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2015年03月13日

未来を予見した対談集

出張に行く車中で読み始めたこちらの本。

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開いてわずか20Pめくらいのところで、

「だいたい仕事というのは、衣食住の生産に関わるものを『仕事』というのであって、モノ書きとか歌唄いなんかは仕事じゃなくて遊びなんです。仕事が忙しいとか言うなってんです」

的な発言が司馬先生からありまして、まさに「物書きの仕事をしながら忙しがってる」私へのメッセージだろうか…と、出張への士気が下がりまくりそうだったので、そっと本を閉じました。
あとは寝倒して、目的地に到着(笑)。


仕事が終わった後の帰りの車中であれば心が折れずに読めるかも…と、再度開いたら、ちゃんとその後にフォローがありました。

「とはいえ、今からの時代には情報産業が最も重要な仕事になるかもしれない。農工時代は1950年ごろに終わり、黎明期を経て、これからは一見遊びと思えるものが情報価値を生むようになるかもしれない」


言葉はこの通りではないと思いますが、おそらくこんな感じのことが書かれていました。
この本、対談集なのですが対談が行われたのは1970年。なんと今から40年以上も前のものなんです。


出てくる時事は「この間の赤軍事件はねぇ〜」とか「今の佐藤内閣は〜」とか、確かに時代を感じさせるものなんですが、日本のこれからの課題や日本人の気質など、まんま今読んでも違和感がない。
さすがです、司馬先生。
というか、司馬先生と対談している方々がまた陳舜臣さん(←高校時代読みまくりました)とか、犬養道子さんとか、面白い方々ばかりで。もちろん手放しで賛成〜って内容ばかりではありませんでしたが、問題提起としては非常に面白い良書でした。


最初の20Pでくじけずに、もう一度開いて良かった(笑)。
そう、「遊んでるように見える仕事」が社会を明るくするのですよ!やる気出た!





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