遠征続き撮影逃亡?

2012年09月14日

九州王国10月号発売です!

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三俣山の素晴らしい紅葉が美しい「九州王国10月号」の特集は「みすずと芙美子」。

ピンときたあなた、そうです、関門が誇る二大女流作家の特集です。

実は金子みすずと林芙美子は、同じ年生まれなんですよ。ちょっと意外じゃないですか?
同じ関門エリアに、同年に生を受けた二人の女性。
しかしその生き方は、ものすごく対照的です。

一方は
恋に奔放に生き、
世界を旅してまわり、
女性従軍ジャーナリストとしても活躍した
「バリバリ」の女性。

そしてもう一方は
夫に恵まれず、
でも我慢をして、我慢をして、
小さなエリアから抜け出すこともできずに
最後は抗議の自殺に踏み切った女性。

どちらが「幸せ」とかそういう物差しで測ろうというのではなく、
単純に二人の作品を読むときに、背景がわかるともっと面白くなるな、と思っただけです。


みすずは高校時代からよく読んでいたのですが、芙美子は「放浪記」や「浮雲」程度しか読んでいなかったので、今回一気にいろんな作品を読んでみました。
もう、作品から「奔放さ」があふれていて、あらゆる意味でエネルギッシュでした(笑)

「河沙魚」とか「晩菊」とか、青空文庫でも読めるのでぜひ。
なんというか、女の心の底にたまっている泥のようなものを感じさせる作品です。

ちなみに私が好きなのは「吹雪」という芙美子にしては珍しくちょっとピュアな短編です

どちらに憧れるかと言われると、全くどちらにも憧れないのですが(笑)、まあそこは「みんなちがって、みんないい」ということで。

…うまくまとまった?

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