2006年01月

2006年01月30日

南国に上陸!

112b7914.JPG見てください、この写真!
フロリダじゃないですよ。
ワイハ〜じゃないですよ。
エルエ〜じゃないですよ。
とってもアロハオエ〜じゃないですか?

九州を代表する南国リゾート。
フェニックスが県木。
新婚旅行のメッカ。(昭和?)
エビちゃんの出身県。
と、いえば…

そう、宮崎県です!


週末からめて行ってきました〜。
前回の逸品本の取材時に唯一足を運べなかった県です。
理由は、…遠いから

あ、今「怠け者!」とか罵ったあなた。
浅はかです。
事実を知らずして人を中傷してはいけません。
…ハンパなく遠いんですってば。本当に。

今回の逸品行脚は、都城〜宮崎市〜日向〜延岡という宮崎県を縦断する形で北上したのですが、宮崎市から先に高速道路がないため、延岡まで福岡から直行しようと思っても、車で片道5時間以上かかるんですよ。
5時間って。
ドアツードアで香港に着くじゃないですか。
ソウルだったら往復できるじゃないですか。
カーステレオのCDが焼ききれるじゃないですかーっ。




本当に遠かったです。。。
しかし、行ったかいはありました。
上の写真のような、素敵な景色はもちろん
素晴らしい逸品にもたくさん出逢うことができました。
ちなみに、宮崎ってたくさんの食文化が発祥しているってご存知ですか?
たとえばどの大学の学食にもある「チキン南蛮」や、チビッコたちが大好きな「サラダ巻き」、こういったメニューが生まれたのは宮崎なのです。
驚きでしょう〜?
かなりチャレンジ精神旺盛なお土地柄のようです。

もちろん私も類もれず、名物はしっかり頂いてまいりました。
発祥のお店、と呼ばれるところの「チキン南蛮」と「地鶏のもも焼き」です。
いかに忙しくとも、5時間もかけてきて名物を食べずして帰るわけにはいかないので!
食いしん坊の意地です。

今回得た、素晴らしい逸品4品については追々ご紹介しますね〜〜。



チキン南蛮もも焼き

2006年01月26日

月刊はかた2月号、もうすぐ発売です!

昨日、本誌「月刊はかた」2月号の入稿が無事終わりました〜〜。
本誌スタッフ、お疲れ様でした!!

今号のメイン特集は「はじめての凍死」。
…あ、違う。
あまりに寒すぎて間違えました。
昨日の「男の子焼き」の衝撃がまだ尾を引いているようです。


今号のメイン特集は「はじめての投資」。
まああ!ずっと前から特集企画を立てていたというのに、なんてタイムリーなテーマなんでしょう
いまこそ、投資です。
それも、小難しい話やお金持ちにしか縁のない内容ではなく、「気軽にチャレンジできる投資術」のご紹介です。
私のようないつ嫁にいくかわからないパラサイトOLをはじめ、資本主義経済の一端を担いたい主婦の方、老後に生き生き頭を働かせたいご年配者など、今話題となっているデイトレーダーではなく、一般の皆さんにこそ読んでいただきたい特集です。
今年は「はじめての投資」にチャレンジしてみませんか?

加えて、小特集の「歴史をたどるひな祭り」も面白いですよ〜。
九州各地のひな祭り事情をわかりやすく、コンパクトにまとめています。
各地の雛の特徴を写真で追うだけでも、とても興味深いです。
…っていうか、九州って本当に「ひな祭り文化」が発達してますよね。
ちょっと地域が違うだけで、雛の形が全く違ったりしますもんね。
はじめて吊り下げられている雛を見たときには「呪い?」という言葉がチラリ頭をよぎりましたが、今では「かわいいなぁ〜」と心底思いながら鑑賞しています。
九州地域以外の方、定期購読はこちらからお求めください。(地味に営業)



