2024年11月19日

スター来社

福岡県民認知度100%のスターが来社してくださいました。


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(ご本人掲載許可済)



私は個人的にはじめましてだったのですが、想像通り顔が小さく、背が高く、話も面白く、超好青年でした。
後で聞くと、編集部の若者二人がどっちがお茶を出すかでバトっていたそうです。君たち、小松政夫大先生が来社するときはいつも平常心だったではないか(笑)!

県民愛され度100%の彼のインタビューは、月刊はかた1月号にて。
お話を聞いてたら、やっぱりうどんが食べたくなりました〜〜〜

2024年11月14日

九州王国12月号(2024)発売です

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まだほぼ夏服だというのに(本日、編集部には冷房が入っていたというのに)、とうとう2024年最後の九州王国が発売となりました。温暖化のせいか異常気象のせいか、全く年末感がないんですけど。美しい樹氷の表紙が、別の国の景色のようです。(←大分県玖珠郡)

大特集は「魚のおいしい町へ〜平戸・九十九島

冬のお魚特集です。東京在住のDTPデザイナーさん(誌面レイアウトをしてくださる外注デザイナーの方)が、「先月の月刊はかたのふぐ&あら特集といい、今号の王国の平戸&佐世保特集といい、九州の魚食文化すごいですね!」と褒めてくださいましたが、そう。この時期の九州の魚パワーはすごいです。北部も南部も美味しい魚にあふれています。
特に北西部!リアス海岸で養分満載の「九州北西部」は、美味しい魚の宝庫です。フグもアラもヒラメもカキもヒラマサも、一気に旬を迎えます。個人的にはこのエリアのヒオウギ貝も、これからの季節の楽しみ。今冬は「九州北西部」へ、とびきり美味しいお魚を食べに旅してください。


第二特集は「水俣・芦北・津奈木発のスーパーフード!

舌の根も乾かぬうちに、九州南部への旅もおすすめしちゃいます。こちらは、アンチエイジングに効果のある青パパイヤやら、記憶力向上の作用をうながすムクナ豆といった、いわゆる「スーパーフード」が多数誕生している奇跡のエリアの特集です。パイオニア精神を持つ生産者さんが多い地域なのか、小さなエリアで続々スーパーフードが生まれ始めている様子。そんなエリアの特徴と、生産者さんたちを取材しました。この特集の校正中に、漢字間違いを見つけるたびに「ほら!ムクナ豆食べて!」と豆ハラスメントをしておりました

北で魚を食べて、南でスーパーフードを食べてと忙しい2本立て。
図らずも今年ラスト号は、2大食特集になってしまいました。年末年始、お腹いっぱい楽しんでください



2024年11月12日

OB訪問

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昨日の夜、ヤナッチと二人で残業をしていたら、扉が開いて「お疲れ〜」と懐かしい声が。
数年前に退社した大先輩OBが、「久しぶりに下を通りがかったら、まだ灯りが点いてたから」という理由だけで立ち寄ってくれました。「下のコンビニで買った」という↑写真の差し入れを持って。センスありすぎる差し入れ。さすが同じ環境で働いていただけに、編集部が何を欲しているのかわかりすぎている。(生ワインは若干、謎。一番うれしいけど。笑)

滞在30分くらいでしたが、その間に有益なビジネスヒントをたくさんくれ、相変わらずの博識っぷりで勉強になりました。
たぶん1年?数年?に一回ふらりと立ち寄ってくれるだけなんですが、こうして退職したスタッフが気軽に顔を出してくれる関係性もいいな、と思います。
同じ釜の飯を食べた者同士、一度は同じ目標に向かって全力で働いた者同士、やっぱりなんか独特の絆がある気がする。何人か、いまだに年に一度とか数年に一度くらい連絡を取るOBOGがいますが、皆の活躍も嬉しいし、私たちも負けてられない!と奮起するきっかけにもなります。

次は古株だけじゃなくて、若者がいる時にぜひ来てくださいね〜〜>先輩



2024年11月11日

月刊はかた&九州王国加盟店交流会’24 開催しました!

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先週末、5年ぶりとなる「月刊はかた&九州王国 加盟店交流会」が行われました。
コロナ禍を理由に、2019年を最後にお休みしていたこの会。久々の開催となり、「皆さんに楽しんでいただけるかな」と少し不安もありました。

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2019年までは毎回ご参加くださっていた小松政男さんも2020年にお亡くなりになり。
少ししんみりした気持ちで、始まる前の会場を眺めていたのですが…


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杞憂でした。始まってみると、大盛況!!さすがはノリの良い博多&九州の皆さん。乾杯と同時に勝手に(笑)めちゃくちゃ盛り上がってくださいました
それにしてもトコさんのお洋服(右、赤&白&黄色)、いつもに増して華やかだわーー

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盛り上がりが最高潮に達したのは、御歳93歳、松崎さんによる博多にわかのご披露。
終わったばかりのアメリカ大統領選をネタに披露されたあとは、なんと会場からお題をもらって即興にわかも!!93歳ですよ!頭の回転が速すぎる。

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しかもそのネタが面白すぎて、会場内どっかんどっかん沸いてました。
お席から若い参加者の方が「こんなに、にわかって面白かったんだー」と言われている声が聞こえてきました。レジェンド!!

