2006年02月

2006年02月14日

九州産ハンバーガー。

私が小学生の頃、友達と外出したら「サンキューセット」か「サンパチトリオ」を食べるのが一番の楽しみでした。
「サンキューセット」というのはマクドナルドの390円セット。
「サンパチトリオ」というのはロッテリアの380円セット。
ケンタッキーやらモスやら、という「高級品」は親と一緒のときしか食べられず、「早く大人になりたい!」と思ったものです。


そして高校生になったころ。
この頃になるとやっと「高級品」もお小遣いで食べられるようになり、サブウェイにカールスジュニアにファーストキッチンに、というファーストフード全盛期が私の人生にやってきます。
カールスジュニアのハンバーガーにハーゲンダッツカフェのパフェ、という1000円程度の「バリバリアメリカ洗脳されセット」が、当時私を最も魅了した「贅沢放課後コース」でした。
もちろん高校に持っていくおやつはソニプラで調達。
今思うと、なぜにグリコやモリナガやコイケヤがこんなにもおいしいお菓子を作っているのに、ソニプラのアメリカンな香料入りお菓子をあさっていたのか不明です。


その後、欧米社会で生活をするようになり、ファーストフードは「食事」ではなく、「食糧」であることに気付きました。
本当に食事を楽しむ、という行為には地産地消の作物や天然素材で作られた調味料、手間と時間をかけて作るということなどが不可欠な要素だということに、やっと気付いたのです。
おかげで、アバクロを着て、スタバでコーヒー立ち飲みして、ケチャップ乱用して、ガムをポイ捨てするような大人にならずに済みました。
あのままサンキューセットに憧れ続けていたら危ないとこでした。


といっても、ハンバーガーが嫌いになったわけではありません。
ファーストフードじゃないハンバーガーだって、ちゃんと存在しているのです。

佐世保これは、土曜日に撮影に行ったついでに食べた「佐世保バーガー」です。
佐世保バーガーってご存知ですか?
佐世保はアメリカ海軍があったことから、もう50年以上も前からハンバーガー文化が発達し続けている地域なのです。
市内にも「佐世保バーガーマップ」があるほど、バーガーは市民権を得ています。
中のベーコンやハンバーグはもちろん、バンズも手作りのところなどもあり、これはもはや「ファーストフード」とは呼べません。
とても丁寧に作られています。
丁寧すぎてハンバーガーなのに2時間待ち、とかいうお店まであるようです。
2時間待ってハンバーガーを食べる人の執念もちょっと怖いです…。
ちなみに奥の白い山はカプチーノ。泡が立ちすぎていて、飲むたびに白ヒゲができました。



唐津そしてこちらは、昨日食べた「唐津バーガー」。
これまた有名ですね〜〜。
こちらも30年以上も続く、老舗バーガー屋さんです。
このレトロなパッケージが歴史を感じさせるでしょ。
空き地での販売なのですが、車で行くと店員さんが車まで注文を聞きにきてくれます。
で、出来上がると走って車まで持ってきてくれます。
非常に人間味あふれるドライブスルー。
こちらも注文を聞いてからバンズをカリカリに焼いてくださり、手づくり感いっぱいでおいしいです。





ハンバーガーにさえもスローフードを求めるのが九州、と言えるでしょう。
サブウェイも早々に撤退しちゃいましたが、なかなかこの土地には根付きにくいのかもしれません。
おいしい地産バーガーがたくさんありますからね。
皆さんも九州に来たら是非、「九州産ハンバーガー」をお楽しみください。

2006年02月10日

開幕。

610f2441.jpgいよいよ今晩未明にオリンピック開幕ですね。

申し訳ないのですが、イタリアから遠く離れた福岡で、日々締切と闘いながら「今日のランチ何にする?」という命題に挑戦し続けている私たち編集部には、本当に遠〜いお話です。
そんなに強い興味はまだ持てていません。
始まったら興味がわくのかもしれませんが。


そんな私たちとは裏腹に町(社会)は盛り上がっているらしく、会社下のコンビニではいち早く「頑張れトリノフェア!」が始まっていました。
パンもお弁当もデザートも、「トリノ」ものでいっぱいです。
ペペロンチーノおむすび、ティラミスサンド…ミートソースパスタパンなどと称するスパゲティののったパンもあります。
申し訳ないのですが、これは絶対トリノでは売られていないと断言しましょう…。
これは「焼きソバパン」という、恐ろしい「不良の定番カツアゲメニュー」を生み出した日本人ならではの発想です。

