2014年06月

2014年06月30日

月刊はかた7月号、発売です!

先週はまた、海外へ取材に出ていました。
いつもの如く、ものすごくお伝えしたい取材裏話満載なのですが、本日ははかた発売日なのでそちらを優先

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今月の特集は「100年前の山笠へタイムトラベル」。

隔年恒例になりつつある「山笠特集」ですが、今回は趣向を変えて、100年前の山笠を紐解いてみました。
ご存じの方も多いと思いますが、電線がなかった100年前は山笠が17メートル近くもあったそうです。
その衝撃の写真もドドーンと載せています。
ほんとに衝撃。っていうか、ここまで大きくする必要…(以下、発言自粛)。

流れの変遷とか、締め込みの色が違うとか、雷と太鼓の音を間違えたとある流がその後どうなったか、など今月もディープな博多話満載です。
山笠に興味ない人には全然面白くない特集のような気もするのですが、博多っ子で山笠に興味ない人なんているわけない(はず)なので、押し切ります



そして、先日お伝えした九州王国編集部の新刊「福岡共和国のオキテ100か条」。
今日、版元さんより「めぇぇぇっちゃ売れてます!初動すごいです!初版売り切れ寸前です!」と嬉しいご報告をいただき、新天町を通ったヤナッチからこの写メが。

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ワオ!!!
平積みどころか、専用棚&専用POP付で売ってくださってます〜〜〜
久々にベストセラーの予感が…。



ベストセラー…なんと甘美な、恍惚の響き…

2014年06月23日

ブログと雑誌の住み分け方?

先日、1日に2000人が訪問するという某有名ブロガーさんとお食事をしたのですが、すごかったです。
ブロガー魂が。


傍らには常にデジカメとメモ帳を置き、一皿来るごとに撮影&感想メモ。
時折、メニューを見て内容を確認、メモ。
店主さんに産地を確認、メモ。
日本酒は純米→純吟→…という風に、種別を変えて注文。
お手洗いチェック、店内チェック、席数視認。

「すぅっごおぉぉい〜〜〜」と声を上げて感心してしまいました。
「いつもこうやって食べてるんですか?」と聞くと、「もう慣れですね」って。
私の旧知のお店にお連れしたのですが、「ウエダさんが仕事で取材するときより、細かいですね!」ってお店の人も感心しきりでした。(←問題発言ですよ〜〜


しかしほんと、一銭ももらわず、「好きでやっている人」がこのレベル。
改めて、職業としてのこの仕事の存在価値を考えてしまいます。
雑誌は「ブログの延長」だったり「ブログの高品質版」であってはいけないのですよね。


飲食店や企業などその形態に関わらず、私たちは、オーナーさんや店主さんの「想い」を伝えられる媒体でありたいと思っています。
メニュー表や価格は極端な話、ネットにお任せでもいいくらい。
ただ、どんな想いで起業(開業)し、どんな裏話があって、どんな喜び&ご苦労があるのか。
そんなことを丁寧に伝えられれば、自然とお店とお客さんの橋渡しはできるのではないかと。
それが、個人のブロガーさんとは一線を画する情報になるのではないかと思います。

社会の変容に合わせて、雑誌の在り方も考え続けなくてはいけないですよね。
まずはメモするブロガーさんの隣で、「酔って何食べたか、覚えてにゃーい」とか言ってるところから改めなくては。


2014年06月20日

カーディガン男子 in月刊はかた

遅ればせながら、編集部女性スタッフの間で「カーディガン男子」がキテおりまして。

本日は、鬼の校了日だったのですが、校正紙の中に、「この格好、すてき〜」「色遣い、最高〜」「さわやか〜」「清潔感〜」と、んまあ大絶賛されているカーディガン男子がおりました。

大絶賛してたの、主に私なんですけれども


月刊はかた7月号の中から、素敵カーディガン男子を見つけてみてください。
Tシャツとカーディガンの色の組み合わせも、素敵です




ということで、月刊はかた7月号、これにて校了ーっ!!

2014年06月18日

イニミニマニモ、面白くなってますよー。

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イニミニマニモの2Fに、「福岡デザインステージ」というショップがオープンしているのをご存知でしょうか?
福岡県と県産業デザイン協議会によって選ばれた商品が並んでいるのですが、どの商品もとっても面白い。


必ず茶柱が立つお茶とか、柱の背比べ専用ボードとか、小倉織を使った抱っこ紐とか、「わあ!素敵!」と思えるものばかり。
「物欲がほとんどない」という仏の境地に達した私でも、欲しくなるものがたくさんありました

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そして6月30日まで、こちらの一角で八坂圭さんの個展が開催されています。
八坂さんの作品が飾られている場所って、なんだかぱあぁっと明るくて、エネルギーに満ちてるんですよね。
これがアートが持つ力なんでしょうね。
そしてその一角で、月刊はかたもアートの一部として展示していただいています。
ありがたや〜〜〜。