あとは2月号ということで、「バレンタインデーページ」なんてものもあります。
福岡を代表するお店の一押しバレンタイン商品が目白押し。
「ハート型のうに」とか、びっくりするものもありますのでお楽しみに。

で、入稿が終わったので、撮影サンプルで頂いたものも本日一気に編集部でいただくことができました。
ちょこちょここれは東区の人気ケーキ店のチョコです。
美しい状態の写真を撮りたかったのに、血眼でチョコを求める暴徒たちによって、一気に食い荒らされてしまいました。
編集長の机の上に残っていたカケラを激写。
ちなみにチョコの箱のとなりに写っているパンダは編集長自慢の卓上カレンダーです。
日々の生活が荒みすぎているので、この赤ちゃんパンダのカレンダーを眺めて心の平安を得るのだそうです。

…病み過ぎていますね。どなたか30代男性編集長に、癒しの手を。

2006年01月25日

面白い地域発見。

本日は遠征中にたくさんの激写スポットがありました。



田舎道の畑沿いにポツンと立てられていた看板。
そこに書かれていた文字は…


男の子焼き」。


ぎょ〜〜え〜〜〜 怖い!怖い怖い!!!
…一体、この町ではどのような儀式が行われているのでしょうか!?
心なしか、町中に男子の姿が見えないような気もします。
あまりの衝撃にしばらく心臓がバクバクしておりました。
でも、車を止める場所もなく、撮影チャンスを逃しました。残念。


その土地から国道を約15分の地域にて、今度は犬に羽の生えた銅像を発見。
むむ?と目を凝らすと、町中に羽の生えた犬の像が建てられています。
福岡の方なら、どの地域かわかりますよね。
そう、あの衝撃的な名前の駅がある地域です。
最初に九州に来て、この駅名を見たとき「ロマンティックな地域だな〜」と思いました。
しかし駅前でこの銅像を見た瞬間、感動は爆笑に変わりました。
ななな、なんじゃ、この犬は!?
飛ぼうとしてる〜〜〜!!

楽しいですよ〜ここ。
非常にインパクトのある、神話を感じる地域です。
市役所とかいろんなところに羽付き犬の像があります。
お暇なときは上記「男の子焼き」と「羽付き犬」を探すドライブに出てみてください。
あ、ちなみにこちらも写真を撮ろうとしたら後ろのトラックにブーってされたので、撮れませんでした。各自の目で、お確かめください。


こういった、地域文化が発達する場所には必ず逸品が存在します。
これは、100%絶対。
地域のお祭りとか昔話が発達している地域には、必ず逸品があるのですよ。
地域を周るだけで、いろんな情報が収集できて楽しいです。

今日は、比較的時間に余裕もあったので、この地域を取材するときにはよく立ち寄るお店で、ランチを頂きました。
ここは、LOHASだのスローフードだのと騒がれるずっと以前から、「雑穀米」の素晴らしさを提唱していたお店。
私は白米ラバーなので、どんなに自然食が流行ってもあまり好んで玄米などを食べる気にはならないのですが、それでもここの雑穀米だけは昔から好きです。
ボソボソしなくてモチモチしているんですよ。雑穀なのに。


できればこの雑穀米も「逸品2」でご紹介できればな〜と思っています。ただいま調整中です。


残酷儀式鑑賞→飛んでいく犬撮影→おいしいランチっていうドライブコース、いかがでしょうか?
ちなみに今日のランチは「鰯の雑穀タルタル」でした〜〜。
サラダ、小鉢、メイン、ご飯、味噌汁、漬物、デザート、コーヒーがついて1000円!
安いでしょー
雑穀米

2006年01月24日

都会のオアシス。

本日午前11時40分頃、天神のオフィスで働いていた福岡の勤労者の皆様。



聞きましたか!?あの声を!
聞こえましたか?天の声が!



