タイ、大好きーっ♪運転上級者への道

2013年10月03日

山崎豊子さんを偲んで。

もう、88歳になられていたのですね。
「白い巨塔」や「華麗なる一族」が私が生まれる前の作品と知り、改めてその世界観の普遍性に驚きました。

社会派と言われることも多いですが、私にとって山崎さんの作品は最高の「娯楽小説」でした。
「不毛地帯」「二つの祖国」「大地の子」という戦争三部作も、もちろん扱う題材は重いのですが、話の展開は(語弊を恐れず言うと)エンターテインメントといってもいいくらいの、ドラマティックで劇場型なストーリー。
本当に面白くて、彼女の作品はどれも大好きでした。
おそらく全作品を読んでいる唯一の作家さんじゃないかと思います。

高校時代、クラスメートの友人たちと、「ワイルドスワンのユンチアン、大地のパールバック、女の勲章の山崎豊子の3人を比べたら、圧倒的に山崎豊子の描く女像が生々しくて、腹黒くて、リアルだよね」と話したのを鮮明に覚えています。
なんという、達観した女子高生(笑)。
「女の勲章」とか「女系家族」とか読んでたからこんな大人になってしまったのか…


もう新作を読むことができないのかと思うと、本当に残念です。
心より、ご冥福をお祈りいたします。

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