新刊出版情報
2023年08月14日
九州王国9月号（2023）発売です！
九州王国9月号が、台風もお盆休みも乗り越え、無事いつも通りの発刊日に発行することができました！
印刷＆製本予定日が台風直撃の日で
我々はもう何もできない（手を離れた）状態の中、印刷会社さんの奮闘に手を合わせるのみ…そして印刷会社さんは11日から怒涛の6連休予定（←ホワイト企業！）…一体、何日に入稿したら発刊できるのか？そして無事台風を乗り越えられるのか？？
めちゃくちゃヒヤヒヤしましたが、無事15日に書店に並べることができ胸をなでおろしています。
毎月発刊日に何事もなく発刊できることは、本当に幸せなことですね！
絵本のような美しい表紙で上がってきた9月号の、大特集は「19世紀、欧州に吹いたジャポニズム」
私、ずっと日本が初めて万博に参加したのはパリ万博（1867年）だとばかり思っていたのですが、違うんですね。あれは佐賀や薩摩が勝手に独立的立場で参加しちゃったので、日本国として初参加したのはその次のウイーン万博（1873年）ということになります。
2025年の大阪もてんやわんやしてますが、150年前もいろいろあったみたいで。万博は混乱の歴史でしょうか？そんななかで九州発のジャポニズムが欧州を席巻した様子を、さまざまな角度から繙いてみました。「九州」と言っても、相変わらず主役は佐賀と薩摩です。この2県、強すぎる（笑）。
第二特集は「八女 Reイノベーションの街」。
八女って、白壁造りや土蔵造りなど、古い町並みが残っているにもかかわらず、すごく新しい、「今風」の街だと思いません？新旧がこんなに上手に共存できている理由は何だろうか…？そこに着目した、温故知新特集です。伝統に新しいイノベーティブな風を吹き込ませるのがとっても上手な町なんだと思います。特に４４Pの「つながるバス停」、すごく素敵な取り組みだなーと思いました。
と、今月も読みごたえたっぷりの二本立て。
お盆も通常運転の編集部からお届けします〜〜〜（会社に着いたら、ビルの自動ドアが開かなくて焦りました。働くテナントもいるので、開けてください…＞管理会社）。
印刷＆製本予定日が台風直撃の日で
我々はもう何もできない（手を離れた）状態の中、印刷会社さんの奮闘に手を合わせるのみ…そして印刷会社さんは11日から怒涛の6連休予定（←ホワイト企業！）…一体、何日に入稿したら発刊できるのか？そして無事台風を乗り越えられるのか？？
めちゃくちゃヒヤヒヤしましたが、無事15日に書店に並べることができ胸をなでおろしています。
毎月発刊日に何事もなく発刊できることは、本当に幸せなことですね！
絵本のような美しい表紙で上がってきた9月号の、大特集は「19世紀、欧州に吹いたジャポニズム」
私、ずっと日本が初めて万博に参加したのはパリ万博（1867年）だとばかり思っていたのですが、違うんですね。あれは佐賀や薩摩が勝手に独立的立場で参加しちゃったので、日本国として初参加したのはその次のウイーン万博（1873年）ということになります。
2025年の大阪もてんやわんやしてますが、150年前もいろいろあったみたいで。万博は混乱の歴史でしょうか？そんななかで九州発のジャポニズムが欧州を席巻した様子を、さまざまな角度から繙いてみました。「九州」と言っても、相変わらず主役は佐賀と薩摩です。この2県、強すぎる（笑）。
第二特集は「八女 Reイノベーションの街」。
八女って、白壁造りや土蔵造りなど、古い町並みが残っているにもかかわらず、すごく新しい、「今風」の街だと思いません？新旧がこんなに上手に共存できている理由は何だろうか…？そこに着目した、温故知新特集です。伝統に新しいイノベーティブな風を吹き込ませるのがとっても上手な町なんだと思います。特に４４Pの「つながるバス停」、すごく素敵な取り組みだなーと思いました。
と、今月も読みごたえたっぷりの二本立て。
お盆も通常運転の編集部からお届けします〜〜〜（会社に着いたら、ビルの自動ドアが開かなくて焦りました。働くテナントもいるので、開けてください…＞管理会社）。
