2007年10月

2007年10月31日

ハルビバプロジェクト。

57e5bf73.jpg秋の新作エルメスのブラックラバーバンドです!


…というのは当然嘘で、500円でもらえる限定ラバーバンドです。

HはエルメスのHではなく、春吉のH
ハルヨシというのは、県外の方はご存知ないかもしれませんが、全国的に名の通った「中洲」に隣接し、高レベルの飲食店が集まっている地域です。

編集部がお世話になっているお店も多数ある地域なのですが、ここで今、「ハルビバ」プロジェクトというのをしているらしいです。

…ハルビバプロジェクト。え〜っと、なんかいろいろ話を聞いて、このラバーバンドをもらったのですが、なにせほろ酔い状態で聞いたのでイマイチ内容を理解していません。

ってことで、詳細はこちらをクリックして大きい画像にして、虫眼鏡で読んでみてください。
…って言いながら、私の手が邪魔してますね。
ついでに斜めに撮っちゃってますね。
ほろ酔い加減が伝わりますね。(泥酔加減?)

詳細

っていうか、春吉にあるお店に行くとポスターが掲げられているようなので、ぜひどんどん行って、参加してみてくださいね〜。


2007年10月30日

ブックオカ閉幕。

d0ae1e27.jpg福岡の街では一ヶ月間、ブックオカというイベントが行われいてました。
ブック+福岡=ブックオカ。
福岡を本の町に、という一大イベントです。
←イベント中、市内の協賛店で本を買うと、こんなブックカバーがもらえたんですよ。


郷土のスター★リリーフランキーさんの書き下ろしブックカバーです。

主なイベントとしては、市内各書店で「福岡の読書人が選ぶこの3冊」という展示がされていました。
ちなみに紀伊国屋福岡本店ではうちの編集長の3冊も展示されていたんですよ。
(内村鑑三と司馬遼太郎と谷川俊太郎の一冊でした。なかなかいいチョイス



私も活字中毒者なので、3冊といわれると悩みます。
でも考えるのって楽しいですね。


マイベスト3冊か〜…アレとアレと…アレを選ぶかなぁ。

2007年10月29日

九州のスーパー珍品探し。

週末、九州のスーパーを探索していたら(これも一応ロケハンです)、面白い野菜に次々と出合いました。
さすが、九州。
歩けばネタに当たります。

おばけしいたけまず、こちら。


まあ、そんなに驚くほどでもないかもしれませんが、おばけ椎茸に遭遇しました。
隣のチビッコがいつも私たちが食べている椎茸くんです。

大きいものは大味だったり、あまりウケがよくないものですが、これは肉厚で椎茸の旨みも多く、おいしかったです。

とはいえ、これはネタ的にはそんなにおいしくないですね。
ジャブです、ジャブ。

さらだかぼちゃお次はちょっとだけネタになりそうな、「サラダかぼちゃ」。

「かぼちゃサラダ」じゃないですよ、「サラダかぼちゃ」です。
これは生食できるサラダ用のかぼちゃだそうです。

特筆すべきは…見えるでしょうか?驚愕の価格です。

これ一個、60円って!!!

野菜高騰のこの時期に、すっごいデフレ野菜です。
有難い。

実際にはかぼちゃの味はあまりしませんでしたが、シャキシャキしておいしかったですよ。



そしてそして、さらなるネタになりそうな野菜は…

赤おくら

赤オクラ!!!


これ、皆さんご存知ですか?
私は初対面でした。
一本だけ比較のために普通のオクラを入れましたが、まっかっかでしょ〜〜
紅葉してるでしょ〜〜。
こんなのもあるんですね。
これってサラダとかに入れたらきれいだろうな〜。
オクラって星型だから赤いお星様になりますね(必死でキャラ作り中です…)


と思いつつ、今日は焼いて食べよう!と熱を通したら…





変色中変色して、普通のオクラになっちゃいましたー!!!

熱を通すと緑になるみたいです。
どういうこと〜〜?
カメレオンオクラ?



