2019年10月

2019年10月31日

月刊はかた11月号(2019)発売です!

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月刊はかた11月号の特集は「我ら、兄弟船!」
同じ店や企業で働く「兄弟」にスポットを当ててみました。

同族経営の「親子」を焦点にした企画ってわりと多いと思うのですが、兄弟って歳が近いこともあるし、親子とは違うプレッシャーややりにくさ、逆に信頼感があると思うんですよね。
それを探ってみようと、いろんなお店で共に働く兄弟の皆さんを取材してみたら、もんのすごーく皆さん仲がよくて、そして絆が深くて、編集しながらずっと心が温まってました。
兄弟間の往復書簡も3組の皆さんにお願いしたのですが、涙腺が緩みそうになるほど、どれもいいお手紙でした。

「あのお店、実は兄弟でやってたんだ!」「え、あそこの企業、6人兄弟なの!?」という新たな発見もあるはずなので、ぜひ皆さんにご高覧いただきたいです。
秋の夜長、兄弟愛にほっこりしてください

2019年10月30日

かに供養2019

本日は、年に一度の大切な行事「かに供養」の日でした。
月刊はかた百選会の「札幌かに本家」さんが主催される、かに解禁日前に「大切な命に感謝して、今年も美味しいかにをたくさんいただきましょう」という気持ちを込めた歳時。
気付けばもう、かれこれ7〜8年参加しています。

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今年はテレビカメラが結構入ってました。
小声で「今、蟹に向かってお経が唱えられ始めました!」「なんと皆さん、本気の喪服ですー!」等実況されている番組があって、隣で聞きながらヒヤヒヤしてました。大丈夫?これ、私も含め、毎年敬虔に手を合わせてるんですけど、その「バラエティ感」は許容範囲でしょうか…。

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なんてことを思いながら、私は真面目に取材していたのですが、写真の片隅に映ったあるものに一瞬目を奪われました。
この写真、ものすごく違和感あるものが映っているのですが、お気づきでしょうか?
天井部分にご注目ください。

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ミラーボールーーー!!!


なに、この昭和のディスコテイスト!?
お寺にミラーボール・・・・??なんで?

ご住職、お話が面白い方だったので、もしかしたら「般若心境Night/DJ:ご住職」みたいなイベントをされるのかもしれません。それしかミラーボールが使われる場面が思いつきません。

テレビ局の人のことをとやかく言えないくらい私の集中力も一瞬削がれたのですが(一瞬ね、一瞬!)、しっかりまじめなリポートは月刊はかた12月号で致します。

今年もしっかり手を合わせてきたので、命に感謝して、存分に蟹を堪能したいと思います!
シーズン到来間近!!(11月6日が解禁日です)

2019年10月28日

江戸も江戸楽も江戸楽編集部も、楽しい!

久しぶりに江戸楽編集部にお邪魔してきました。「出張」というより「お邪魔」です。文字通り、忙しい皆さんをかき乱し、邪魔しまくってきました。楽しかった

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まずは会社の近所にできた日本初の誠品生活日本橋店を偵察。
台湾に行くと必ず寄るくらい、好きな本屋さんです。日本橋店も相変わらず本の並べ方が素敵でした。

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そしてミヤモン先生の講義をかぶりつきで聞いてきました。
編集者の在り方について熱弁振るってましたので、「まずは締め切りを守れ」と伝えてきました。手元にあるのは水ではなく日本酒です…お酒の力があると何でも言えちゃうから素敵


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私の滞在中に、「1300首の中から最優秀賞に選ばれました!」という驚きの電話がかかってきたのはこちら、トモミン。なんと北斎川柳の、最優秀賞に選ばれて来月表彰式に出るそうです!すごい!!すごすぎる!!!
ちなみに歌ってるのは、「鉄道唱歌」です。おそらく日本中で一日に一人歌うか歌わないかの、レア曲と思われます。そして福岡には「自動車唱歌」を歌うスタッフもいます…日本で一人が、二人も編集部に…。


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そして、江戸楽で長期連載をしてくださっている竹内誠さんが名誉館長の「江戸東京博物館」にも行ってきました。ここ、素晴らしいです。ボランティアガイドさんに1時間半コースをお願いしたのですが、あっという間でした。面白くて、楽しくて、よく考えられた博物館です。未訪問の方いらっしゃったら、東京観光時にぜひお立ち寄りを。おすすめです。


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お帰りの際は、両国駅そばの「江戸のれん」もお忘れなく。「東京の日本酒オンリー」の立ち飲み自販機があります。いわゆる角打ちですね。これまた、「純米酒」「大吟醸酒」等と分かれており、それぞれ1杯200円とか300円とかから飲める楽しい仕組み。「東京の」日本酒しか扱ってないというのもいいですね。東京ってほんと、楽しい仕掛けが至る所にある街だなぁ。


ということで、江戸楽次号は「東京の日本酒」特集だそうです。
予習として、先に↑ここで自主練しておきました。
月刊はかたは毎年新酒時期に合わせて2月に日本酒特集をしているので、これまた2月に向けて福岡で自主練を続けようと思います

