不意打ち その2誤嚥注意報。

2021年03月24日

編集者の仕事でここ10年、最も変化があったこと。

先日、とあるクライアント企業様のところへ、SNS文章の指導を頼まれ行ってきました。

社員で分担していくつかのSNSをしているものの、どう文章を書いたらいいのかわからない、何に気を付けて書くべきかわからない…とのこと。
SNSを全くやってない弊社が指導していいのでしょうか?…と思いながらも、文章は確かに生業としているので、「先生」とか呼ばれながら喋ってきました(笑)。


そもそも面白くなけりゃフォロワーは増えないわけで、親近感を持ってもらうためにはとか、楽しみにしてもらえるコンテンツとかの話はしたのですが、一番気になったのはやはり、ポリコレじゃないでしょうか。
私が入社したころと比べて、一番変わったのがポリコレ、いわゆるポリティカルコレクトネスだと思います。いかに社会的に中立で公正な表現をできるか、という指標。

我々の雑誌で使う表現も、ここ10年で大きく変わりました。
以前は平気で「こちらのケーキは、左党の男性にも人気!」とか「女性らしい所作」なんて文章を書いていました。人種や国籍、政治信条等以上に、一番何気なく使ってしまうのが性差を感じさせる文章のような気がします。

我々のような小さな出版社でさえ、ものすごく敏感になっているので、ネットでその会社を代表するSNS担当者は、それはそれは大変だと思います。
もちろんネット担当者だけでなく、商品開発やキャッチコピー、パッケージデザインに至るまで関わってくるデリケートな問題なので、社長さんもすごく前のめりで聞いてくださいました。
本人に差別する意識が全くなくても、受け取られ方は人それぞれですからね。


ということで、ひと様に指導とかしてきながらも、弊社はやっぱりSNSに手を出す勇気はありません(笑)。ITリテラシーが全く高くないうちの会社で、無事に運用できる自信がない…。

のんびりたまに書くブログぐらいが、ちょうどよいです


Comments(0) 取材裏話 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
不意打ち その2誤嚥注意報。