2025年07月15日

追い山笠2025

今朝の追い山笠で、博多の町は本格的な夏を迎えました。既に十分暑いけど。


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今年は大変ありがたいことに、貴重な桟敷席を編集部でも2席いただき、ヤナッチ&チカのエース二人が参加させていただきました。チケットを買うだけでも発売日の早朝から並び、それはそれは大変なことを知っているだけに(しかも一人一枚しか買えない、プレミアムチケットです)、二人とも緊張しながら前夜から準備をしておりました。

桟敷席は4時までに入場しなくてはいけないのに、地下鉄の最寄り駅へは始発でも04:03着だということが昨夜判明。東区在住のヤナッチはいいものの、西区在住のチカは深夜に40分自転車を漕いでどうにか到着したそうです。舁き手も観覧者も、体力勝負の神事です。

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夜明け前の櫛田入り。めちゃくちゃ神秘的。私はテレビで見ていましたが、それでも背筋が伸びる思いがしました。

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この角度で観れるとは!すごい迫力!!写真からだけでも、熱気が伝わってきます。



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そして追い山笠が終わった本日18時の中洲の空には、虹がかかってました。
本格的に夏の到来を告げる虹ですね。

関係者の皆様、今年もお疲れ様でした!



2025年07月14日

九州王国9月号(2025)、発売です

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大特集は「九州国立博物館の軌跡と国宝の旅

太宰府にある「九州国立博物館」、略して「きゅーはく」が今年20周年を迎えました。
「今度九州に国立博物館がオープンするよ」という特集も月刊はかたで組んだのですが、それが20年前だなんて信じられない。あの日のことが走馬灯のように思い出されます…って死にそうですが、死にません。あっという間の20年を、ずーっと密着してきたわが編集部ならではの視点でご紹介したいと思います。

なんと20年間の累計入場者数は2000万人近くにのぼるそうです。九州の人口が1400万人と思うと、とんでもない数字ですよね。そんな「数字で見るきゅーはく」のいろいろもご紹介しています。
そして、きゅーはくには国宝や重要文化財を含めて18730もの収蔵品があるそうですが、当然九州には「収蔵できない国宝」もたくさんあります。建造物などですね。そういった、九州各地の「行かなきゃ見れない国宝」も後半ページでご紹介しています。映画の「国宝」も大ヒットしていますが、きゅーはくで見れる国宝と、現地で見れる国宝、いろんな国宝をお楽しみください。


第二特集は「八雲が暮らした熊本

小泉八雲、すなわちラフカディオ・ハーンの熊本での足跡を追いました。
出雲の印象が強いハーンですが、熊本はハーンの生涯に大きな影響を与えています。そうしたゆかりの場所なども巡り、ハーンにとって熊本がどんな土地だったのかをインタビューや文献から紐解いています。
この特集制作期間中に、改めて「怪談」を読んだのですが、ハーンの「怪談」は全く怖くなく、土地の背景や日本人の民俗性をしっかり描いた「民話」ですね。「読んだら眠れなくなる」系の怖さは全くないので、安心してお子さんも読めるかと思います。夏休みの読書感想文にもおすすめです。


2025年07月11日

今週末、福岡に来られる方へ

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15日までの博多は、街中にこんな暗号のような謎看板が多く出ています。(クリックで拡大)
博多祇園山笠は神事。観光客向けのお祭りではないので、わからなくても大丈夫です。この時期博多は独自のルールを持つ、独立国になると思って、そっとやり過ごしてください。

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しかしやり過ごせないのが、通行止め。歩きでも自転車でも車でも、通行止めだらけになるので注意が必要です。最近はナビが通行止め箇所を示してくれるので、わかりやすくなりました。15日までの間は博多区内を車で走行しようとしないほうがいいと思います。めちゃくちゃハードモードです。

お汐井取りの日(一昨日の9日)、東区方面に出かけていた私とヤナッチはそれぞれ別の交差点で数百人規模の各流れの集団に遭遇し、圧巻の風景の中、足止め寸前でした。(←結果、二人とも直前に回避できました)
勇壮な姿に出会えるのは観光客の皆さんにとっては逆にラッキーかもしれませんが、取材時間ギリギリに動いている我々には大きなトラップです。(もっと早く動けというお言葉、ごもっともです)。