ちなみにイニミニマニモ、ものすごく変化を遂げています。

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地下2Fには、なんと八百屋さんまで入りましたよ!(月刊はかたでも紹介済み)。
八百勝さんというこちらのお店、昔のリバレインを知る人なら「人参一本、1000円とかしちゃうんでしょ?」と成城石井的な想像をしてしまいそうですが、びっくりするほど安いんです。
今日は大きな米なすが袋に10個くらい入って、280円くらいでした!!コストコかっ
運がいいと、カットフルーツとかも、すごく新鮮なものが100円で買えちゃいます。


その他、いろんなお店が入って以前とは違った活気がみなぎっています。
お客さん層の幅が広がるのはいいことですよね。
世界中探しても、JIMMY CHOOと八百屋さんが同じ施設に入ってるところなんてないんじゃないかしら。

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もちろん、元気100倍の彼らも同居

「最近リバレインから足が遠のいてるわ」という方、ぜひ行ってみてください。(できれば6月中に!)
楽しいですよー




2014年06月17日

「福岡共和国のオキテ 100か条」  もうすぐ発売です。

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今月も新刊ラッシュ!

今回はうちの編集部としては非常に珍しいスタイルの、いわゆる「あるある本」です。
諸事情あって、著者は九州王国編集部。
そして、表紙にも出ていただいてますが、トコさんに監修に入っていただいております。

執筆は私とヤナッチの共著スタイルなのですが、関西人と伊万里人が「博多あるある」なんて書けるわけもなく。
ネタ元は、数十人の博多出身の皆様にご協力いただきました。

ただね、これ、博多出身者だけでも書けなかったと思うのですよ。
なんせうちの博多っ子・ミヨッシーも言ってたのですが、「三社詣り」(=初詣は必ず3社にお参りに行く)なんていうのが、博多だけの習慣ということを知らないのです。
全国的だと思っているのです。
おでんに手羽先を入れるのも、コンビニで肉まんを買うと酢醤油がついてくるのも、「フクト」の模試も、みーんな、全国的現象だと思っているのですよ。

なので、博多外出身者がまとめた「博多あるある本」、県内外の方に面白く読んでいただける気がします。
もうすぐ本屋さんにも並びますので、まずはパラっと、眺めてみてください〜〜



2014年06月16日

今年の流行柄?

本日の取材先で、私・代理店さん・取材相手の3名が全て洋服がかぶるという珍事が!

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全員、この微妙な大きさの水玉模様で、びっくりしました。(しかも色もほぼ一緒)
「流行ってる・・・んですよね」「そうそう、流行っ・・てるんですよ」と無理やりみんなで、「流行を先取りした結果、かぶった」ことにしました。
こんな中玉ドット柄が流行ってるなんて、これっぽっちも巷で聞いたことないですけど。



そして、姉妹誌・江戸楽のブログ(こちら→)をのぞいたら、随分と私が忙しそうに振る舞っていたようで、反省。

同じ日の私のブログには、「だし茶漬けを食べようかと思ってたら、並んでたので納豆蕎麦にした」っていう東京日記しか書いてないんですけどね。
東京スタッフには、「鬼のように忙しい合間を縫って、会議に参加して、超キビシイこと言って帰った」ように映っちゃってるみたいで…あんなに優しかったのに…(自分比)


次の東京出張は、「テーマ:仏のウエダ、菩薩の笑顔」でいきたいと思います。自己プロデュース。

2014年06月13日

九州王国7月号は武蔵特集!

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九州王国7月号、出ました!
珍しく山笠をモチーフとした表紙なのですが、どことなく懐かしい昭和の香りがします。
「新しい写真なのになんで??」とみんなで話していたのですが、どうやら空の色が違うのではないかと。
あまりに我々、白い空を見慣れてしまって、突き抜けるような青い空を見なくなってしまったから、この表紙を見て懐かしさを感じるのではないかと。

…恐ろしいことです。
私たちが青い空を見ることはもうないのかしらーーー



と、社会派問題提起をしたところで、今月号のご紹介。


大特集は「宮本武蔵が愛したまち、熊本」。

武蔵は龍馬と同じくらい、日本各地に痕跡を残しています。
いろんなところに行ってる人ですが、今回は特に終焉の地・熊本にスポットを当てました。
剣豪として、そしてアーティストとして高い評価を得た彼の足跡に迫ってみました。


第二特集は「おとなキャンプのはじめかた」。
スイカ割りして、飯盒炊飯でカレー作って、汗だくになって、帰ってきたらフラフラ…みたいな、「子どもを楽しませるためにパパママが犠牲になるキャンプ」ではなく、「超おとなが楽しんじゃうキャンプ」のご提案です。

あ、たまたまうちの編集部がお子さまと縁遠いだけで、お子さまキャンプももちろん楽しいと思うので、そちらお好みの方はまるっと読み飛ばしてください。

お子さま関係者がいない我が編集部が作るのは、「どうやったらアウトドアで美味しくお酒が飲めるか」とか、「絶対日焼けせずに楽しめるか」とか、究極は「面倒だから手ぶらでBBQしたい」とかいう、「アウトドア世界から出て行け!」と言われそうな願望をかなえるための、キャンプ特集です。