締切前で皆、鬼の形相をしていた我が編集部にも、天から癒しの音楽が聞こえてきました。
その瞬間、昭和の田園風景にタイムトリップしてしまいました。
そう、おなじみのあの声です。

yakiimo
♪い〜〜しや〜〜〜きいも〜〜〜や〜きたて〜〜♪


…ま、まじでーっ!??

みんなで一瞬顔を見合わせてしまいました。
ここは、福岡市中央区天神。
いくら地方とはいえ、ビルが建ち並ぶ、日本の中でも有数の大都市です。
一応、人口だって140万人もいます。
一応、地下鉄も都市高もあります。
一応、ZEPPだってあります(←大都市の条件)。


その、福岡のド真ん中で焼き芋車に出遭えるとは、ほんとに驚きです。
しかも軽トラには運転手と別に販売専門おじちゃまも乗っているらしく、トラック荷台のところから、しきりに客引きをしているご様子。
走行中の車から、身体を乗り出して客引きしてるんですよ!
命がけの焼き芋販売。頭が下がります。

残念ながらわが社は8Fにあるので、「おじちゃん1個投げて〜」と言うわけにもいかず、(8Fを階段で駆け下りて客引きおじちゃまを掴まえるほど、焼き芋気分でもなかったし)今回はあきらめました。
しかし、今後、今回の焼き芋部隊に憧れていろんな人がいろんなものを車販売し始めるのではないか、と踏んでいます。
そうなれば、編集部のある8Fまで皆さん、周って来てくださいね〜〜。


2006年01月23日

逸品選考悩み中。

9fcd2096.jpg編集部というのは、最も「食に困らない」職場だと思います。
半分、給料が食糧で払われているのではないか?と思うほど、現物支給の多い職場です。
それに加えて、最近では「こんな商品、逸品本にどうですか?」といういろんな方からの心温まるご協力もあったりして。今後は確定申告の欄に「年間受託食品量」とかいう項目も必要かもしれません。


そんなかんじで、先日長崎のとある施設が作られているレトルトカレーをもらいました。
普通のカレー屋さんじゃなくて、あるものを作る工場で副産物的に生まれたカレーのようです。
しかも箱には「プレミアム」と。
しかもしかも「中村孝明のお墨付き」とも。
金のシールが貼られていたり、パッケージの絵が欧州風だったり、と随所に「高級感」を漂わせるレトルトカレーでした。
これは、期待できるかも



で、本日のランチにこちらを頂きました。うむむ、これは


そのへんのカレー屋さんでランチを頂くより、数段おいしいですわ〜〜
具もしっかり大きいし、お肉はトロトロだし、キノコの食感も残っているし。
レンジでチーンしただけで得られるおいしさとしては、かなり高水準です。
非常〜〜〜に高得点。おいっすいー。




…のですが。

残念ながら、というか、当然のことながら、価格も高級タイプなのですよ〜
いや、おいしいものの値段が高くなるのは当然ですよね。
モノの需要と供給の関係を考えると、ここを躊躇してはいけないのは良く分かります。
おいしいものは高いのです。いつの世も、どこの世でも。
というか、実はそんなに高級ってわけでもなく1パック630円です。


…あれ?
あれれ?
これって、全然高級じゃない??普通??

もちろん、確かに価格だけを見ると、630円っていうのは「逸品本」の中でもとても低価格のグループに入りますよ。
入りますけど…。
630円でレトルトカレー。
うむむむむ。難しい。
一度食べたことのある人や、目の前で香りを嗅いだら迷わず購入されるでしょうけど、一般的に通販で1食630円の「レトルトカレー」を皆さん買われるものでしょうか?
レトルトで630円。普通ですか?

