2005年11月

2005年11月11日

北海道ランチ。

c79c05be.jpgどばばばーん
どうですか、このきらめき
つやつやの赤い玉
ぷるぷるの黄色い帯
真っ赤な甲殻類の筋肉〜〜〜


本日は九州の逸品お休みで(ここ最近休みっぱなし)、一気に北に想いをはせましょう!
北海道の逸品です
今日のランチは、なんと豪華にみんなで「北海道海鮮尽くし」を頂きました。
福岡の老舗デパート「岩田屋」さんにて、現在北海道展が開催されているのです〜。



この「海鮮ランチ」にいたるまでには大きなドラマがありました。
事の発端は、私が「本日11時に編集長が大丸あたりにいる」ということに気付いてしまったことに始まります。
なんとなく大丸で北海道展があったような気が…と思った私は何気なく編集長に「用事済んだら、帰り道に大丸寄りません?」と軽く声をかけました。
「おお、いいよ」と快諾してくれたので、そこからスタッフ全員を巻き込んで海鮮丼談義をスタート。
「うに&いくらセットがいい」「いや、カニも必要でしょ」「ホタテも捨てがたい〜〜」とそれぞれのマイフェイバリット海鮮丼ができあがったところで、いつもの通り発注を開始しました。本日も5人の海鮮丼受注が難なく完了。


ここでスタッフSがネット確認しようとして気付いてしまったのです。
重大案件に。
「あれ…?北海道展は大丸じゃなくて、岩田屋みたい…ですよ」
…え。
県外の方のために説明すると、大丸と岩田屋は徒歩にして約7分ほど離れています。
ランチのために歩くにはそこそこ面倒な距離です。
全員の目が編集長に降り注ぎました。
“海鮮丼…食べたいなぁ…かいせんどん…憧れるなぁ…カイセンドン…”といううつろな視線。

「はいはい、わかったよ、行ってきますよ!!」


やっぱり編集長は心優しかったです。
「おばちゃんばっかだよ…」という心なしか弱気なメールが途中入ってきましたが、それでもめげずに一人スーツ姿で並んで買ってきてくれました。

そういえば、昨日のスタッフSのお弁当も編集長が買って帰ってきてました。
ついでに今日そのスタッフSはあっけらかんと「編集長は給食係ですね!」って言ってました。親心、子知らず。
甲斐甲斐しく子ツバメたちにエサを運んでくる編集長に、うっすら涙すら浮かんできます。


…あ、そういえば編集長、来週は三越で中華街展があるみたいですよ〜〜
飲茶ランチ、食べたい食べたい







2005年11月10日

プロフィール追加の理由。

d3fcfd31.jpg昨日はまたお誕生日を祝ってもらっちゃいました
某大手航空会社部長さんと福岡在住某遠方県県庁職員さんに。
…私ごときの誕生日、本来はこんなおえらい方たちに祝ってもらえる身分では全然ないんですけど、普通に友達ノリでガンガンバカ笑いしてきてしまいました。
部長さんにも突っ込みいれまくり。
この関西人気質、どうにかしてください…


このブログ上でも関西人らしく自虐ネタを多く披露しているのですが(最近はYくん虐待のほうが多い?)、ここ数日Yをはじめとするスタッフに言われ続けていることがあります。
それは、「このブログを読んでる人、たぶんウエダさんのことすっごいDBだと思ってますよ」というもの。
食べネタと動きませんネタが多すぎる、との注意をYから受けたのですが…うむ、確かに。ものすごい食べてるのも、全然動いてないのも、全て事実ではありますが、不特定一般の読者の皆様には私がチームDB(DEBU〜)の日本代表と思われても仕方ない内容ですね。
「月刊はかたのイメージダウンになるので、一応正直に写真載せてください」とSからも泣きながら懇願されたので、本日プロフィール欄というものを追加してみました。しかし、どうやったらこのプロフィールが反映されるのかよくわかりません。
IT部長、これを読んだら内部操作してアップさせてください。
あ、ブログで業務連絡してすみません。


