月刊はかた

2024年03月01日

月刊はかた3月号(2024)でました!

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今月の特集は「気象台のお仕事」。

じんわり地味に人気の、月刊はかた「お仕事シリーズ」です。(←2年に一回くらいしかしないレア企画。笑)

結婚式、受験、旅行、入学式…特別な日を前にすると、何度も確認してしまう天気予報。
そして何気ない一日の間にも、「夕方、傘いるかな?」「今日の花粉は?」「夜は寒いかも」と何度もスマホでお天気アプリを見てしまう人も多いのでは?

私たちの生活に&人生に、欠かせない情報を日々届けてくれている「気象台」の皆さんのお仕事に、密着取材しました。

毎朝晩2回、福岡管区気象台(大濠公園)から大きな風船のようなものが飛んでいるの、気づいてました?
また、気象台にある標本木は「桜」だけじゃないんです。夏を告げるのは、秋を告げるのはどんな花でしょうか?

気象台の皆さんの24時間に密着するとともに、便利な天気予報の見かた・災害対策なども教えていただきました。今月の月刊はかたでぜひ皆さんも、「お天気博士」を目指してください!



2024年02月19日

嬉しかったことー!

週末に異業種交流会(もどき)に参加してきたのですが、そこの自己紹介で「月刊はかたと九州王国を作ってまーす」と言ったら、後の歓談タイムに「たまに読んでますよ」と話しかけてきてくださったおじさまがいました。(「いつも」じゃなくて「たまに」と言うあたりがリアル

「月刊はかたで一つだけ忘れられない号があるんですよ」と、おじさま。

「小松政夫さんが亡くなられた次の月だったかなぁ。追悼文が編集後記だったかに書かれていてね。あれを読んでジーンと泣いたことが、今も忘れられないんですよ」とのこと。


え・・・それ・・・


「…それ書いたの、私です!!!私!!!わったしでーーーす!!!」


と、ものすごく前のめりに自己申告させていただきました。
うっそ嬉しい!!!もう3年以上も前なのに、覚えてくださっている読者さんがいるなんて。しかも目の前に、いるなんて!!!

興奮して喜ぶ私以上に、同じ円卓にいた皆様がみんな「まあ〜〜すごいご縁ですね!読んで涙した人と、書いた人が同じテーブルにいるなんて!」と喜んでくださり、改めてありがたい仕事してるなーと感謝しました。文章で誰かと繋がれるなんて、ほんと、このうえなき幸せです。






2024年01月31日

月刊はかた2月号(2024)発売です!

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特集は「さけとうつわ」。

読者さんからよく「月刊はかたは2月は絶対日本酒特集をしてくださいね!」というメールやらお葉書やらいただくのですが、皆さん無責任です。我々、「月刊日本酒」じゃないんです。そんなに日本酒だけでネタを持ち合わせていませんーー

これまでにも「日本酒のラベルの見かた」「味の表現方法」「お酒の名前ランキング」「麹と酵母」「米の違い」「蔵開きの楽しみ方」「山廃とは?生酛とは?」「外国人に日本酒を飲んでもらおう!」「日本酒コーデ一週間」「酒に合うつまみ」…など、などなどなど。ざっと思いつくだけでもこれだけ企画してきました。我ながら(我々ながら)、日本酒企画への熱量がすごい。

今回、さすがにそろそろネタも枯渇するよね、というタイミングで、住吉酒販さんが日本酒に特化した器のお店を出されたので、それーーー!って乗っからせていただきました(笑)。
と言いつつも告白すると、酒器の特集は15年前にすでにやっています。でももうみんな忘れてるかな、と踏んで再度やっちゃいました。(←なぜ、自ら告白するのか

名店の大将や女将さんたちが好きな窯元や、あの店のとっておきの酒器なども取材させていただきました。今年の新酒は、酒器にもこだわって飲んでみてくださいね!

2023年12月28日

月刊はかた1月号(2024年)できました!