スーパーは神秘の宝庫です。
面白い場所ですね。
ロケハン続行します。

2007年10月26日

意外に人気の日本土産。

8039f263.jpg←実はこれ、海外で人気の日本土産です。

そう、カレールー。

日本にいると意外なのですが、これ、結構どの国でも大人気です。
おいしいインドカレー店の多いロンドンでも、アジア系カレー店の多いシドニーでも、「カレーとは別モノの料理」として人気です。

割り入れるだけで、複雑な味が生まれる、という手軽さも人気の一つかもしれません。
ビートル港免税店でも1パック1000円の特大業務用が売られていました。
日本で買う最後のお土産がカレーって、日本人からすると不思議ですけど(笑)


昔、オーストラリアに住んでいたころ、「このルーを手に入れたいけど、日本食材店で買うと高いから日本から送って」と頼まれたときの裏技が、まことしやかに囁かれていました。
実は牛脂かなにかがオーストラリアの検疫にひっかかるため、ルーは個人での持ち込みが禁止されているのです。
なので、ルーを送ってもらったり、持ち込んだりする日本人は「きのこの山」の箱をきれ〜いに開けて、中身をルーと取り替えて、こっそり閉じて送るのだそうです。


そこまでして、欲しいか?


と思わなくもないんですけど、まあ、それほどみんなに愛されているということで。

いまや「カレールー」で作ったカレーは、日本人のソウルフードかもしれませんね。


2007年10月25日

リアル「働きマン」。

97c3fed8.jpg昨日、帰りがけに友人から「今、“働きマン”見てたら、主人公がウエダと同じこと言っててびっくりした」とメールがきました。

ドラマの話だったようですが、当然ドラマなぞ全く見ない(見れない)私にとって「働きマン」といえば、漫画。
そういえばちょっと前にSOHOデザイナーから、「働きマンの4巻でデスクになった弘子を見ていたら、まんまウエダさんでした」と言われたことも思い出しました。


で、漫画すら2巻で止まっていたので、どうなったのかと思って4巻まで読んでみました。
ご存じない方のために解説すると、これは仕事に人生をかける熱血女性編集者の話。
仕事モードにはいると、寝食をわすれ、ついでにお風呂とか恋愛までも忘れちゃうという、女子としては非常に問題アリな弘子が主人公です。


その弘子の生活がまんま私、ってどういうことなんでしょう?
かなり不器用に生きる仕事人間の弘子がまんま私って、どういうことなんでしょう!!?


皆さん、私、そんな人じゃないですよ〜〜。
毎日お風呂はいるし、
寝るのも食べるのも欠かしませんから!
生きる基本は寝食ですから!!
誤解ですよ〜〜。



と思いつつ、昨日メールをくれた友人に「弘子、なんて台詞言ってたの?」と聞くと、


「文句言ったり、かっこつける前に、目の前の仕事をちゃんとしろ!」と。




…。


そんな厳しいセリフ、このワタクシが、言ったことがあって?



んも〜ますますおっとりキャラの私のイメージが崩れるじゃんか〜誤解が進むじゃないのさ〜と思いながら、走馬灯のように記憶を呼び起こすと、確かにそれ、私のセリフだと思い当たりました。


言った、言った、言いましたー。
てか、結構日常的に言ってます…。


自分も覚えていないことを、人はよく見てくれていますね。

でも私はお風呂入りますからねっ!!!!



2007年10月24日

ビートルのグリーン席。

船内ここは、高速船ビートルのグリーン席。
シャッター音にビビッて、ちゃっとしか写真を撮れなかったので、わかりにくくてすみません。

先日初めてここに乗せていただいたのですが、とっても良かったです。
人一倍乗り物酔いの激しい私が、なんと驚くことに船内でお菓子まで食べちゃいました。
わかりにくい感動表現ですが、これは有り得ないことです。
この事実だけで、よっぽど居心地が良かったのだと推察することができます。
いつもはお水と薬とお手洗いのみしか視界に入れないのに、グリーン席ではリンゴジュースとお饅頭を食べていました。
わ〜〜贅沢に慣れると、戻るのが怖い。


とはいえ、この贅沢、結構プチプライスなのです。
東京までのフライトでグレードアップシートにすると確か+5000円ですよね?
釜山までは3時間弱もかかるというのに、グリーン席がたった+3000円です。
しかも、普通席ではお水もお茶もないのに、グリーンになった途端ビールまで含めてフリードリンク。
しかもしかも、石村萬盛堂さんのお菓子パックまでいただけます

音楽サービスもあるんですが、これは選曲が微妙なので触れないでおくとして(笑)、船は飛行機と違い携帯もMP3も使い放題です。
船内では昔の映画を上映しており、普段家ではなかなか見ない名作を堪能できるのも嬉しい!(私が見たときは「ガス燈」でした)。


ということで、船で渡る韓国への旅、とってもおすすめなんですよ。
福岡の方にとっては「ビートルで釜山」というのは常識になりつつあると思いますが、その他の地域の方にもぜひおすすめしたいです。
福岡で前泊して、もつ鍋食べてから渡韓、ってのもいいかも