きっとIT部長が早急に対応して、これを皆さんが読んでいるころには私のプロフィールも左上に出ていることと思いますので、心置きなく昨日食べたもの一覧を明記できます。





あらかると韓国料理屋さんにて、コギ(焼肉)2人前、タッカルビ(鳥焼肉)2人前、豆腐チゲ3人前、ビビンバ2人前、その他アラカルトは写真の通りです。(あ、大物部長さんのお腹が写ってしまった!)
以上を計4人で頂きました。


…やっぱりチームDBに強制参加する日も近そうです。
そのときは正直にプロフィールの写真も近影モノに変えますので。



2005年11月09日

今月の月刊はかた。

bde20340.jpg今月の月刊はかたは、「九州国立博物館を知る」という特集です。
館長インタビューあり、アジアの留学生から見た国博あり、福岡の歴史を描く画家さんのお話あり、となかなか読み応えのある特集です。
九州の方はぜひ、お手にとってくださいませ。


特集以外にも馴染み深い天神地下街の歴史を垣間見るページや、風邪を予防するためのページ等いつもどおり、地味ながら読みどころ満載でお届けしております
ひとつ、このブログを読む人だけにこっそりと特典ページをお教えしましょう。
いつもイケメンハンターを気取っている私ですが、女子を見る目も備わっています。今月、私が取材した人は過去何年か出会った中で最も美しい人でした。
44〜45ページに掲載している人です。
お、今チェキりました?世の男性諸君。
決して期待を裏切らない、絶世の美女でしょ〜〜。
残念ながら既婚者です。

もうひとつ、今月号からおすすめ情報を。
70ページに掲載されている温泉旅館に、先週末(完全プライベートで)行ってきました。以前、私も取材したことがあるのですが(今回はスタッフSの仕事です)、こちらはお手頃価格で豪華料理と何種類ものお風呂を楽しめる、おすすめ休日スポットです。
温泉自体は「シンプルに泉質を誇る!」というよりむしろ、いろんなスタイルのお風呂を楽しむかんじ。佐賀らしく有田焼の陶器風呂あり、エステ風呂あり、と家族みんなが楽しめることと思います。
中でも特におすすめは、「箱蒸し風呂」。
一人ずつ木箱の中に座って扉を閉め、顔だけ箱の上から出すのですが、蒸気が下からジャンジャン湧いてきて、まるでスチームエステのような効果があるのだとか。
効果よりも何よりも、3つ並ぶ木箱の上に顔だけ生首のように出ている皆さんのその姿が、衝撃的でした。
やはり皆さん、美しくなるためには、チャレンジあるのみですね。
もし混浴で男性の眼があれば、間違いなく誰もこの箱の中に入らないと思うのですが。

九州にお住まいの皆様、機会があればぜひ行って試してみてください。

吉花料理きっかてい

2005年11月08日

バースデーケーキ。

c1c17d56.jpg今日は朝からバタバタ取材をしていて、ランチも食べれないままふと気付いたら、時計の針が15時を回っていました。
お腹すいたな〜ランチどうしよっかな〜と思ってたら、編集長が取材先から大きな袋を抱えて戻ってきました。

「ウエダさん、ハッピーバースデイ!!」

大きな袋の中身はケーキ&シュークリームでした。



…えっと。
…非常に申し上げにくいんですが。
…私の誕生日は、今月末なんです…けど。


まあいっか、ケーキ食べれるし
何なら何回でも間違ってもらえたら、その都度食べれるわ。
今月は誕生月ってことで、何度でもお祝いOKよ〜〜
と、非常にプラス思考&ポジティバーな私。



いや実は、編集長が取材に行っていたこのケーキ店のシュークリームは、わが編集部内でシュークリームランキング暫定1位の商品なんです。
これ、ほんっとにおいしいんですよーっ
周りサクッサクで、中のクリームもはみ出るほどたっぷり。程よい大きさで皮の香ばしさとクリームの控えめな甘さが秀逸!!
私が大っ好きだからわざわざケーキだけではなくこれも買ってきてくれたんですね。
なんて優しい、編集長。
ちなみにしつこいですが私の誕生日は、今月末です。