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月刊はかた2024年版初号があがりました。
1月号の特集は「個性ある暮らしとは?」。毎年恒例、住まいの特集です。

ダイバーシティが謳われる昨今、もはや住まいにも「普通」はなくなってきました。「土間がある」「和室がある」「こたつがある」…これまでの時代に「普通」だったものって、どんどんなくなってきていますよね。「衣」「食」に個性が発揮されるようになってから久しいですが、「住」にだって個性はどんどん生まれてきています。
ということで、今年の住まいの特集は「個性ある暮らしって、どんなことだろう?」というテーマにしてみました。

皆さんの2024年のヒントになれば幸甚です。


で、いつもならここで年末のご挨拶につながるところですが、編集部は今年、あと1日働きます!
昨日までが怒濤すぎて全く大掃除できなかったので、明日一日かけて超念入りにお掃除したいと思います。ということで、年末のご挨拶は明日します(笑)。


2023年11月30日

月刊はかた12月号(2023)発売です

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特集は「とっておきの、ゆく年くる年」。

年末年始って、慌しい反面ワクワクする季節でもありますよね。
いろいろなお得サービスがあったり、年末年始限定商品が販売されたり。
「日本人のDNAがざわつくのは、やっぱりクリスマスよりも年末年始じゃない?」ということで、月刊はかたの12月号はまるっとクリスマスを無視した、年末年始号となりました

また、今年はご家族やお友達との外食チャンスも増えるかな?と思いまして、年末年始に営業しているお店リストも載せています。(←かゆいところに手が届く、月刊はかたです
大晦日や元旦も、意外といろんなお店が営業してくれてますよ!

ぜひ福博のお得な年末年始情報は、この一冊にお任せください

2023年11月02日

かに供養2023

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毎年11月初旬の恒例イベントといえば、そう、「かに供養」です!(←うちの編集部限定?)

今年もしめやかに、光専寺にて執り行われました。
毎年、ほぼ同じ日程で行われているのですが(漁の解禁直前)、例年はお堂が寒くてタイツ履いて行ったり、ジャケットの下にニット仕込んで行ったりしていたのに、なんと今年は半袖。異常気象を、かに供養からも感じます。

毎年のことですが、ご住職のお話からも、札幌かに本家会長のお話からも、学ぶことが多くて。
今年も会長から「丁寧な仕事から一流は生まれる」的なお話を聞き、帰ってきて速攻スタッフに伝えました。いい話はみんなで共有。

ご住職は慈愛に満ちていらっしゃって。生きとし生けるもの、すべてを愛でていらっしゃいます。「かに」のことは、絶対に「かにさん」とお呼びになる。「虫」も「虫さん」です。「豚」は「豚ちゃん」でした。ルールが何かあるのでしょうか。

蟹の年齢の見分け方のお話をされていたのですが、「かにさんの甲羅に、黒いブツブツさんがありますよね?あれ実は、虫さんなんですよ」と、「ブツブツ」にまで慈愛を込めていらっしゃって、本物だ…と思いました。



かに供養が終わるといよいよ、かにの本格シーズン到来!
命に感謝して、今年も美味しくかにをいただきましょうーー

2023年10月31日

月刊はかた11月号(2023)発売です

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今月の特集は「戦跡、語り継ぐ人とものたち」。

夏でもないのに、なぜこの季節に戦争特集?と思われるかもしれません。
私たちが戦争のイメージを夏に持つのは、我々の戦争が1945年の夏で終わったからです。
でもニュースを付けると、毎日毎日、あちらでもこちらでも止むことなく戦いが繰り広げられています。去年始まった戦争に胸を痛めていたら、今年また新たな戦いが始まってしまいました。

震災で多くの命を失い、コロナでたくさんの自由を失った我々は、天災やウイルスという人知ではどうにもできない苦しみを味わってきました。でも戦争は人知で防げるはず。もうこれ以上、苦しみを増やさない世界にしませんか?…という、想いを込めた緊急特集となりました。

まだ、語ってくださる方がお元気なうちに、たくさんたくさんお話を聞いて、紙に残すことが、我々にできる微力な反戦だと思っています。
これから20年後、30年後、今の子どもたちが大人になるころには、直接体験を語れる方はいなくなっているかもしれません。そんなときに、遺跡などのモノが語り部となり、紙媒体が誰かの最後の想いを伝えるツールになっていたら、と。

いつもより重めの特集ですが、できればお子さんたちと一緒に、ぜひ多くの方に読んでいただきたいなと思っています。



2023年10月27日

「朝はご飯派」の皆さまへ。

今、私が最高に贅沢だと思っている至福の朝ごはんがこちら。



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六騎さんのお米と、木藤商店さんの明太子。


鉄板すぎる、最高の組み合わせ。六騎さんでは新米の今の季節だけ、お店で新米を販売されています。木藤商店さんは言わずもがな、こだわり明太子の老舗ですね。

こういう「シンプルだけど至高!」と思えるセットは、朝から何杯でもいけちゃいます。天高く、ウエダ肥ゆる秋です

2023年10月26日

吉塚うなぎ屋さん、150周年おめでとうございます!

