読書いろいろ

2013年04月11日

来年の大河ドラマの主人公

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黒田官兵衛、読み終わりました。

今年&来年には九州王国・はかたともに特集をしないといけない人ですからね。
着々と準備を進めております。
福岡市も予算計上をしたようですが、ドラマ館は姫路に建設されるそうですね。
龍馬のときも彼一人で高知&京都&長崎&鹿児島が潤いましたが、官兵衛も少なくとも姫路&福岡が喜んでいるので、こういう動きのある人のほうが経済効果は高そうです。


弊誌ももちろん「乗っかり特集」を考えております。
他とはちょっと違う、うちらしい官兵衛特集にしたいなぁと思っています。

…と言いながらも、まだ八重さんが始まって4か月ですけど(笑)。
気が早すぎる??

ちなみに官兵衛さんは、「如水」の号のほうで博多ではよく知られているかもしれませんが(銘菓もあるし!)、この号は「水は方円の器に従う」という意で名づけられたそうです。
四角い器にも、丸い器にも、どんな器にも水は応じられるということでしょう。
官兵衛さんらしい、素敵な雅号です。


まだまだ関連書籍を何冊か読もうと思っていますが、すでにこの一冊ですっかり官兵衛さんファンになってしまいました。
男性として、ものすごく魅力的なんですよ〜〜
女性陣の皆様、要チェックです。




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2013年02月22日

昭和史を学ぶなら、こんな一冊はいかが?

中学・高校とちょっと特殊な教育環境にあったためか、日本史の知識が小6までで止まっている私。
センター試験も世界史で受けたため、日本史の基礎知識が欠落しています。

そんな私に幕末史を教えてくれたのは司馬遼太郎だったし、キリシタン大名を教えてくれたのは遠藤周作でした。
もちろん、偏りや主観が思いっきりはいった「半分フィクションの歴史」とわかっていても、小説から学ぶのは教科書からとは全く違う楽しさと驚きがあります。

今回、久々に「良書!!」と感動できる作品に出逢いました。


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柳田邦男の「マリコ」。

軍部を批判し、戦争回避に奔走した一人の日本人外交官とそのアメリカ人妻、そして二つの祖国に人生を翻弄される娘・マリコ…という、一つの家族の物語です。

家族愛・夫婦愛の絆の強さにも涙したのですが、それ以上に、この一冊を通して当時の日本とアメリカが置かれていた状況や、現場の臨場感などがしっかりと伝わってきて、昭和史を学ぶという点からも非常に興味深い作品でした。

もちろんすべてが真実とは限りませんが、「どこまでが真実なのか」を考えながら読むのも、大人の読書の楽しい点ですよね。
(教科書を手にしていた時代は、『すべてが真実!』と思って読まなくてはいけませんでしたから)。


やはり読書は、「読みやすい本」ではなく「読んだあと心に残る本」を選びたいな、と改めて思いました。


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2013年02月06日

買ってきた本を手にして愕然とした瞬間。


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間違えてどっちも「上巻」を買ってしまいました、の図。



前に読んだのを忘れて、また同じ本を買ってくることはたまにあるのですが(特に宮本輝とか)、上巻2冊同時購入はさすがに初めてです。
乱読派とはいえ、どんだけ適当に買っているのでしょう、私。




しかしながら、「あとで下巻買えばいいや」と思いながら読み始めた上巻の数ページで、自分には全く合わない本であることが判明したので、結果揃ってなくてOKでした。
改めて、「直木賞候補」は私の好みではないことを再確認…本の好みって、ファッションや食べ物以上に、その人の個性が見えますよね。

「みなさまの本棚、拝見!」って企画、個人的にはすごーくしてみたいです。


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2012年12月03日

紙媒体と電子書籍

「紙媒体編集者として、電子書籍の存在をどう思われますか?」と昨今よーく聞かれるのですが、決して紙と電子は反目しあっているわけではなく。

うちも、東京で作っている「江戸楽」は電子版も出しているくらいでして、共存のあり方は模索中です。


個人的には、パラパラ好きなところをピックアップして広く浅く読む情報誌は紙のほうが読みやすいな、と思いますし、じっくり読む小説等は電子でもいいなと思っています。

特に私のような「一日たりとも読書から離れられない」活字中毒者は、出張とか海外に行くときに「読み終わった後」のことを考えて数冊本を持っていかなくてはいけないので、そういう場合には圧倒的にデジタルのほうが便利ですよね


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ということで、遅ればせながらkindle、手に入れました。

まず、次号の九州王国の「大人の一冊」という連載に書かれていた永井荷風の「断腸亭日乗」を読みたいな〜と思ってダウンロードしたら、なんと無料でした。
わぉ、思わぬラッキー

まだ全然使いこなしてないのですが、私のような古典好きにはもしかしたらすごくお得なアイテムなんじゃないでしょうか。
iphoneの青空文庫が読みにくかったので、ちょっとこれからの古典生活が楽しみです

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2012年03月26日

忙しい人は…

塩野七生さんのエッセイを読んでいて、なるほど、と思うご意見に出会いました。


男は、仕事ができる人は忙しいと思っている。

女は、仕事ができない人が忙しいと思っている。


詳細違うと思いますが、ニュアンスとしてこんな感じの文章でした。
ああ、わかる!!って女性の皆さん、思いません??

世界史が大好きだった高校生のころ「ローマ人」シリーズで出会った作家さんですが、50代を過ぎて書かれたこのエッセイもとっても艶があって、かなり鋭い感性で突いていらっしゃいます。
今から30年近く前に書かれた男女考ですが、現代に全く違和感なく通用します。

「俺は仕事ができる!」アピールのつもりで、「忙しい、忙しい」と言っている男性の皆さん。
世の女性には逆に思われている可能性大ですので、お気を付けください


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2011年12月05日

再読・大地の子

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たしか学生時代に、NHKでドラマとなり、家族でそろって観た記憶があります。
その時に面白いなぁ〜〜と思い、ドラマのあとに一気に原作を読んだのですが、それから10数年を経て、今一度再読してみました。

ふむ・・・やっぱり、面白い。

山崎豊子さんについては賛否ありますが、純粋に娯楽として読むには本当に面白い作家さんだと思います。
「沈まぬ太陽」は個人的に「うーん…」と思う映像化でしたが、「白い巨塔」やこの「大地の子」などは、映像化もうまくされていますよね。
ドラマになりやすい展開なのかもしれません。

とにかく主人公の陸一心が、財前先生よりも恩地さんよりも、ずっとずっと惹かれる人物像として描かれているのが救いどころのような気がします。
陸一心と妻の月梅の心の清らかさが、辛い現実を和らげてくれます。


何度読んでもずっしりと心に残る作品を読むこと、それが「読書」だと思います。
古典とか純文学とか、何も難しい本を読まなくてもいい。
心に何か残す作品を読みましょうよ。簡単に読めるものばかりじゃなくてねー。

・・・と、毎日のようにかかってくる大学生の就職希望者の皆様に、老婆心ながら申し上げたいです
(最近大学4年生の問い合わせが急増中です)


弊社を希望してくださる学生さんたちにお伝えできるのは、SPI対策とか(全く!)いらないから、一冊でも多くの良書を読んでおいてくださいね!ということ。
てっとり早く大人になるには、良書を読むのが一番です。

ちなみに編集部では現在、漱石とカズオイシグロブームです。
みんなの机をぐるぐる回ってます〜


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