。美しい馬ですよ。
乗れはしても、食べるなんて絶対無理ですよ!!
馬刺しなんて〜〜〜〜!!!



…と、思ってました。
はい、お決まりの展開ですが、馬に関しては絶対に自ら食指を伸ばすことはありませんでした。本当に。
最初は知らずに食べたんです。
ルイベ状の馬刺しでした。
サクサク、トロ〜リの食感と独特の風味に、「何のお肉ですか、これ!?」と満面の笑顔で尋ねたところ、非常にショッキングな答えが返ってきました。
本当にショックでした。


食べたことに、ではなく、これまで食べていなかったことに!!



私の馬への偏狭な愛情は、おいしいものへの探究心に負けてしまいました。
というか、牛だって豚だって羊だってとってもかわいいけどおいしいもんね。それとこれとを連動させたらダメよね。
…と自己防衛してみる。だってしょうがないじゃん。おいしいんだもん♪


熊本名産の馬刺しですが、今回ご紹介するのは世界基準で安全性を認められたもの。独自の加工技術を持っているから、甘くておいしい馬肉を安心していただけます。特に「大トロ馬刺」はほんとに、トロですよ。いや、トロよりおいしい。風味が抜群です。


馬って偉大な動物ですね、本当に。
乗ったり、眺めたり、食べたり、賭けたり(これ違う?)。
動物愛護と伝統的な食文化を混同して考えてはいけない、と切に思いました。
個人が食べる食べないは別として、「食べる文化」を否定する権利は、私たちにはないですよね。





2005年05月09日

中国土産?いえいえ、九州土産です。

8de7b9a4.JPGGW中、ブログもゴールデンに休んでましてすみませんでした。
前半頑張ってみたのですが、締切も終わったことだし、糸もなんだかプチンと切れちゃいまして。あははは。…と笑ってごまかしてみる。

しかし、このGW中にもたくさんの方にアクセスして頂いていたようで、ほんとにほんとにありがとうございます。7日間変わることのない画面へアクセスして頂いたのかと思うと…申し訳なくて切腹寸前です。有難うございました。
本日よりまたネットアイドル目指して邁進しますので(当然嘘です)、宜しくご覧くださいねー!


で、GW明け一回目は「GWに海外旅行に行ったつもりになれる逸品」です。または「GWにわざわざ海外なんて行かなくても家で十分優雅な気分になれるよ、逸品」です。

写真だけでは分かりにくいですが、これは「プーアール茶」です。
今、「プーアールってダイエットとかにいいってあれでしょ?私には関係ないわよ」と思ったスレンダーな(小憎たらしい)皆様や、「あれって苦くて飲めないんだよね」と思った偏食な皆様。あなたにこそ飲んでもらいたいのが、このプーアール茶なのです。

確かに中国茶の中でも、その効能の高さが注目される一方で、独特の香りと苦味が苦手な方も多いプーアール茶。美容と健康のためなら、と無理して飲んでいた方も多いと思います。逆に言うと、無理して飲むくらいその効能には定評があるんですよね。


しかし、このプーアール茶。
これ、本当に、びっくりするくらい、美味しいんです。
独自の焙煎加工により発酵臭をぐーんと減らし、甘みを引き立てることに成功。ほんとに、これまでのプーアールとは全然違います。プーアールのマイナス部分を全て取り払って、プラスを二乗くらいして、さらにさらにプラスアルファをつけちゃった、ってくらい全然違うんです。…わかりにくい?とにかく美味しいお茶なんですよー。
とりあえず、編集部イチの偏食家も、ダイエットの必要ないスレンダーなスタッフも、争うように飲みました。(もちろん好き嫌いがなく、ダイエットの必要な私も)。


効能を全く考えずとも飲みたくなる、「美味しいお茶」。中国茶の香りの高さがシンプルに伝わってきます。日常的に飲みたい味。
その上で効能のことを考えると、もう笑わずにはいられないでしょ〜〜。高笑いしてください。

やはりおいしいだけ、とか健康になるだけ、という商品はもはや天下を取れないようですね。時代は二つも三つも兼ねているコンバインな商品を求めています。おいしさ・健康・美容だけではなく、中国4000年の歴史と九州人の技術をもコンバインしているこの商品、「時代に求められている逸品」であることは間違いありません。


2005年05月01日

小悪魔トマトソース。

c1d09a69.gif私はどうやら「料理ができない」イメージの人らしいです。


昔はそうでもなかったのですが、最近出会った人からはよく、「包丁とか持てなそうだよね」と言われます。一体何を見てそう言われるのか聞いてみたいものですが、ほとんどは「根拠なし」らしいので、更にたちが悪い。歳とともに家庭的なイメージから程遠くなっているのでしょうか。…普通逆でしょ。いつか割烹着に三角巾して出勤してやるっと心に秘めている次第です。


とはいえ、世の中の家庭的イメージから遠ざかりつつある女子諸君。
これは、チャンスですよ。
家庭的イメージバリバリの子が玉葱スライスすらできなかったらそれだけで減点されてしまいますが、家庭的イメージ皆無の我々がお手製ドレッシングなんか作っちゃったらそれだけで加点されます。もしくは一気に合格点いただけるかもしれません。結構、楽勝じゃないですか…ぐふふ。(悪魔的笑い)


まあ、お手製ドレッシングは簡単だし見た目にもそう特徴がないので、リードを広げるのは難しいかもしれません。(何に?誰に?)中には、せっかく作ったのに「QPのドレッシングを移し変えてレモンでも加えただけなんじゃないの?」とか考える不届き男子もいるかもしれません。
お手製マヨネーズなら、半周くらいリードできるでしょう。明らかにチューブに入ったマヨと自家製は味も見た目も違いますからね。
しかし、そのくらいじゃ生ぬるい!と思ったあなた。
ここぞ、というときに1週半リードを広げようと思ったあなたには、これをおすすめします。
ケチャップです。

ケチャップを自分で作るのは、結構時間がかかるでしょう?
裏ごししたり、煮詰めたり、にんにくやら玉葱やら、一筋縄ではいきません。
しかも、チューブに入ったものはアレンジのしようもない、固定概念ガッチリの味。そこで写真の商品が登場するわけです。


こちらは、某県のトマト農家さんと老舗醤油醸造蔵が共同で作ったソースです。
最高のトマトと最高の醤油を使って作られている、深〜い味わいのトマトケチャップ。ケチャップ特有の酸っぱさがない代わりに、トマトの甘みがしっかり守られています。その上パッケージからも漂うように、手作り感たっぷり。ざらりとした舌触りや、少し懐かしさの残る香りには、素朴さもしっかり残されています。


オムライスの上にこのソースを、ちょこんとスプーンで乗せてみましょう。
見た目の素朴さからまず、
「お!まさかこのトマトソース手作りか?その努力だけでもすごいな!」
と感動させることに成功。
さらに、一口食べた瞬間に
「なんと!うまい!!!なんて料理上手なんだ、見かけによらず!!」と驚愕させること間違いなしです。
ドレッシングより、マヨネーズより、絶対効果的です。楽勝です。


もちろん普通のご家庭でも、いつもケチャップを使うところでこのソースを使ってみてください。同じ料理でも使う調味料がひとつ変わるだけで、こんなにもプロ仕様の味わいになるのか、と驚きますよ。


小悪魔ちゃんたちにも(大悪魔?)、ご家庭の主婦の皆様にも、オススメの逸品です。以前に紹介した「出汁」同様、男子諸君には簡単にだまされてしまわぬよう”見極める鍛錬”が必要となりますが。