うちの読者には絶対需要があると思うので(類は友を呼ぶ!)、エセアウトドアな皆様、一緒に楽しみましょう。
編集部では近々この特集を実践予定です




2014年06月12日

日本橋の中心で雑誌を作る。

高熱出したり、東京行ったりしている間にあっという間に一週間。
ノー更新ですみませんでした。
高熱出した翌々日には、「渋谷で初対面のおじさんたちと集団的自衛権について語りながら夜中2時まで飲み明かす」という、偉業達成。
おじさんって言っても、私も十分おばさんなので、ほぼ同年代です。若ぶってすみません。

30代ってまだまだ若いぜ…と翌朝、二日酔いもなく軽快に朝一番の打ち合わせに出かけたのですが、その日の昼にもっとお元気世代の方々に出逢いました。

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月刊江戸楽加盟店さん「にんべん」さんの直営店「だし場 はなれ」。

コレド室町2に新しくオープンし、私も江戸楽を見て一番行きたいところだったので、気合を入れて11時台に行ったのに、この行列。
ほぼ、50代以降の女性です。
この日、雨の平日だったのですが、「1時間半待ち」と言われていました。すごいなー、東京
店も多いけど、人も多い…次回、絶対リベンジしたいお店の一つです。

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コレドはどこもいっぱいだったので、少し離れた日本橋の名店「利久庵」さんへ。
こちらも江戸楽で見るたびに行きたかったお店なので、名物納豆蕎麦をやっといただくことができて幸せ

あ、こちらも空いてたわけではなく、思いっきり相席でしたよ。
名店に空席なし。(←東京の人気店にランチタイムに行って空席なんてあるわけないじゃないの、と地方上京者に釘を刺す意の、新しいことわざ)

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コレドの地下(銀座線三越前駅出てすぐ)のところに、日本橋案内所という素敵なスペースが出来ているのですが、そこに貼られていたタウンマップ。

その「日本橋案内所」を起点にして、徒歩5分以内で行ける場所が赤い丸で示されています。
マンダリンも日銀もこの円内にあるという、日本の中枢地点を示しているこの円の中に、なんと弊社東京事務所も含まれております〜〜〜
江戸楽編集部、この円内!!
これってすごいことですよ。
雑誌なんて、郊外で作っても一緒じゃないかと思われるかもしれませんが、やっぱり空気って大事なんじゃないかと思います。
日本橋のど真ん中で、文化や経済の動きを肌で感じながら作ることができるって、本当に恵まれた環境だな〜と改めて思いました。


日本橋、(江戸楽があるからかもしれませんが)今一番東京で好きな街です。


…と言っても福岡に帰ってきたら、やっぱりホッとするんですけどね(笑)。



2014年06月05日

出張のしおり。。。。

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今度行く2泊3日の出張の、取材先スケジュールをいただいたのですが。


2泊3日で、なんと、28Pもありました!!!!


メールの添付書類で届いたので、何も考えずに無意識にプリントし始めたら、プリンターが止まらない。

「え??ええ???えええーーーーーっ!!!?」

とアワアワしているうちに、28Pにも及ぶ旅のしおりが印刷されました。
よく見ると、時系列に取材先が書かれてるんですけど、17:40〜18:00という時間帯に3件も取材先が書かれてたりして、若干パニックです。
20分間で3件?6分で1取材?これ、ギネスに挑戦か何か?

たぶん以前、一日9食とかの取材を敢行したことがあるので、先方のご担当者様の間で引き継ぎの際、「ああ、ウエダさんは、かなり厳しい日程で大丈夫な人だよ〜」的な会話がなされていたのではないかと思います。

でも最近、「期待を上回る働きをする」ことに快感を覚えてき始めたので、根性で上回ってびっくりさせちゃいましょう。
目指せ、1時間で10取材!10時間働いたら100件取材できちゃう!

嘘です…ご担当者様、決してこのページを見ませんように…


2014年06月04日

「福岡 こだわりの上等なディナー」ミシュラン前にどうぞ。

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ミシュラン上陸よりちょうど1か月前に、地元編集部によるA級レストランガイドの発刊です〜〜〜


今回も自信の57店です。老舗あり、隠れ家あり。
昨晩も掲載店にご挨拶を兼ねてお邪魔したのですが、平日にも関わらず大盛況でした。
飲食店の予約の取れなさを見る限り、景気は確実に回復傾向にあるのではないかと…(新しい経済指標?)


景気ついでに、昨日&今日打ち合わせした4件の新規のお仕事が、全て7−8月に集中することが判明…
最後の一件の打ち合わせ中に「ちなみに取材時期は…?」とお聞きしたら、「7月始動で行きましょう!」と力強く言われ、思わず「さっきもその言葉聞きました!」って言いそうになりましたww


今年も日焼けしそうだなー
既に、あきらめかけてますけど。(仕事>>>>>>>美白)