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今回は博多以外にも、長崎や屋久島など九州各地はもちろん、東京や沖縄からの参加者の方もいらっしゃったので、締めの「博多手一本」はまず練習してから(笑)。
練習と本番、2回も手を入れていただきました。
おかげでばっちり決まって、終宴。
抽選会中、マイクの声が通らないほど盛り上がってしまって(←予想外。笑)、一部聞き取りにくいところがあったことをお詫び申し上げます。

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私がスタッフ紹介コーナーをすっかりすっ飛ばしてしまったので(テヘッ)、この場を借りて最後に紹介しておきます。って写真貼るだけだけど。

お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!
今後とも、月刊はかたと月刊九州王国を、どうぞよろしくお願いいたします。


2024年10月30日

月刊はかた11月号(2024)発売です!

11月号


特集は「九州場所と博多の食」。

「九州場所が始まると博多のふぐとあらが高騰する」と昔から、博多の飲食店業界では言われているのだとか。その理由や、「九州場所と博多の食」がいかに密接に関わっているか、などを取材しました。
九州に住むようになってから本当に体感として、「街中で髷を結った方を見かけるようになると、秋の味覚が恋しくなる」ようになりました。「風が吹けば桶屋が儲かる」と同様に、「お相撲さんを見ればサンマが食べたくなる」のが九州場所あるあるかもしれません。

※ちなみに今回の特集内には、現役力士も引退した方も、十両以上の方もそうでない方も、たーくさんの固有名詞が出てきますので、一律「関」「さん」という敬称を付けておりません。意図あってのことですので、ご了承ください。


表紙も、大銀杏を思わせる美しいイチョウモチーフ!
11月は美味しい秋の味覚と九州場所を、楽しみましょう

2024年10月28日

久留米に和食の名店あり。

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先週はミサトと一緒に久留米の名店「たけや」さんにお邪魔してきました。
西鉄久留米駅から徒歩3分、久留米で知らぬ人はいないという名店オブ名店です。

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超名店という看板を背負っていらっしゃるというのに、大将も女将さんも、とっても気さくで。
仲良くて、朗らかで、一瞬でファンになってしまう雰囲気を持った、素敵なお二人でした。
「編集長を連れてくるっていうから、どっしりしてタバコくゆらせる中年男性を想像してたのよ!」と笑う女将さん。編集部にも、その表現にぴったり該当する人物がいるのですが、残念ながら私ではありません

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カウンターが我々だけだったのをいいことに、写真撮影をしまくるミサト。それを撮る私(←何のために?)
ちなみに撮っているのは、大将お手製の片口です。口当たりがいいお猪口も大将作でした。指先が器用な人は、繊細なお料理も器も作れちゃうんですね。

最初から最後まで素晴らしかったお料理のネタバレは、月刊はかた12月号でどうぞ。小さな小皿からメインに至るまで全く隙のないメニュー構成で、日本酒が進みまくりました(一人で。ミサトはリンゴジュースが進んでました)。

西鉄福岡駅から久留米までは特急で30分。ちょうど酔い覚ましの間に帰れる距離です。
美味しい日本料理を食べに、久留米までプチトリップもいいですね!



2024年10月16日

月刊九州王国11月号(2024)発売です

11月号


紅葉のグラデーションが美しい九州王国11月号が上がってきました。

大特集は「ふしぎの半島 おおすみ」。

鹿児島県の大隅半島特集です。このエリアは交通の便はあまりよくないのですが、その代わりに秘境&秘祭が満載の魅力的な地域。行きにくいところにこそ、行くべき価値があるんですよね。車でのんびり行くもよし、鹿児島からフェリーで旅情たっぷり向かうもよし。秋の旅路はおおすみに行きましょう!

第二特集は「三浦梅園が見た宇宙」。

みなさん、三浦梅園さんってご存じですか?大分の偉人です。大分県の皆さんは、空港から市内へのホーバークラフトの1番船にも「Baien」と名付けられているくらいなのでご存じかもしれません。同じ大分の偉人、広瀬淡窓や帆足万里に比べると奥ゆかしいのか(?)若干知名度不足かもしれませんが、哲学者でありながら、医師で、教育者で、天文学者で、経済学者でもあるという万能偉人なんです。現代でも「医学部に通いながら司法試験に受かる」みたいな、頭良すぎて困っちゃう人がたまにいますが、梅園さんもその一人だったのでしょう。彼の哲学観と足跡に触れた特集です。

35Pに梅園の考える「動植分合總図」という、「意思持つ動物」と「意思を持たない植物」に万物を分別した図を載せているのですが、これが凡人にはわからなすぎて面白いです。「菌」が植物に分類されているのはまだわかるのですが、「石」「土」も植物に入っていたり。じっくり眺めていると、万物の根源(アルケー?)について考え始めちゃったりしそうです。学問って、行きつくところは哲学なんだろうな。…とわかったふりをしてみる


祭りの秋と、哲学の秋の二本立て。今月も読みごたえたっぷりですよ〜。

2024年10月11日

遠方取材いろいろ

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本日、私が取材に行っていたところからの帰り道。
対向車線の車に全く出会わず、途中不安になるほどののどかな場所でした。

チカが今日行っていたところは、グーグルが教えてくれたバス停まで20分歩いた結果、歩道がない車道に直接バス停がおもむろに置かれていたそうです。

九州(というか、どちらも県内…笑)、まだまだ秘境たっぷりです。