一体何が「トリノ」っぽいのかはよくわかりませんが、商魂の逞しさには感心します。
誰がこんなミエミエフェアにのっかるんだろう…と思っていたら、私がのっかってしまいました。
無難なところで、「トリノサンド」お買い上げです


会社に戻って編集長に、「トリノサンド買ってきた〜」と報告したら、素で「言い方おかしいよ〜チキンサンドって言いなよ〜」と言われました。
…そうです。真剣に「鶏のサンド」だと思ったようです。

このくらい、オリンピックに対する興味ゼロな職場でございます。
開会式も、心穏やかにぐっすり睡眠したまま迎えそうです。



2006年02月09日

行きたかったけど行けなかった島。

3731a366.jpg先日、S嬢が航空会社の方から塩せんべいを頂いてきました。

この塩せんべい、小麦粉と塩のみ、という超シンプルな素材で超シンプルに作られていて超シンプルな味がします。
どこにでもありそうじゃん?と一瞬思ってしまいそうですが、ノンノンです。
作られている場所が違います。
澄み渡る青い空とブルーラグーンときらめく太陽がある場所。
…メイドイン夢の島です

あ、間違えた。こう書くと首都圏地域のゴミ処理場と間違えられますね。
本当の、夢の、島です。
リアルに、ドリーミングな、アイランドです


イシガキアイランドですよ〜〜〜


ウッキー行きたい!行きたい行きたい!
うらやまし〜〜〜〜〜〜

石垣島のお土産で頂いたおせんべいだったようです。
とっても素朴な、おばあのうちで食べるような懐かしい味がしました。
こういうシンプルに作られたものって、おいしいですよね。
DNAが「うまい!」と思うんでしょうね〜。


素朴な塩味をかみ締めながら、まだ見ぬ憧れの地に思いを馳せてみたりしていました。
噛みしめるたびに、脳裏にヤシの木とかサンゴ礁とかビキニとかおばあが浮かびます。
クースーも浮かびます。
あと一口食べたらたぶん、原稿放り出して空港に走り出してしまいます。。。行きたい。行きたいんですけどぉ〜…社長。



今回の逸品本2は、沖縄を含んでないんですよ〜〜。
取材行きたかったなぁぁぁぁ。
塩せんべいを食べながら、行った気になっておきます。
皆様も「九州の逸品」から取り寄せながら、九州に来た気になってみてくださいね。


2006年02月08日

スーパーでスペシャルなバレンタインを!

ca5c36f5.jpgとうとう乙女の祭典「チョコレートデー」まで一週間を切りました
全く興味がないといいつつまたもこの話題をネタにするのか…とバカにされそうですが、ネタにしたい商品がでてきちゃったんですもん。
しょうがないじゃないですか。


確かに「2月14日」に対して興味がなくなってからもう長い年月が経ちますが、かと言ってチョコレートに対して興味を失ったわけではありません。
365日24時間、いつでも興味MAXなので、別に2月14日に限定する必要もなく。
しかも、こちら側は食べれないんでしょ?あげるだけでしょ?
そんなのますます興味ないわ〜〜〜。


…と、夜な夜なつぶやいていたのが聞こえてしまったのでしょうか。
性別的に言うと、おそらく「チョコレートをあげる側」に属すると思われる私ですが、こんな時期に「チョコレートをもらう側」になってしまいました。
しかも、ものすごいチョコレートを。


写真のチョコは「CHOCOLAT BONNAT」という、1884年に創業したフランスのチョコレート会社のものです。
1884年というと、チョコレートがまだ「飲む」時代だったころ。
「食べるチョコレート」へ転換がすすんでいた、過渡期です。
要は現在のチョコレートの姿の始まりといえる時代に興った、まさに老舗中の老舗なのですね。
しかも驚くことに、こちらの会社は今なお、自家焙煎のカカオを使い、当時の製法のまま作っているのだそうです。
当然数は少なく、パリでも入手困難と言われる幻のチョコレートが、なぜかニッポンキューシューウエダケという偏狭の地に降り立ってしまったのですよ。
ボナーチョコ製造者も、まさかこんなところでブログに感想を書かれているとは思わないでしょう。
世界って近くなったわぁ。



味は、というと。
残念ながら今までおいしいと思って食べていたチョコレートが食べられなくなってしまいました。
おおおおお、おいっすいーーーーぃ
カカオが濃厚で、舌に深い余韻が残るんです。
その余韻を、ワインで流してしまいたい〜というような「大人欲求」がおこる味です。
今月の「月刊はかた」の編集後記に、「日本の100円台で買えるチョコっておいしいよね〜〜欧州の高いチョコはいらないよね〜」と書いたのですが、速攻修正して刷りなおしたいです。
全然違う!
日本の100円台のチョコはおいしいけど、確かにおいしいけど、でもやっぱり欧州の高いチョコはすんごいおいしい〜〜〜〜〜〜
ソニプラを「外国」と勘違いしていた私は知らなかっただけだったんですね。
外国の底力を、知らなかったんですね。