私には判断がつきません。
なんとなーく、「レトルト=一人暮らしの男子学生=四畳半のアパート」みたいな貧困な発想力が働いてしまうからかもしれません。
「レトルト=料理の鉄人=高級グルメ」の発想もあってしかるべしなんですけど。確かに。


もう少し皆様からの反応を見てから、判断しようと思います。
商品自体は本当においしいですよ。
ランチタイム後の編集部の匂いは、私一人のカレー香が全員のモス香を凌駕していましたが、その香りだけでご飯もう一膳食べられるほど、いい香りでした


2006年01月20日

佐賀の魅力。

d24abda3.jpgこの画像、photoshopで建物とかを故意に削除したものじゃないですよ。
シンプルに車中から信号待ちの時に撮った写真です。
本物です。
道路と電信柱以外、何に〜〜も写ってませんが、これが本物です。
本物の、佐賀平野です。


すごいでしょ〜〜グレートプレーリーでしょ〜〜。
ほんとに地平線がぐるりと見渡せちゃうんですよ。
ここは我輩が知っているあの、狭い国ニッポンか?と一瞬混乱します。
まだまだ日本にはいろんな土地が残っていますね。

佐賀県というのは、あまり知られていない地味な県ですが、海あり、山あり、プレーリーあり、干潟あり…と、いろんな地形に恵まれた県です。
そしてそして、唐津あり、伊万里あり、嬉野あり、武雄あり…と観光名所も意外に(失礼、)豊富。
そしてそしてそして、魚、麺、米、農作物…と逸品的素材にも非常〜〜に恵まれているんですよ〜〜。
おいしいものには事欠かない土地です。
変わったところでは、和菓子も発達しています。
ご存知でしょうか?
江戸時代、佐賀を横断する長崎街道はシュガーロードと呼ばれ(実際はもちろんこんなハイカラ英語名じゃないでしょうけど)、数々の和菓子職人が活躍していたのです。
今なお、丸房露とか小城羊羹、逸口香など、シュガーロード沿いには多くの和菓子銘菓を見ることができます。
そういえば、日本を代表するお菓子メーカー、森永と江崎グリコも佐賀発祥ですしね。


と、話がそれましたが。
その「逸品どころ佐賀」に、本日は取材に行っていたのですよ。
写真のような風景が続く、とある町に行ってきました。
この町はめちゃめちゃ驚きの町です。
だって、なんとなんと。
同じ町内に、逸品を持つ会社が2つもあるのですよーー!!
同じ町内に、ふたつですよ。
全然関係のない素材を使った商品で、ふたつですよ。

これはめちゃんこ驚きです。
地方に逸品取材に出るときは、大抵、山奥とか海越えとか、とお〜〜いところにポツンと存在する逸品職人さんのところへ、遭難しそうになりながらたどり着くのが常です。
次の取材先は100キロ先か…なんてことも日常茶飯事。
それが今日は、ものすごいプレーリーの真ん中でありながら、次の取材先に5分でたどり着けちゃったんです。びっくりそして、嬉ちい

しかも商品はどちらも非常に優れています。
素晴らしい商品を生む土地柄ってのは、あるのかもしれませんね。


取材間は5分で移動できましたけど、編集部からの行き帰りは往復で約四時間かかりました…ははは。今日も腰痛人生まっしぐらです。

2006年01月19日

産直の魅力。

ee7c5815.jpgこの食材、何だかわかりますか?

「アスパラ」…違います。
「さやえんどう」…違います。
「小エビ」……問題の意図を理解して下さいっ


もちろん赤い方ではなくて、緑の野菜のほうです。
先日台湾料理屋さんで頂いたのですが、これ、「かんぞう百合のつぼみ」なんですって。
…と言われてもいまいちピンとはきませんね。
名前は「金針菜」…だったかな??
空針菜に似ていたことだけは覚えています。
台湾では非常にメジャーな野菜だそうです。


その土地ではよく食べられているものでも、ところ変われば全く認知されていない食材って多いですよね。
昨日は、東京から来福していた社長と福岡社員一同でお魚のとてもおいしいお店に行ったのですが、九州以外の土地ではほとんど食べることのない食材って多いな〜と改めて思いました。
昨日食べた中で言うと、例えば鯨。
今でもあまり好んで食べる食材ではありませんが、それでも九州で生活し始めてからものすごくよく遭遇するようになったもののひとつです。
関西はまだしも、関東にいるときはほとんど食べていなかったように思います。