2023年07月31日
月刊はかた8月号（2023）、発売です！
特集は「無形民俗文化財ってなあに？」
有形文化財と無形文化財の違いはなんとなくわかるけど、「無形文化財」と「無形民俗文化財」って何が違うの？と思われている人も多いかもしれません。違いは、本誌をご覧ください（←丸投げ！）
今回は「福岡市」に存在する、「国・県・市 各指定文化財」のうち、３０もの「無形民俗文化財」についての特集です。正直、私もこの特集に取り組むまで、人形浄瑠璃が無形文化財で、人形芝居が無形民俗文化財だなんて、全く知りませんでした。一見とっても似ているんですけど、その背景や後世に残す意味合いなどが全く異なるのですね。
鯛をさばくスピードを競う行事から、火に飛び込む神事まで。福岡市内で行われている「無形民俗文化財」はなかなか個性豊かです。
夏から秋に行われるものも多いので、ぜひ本誌で予習してから、いろんな文化財を見に行ってみてくださいね。
2023年07月21日
「古地図で歩く福岡」新装版、発売です！
「古地図で歩く福岡」が新装版になって発売されました！
古地図と現在の地図を照らし合わせて街歩きができるように作った本なのですが、「現在の福岡」の方が大きく変わったので、改めて現在の地図と掲載店などを変えた新装版です。
当然ですが、古地図は何にも変わってません（笑）。
前回の本を持っている方は、リッツカールトン等は現地図にはないですが、そこだけ目を瞑ればそのまま楽しんでいただけるので、買い替えなくてもいいかもです（←おいっ）
ＩＭＳや大名小学校が残ったままの旧版の地図も、それはそれで古地図と言えるかもしれません。「古」の持つ意味次第です
本日の新天町にて。金文堂さんが平積みパーティーをしてくださっていました！見つけたヤナッチが興奮してグループＬＩＮＥに写真を送ってくれました。
「なんとあの、本屋大賞の隣ですよ！！！！」と。
それは興奮するわ。しかもなんなら、本屋大賞より路面側やん。本屋大賞は欲しいファンがわざわざ店内を探してくれるだろうから、路面に置く必要がないともいえる（←おいっ�◆�
古地図と最新版福岡地図を比較したい方、ぜひ店頭でお買い求めください。
スマホの充電が切れて、急にグーグルマップが見れなくなったときにも、一冊持ち歩いていたら役立ちます
（中央区役所に行こう〜と思ってこの地図で歩いたら、「飯田覚兵衛屋敷跡」とかにふいに着いている場合があります）
2023年07月14日
九州王国8月号（2023）発売です！
田園と花火って、意外な組み合わせじゃないですか？花火って都市部で上がるイメージがあって（←偏見？）、少なくとも私にはとても新鮮な構図でした。天才写真家ユーチューバー（たぶんこの肩書怒られる…笑）、清家道子先生による見事な表紙です。
大特集は「名物の火付け役」。
明太子に高菜にイカの活き造りに…って、九州各地にはさまざまな「名物」がありますが、彼らは自然発生的に名物になったわけではありません。かならず、「火付け役」がいるのです。いるというか、あるというか。人とは限りませんね。例えば交通インフラの整備によって全国に名が知られるようになったアレとか、偉人によって江戸に伝えられたアレとか。今月はそんな「知ってたらちょっと面白い話」をまとめました。名物の裏に、火付け役アリです
第二特集はチカ全力取材の「タイ東端の島で見つけた日本の食」。
ノージャパニーズ＆ノーガイドという、完全アウェイの中で頑張ってきた血と汗と涙の特集。（たぶん、ほとんどが汗。暑気のタイはマジで暑いです）
ここだけの裏話ですが、いわゆる「箸上げ」の写真（器や鍋から箸で食材を持ちあげて撮る写真）を特集内から探してみてください。何かに気づくと思います…そう、全部、左側にカトラリーがあるんです。チカ、左利きなんです。誰も手伝ってくれず、自分でリフトアップして写真を撮ったことがわかります…涙ぐましい（笑）。
ついでに４３Pの焼き魚の頭が右側を向いていて違和感があるんですけど、これも左利きだから…？関係ない？？