ちなみに、この板チョコは一枚960円だそうです。
…高っ。
しかし、バレンタインデーで差をつけたい女子の皆様。
1000円で板チョコって死ぬほど高いですけど、これは効果大だと思いますよ。
ウンチク好きの彼も、グルメな彼も、珍しいもの好きな彼も、一気に全て手に入れてしまいましょう。
ネットでも若干販売しているところもあるようなので、ご興味ある方、検索してみてください。





2006年02月07日

温泉を食べる。

もう〜〜〜最近のお天気、嫌です!!
遠征出るたびに、雪やら霧やら霰やら霙やら。
あ、最後の二つ、読み方難しいですね。
パソコンの変換ではスッと出てきても、自分じゃ絶対書かない漢字です。
読み方は…想像してください。「雹」ならなんとなく読めません?

とにかく今日も、ものすっごい暴風雨の中、高速で遠征に出ていました。
サイドの視界がほとんど見えないほどの雨だったので、車線変更するのが怖くてずっと右車線を走っていました。
そうすると、後ろから猛スピード車に追い立てられはじめ、これまた怖くて130キロで逃げていました。
結果、暴風雨にも関わらず、超スピーディーに会社に戻って来れました。

たまに、高速道路で2台の車が争うように猛スピードで右車線を走り抜ける光景を見ますよね?
あれは争っているのではなく、きっと前の一台はめちゃめちゃ気が弱くて、怖くってアクセル全開にしてしまっているのです。
警察の皆様、そこのところ、十分にご配慮のうえ取り締まってください。


本日、向かった先は佐賀県のとある温泉地です。
ここには、アルカリ性の泉質を利用して作られた名物があるのです。
初代逸品本をご購入いただいた方はご存知ですね。
または、その名物料理自体は、あの、国民的料理漫画でも紹介されていたので読まれた方も多いかと思います。
その漫画とは、もちろんこれです。
おいしんぼこの巻は「大分県編」ですので(会社内にこれしか見当たりませんで…)、この佐賀県温泉地の逸品は別の巻に出ているのですが、山岡&栗田カップルも「こ、この白濁したスープは!!」とお決まりの驚きをしていました。
本当に、ここの泉質だからこそ生まれたお料理なんです。
温泉をフル利用。
こういったお料理こそが、本物の「地域産」ですよね。
他の土地では食べようと思っても食べられないんですもの。


東京をはじめとする、首都圏で大人気だそうです。
今回の逸品本2でもご紹介したいと思っています。
昔は「絶対にそこでしか食べられなかったもの」が、ワンクリックで自宅に届けられるなんて、本当に何十年か前には考えられなかったことですよね。
どこでもドアもチビデカ銃もきっともうすぐできるはずです。
この「温泉地の逸品」、是非全国の皆様ご自宅で楽しんでくださいねー





2006年02月06日

「逸品本2」イチオシ商品は、長崎のこれ!

6ef11007.jpg先週金曜のブログを読んだ方から、
「ウエダさん、Yさんのことを書き出すと筆がのるよねぇ」と言われました。

…心外です。
私は九州を代表する「逸品ライター」を目指しているのです。
「スタッフYのおもしろ言動手帖」を得意とする、つぶしの利かない「Y専属ライター」になっても未来はないじゃないですか。
憤慨と自省をこめて、今日は正統派「逸品紹介」をしようと思います。



本日ご紹介するのは、さむ〜〜いこのような日にはもってこいのあったかホカホカ商品!
長崎の、「角煮まん」です〜パチパチ〜

…あれ?口調がちょっとジャパネット風ですか?
実は「ジャパネット高田」も長崎の企業なんですよね〜〜。
というか、ジャパネットは全国的に知名度はどうなんでしょうか?
九州では日本文化センター並みに知名度抜群なんですけどね。
あ、また脱線した。


本題です。
本気で、この角煮まんは、久々にしんみり感動した逸品です。
長崎には「角煮まん」「角煮バーガー」といった商品は多数あります。
中華街でももちろんありますし、大手の商品ならキオスクなどでも買えますし、福岡のデパチカで買えるものもあるし。
本当に、珍しいものでも何でもなく、九州の人には身近な食べ物なんですよね。
しかもどれも、それなりにきちんとおいしい。
平均点が高い商品なのです。

