九州王国7月号(2016)は空海!飲みながら、習字。

2016年06月15日

やっぱり、この仕事は面白いです。

本日は人間国宝の方を取材させていただきました。

福岡に人間国宝はお一人しかいらっしゃらないので、ちょっと調べれば誰かすぐわかると思うのですが、とーーーってもいい方で。
すごく気さくで、取材以外のこともたくさん話してくださり、教育者でもいらっしゃるので、お話の一つ一つが非常に含蓄に富んでいました。
言葉選びもユニークだし、「余談」が面白いし、それでいて想いがまっすぐで。

あっという間に予定時間が過ぎるほど楽しい取材だったのですが、最後に「まだ誰にも見せてない、とっておきの作品を見せてあげましょう」と、2020年のあのビッグイベント用の、ホヤホヤの作品を見せてくださいました。

その美しさに、感動。文様に込められた物語と仕掛けに、感激。

4年後、世の中にお披露目されたときに「私、実は4年前にこれ見てたの!一番に見たの!」とこっそり自慢しまくろうと思います。

人間国宝って、海原雄山みたいな超気難しそうな人なのかと勝手に思っていたのですが、取材中何度もお腹抱えて笑いました。
「自慢みたいに聞こえたら申し訳ないけど」って何度かエピソード前に言われたんですけど、思いっきり自慢していい才能を持たれているわけで。なんてご謙虚なんでしょうか。年齢がちょうど半分の私に対しても、きちんと敬意を示してくださいました。

「実るほど、こうべを垂れる…」という言葉を、最近取材先で毎度のように実感します。
全く実ってない私などは、地面に頭をなすりつけて歩かなくてはいけないくらいだ、と反省することしきりです。

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