または、タイラギ貝。
これは本当に九州に来るまで食べたことがありませんでした。
白い身はホタテのようですが、ホタテより数段甘く、歯ごたえもコリコリしています。
こりゃ、安くておいしい、逸品ですよ〜。
有明海の特産なので、大牟田出身の上司などは、小さいころ道端でよく焼いて売られていたと言っていました。
羨ましい環境です。
路上で焼き貝ですよ。
私の地域では路上でたこ焼きがせいぜいだったのに。


次回「逸品本2」でご紹介する、「その土地でしか食べられないもの」には、
長崎のある地域名物のお寿司とか、小さな街で伝統の味を守り続けているお醤油とか、熊本で随一の馬刺しとかがあります。
「同じようなもの」は食べられても、やはり産直(というか、お店直)のものとは全然違いますよ。
是非、土地の文化や空気を感じられる逸品を、直接その土地から取り寄せてみてくださいね。



2006年01月18日

スキヤキ味のお菓子をご存知ですか?

わが社のお土産隊長といえば、ビジネスメディア部に所属するAさん。
仕事柄、全国を飛び回る生活をしているので、いつも各地でおもしろ土産を見つけては買ってきてくれます。
前にご紹介した名古屋のアレも、その次にご紹介した名古屋のアレも、全てAさんが買ってきてくれました。…って名古屋ばっかりだな。
「名古屋はやっぱり発想力が違うみゃ〜」と感心していたのですが(あ、すみません。名古屋のみなさみゃ。あ、さらにすみません)、今回Aさんが出張した先は、我が故郷神戸。
いくらAさんでも、神戸土産といったら生チョコとかゴーフルとかしか見つけられないでしょ〜。
餡プリンという驚異的発想力の和洋折衷品は神戸じゃなくて大阪ですからねっ!お間違いなく!!

…と、ちょっと地元を甘くみていたら、やられました。
名古屋を超えるかもしれないお土産品、登場です。

神戸土産ジャーン。
その名も、「ビーフパイ」。
…オーストラリア名物「ミートパイ」とほぼ同じ名前でありながら、実態は全く別物です。
あちらがまさにミートをパイ生地で包んだ「ランチに最適商品」なのに対し、こちらはビーフ入りのスティックパイという「おやつに最適商品」。(…最適??)
しかもパッケージには「すきやき風」とあります。
すきやき味のおやつなんて、今まで見たこともありません。
「ニッポントイエバ、ハラキリ・フジヤマ・スキヤ〜〜キ〜♪」という外国人の多い神戸では、「さすがニッポンジン、オヤツもスキヤキデスネ」と言われているのかもしれませんが、おやつにスキヤキ味をいただくのはジャパニーズウエダ、人生初めてです。


しかもしかも、このお菓子を作っているのは、神戸が誇る洋菓子上場企業「モロゾフ」さんなんですよー!!!驚愕!!
モロゾフといえばプリン、と思っていた私の脳には衝撃的すぎる事実でした。
原材料に「小麦粉・バター・牛肉」と表記されるお菓子が、まさかあのモロゾフから発売されているとは。
老舗企業の遊び心でしょうか?
それとも結構、本気なのでしょうか??


