驚きののど飴。過剰日焼け対策。

2007年06月26日

山で遭遇。

今日は3回泣きました。

とある企業さんの広報誌の仕事のため、アサイチから、かなり山合いの地まで一人ドライブしてきました。


月刊はかたの取材でこんなに↓山深いところに取材に行くときは、たいてい「紙すき工房を訪ねる」とか「山菜名人に会う」とかいう企画なのですが、なんと今回は…

yama
「くじらの塩づけの取材」。


…は?  でしょ。

…山、ですよ??  って言いたくなるでしょ。



私もそう思ったのですが、くじら漁をしているわけではなく、加工商品の卸をしている会社だったので、立地はさほど関係なかったようです。
くじらっていうとねぇ、下関とか海辺を想像しますよねぇ。
先入観はいけないみたいです。



伺った先は、マピオンで検索しても道路表記がないところにポツンと+マークが出るくらいの、ものすごい山の中。
行きは何度も、同じ道を行ったり来たりしながら(最高4回往復しました…)どうにかお目当ての会社(というか、家)に到着しました。


ここでお出迎えしてくれたのは、なんと、私がこの地球上で最も忌み嫌う生き物。
私のことを多少なりとも知っている方は必ず知っているほど、私のコイツ嫌いは狂信的(意味違う?)なのですが、名前を打つのも嫌なのでヒントだけ出すと、ケロケロです。
…あ、わかりやすい?
コヤツがモチーフになっているものはサンリオ商品であっても、触れられません。
その、ヤツが、数匹(!)で、お家の引き戸にへばりついているのです。


絶叫が山にこだまする…かと思いました。


さすがに大人なので、そこはぐっとこらえましたけど、視力は一瞬で大幅に落ちたと思います。
人間の潜在能力はすごいです。
見たくないものは見ないよう、能力を落とすのですよ。。。


「あれは葉っぱがくっついてるの。緑のマグネットかも」と思い込みながらどうにか取材を終え、岐路に着きました。
…もう今後一生目にすることがありませんように。
彼らと私の生きる世界に、接点がありませにように。



そして、視力低下のまま命絶え絶え山から抜け、ほっと気を抜いた瞬間、今度は自分がどこにいるのかを見失いました。
かっこよく言ってみましたが、要は迷子になりました。



泣きそうになりながら会社に電話して、スタッフに「私、今どこ〜〜?」と地図と照らし合わせてもらって、その後もさらに3回くらい同じ道を行ったりきたりして、どうにかこうにか無事帰還。


行きの山の中で「道わかんないよっ」と一度泣き、彼らとの遭遇でパニック&号泣し、帰りに迷子になった時点で「もうどうにでもなって」とやけっぱち涙を流しました…(もちろん全て、心の中でね)。


できれば感動の涙とか、嬉し涙を流したいものです。

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