2019年10月17日

パワハラ編集長。

ただいま、遅い夏休みをとって9連休中のミカ。
旅先からラインが送られてきました。

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お疲れ様です。
ゲラがサーバーに上がっているので、御手数ですがご確認ください。
所用のみにて、失礼。
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なに、このそっけない文面。
休み満喫中の間は上司からの返信はいらん!ってオーラがビンビンに伝わってきます。
なので、パワハラ覚悟でしっかり返信しました。


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了解です。
無事着いた?そっち寒い?何か面白いものあった?石、きれい?
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鬱陶しさMAXの返信ライン。
「スタンプでいいのに!疑問文で返してくるなよ!」というミカの心の声が聞こえてきます。

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無事着きました。寒いです。ヒートテック助かります。


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おおおお〜〜〜!有無を言わさぬ、圧巻の写真添付!
こんな写真見せられたら、もう何も返せないわぁ〜〜。(←返したけど。笑)


ということで、ミカは今、9連休でアイルランドを一人旅中です。
「なんでアイルランド?」という我々の問いに、「石を見たいからです」という謎の答えを返して彼女は旅立ちました。
よくわかんないけど、ハリポタみたいな石の城を見れてるのできっと満足なんでしょうね!(適当!)


帰ってきたら、たくさん写真見せてもらって、根ほり葉ほり、聞かせてもらおうと思います
現代ではこれもパワハラと呼ぶのでしょうか・・・呼びたい人は呼べばいいさ〜〜


2019年10月15日

謹んでお見舞い申し上げます。

このたびの台風で被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

地震と違って「予測」ができる台風でさえも、これほど大きな被害が出ていることに、人としてできることの限界を感じます。
きっと今回被災された皆様も、十分に対策をされていたはず。それでももうどうしようもないほどの、毎回予測を大きく超える災害が来てしまうのです。
日本中に「安全な」場所などないことを、災害のたびに痛感させられます。
一日も早く、日本に平穏な日常が戻ってきますように。心より祈っています。


そして、弊社では現在中途採用時期の真っただ中ですが、全国各地から多数のご応募をいただいております。なかには今回の被災地域からの方もいらっしゃることと思います。
課題の提出や面接日時などについて、できうる限り個別に対応致しますので、該当の方はご遠慮なくご相談ください。
何より命を守り、日常に戻れることが第一です。
心と生活が落ちつかれてから、改めてご連絡ください。

2019年10月11日

九州王国11月号(2019)発売です。


11月号


今月の大特集は「いい湯だな、島原半島」。
昭和世代の全ての人がこのタイトルの合間に「ババンバ バン バン バン♪」と合いの手を入れることと思いますが、ぐっと我慢してタイトルを付けました。飾りキャッチに「ビバノンノン」も入れたかったけど入れませんでした。…ってゆーか、ビバノンノンってなに?改めて考えてみると、謎。

思わずドリフに思いを馳せましたが、本題に戻ると、九州王国11月号は温泉総選挙・歴史文化部門で昨年第一位に選ばれた「島原半島雲仙温泉郷」の特集です。
この半島には、島原温泉・雲仙温泉・小浜温泉という全く泉質が違う名湯が3つも存在しています。加えて、北部・南部エリアにもそれぞれ個性的な温泉があるとのこと。
まるっと半島全部の温泉巡りをしてみましょうという、涼しくなってきたこれからの季節におすすめの特集です。


第二特集は「筑後・大川、匠の系譜」。
家具の街・大川で次代を担う職人になるべく奮闘している方々を取材しました。
大川って、猫家具とかいろいろと攻めてますよね。
個人的には組子が大好きなので、技術継承を心から応援しています。

ということで、今号も秋にふさわしい温泉と職人の二本立て!
連休前に手に入れて、じっくりご高覧いただけると幸いです。


そして東海及び関東エリアの皆様。
大変な台風が迫っているようで、とっても心配です。
どうか、大きな被害がでませんように。くれぐれも、お気をつけてお過ごしください。


2019年10月10日

仕事をしていて辛かったこと、嬉しかったこと。

最近面接時に、「仕事していて一番辛かったことってなんですか?」と何度か同じ質問を受けました。そのたびに考えるんですけど、記憶力が悪いのか、嫌な記憶をすぐに抹消できる能力が備わっているのか、あまり思い浮かばないんです。
面接でいいことばかり伝える気はさらさらなくて、入社後に齟齬があるほうが嫌なので、できる限りありのままを伝えようと頑張っているのですが、「自分が仕事で嫌だったこと」をあまり覚えていなくて。
なかったわけではないんですよ、決して。
あるはずなんですけど、覚えてないんです。ほんとに。
あまりに何度も同じ質問を受けるので、そろそろ真剣に探しておこうかと思っています。
嫌だったことばかり必死に思い出す作業ってのも、嫌ですけど(笑)。

代わりに良かったことは山ほどあるので、いくらでも出てくるのですが、誰にも聞かれません
…なんで?