そして、グリーンに乗られたら、シートポケットを探ってみてください。
とってもステキな読み物が出てきます。


じゃじゃーん


ほら、でてきたぁ〜〜〜〜〜

2007年10月23日

日本最大の酒まつり。

ちょっと間が開いてしまったのですが、先々週、広島で行われた日本最大のお酒の祭りについて書かせてください。

広島県の東広島市にある「西条町」という町は、ひとつの通りに酒蔵さんが隣り合って何軒も連なっている、面白い街です。
それも「賀茂鶴」とか「亀齢」とか、有名どころばかり。
大手の蔵があったり、こだわりの名酒を造っている蔵があったり、と個性豊かにそれぞれが仲良く共存しているのが興味深いんですね。
伏見・灘と並ぶ日本3大酒どころのうちの一つなんだとも聞きました。


この街で一年に一度行われている、その名も「酒まつり」がすごいんです。
町の人口が約25000人というのに、なんと二日間で30万人もの人が訪れるそうですよ!

完全に人口密度がおかしなことになりますね。
しかも、そのほとんどが、千鳥足ですから。

普段は静かなんだろうな〜という蔵通りが、こんなことになってました。


蔵通り先が見えません。
前に進めません。
酒が飲めません。

飽和状態です。

どのお蔵さんでも試飲だか天ぷらとかの模擬店だかが入り乱れていて、正直お酒を愉しむどころではありませんでした。

これはすごい。
人が多いのは楽しいのですが、お酒が飲めないのは悲しいです…。


九州の蔵開きなどに行くと、その日しか飲めないお酒が売られていたり、出来たばかりのプチプチの新酒を試飲できたり、と「そこだけのプレミア感」がしっかりあるんですね。
それぞれ、小さいお蔵さんだから趣向を凝らしていらっしゃるんでしょうけれど、私はそういったお祭りのほうが好きだな〜。(またも九州好きを認識。)


ただ、とびきり良かった場所が一つ!

わーいわーい「酒ひろば」という入場料の必要な公園スペース、ここが最高でした。
1500円払うと、全国から集まった900銘柄のお酒が試飲し放題なのです。
もちろん、最初にそれぞれのお酒の特徴や蔵の特徴が書かれた冊子をもらえるので、前から飲んでみたかったあの蔵のお酒や、あの漫画で見た名酒などに狙いをつけてGO!です。

これは楽しかったですね〜〜。
広場内、もう楽しそうな人で溢れています。
肩が当たっても、みんな大笑いです。
お酒ってなんでこんなに人を陽気にさせるんでしょうね。
外国人の方も多かったです。
「サ〜ケ〜ファ〜ンタスティック!イエ〜〜〜!」と、国際交流もしてきました。



そして、ふと気付くと、このブースの前に入り浸り。
九州ブース青い旗の文字が見えるでしょうか?
各地域別にブースが分かれていたのですが、気付くと九州ブースの前で、九州のお酒ばっか飲んでました。

…いつでも飲めるだろっ

と自分にツッコミを入れつつ、「やっぱり九州の舌になってきたんだわ〜」とシミジミ感じました。

九州でも九州中のお酒が楽しめるようなお祭りがあると、いいんですけどね!

2007年10月22日

クリエイターとしてのいい仕事。

昨日のNHKスペシャル、ご覧になった方はこのブログ読者の皆様の中にいらっしゃるでしょうか?

生き残ってしまった、特攻兵の姿を描いたものでした。

「しまった」と敢えて書いたのは、まさに生存兵の皆さんがこういう扱いを世間から浴び続けていたからです。
軍神として飛び立った彼らが帰ってきてしまっては士気が下がるとのことで、生存して帰ってきた特攻兵たちは長い間、世間から隔離されていたのだそうです。

その隔離されていた施設があったのが、今の福岡・薬院。
九電体育館のあたりだと。

86歳のおじいちゃんが、60年以上も昔のことに今も心を痛めている姿が描き出されていて、本当に胸がつまりました。
何度も何度も、涙がでました。
とても、とても、いい番組でした。


実は、この番組を作られたディレクターさんに、月刊九州王国で「九州よろず歴史旅」を連載していただいています。
本当にいろいろなことに精通されていて、話していてとても楽しい方です。
クリエイティブなものを創る人というのは、この方のように圧倒的な好奇心と探究心を持ち、そしてさらに問題意識と信念を持っている人なんだろうな、と思います。


