2011年05月16日
大北斎展。

週末は、福岡市博物館で開催中の「大北斎展」に行ってきました。
北斎というと、富嶽三十六景に代表される浮世絵のイメージが強いのですが、その生涯には肉筆画も含め、もんのすごい数の作品を描き上げています。
ゴッホやドビュッシーなど、世界のあらゆる芸術家に影響を与えた、まさに日本を代表する「アーティスト」ですよね。
若いころから九十歳でなくなるまでの軌跡を時系列に見せてくれ、とても興味深かったです。
「ふむー、この絵は青春時代、迷い迷い生きてるかんじがする」
「このころは、赤富士やビッグウェーブを超える作品を造ろうともがいてるっぽいー」
・・・と、非常に北斎先生に失礼千万な感想を言いながら、じっくり鑑賞させていただきました。
来週末までの開催なので、まだの方はぜひお早目に。

すごーく心落ち着く場所。
ミュージアムカフェもいいし、金印メインの常設展も面白いし、福岡市博物館は観光客の皆様にもおすすめスポットですよ。