先週、自費出版を担当させていただいた方に、最後に完成品をお持ちしてお礼に伺ったら、「今まで何社も渡り歩いて、本当に納得できる仕事をしてくれる出版社はなかった。本当に素晴らしいものをありがとう!ウエダさんに会えてよかった!」と小泉今日子ばりの言葉で喜んでくださって、言われたこちらが感極まりました。
決して安くはない金額をいただいて、こっちが感謝してもらえるなんて、本当に有り難いことです。
こういう、心の底から嬉しくなることはずーっと記憶しているので、語れるエピソードが増えていくんでしょうね。

ちなみに上記の方、私の何を気に入ってくださったかというと、「他の出版社の人は私の意見を全て取り入れて作るだけだったけど、ウエダさんはビシバシダメ出ししてくれた」とのこと(笑)。
え・・・そこ??私の良かったとこ、ダメ出し???

ま、何でもいいんです、理由は(笑)。気に入ってくれたらそれでいいです。

ということで、たまには嬉しかったエピソードも語りたいけど、語らせてもらえないので、自発的に語りました

2019年10月04日

あの巨匠のチョコが編集部に…。

以前フランス土産でもらって衝撃を受けた板チョコ。カカオ75%というビターなチョコの上に、大人のドライフルーツとナッツがたっぷりのっているという、超絶贅沢な板チョコに「世界にはこんな旨いチョコがあるのか…」と悶絶したものです。
誰かフランスに行くことがあればまた買ってきてほしいなーでも高いからお土産にはねだれないなーと思っていたら、なんとなんと、弊社社長からの定期書類便の中に同封されて、これが送られてきました。
「日本橋で見つけたので、少しですがみんなでどうぞー」って!!!

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超絶悶絶。

アランデュカスのショコラティエが、日本橋にできてるんですねーーーー!びっくり。
なんでもあるなぁ、東京。


そして「念ずれば通ず」という、食に対する強すぎる自分の「念」に驚きました。

ごちそうさまでした!!(←最近、こればっか言ってる気がする)


2019年10月03日

雨でも濡れずに行ける、天神地下街直結の炉端焼き店。

昨日は、東京から大切なお客様(=超面白い飲み仲間おじさん、とも言う)をお迎えしたので、天神センタービルの八喜多賀(やきたか)にお連れしました。
月刊はかた10月号の表2(表紙めくってすぐのページ)に2号店の広告を出していただいています。
いか活きづくり発祥店「河太郎」さんのプロデュースですが、こちらのお店にはイカはありません。
代わりに絶品の炉端焼きメニューがそろっています。


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秋を感じる素晴らしいメニューの数々に、感動された面白おじさんお客様はなんと、福岡滞在中の間にもう一度予約を入れられてました。
「ウエダさん、いっつも美味しいお店教えてくれてありがとうー!」と。
ほんと、こういう反応してくださる人には「次はどちらにお連れしようかな」と選ぶ私もワクワクします。幸い、月刊はかたには素晴らしいお店しか載ってないので、安心してどこへでもお連れできるんですけど

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「ごまさば専用ごま焼酎」なんてものもあり、がっつり来福客の心をつかんでました。
ごまさば食べる間に飲みきれなくて、ごまさば二皿目を注文しましたけど

「八喜多賀」さんは、天神センタービルB1と、ブロッサム博多プレミア2Fという、博多と天神で2店舗展開中。天神店は地下街直結しているので、雨の日も濡れずに行けて便利です


2019年10月02日

土産と土産話

弊社では社内デザイナーのほかに、全国各地の敏腕誌面デザイナーの方々と契約しています。
誌面デザインの仕事って、世界中どこにいてもMACさえあればできる、ノマドのお手本のような職種。
手に職があると、ハワイのビーチででも、イタリアの湖畔ででも、どこででも仕事ができちゃうのです。羨ましい〜〜〜〜。


で、先日長野の高原でおしゃれノマドライフを送っているデザイナーとメールをやり取りしていたときに、「明日からしばらく不在にします」と言われたので、「なになに?どこ行くの?何するのー?」といつもの根掘り葉掘り根性でいろいろ聞いてしまいました。
「え?京都でフェス?なにそれ、相変わらずおしゃれすぎるやん!うっそ、羨ましい!いいなー!」と怒涛のメールを送っていたら、数日後送られてきました。



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…お土産が。



・・・・・・ごごご、ごめーーーん!!!!


いや、そんなつもりじゃなかったのよ!「京都といえば、やっぱり阿闍梨だよね」とか言ってないですよ、全然!!
私の純粋な好奇心が、無意識のプレッシャーを与えていたのかもと思うと、反省することしきりです。ほんと、人の旅話を聞くのが大好きなので、いっつもつい深堀して聞いちゃうのですが、もしかしたら何か無言の圧力をかけていたりして…


皆さん、ウエダは「土産話」が大好物なので、ぜひ旅のお話を聞かせてください!
それだけで大満足なのでございます。
…でも阿闍梨餅はやっぱり安定の美味しさでした。ごちそうさまでしたー