とにもかくにも、新しい神戸土産におすすめです。
出張後の社内で、会話が弾むこと間違いなしですよ〜〜。




2006年01月17日

海は落ち着きますねぇ。

5aaadf2e.jpg今日は海のある街に行ってきました。
といっても、ヤシとココナッツに囲まれ、ビキニの美女が溢れかえる「海」ではなく、海辺に小さな小学校がポツンとあり、おばあちゃんが押し車をひきながら歩く姿がしんみり心に響く「海」のある街です。
本当に、あえて言葉を選ぶとしたら「いい意味で鄙びた」街。
日本の原風景のような、おだやかな時間が過ぎていました。
写真は曇りだったので、あまりきれいには映っていませんね〜残念。
でも、「あ〜ここで車停めてポケ〜っとしたいなぁ」と、珍しく時間貧乏な私が時間をもてあましてしまいたい!という衝動に駆られた街でした。
と願いつつも、やっぱり時間貧乏なので今日もフルスロットルで取材敢行したんですけどね。


さて、この海の恩恵を直接受けられる逸品とは何でしょうか?


魚、貝、わかめ、藻…海で獲れるものはた〜くさんありますが、今回「逸品本2」でご紹介するものはもっと直接的に海からとれるものです。
というか、海そのものと言っても過言ではないかも。
味も質も保証付きですので、ぜひ楽しみにお待ち下さいね。
私の食卓にも必ず常備されるであろう逸品です。


こんな景色と逸品に出合えるのであれば、白バイ追い越しながら、高速飛ばしたかい
があったってもんですわ〜〜。
…と思ってたら、次のアポのために出かけなくてはいけない時間になってしまいました!
やっぱ時間貧乏だ。っていうか、時間自己破産寸前です。
では、行ってきま〜す。




2006年01月16日

東京らしい逸品、見つけました。

6831ca61.jpg怒涛の東京出張から帰ってきました。
私が東京に行った日は最高気温が福岡16℃、東京6℃。
帰ってきた日は福岡10℃、東京13℃。
…なんか、あえて嫌がらせのように寒い環境を与えられてません、私?
もう一歩で羽田から便変更して那覇空港に飛んでしまうところでした。
早く冬が終わればいいのにな〜



で、今回の東京出張では逸品探しをする暇もなかったので、以前いただいた東京土産の中から逸品をご紹介。
写真の瓶詰めです。
これ、何かわかります?



実は豆腐の瓶詰めなのです。
左の薄いピンクのものは、豆腐を梅酢に漬けたもの。
右のグリーンのものは、ハーブとオリーブオイルに漬けたものなんです。

いやはや、こういうものを作ると東京ってやっぱりスゴイですね〜〜。
確かに、味もおいしかったです。
おいしかったですけど、正直に言うと、豆腐そのものは九州にももっとおいしいものはあるんですよね。
味じゃなくて、スゴイのはこの発想力。
どのように演出したら豆腐が見事に化けるかを、知り尽くした作品でしょう?
普通にものすっごいおいしい豆腐を豆腐パックに入れていただくより絶対、この商品を頂いたほうが「もらった瞬間の嬉しい度」は高いはずです。
「どんな味がするんだろう?」という想像力を与えてくれる逸品。


商品を手にしたときのワクワク感、この演出技術のレベルの高さは世界を見渡してみても、東京はダントツだと思うのですよ。
日本人の手先の器用さとラッピング能力、アレンジ力がいかんなく発揮されてますよね。
この東京の素晴らしい演出に九州が対抗するとしたら、やはりシンプルに商品力の高さで勝負するしかありません。
というか、商品力だけでみると、確実に東京品質のものよりレベルの高い商品は多いと思うんですよね。
「見た目」や「演出」に頼らない分、消費者の目も味そのものに厳しくなるので。



というか、関西出身の私も知らず知らずのうちに、九州びいきになってきてますね〜〜。
今回も福岡空港についた途端、ものすご〜くホッとしました。
世界的に有名なシェフのフレンチよりも、日本最優秀のソムリエのサービスよりも、九州のおいしいお魚やお酒のほうが落ち着くんだもん。

まだまだ“三歩下がって三つ指ついて…”という九州の女にはなれませんが、そろそろ“全ての事象に突っ込まずにはいられない”関西気質は、封印しても良い頃かもしれません。ラブ!九州!