その中において、数々の角煮まんを食べてきた私が、
「こりゃ、全然違う…」と目を丸くしたのが、写真の角煮まんです。
元々、あるライターさんから紹介されて私も知ったのですが、その方も「ここの角煮まんは違う!」と豪語されていました。
どのくらいこの角煮まんに感激したかと言うと、取材日の翌週に個人的に7箱も注文したほど、感激しました。
お店のご主人もびっくりされていました。(ちなみに一箱10個入)
すぐに1〜2つ注文することはあっても、7箱というのはそうそうありません。
一人で70個、角煮まんのベッドに包まれるっていうのも極上の幸福感を味わえそうですが(発想がデブヤですか?)、心優しい私はこの幸せを皆に分け与えたかったので、友人・親戚に送りまくりました。
もちろん、送った先からも続々と感動の声が届きました。


ということで、次回逸品本に堂々掲載決定です。
角煮そのもののおいしさはもちろんですが、何より皮のレベルの高さに驚くことでしょう。
九州はすごい。本当に食が「文化」として育っているのです。
探せば探すほど、驚きの逸品が眠っているのです。

九州の逸品の底力、皆さんもこの商品でぜひ確かめてみてください。





2006年02月03日

2006年おしゃれマスター登場!

「最近、ブログにYさんあんまり出てこないですけど、お元気ですか?」

という心温まるコメントを、昨日若干一名の方から頂きました。
なんと、まあ。
なんと熱狂的なファンの方でありましょう。
もはやYの存在は私のブログを飛び出して、一人歩きを始めています。
このまま歩かれ続けると、「月刊はかた編集部」の名誉を毀損される可能性もありますので、このへんで彼の近況をお伝えしておきましょう。

「編集スタッフ&デザイナー&アメリカン」という肩書きを持つYのファンの皆様。
お待たせしました。
本日は、全く私は興味がないですけど、彼のいかしたヘアスタイルを一挙ご紹介します。
スパイマスターを読む若者も、レオンに憧れるおやじも、彼のこのスタイルには脱帽のはずです。
全くオリジナルのこのヘアスタイル、名づけて「4DAYS Y's ネグセ」です。

Y1まず一枚目。
デザイナーらしくマックの前で作業をする彼を正面から隠し撮りしてみました。
非常に控えめですが、頭頂部から一本、触覚のように髪の束が立っています。
どう寝たらここに寝癖がつくのでしょうか。
不思議です。







Y2
2日目はもっとクリアに寝癖がたっていました。
ザッツ寝癖、と言わんばかりの、絵に描いたような寝癖図です。
美しいですね。











Y4
3日目。
おお、これはまた寝癖の王道図。
勢いあまってちょっと眉毛あたりまで写ってしまいました。
この写真を見れば、知ってる人なら「ああ、あの人か」とわかってしまうことでしょう。
編集部には「Y」という頭文字を持つ男性スタッフが二人いるのですが、この写真によっておそらく「あっちのYね」とわかってしまったと思います。
ちなみにもう一人のYは「編集長」という名前でブログに登場しています。
…っていうか、別に「編集長」ってニックネームなのではなく、本当に編集長です。







Y3
NO〜〜〜〜〜〜〜〜!!
…ありえません。

なんですか?この後頭部からひょろ〜っと後ろに流れている黒い束は。
どうやったら、この触覚は、生まれるのですか!!??
新種の生物ですか???

まさにゴッドヘアーです。
触れるとご利益がありそうです。
この触覚に触ってから、次回宝くじを買おうと思います。


ちなみに彼は毎朝、片手にコーヒーを持ち、iPodのヘッドフォンをして颯爽と出勤してきます。
カバンなんて親父くさいアイテムは持ちません。
通勤電車内で読む本だってコートのポケットに入れちゃいます。
財布なんてめんどくさいものは持たずにランチもツケで食べちゃいます。
(ツケているのは編集長とかS嬢とか。。。)
やはり大物です。


こんな彼の提唱する2006年のおしゃれスタイル「NE-GU-SE」。
ブレイクの予感がします。


2006年02月02日

広島の新土産。

気付いたらもう2月ですね。
本当に早いわぁ〜〜。
今年ももう十二分の一終わっちゃったなんて。
締切まであと1ヶ月だなんて。
また、「不可能に挑戦」の時期(=締切)がやってくるのかと思うと胃が痛いです。
i wish 現実逃避。