1年でこの時期ならではの博多の独特の雰囲気を楽しみ、時間に余裕をもってのんびりした博多タイムをお過ごしください。

2025年07月07日

九州王国編集部がアクスタの代わりにするもの

ミカの机の上に、図書館の本がピサの斜塔のように積み重なる時期がきました。
時期って言っても、毎月のことです。毎月第4週になると「図書館の斜塔」が生まれます。ちょっと当たると雪崩が起きそうなので、ミカデスク周りはそーっと歩きます。


その斜塔のわきに、葬られたように置かれていた2冊がこちら。


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おおーーー、とうとう洋書も参考文献に使うようになったか!
読むの時間かかるけど、頑張ってねぇーーー!


と他人事のように応援していたら、「読みません!飾りです!かっこいいから借りただけです!」と自信たっぷりに言い返されました。
この一冊を手に持って、熊本城まで行って、まるでアクスタかのような構図でエモ写真を撮ってきたそうです。すごい気合入れて撮ってきたわりに、あがり写真を見て「なんか…思てたんと違う」と嘆いていました。乙女心は複雑。

この、「図書館の本をアクスタ風に使った」写真は九州王国8月号第二特集扉に使われています。
7月15日の発売をお楽しみに!


2025年07月04日

福岡最高ビアガーデン、今年もオープンです!

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福岡ナンバーワンビアテラス、ヒルトップリゾートのガーデンレストランが今年も今日からオープンします。昨日、一足お先にメディア取材会に参加させていただきました。

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今年の目玉は、モエシャンドンのフリーフロー!福岡のビアテラスではオンリーここだけ、だそうです。テラスには2階が新たにできていて、元々めちゃくちゃラグジュアリー空間だったのに、さらにゴージャスに変わっていました。ここは間違いなく福岡ナンバーワンのオープンテラスです。おしゃれな空間とおしゃれな料理、福岡を一望できる景色、最高オブ最高です。

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テーブルごとにBBQが楽しめるのは一昨年から変わらず(昨年は私はお邪魔できておらず、詳細不明なのです…すみません)。お肉の質が2年前よりさらに良くなっていた気がします。

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まだ日が高い中、せっせとお肉番長をしてくれたミカ。今年は3名ご招待いただいたので、ミカチカコンビと行かせていただきました。美味しくお酒が飲める(=アルコール分解能力が高そうな)スタッフを、担当者ミカが人選してくれました。

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モエがフリーフローだというのに、やっぱりビールが好きな3人。というか、なぜモエ三昧に走らなかったかと言うと…

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モエコーナーがテラスの2階にあるのですが、私が2杯手にして階段を下っているところをチカが撮ってくれていました。「ウエダさん、足元危ない!転げ落ちそう!」と酔った老体を心配してくれました。これ以上2階にモエを取りに行かせるのは心配だというチカストップがかかり、1階で手にできるビールばかりに落ち着いた模様。足腰しっかりした人がモエ係になったほうがいいと思います。


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この日はインフルエンサーとメディアの招待だったのですが、一瞥してメディアなのかインフルエンサーなのかすぐわかるほど、インフルエンサーの皆様が華やか!露出多めのワンピースは全員、インフルエンサーだったと思われます。


今日からオープンです。
福岡の皆さん、今夏もこちらのラグジュアリービアガーデン、超おすすめですよー!


