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2013年06月19日

最近読んだ男前な本について。

ブログを読んでくださっている方から、「読書リポートをもっとしてください」というメールをいただきました。
ありがとうございます、私のこの超偏りのある読書歴を好んでくださって
本は嗜好品なので、人それぞれだとは思うんですけどね。

「ウエダさんの本を選ぶセンスは男前です」と、奇しくも先週某社部長にも言われたばかりなので、ここ1週間で読んだ男前本をいくつか。

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後ろのは、九州王国ネタを探しつつ読んだ「宮本武蔵の真実」。
吉川英治が作りだした宮本武蔵像が強すぎて、本来の武蔵とはかけ離れているのでは?と書かれた一冊でした。

歴史上の人物って、多かれ少なかれそういうとこありますよね。
坂本竜馬だって、日本国民の8割が頭に描くのは司馬遼太郎が書き上げた姿ですし。

ということで、手前はその司馬先生の短編集。
表題作の「王城の護衛者」は、会津藩主・松平容保が主人公の一遍でした。
現在の大河ドラマで、オリエンタルイケメン・綾野剛さんが演じられている殿様ですね。

これはすごく良かったです。容保の誠実な人物像が生き生きと描かれていました。
やっぱり幕末の男を書かせたら、司馬さんの右に出る者はいないですね。



そしてこれを読んだら、司馬遼太郎の頭の中が知りたくなって、こちら。

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山村雄一さんという医学博士の方との対談集。

いやこれは、久々に読んでいてゾクゾク&ワクワクするほどの、良書でした。
このお二人の博識っぷりもさることながら、物事の考え方が非常に原理原則に基づいていて、人間や宗教や科学など、真理を深くえぐっているのです。
ものすごく賢いのに、賢ぶってない、美しい対談集。
関西人同士なので、上手に笑いを加えつつ、会話のテンポもいい。
何より、司馬遼太郎目当てだったのに、山村先生の頭の良さに惹かれました。

あ、また熱いれて語っちゃった。男前って言われる…




↓アフィリエイト的なものはしていないので私には一円も入りませんが(笑)、ご興味ある方はどうぞ〜。

人間について (中公文庫)人間について (中公文庫) [文庫]
著者:司馬 遼太郎
出版:中央公論社
(1996-12)



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