世の中の人にとって、2月とはどんな月なのでしょうか?
中高生にとっては「バレンタインデー」という一世一代の大勝負がある日ですよね。
私も高校時代、友人が他校の人にチョコをあげたい、というアリガチなことを言い出し、駅前のモスで彼が通りかかるのを2時間ほど張り込んだ記憶があります。
女子高生が4人、2時間もモスに居座って、一人の男子学生を待つ図…。
彼からすればストーカー、モスからすれば営業妨害、社会から見ると無駄に時間を浪費するアホ女子高生ですね。
しかし、当人たちにとっては非常に楽しい時代でした。
今では「バレンタインデーなんてメリーチョコが作り出した商業イベントよね」なんて寒い言葉を吐く、つまらない大人になってしまいました。
わが社にもバレンタインというイベントは存在しません。
まあ、あえて2月14日じゃなくても、年中チョコレートは存在している会社なのですが。


ちなみにこの間、S嬢がバレンタインに最適土産を買ってきてくれました。
メイドイン広島です。


もみじ箱
これです。…「もみじまんじゅうチョコレートがけ」です。
もみじまんじゅうの餡の代わりにチョコクリームが入っており、外側にはがっちりチョコレートコーティング。

これは非常に…ショッキングなお菓子でした。いい意味でも悪い意味でも。
あの老舗、「にしき堂」さんの商品とは思えないほど、チャレンジ精神にあふれた味です。
もみじまんじゅう特有の生地のほのかな甘みも、ふっくら感も軽く無視。
代わりにチョコレートがこれでもかっというほど、もみじまんじゅうの全てを覆い潰しています。
これはいいですよ。…社内の義理チョコに。
おそらくこれなら、男性社員もホワイトデーに気を遣わなくてすむでしょう。


割ったとこ

割ったとこ〜〜〜。
ちなみに白いほうは、ホワイトチョコと、もみじまんじゅうの生地と、中のバター?カスタード?クリームの3つが、見事にアンバランスで芸術的です。
ぜひ、広島に行かれた際には試してみてください。
女子高生の手作りチョコよりも、味の衝撃は大きいと思いますよ

2006年02月01日

大分濃霧注意報。

2f332c13.jpgヒュ〜ルリ〜ヒュ〜ルリ〜ララ〜…


今日も人家の見当たらない地域へ遠征を続ける私です。
昨日は大分県に終日いたのですが、この写真のあたりを運転していたら
「牛が寝ています。起こさないで下さい」という張り紙がありました。
…起こすつもりは毛頭ないですが、いかにソロ〜っと運転してもエンジン音が山間にこだましてしまいます。
起こしちゃってごめんね、豊後牛。
音たててごめんね、黒毛和牛。
車内に響くケツメイシの音量を、牛のために少し落として走らせたりしてみました。

牛への気遣いも十分に果たしたこちらの取材を午前中に終わらせて、午後は別府・大分方面へ。


いやぁ〜〜、昨日の別府地域の霧はすごかったです。
湯布院〜別府あたりはいつも霧の多い地域なのですが、昨日は特に濃霧でした。
高速道路で、自分の20m先が見えないんですよ。
大げさではなく、本当に。
車線も標識も前の車も全く見えないので、手探りで運転です。
高速道路を手探りで運転って、ちょっとしたアドベンチャーです。
道路がまっすぐなのか曲がっているのか、
SAから車が出てくるのか、
前の車はどのくらい前にいるのか、
私は一体今どこにいるのか、
何もかも真っ白で分からないのです。
一瞬、隣にカンパネルラが乗ってるんじゃないかと疑ったくらいです。
「この雲を越えると天空の城?バズー?」とか意識も朦朧としたくらいです。
本当に無事に下界に戻れてほっとしました。
大分道を運転される方、十分にご注意くださいね〜〜。


で、今日は昨日の取材分も含めて、明日締切の仕事の原稿をあげなくてはいけないので、久々に社内にこもっていました。
遠征が続くと会社が懐かしくなります。
だって、居心地良いんだもん〜会社。
ランチタイムになると、どこからともなく「岩田屋で北海道展してるよね〜〜」というような平和な声もあがってくるし。
「あ〜北海弁当食べたいなぁ〜Yさん食べたいな〜」というようなパシリ要請声もあがってくるし。
「え〜岩田屋っすか〜遠いっすよ〜」と言いながらもパシってくれるYさんもいるし。
あ〜居心地いい〜居心地いい〜〜
遠征しているときはお昼ごはんをあきらめなくてはいけない日も多いので、やっぱり社内にいるときくらいはおいしいもの食べたいもんねー。
ってことで本日のランチはこれでした。おおぉ!豪華!!
ちなみに、隣の写真はこのお弁当画像を必死に撮影しているS嬢です。中腰で必死で面白いです。



海鮮弁当S嬢