2012年10月30日
博多の女の集い・2012秋
先週末は恒例の「博多の女の集い」が行われました。
恒例すぎて、もう「第何回」か失念する始末。
とにかく年に2回開催していて、もう8年目くらいなので16回目くらい??(適当…)
今回の会場は水炊きの老舗「新三浦」さんで。
これからここ(↑)にズラリと博多のパワフル女性社長が勢ぞろいするのです。
考えただけで身震いします(笑)。
この日も、御年82歳の、めちゃくちゃ素敵な帽子デザイナーの先生から(この間某TV番組に取り上げられていました)、30代前半の女性建設業経営者まで、実に年代も業種もさまざまな方が集まり、濃〜〜い時間を過ごさせていただきました。
ファッション業界の大御所の先生方も多くお見えになるのですが、毎回ピーコか小西かっつーくらい、チェックをされまくる私。(いじりやすいのかと思われます)
まず、このジャケットの留め具を見て、一言。
「あら〜〜ぁ、ウエダさん、素敵なブローチねぇぇ〜。・・・20万くらいかしら?」
という、わが耳を疑うご発言。
「な、なにが、20万ですか? …ペソ?リラ??」
「その素敵なブローチよ。20万円くらいかなぁ、と思ったの。どう??」
・・・・にじゅうまん〜〜〜っ
ジャケットにブローチまでコミコミで、その10分の1にも達しません。
予想外の物価高騰。
その後、今度は別の先生が、ものすごく驚いて駆け寄ってきてくださいました。
「ウエダさん、たいっへん!!!!!!
・・・・ルビーが、落ちちゃってるわっ!!!!」
るびー?・・・はて??
と思ったら、またも同じアイテムでした。
ここが抜けていた模様。
「あ・・・いや、ガラスか何か、そんなもんです、ルビーっていうか、一個たぶん20円くらいのガラス玉じゃないかと…」
先生方の世界では2万以下のジャケットを着てることも、ガラス玉くっつけたブローチを付けていることも、きっと想像もできないことなのでしょう。
私も早く、本物を知る大人になりたいものです。
あ、ちなみに先生たちは「浪費家」というわけではなく、すごくいいものを長く持たれているようです。
着ていらっしゃった、ものすっごくかわいいワンピース、なんと45年前に作ったといわれてました。
「本物」を、「物持ちよく」、なのですね。
勉強になりますーーー