2007年06月19日
フランスのチューブ入り調味料。

←で、先日は「仔羊のなんたらかんたら」というシャレたフレンチの煮込みをいただいていたのですが、そこでシェフが出してくれたのが写真のチューブ。
「相当辛いペーストなんですけど、少しずつ混ぜて食べたら味に深みが増しておいしいですよ」…と。
わーい、わーい。
フレンチで辛いのって珍しいですよね。
唐辛子系の辛さがすきな私には、嬉しいアイテムです。
こちらのソースを取り皿の端っこにプニュ〜と、結構な量を出して、1mmずつくらいスプーンの先で混ぜながら食べておりました。
さすがにこちらの“FERRERO”、韓国系の辛さとも南米系の辛さとも違って、フレンチにばっちりと合うお味の唐辛子ペーストでした。
アジアだと「醤」になるベースの部分が、「ハーブ」で補われている感じ。
激辛だけど、おフランスです。
とまあ、ある程度「食ライター」的な感想も述べつつ、「辛いと白が飲みたくなるね♪」と仔羊にも関わらず白ワインをガンガンいただいていた私。
…ほどよく酔いが回って、目も頭も回り始めた頃に悲劇がやってきました。
ざっくりとスプーンですくって、口に入れたその赤い煮込みソース…。
ふぎゃあぁあーーーーーーーーッ!!!!
…と、声がでないほどの激震が体を襲いました。
フル・オブ・FERRERO。
フル・オブ・ト・ウ・ガ・ラ・シ。
辛い。痛い。痺れるーーっ!!
…びっくりして一気に酔いが醒めました。
酔っ払って、間違えて、煮込みのソースと思って、FERREROをスプーン一杯いっちゃった模様です。
目を白黒させている私に驚き、シェフ自ら水を運んできてくれる有様。
よくわからないけど、とりあえずクスクスを頬張り、中和を図る私。
毒を食べた後のチャングムのように、味覚障害が残ったらどうしようかと思いましたが幸い大丈夫でした。
ま、冷静に考察してみると、韓国系や東南アジア系の辛さは胃に残るのに対し、おフランスの辛さは延々と舌に残りました。
意外にも胃には影響なし。
ほら、体張ると予想外の発見ができるわけですよ。
仕事につながるわけですよ。(秘儀!悲しいまでのプラス思考!)
今後、若手芸人のような仕事が増えないことを祈るばかりです。