今月は、食にまつわる２本立てで特集をお届けします。夏バテ防止に、しっかり栄養とってくださいね。
そして本日のブルーインパルス、ちょこっとだけですが見れましたー
2023年06月30日
月刊はかた7月号（2023）発売です
特集は「夏こそ食べよう う の食べもの！」
昔から、夏バテには「う」のつく食べ物がいいと言われていますよね。
うなぎ、うめ、うし、うり…
今回はそれらに加え、めちゃくちゃ無理やりに「う」のつく食べ物を集めまくってみました。
平賀源内が「丑の日のうなぎ」を広めたように、言ったもん勝ちじゃないかなーと思いまして（笑）。
「ういんなー」「うめがえもち」って、さすがにそれやりすぎじゃない？という心の声もあったのですが、食欲減退の夏だからこそ、美味しいものは何でも食べたほうが身体にいいんじゃないかという「反ダイエッター」精神も湧き上がりまして、思い切った特集です
雨の季節が終わったら、一気に猛暑へ。
夏バテしないよう、皆さんも「う」のつく食べ物で精をつけて、乗り切ってくださいね！
2023年06月14日
月刊九州王国7月号（2023）、発売です！
手にした瞬間、夏の扉が開きそうな表紙の7月号が上がってきました！（←聖子ちゃーん♪）
大特集は「水清き大分と疎水の父・南一郎平」。
疎水…そすい、と読みます。疎水とは、潅漑や舟運のために、新たに土地を切り開いて水路を設け、通水させること（ネットより）。
水事情が悪く、農業に適していなかった故郷のために立ち上がり、知恵と財力で水を張り巡らせ、今や九州を代表する穀倉地帯に育て上げた「疎水の父」、南一郎平の物語です。
1836年生まれなので、今から180年ほど前の方ですが、なんか昔の人って本当に「義」のために自己犠牲を厭わない聖人が多いですよね。この人も自分の財産のほとんどを、地域の疎水に費やしているんです。なんなら妻の着物を質に入れてまで。故郷・宇佐を穀倉地帯に生まれ変わらせた後は、福島の安積や琵琶湖、那須の疎水にも取り組んでいます。九州だけの偉人じゃないんですよ。京都の皆さんが今、琵琶湖の水を飲めているのは、南一郎平のおかげなんです！「琵琶湖の水、止めたろか！」という喧嘩文句を言っていいのは、滋賀県民じゃなくて大分県民かもしれません。（極論）
第二特集は「佐賀駅から、でかけよう。」
SAGAアリーナができて、B'zは来るわ、NiziUは来るわ、ユーミンは来るわ…と史上最大の大物たちのお迎えで忙しい佐賀県。駐車場問題とかいろいろ言われていますが、だったら駅からアリーナまで歩いていきましょうよ！…という特集です。駅も新しくなったし、駅の周りにも楽しいスポットが続々オープン。ライブまで、1時間空き時間があったらあの名物を食べに行こう！…など、空き時間活用コース満載の特集です。スイーツもいいけど、佐賀はお酒もおいしいし。昼酒飲めるところもあるし。個人的にはライブ前には軽く飲んでいく派なので（←テンション上がってさらに弾けられるｗ）、４２Ｐのお店で一杯飲んでから、アリーナまで歩くのおすすめです！
ということで、今月は疎水に感心して、佐賀駅ではっちゃけてください
2023年05月31日
2023年05月12日
九州王国６月号（２０２３）発売です！
美しい紫陽花の表紙があがってきました。「九州王国」の「王」の文字のところにちらっと入っている傘がいい感じです。細かいところに、清家カメラマンの卓越したセンスが光っています。
大特集は「世阿弥が描いた九州」。
もう何年も前から世阿弥の特集をしたいしたいと言っていたミカですが、大人の事情でできませんでした。今回、大人の事情をとっぱらって、「OK、やっちゃいな！」と送り出したので（嘘。そんな潔くは言えず、最後までうーーんと苦渋の決断でした）、のびのび念願の特集を作り上げていました。