2025年07月01日

九州GROWS写真展「ときめきの瞬間」@ソニーストア福岡、開催中です

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全く会場の様子が伝わらない写真ですみません。写真展開催前日の、設営準備中に撮った暗い写真…なぜこれを使う、ウエダ?と、全世界が思うでしょうけど、すみません。おしゃべりに夢中すぎてまともな写真が一枚も撮れていませんでした。大忙しの設営後は、スライドショーを見せてもらうのに夢中で、スライドショーのあとは、打ち上げに参加するのに夢中でした。相変わらず役立たず。


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九州王国の新旧表紙カメラマン(旧・三苫さん&新・清家さん)お二人とともに、いつもお世話になっているカメラマンの皆様勢ぞろいの写真展がソニー福岡2Fで行われています。今回は「九州の風景」に限らず、アイスランドがあったり、西表島があったり。写真を見ているだけで旅している気分になります。
清家さんが出品しているのは、一昨年私も一緒に行ったフランスの風景写真だったので「あー、ここ懐かしい!」「いつの間にこの写真撮ったんですか!?」と全ての写真に思い出があって、一人興奮していました。路駐の車を撮っただけの一枚とか、身震いするほどに美しい写真で、ただ私が歩いているだけの一瞬に、清家さんは芸術作品を切り取っていたのかと思うと、同じ旅なのに生み出す価値が違いすぎて反省します。こんなセンスがあれば旅も数倍楽しそう。(←センスなくても十分楽しかったけど)

写真展は7月11日まで。猛暑が続きますが、どの写真も一服の清涼剤となってくれる、美しいものばかりです。ぜひ心洗われに行ってみてください。



2025年06月30日

月刊はかた7月号(2025)発売です

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今月の特集は「ウェルビーイングシティ北九州」。


そもそもよく聞く言葉ですが「ウェルビーイング」ってどういう意味?から編集会議はスタートしました。サスティナブルとかSDGsとかと同様、ふんわりとした理解のまま使うようになった言葉の一つのように思います。編集期間中も、何度も全員で「で、ウェルビーイングってこういうことよね?」「ウェルビーイングの例を挙げていくと、これ?」と確認し合いながらの制作。全員で同じ認識&同じ理解を持って編集することの大切さを再認識した月でもあります。


で。私たちは「ウェルビーイング」を十分理解しましたので、皆さまも月刊はかた7月号で同じ理解を得てください。(…「読んだけど全然わかんなかった」って言われたらどうしよう
そして「ウェルビーイングシティ」を目指している北九州で、「ウェルビーイングに暮らす」ことを提案しています。
北九州市って最近、ますます住みやすくなってきている印象です。
自然豊かで、でもほどよく都会で名店も多い。わが編集部は既に今年の暑気払いは北九州遠征することが決定済です。北九州で飲むってだけで、旅みたいで楽しみ!

そして福岡市よりまだ不動産も高騰していないので、同条件ならお手頃な価格で選べる戸建てもマンションも多いのです。北九州に住んで福岡に通う、もアリです。


遊びに行ってよし、住んでよし、の北九州特集。
ぜひ今夏は皆さんも北九州へお出かけしませんか?


2025年06月25日

おしゃべり好き編集部

少し長い間私が編集部を空けていたのですが、一週間ぶりに戻ってきた朝。
出社してから定時が始まる30分の間に、「聞いてくださいよー!」と怒涛の報告(?おしゃべり?)タイムが始まりました。
「ウエダさん帰ってきたら言おうとおもってたことがありすぎて、溜めてました!!」とすごい勢いで話してくれ、一週間の出来事が上手に30分にまとめられてました。さすが要約のプロ集団(自画自賛)。そしてほぼ、主要な仕事の話なし。この週にあった、おもしろエピソードばかりです。

そうこうしていたら、今日はランチタイムにミサトが「昨日ウエダさんに話せていない、どうしても話したい面白エピソードがある」と言い出しまして。
休日に自分と友人との間に起こった、「面白おじさんとの遭遇話」を、身振り手振りを交えてドラマチックに話してくれました。隣にいたチカが途中、「私一度聞いたから、コンビニに行ってくる」と席を外したのですが、帰ってきたときに「え!まだ話続いてんの!?」と驚いたくらい壮大な物語でした(笑)。

全くどうでもいい話なんですけど(笑)、それを今週いなかった私に聞かせたい!と思ってくれることが嬉しいなーと思いました。全くどうでもいい話なんですけど(二回目)。

おかげで会社を一週間も空けていたのに、その空白実感がありません。
みんな「話したガーリー」ばかりで楽しい職場です