私たちもテーマと舞台は違えど、「伝える」仕事をするクリエイターだと自負しています。
だったら誰にも負けない信念と探究心を持って、日々学習を続けなくては。


読者の皆さんに、「楽しかった」「役にたった」「知的好奇心を満たされた」、この3つのどれかの感想を抱いてもらえるように。
ただの「地域情報誌」ではなく、「文化情報誌」であり続けられるよう、努力し続けたいと思います。


2007年10月19日

暴食週間の終焉。

暴飲暴食週間から明けた、今週。
本来なら胃を休める週間にしなくてはいけないところでした。
ええ、しようと思っていました。
月曜日の朝の時点では。


しかし、弊社の東京本社社長が月曜日に久しぶりに来福し、「社長が来たらおいしいものが大集結」という会社ルールが守られた結果、やはり今週も胃腸をフル回転させてしまいました。

月曜日は昼・社内パーティー(寿司)、夜・お刺身、
火曜日はお刺身三昧、

とここまでは、魚DAY。

水曜日はクライアントさんと焼肉、
木曜日は社長と焼肉、

と後半は肉DAY。

しかも、水曜日の焼肉は、オール肉でした。
野菜なし!
頭から最後まで、肉!肉にくニク!!
ご一緒したのは50代(見た目完全に40代前半ですけど、実は50代)の支店長さんなんですけど、胃腸のお元気具合に驚きました。
30代の胃も負けてられません…。


とは思っていたのですが、さすがに負けてしまい、本日の昼食はおとなしく会社でこれを

お粥
おお、完全なる病人食ですね。

マイ胃腸よ、安らかに…と愛をこめて、五穀粥を口に運んでいました。
お粥って実は私大好きなんですけど、食べてると薄幸のヒロイン気分になりますね。
昨日はステーキがっついてたので、ケンシロウ気分でしたが(なんとなく)、今日は一転クララ気分です。








ちなみにこのお粥の正体はこれです。
パッケ
大塚食品さんの新製品です。
たくさん編集部にいただきました。

これがなかなか良く出来ていて、レンジさえあればできるのも嬉しいし、味もおいしいです。
何種類もあるので、クララになりたい人はいろいろ試してみてください。

あ、「コラーゲン粥」とかもあるので、IKKOになりたい人とかにもいかも。

2007年10月18日

ボツネタその1@釜山

昨日発表した「釜山・慶州街歩きマップ」は取材に相当な労力と胃腸を使っています。
胃腸…というか、もはや内臓かもしれない。
やはり食べてみると「ん?」と思うところはボツネタになるので、必然的に掲載店を揃えようと思うと、その数倍の取材をしなくてはいけないのです。

先日生まれた、出来立てほやほやの「ボツネタ」をご紹介しましょう。

ビートルは12時頃釜山に到着するのですが、そのまま現地韓国人スタッフに「めっちゃおいしいところがあるから!!」と大絶賛&拉致されたのがこのお店。

刺身ビビンバうむ、確かにおいしそう
野菜たっぷりの上に新鮮なスズメダイのお刺身が乗り、辛めだけどあっさりのタレがかかっています。
香りも良い〜。

期待に胸ふくらみ、口いっぱいに頬張ったその瞬間。



…惨事が起こりました。



口内流血騒ぎ!!



小骨が、いや、小骨といわず大骨も全て、ぜーんぶビビンバられています!!
スズメダイなんて小さな魚だからそのくらい、といわれそうですが、歯茎やら口蓋やらに背骨などがザックザク刺さります。
痛いっーーーーーー!!
血がっ!血がぁーっ!!
たぶん、江戸時代なら小さな拷問です。

一口で、諦めました…すみません。
韓国人スタッフに「あれ?何で野菜だけ食べてるの?」と不審がられ、「すみません…骨が…」と申し訳なく告げたら、「この骨がおいしいんじゃん!」と言われてしまいました。
そうなのか…この骨がおいしいのか…これが異文化ですね、きっと。

せっかくおいしいと思って連れてきてくださったのに申し訳なかったな〜と心底思いながら、スズメダイに別れを告げました。
そしてこのお店も、掲載見送り〜〜〜。
間違いなく日本人には無理かと思われます。
きっと歯茎が強いんですね、韓国の方は。


とはいえ、「私ならそのくらいの骨、噛み砕いてみせる!」とか、「骨がおいしいんじゃん!」というツワモノがいらっしゃったら、お知らせください。
お店の情報お教えします。
韓国の皆さんは大絶賛で、味も確かにおいしかったので、好きな方ははまるかもしれません。