室町時代、奈良や京都に住んでいた世阿弥がなぜ、九州を舞台にした能を作り出したのか。我々の想像ではそのころの九州って、都からも遠い僻地な気がしません？芦屋町や唐津を舞台にした作品を生んでいるのですが、「世阿弥さん、よー芦屋なんて知っとりましたな！」と言ってあげたい。なぜか口調がおじいちゃん。その謎、「なぜ芦屋を知ってたのか」「なぜ九州を舞台にしたのか」等々を探った特集です。読み終わると謎が解けます。
第二特集は「みんなで歌おう、この町の民謡」。
「おてもやん」や「あんたがたどこさ」など、九州には全国的にもよく知られた民謡が多数あります。例に出したの、どっちも熊本の歌ですが、長崎なら「でんでらりゅう」があるし、福岡は「炭坑節」があるし。その他、農業の歌、漁業の歌、酒蔵の歌…等々、仕事や歳時の場面で歌われてきたさまざまな民謡を繙きました。
制作時に「この歌、どんな歌？」と聞きまくる私に、みんながそれぞれ自慢の声を披露してくれ、この期間中は「歌う編集部」でした。隣の会社の皆様、やかましくてすみません。
今号は能から民謡まで、文化度の高そうな２本立てです
2023年04月28日
月刊はかた5月号（2023）発売です
特集は「福岡の、わたしのジンクス」。
私、個人的には占いもおまじないもほとんど信じない性格なんですが（都合いい時だけ、神頼み）、ジンクスはなにか実体験や統計的なものが背景にあるような気がして、興味深いです。黒猫に横切られたとて、不幸は来ないと思ってますけど
この町のいろんなジンクスを探してみました。そこにはやっぱり過去の統計や実例も絡んでいて、例えば「どんたくが雨なら、その夏は水不足にならない」なんてものは、それなりに何十年もの経験を踏まえた上のジンクスな気がします。ちなみに今年は5月3日晴れ、4日曇り時々雨みたいなので、夏もちょうどよく雨が降りそうですね（笑）。
一番有名な福岡のジンクスといえば、「大濠公園のボートに乗ったカップルは別れる」でしょう。ボートの上なんて暑い（寒い）だけだし、漕ぐ男子の腕力の弱さとか不器用さも露呈するし、見える景色もそう変わらないから会話も尽きるし…と、おばはんからすると、デートにボートを選んだ時点でそりゃ別れるでしょうよ、と思いますが
大濠公園関係ない。というような、身も蓋もないジンクス情報満載でお届けします！
皆さんのお店や会社、個人的なジンクスは読んでるだけで面白いですよー。「妻の機嫌が悪いと大口注文が殺到する」（P14）なんてジンクスがあると、朝、妻が不機嫌なだけで「やった！」って思っちゃいそう…
2023年04月14日
九州王国５月号（２０２３）、発売です！
見てください、この美しい表紙を！色校で上がってきた瞬間「モネみたい！」と叫んだら、この写真の作品名が「モネグリーンの季節」でした。正解！私！
今月の大特集は「岩永マキとド・ロ神父」
ド・ロ神父はご存じの方もいらっしゃると思いますが、マキさんはあまり知られてないかも？
二人で２０００名近くの孤児を救った、児童福祉の先駆者です。
７Pにマキさんが救った子どもたちの集合写真が載っていますが、その数に改めて驚きます。時代や土地を問わず、また自身の貧富に限らず、「人のために尽くす」という信条を体現する人がいることに、心から感動します。今回もマキさんとド・ロさんの尊い心に触れ、とても清々しい気分になりました。二人ともキリスト教徒ですが、宗教心だけではないさらなる人間愛が根底にあるのでしょう。
ぜひ二人の軌跡をご覧ください。
第二特集は「初夏の八女を往く」
高級茶・玉露の生産地である八女の、新茶シーズンの楽しみ方を取材しました。
八女って美味しいフレンチもコーヒーも地ビールもパンもある、非常に豊かなエリアだと思うのですが、それ以上に「八女茶」という観光財産を持つ、魅力の強い町ですよね。今回はキャンプ場や奥八女のお宿も紹介しているので、一泊して八女を存分に堪能してみてはいかがでしょうか。
清家カメラマンによる美しすぎる表紙を、インテリアとしてお家に飾ってもよさそう〜〜（もちろん中身も読んでね！
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