2005年08月10日
旅情あふれる逸品。

せっかくの旅先、あれもこれも食べたいでしょ〜?ほんとガイドブックのカラーページに載ってる食べ物、私はいつも総ざらいしたいです。「13ページから35ページの食べ物、全部持ってきてちょうだい!」とペルシャ猫なでながらセレブ発言したいです。(ペルシャ猫・赤ワイン・バスローブ=私の中の3大セレブアイテム)
九州でいつもその想いに駆られるのが、長崎に行ったときです。
ちゃんぽんも皿うどんも中華街も卓袱もおこぜも佐世保バーガーも、もーう何もかも食べたい!ついでにトルコライスやミルクセーキもいっちゃおう。ゴマ団子と杏仁豆腐もつけちゃって!!
…こうして気付いたら、いつも気分悪いほど食べて帰路についているわけです。そしていつも後悔しているわけです。
「ああ、今日も食べれなかった…アレを」と。
1000円お小遣い範囲で食べられるちゃんぽんや皿うどんを、最優先メニューにしてしまうのはしょうがありません。
だって1000円でここまでおいしいものには中々出会えないでしょう?
その辺のカフェでへなへなレタスのサンドイッチ食べても1000円かかる時代です。それをあんなにも具沢山、野菜たっぷりで500〜1000円で提供してくれる長崎のチャンポン・皿うどん文化には頭を土に擦り付けて感謝したいくらいです。
あ、チャンポン賛歌じゃなかった。今日訴えたいのは、「今日も食べられなかったアレ」についてなんですよ。いつも心に残るアレ。
それは、とある長崎の超有名料亭の、豚の角煮なんです。
これを、「角煮丼」(名前は違いますよ、もちろん)にして料亭では頂くことができるのです。これを食べたいのです!死ぬほどおいしいのです!お肉トロトロなのです!あ〜〜食べたい!…今から特急電車に乗ろうかな。
なんていう、無謀な行動に出てはいけません。
淑女はもっと落ち着いて、思慮深く行動しなくては。
残業中に角煮丼に心揺さぶられて幻影見てるようではいけません。
ここはひとまず、お家でこの味を楽しめる「お取り寄せ」という素晴らしいシステムを活用しましょう。
そう、この角煮は取り寄せられるのですよ〜〜。しかも一つひとつパックに入っているから、一人暮らしの方でも安心。欲しいだけを少しずつ食べることができます。
残念ながら「丼」にはなっていませんが、まあそのくらいはご自宅でも再現を試みることはできるでしょう。同じではないですが、特急に乗る衝動くらいは抑えられるでしょう。いや、ほんとにトロトロしておいしいですよ〜〜〜。
旅で食べ残したものがある方。
残業中においしいものを食べたくなった方。
はい、逸品本の64pを開いてくださいね〜〜♪