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昨日は、博多を代表する名店「吉塚うなぎ屋」さんの150周年記念パーティーに、ヤナッチと一緒に参加させていただきました。「150年」というその歴史の長さにも改めて驚くし、600人というパーティー参加者の規模にも驚きます。コロナ以降、こんなに華やか且つ盛大なパーティーは初めてかも。

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祝賀会は、「柳生新影流演舞」からスタート。真剣(←本当の意味)で行われる奉祝演舞に、見ているこちらも緊張しました。


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続いて博多券番さんによる祝舞。券番さんを拝見するのも久しぶり。コロナ、終わったんだなぁ…と感慨深い。

挨拶、乾杯を経て、お食事へ。ホテルオークラさんの素晴らしいお料理の中に、茶目っ気を発見しました。

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オマールのプレートには、粋な「ウナギ型せんべい」付き。同じテーブルのご婦人が「ギャァ!トカゲ!」っと声を上げていらっしゃいましたが、うなぎです。オークラさんによる、吉塚うなぎさんへのリスペクトです。

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そして野村万禄さんによる狂言「盆山」。豪華すぎる舞台。

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途中、タモリさんからのビデオメッセージもありました。「うなぎは吉塚うなぎに限る!」と言われてましたが、タモリさんの「吉塚うなぎ愛」は有名ですよね。

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そしてもう一回、券番さん!華やか〜〜〜

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最後は「祝いめでた」と「博多手一本」で締め!博多らしいですね。全国から来られている参加者もいらっしゃったので、「手一本の練習」なんてのもありました 練習してくれるの、珍しい〜〜


ということで、博多の重鎮たちが一堂に揃った、非常に豪華絢爛な祝賀会でした。これだけの人を集められるのは、さすが「吉塚うなぎ屋」さん。150年のタスキを、次の200年、300年に繋いでいくよう全社員で取り組んでいるという話があり、老舗の暖簾を守る重圧とご努力をひしひしと感じました。

我々も創刊35年なんてまだヒヨッコですが、50年、100年続けていけるよう、謙虚な気持ちで努力し続けようと、改めて気を引き締めなおしました。参加させていただき、ありがとうございました!


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私が「お酒フルコース」を楽しんでいる間・・・(白ワイン、日本酒、赤ワイン、ビール…


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会場の隅から隅まで、挨拶周りに奔走してくれていたヤナッチ(リストで名前を見つけては駆けて行く…)。隣の方に「彼、じっとすることないの?」と聞かれました(笑)。私の倍くらい動いてくれてありがとう。



2023年10月23日

休日ドライブおすすめランチルート

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週末に宗像の名店「六騎(ろっきゅ)」さんへ、ランチに行ってきました!

ここ、本当に美味しいし居心地もいいお店なのでもっと頻繁に行きたいんですけど、「今日はちょっと時間が空いたから、美味しいもの食べに行こ!」という気軽さで行けないのが残念なんです。北九方面の皆様がうらやましい限りなのですが、天神からでも1時間強かかります。(この日、事故渋滞があったこともあり、我が家から片道2時間かかりました…

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しかし遠くても、車を飛ばす価値ありー!!見てください、この豪華な御膳!ご飯にタレがしみしみのせいろ蒸し、う巻き、うざく、刺身盛り合わせ、サラダ、茶わん蒸し、肝吸い、香の物、フルーツ。豪華すぎません?しかもなんと、米まで手作りなのです!どこまでもこだわりまくるーー

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遠くに「月刊はかた」が見えるアングルで。いい眺め(笑)。

ここから10分くらいで、九州一?(西日本一?)とも言われる「道の駅むなかた」があるので、帰りに立ち寄ると良い休日になりますよ!六騎さんでお腹いっぱいになりすぎて、道の駅で何も買う気が起こらないという、節約マインドが働きますけど

次のたっぷり時間がある休日は、六騎→道の駅→宗像大社→らく農家(おいしいジェラート屋さん)コースはいかがでしょうか?