一緒に買ってきてくれた栗のロールケーキも、フワフワで見るからにおいしそうでした。
「僕、コーヒー入れますよ」とテキパキと動いてくれたブログ頻出スタッフYに感謝しつつ、このままテキパキとケーキまで切られたら無残な姿になるはず…とここは信頼できる主婦歴7年のスタッフMにケーキの切り分けをお願いしました。
スタッフM。
2児の母とは思えないほど若々しく、かわいらしい人です。
家事もきちんとこなし、弊社の経理スタッフとして仕事もデキル人。
1歳児がいるというのに、飲み会にも参加してくれガンガン飲んじゃう人。
お客様のお茶だしからカップの漂白までこなしてくれる、わが社には他にいない「良妻賢母」タイプの人です。


で、その良妻賢母が切ったケーキが、これです


ボロケーキ
切り分けている間に、奇声が聞こえてきました。
「ぎょえ〜〜!!まじでぇ〜〜!!?」という編集長の奇声が。
ロールがもはやロールになってないケーキが目の前に。
定規で切った?と思われるほど、包丁の存在を感じられないボロボロケーキが皆に切り分けられてました。
主婦歴7年…の実力をまざまざと見せ付けられました。



もしかして勝てるかもしれない?
…と心密かに闘志を燃やす、負け犬代表です。

2005年11月07日

世界最高峰の麻婆豆腐。

7dfb7dee.jpg編集長に「今日のスカート、おばあちゃんが仏壇の下に引いてる布と同じ柄だね」と言われました。3回殺しても殺したりないくらいの殺意を感じる今日この頃です


朝からこのような気分を害す発言があったため、今日はおいしいランチで気分一新しようと思っておりました。
苦しくったって〜悲しくったって〜おいしい食べ物があれば幸せなの〜♪


気分転換をするにはこれしかない!!という素晴らしい名店が福岡にはあります。
とある中華の名店の、「麻婆豆腐」。
これこそビビビっと気分一新してくれるほど、衝撃を与えてくれる料理なのです。
とにかく、旨い。
そしてしびれるほど、辛い。
だけどやっぱり、旨い。
あまりの辛さに一瞬世界が大回転しますけど、それでもその眩暈が心地よいほど旨いのです。
「辛い」と一口に言っても、単純に「唐辛子が」とか「山椒が」とかその程度の表現では表せない味なのです。
スパイシーと言うか、しびれると言うか、官能的と言うか。
例えて言うなら、身体全体で辛さと旨さを感じる逸品なのです。
神経に刺激が走る味です。
中国人の舌の繊細さを感じることができるでしょう。


全身から汗を噴出しながら、たっっぷり大盛りの「麻婆豆腐丼」を完食しました。
「この量を女性が完食ですか!?」と、お店の人が目を丸くしていましたが、おいしいものを残すなんて私にはできません。ほんとに美味しかった〜

ついでにこんなにおいしいものは東京はおろか、本場中国でもなかなか食べられないはずなので(いや、絶対)、日本の皆様にご紹介すべく次回「逸品本2」ではお店特製の「麻婆豆腐の素」を掲載させていただくことにしました。実はこちらのお店の料理人さんは、中国料理の世界大会で金賞を受賞した、まさに世界一の中華料理人なのですよ!!うまいのも当然ですよね〜〜。


こちらのお店に関しては、「逸品本2」の制作が進み始めたら店名等詳細をお伝えします。今は「あそこかな〜?」と想像して楽しんでおいてください


胃からカッカと熱くなり、気分もスキっと良くなったので朝の編集長のコメントもきれいさっぱり忘れることができました。
心穏やかに自分のスカートを見つめることができます。
ちなみにおばあちゃんの仏壇柄のスカートはこんなんでした〜


スカート

2005年11月04日

本日の職務内容。

今日は、
1 とある名店に「逸品本2」への取材のお願いに行って、
2 とあるラジオの収録に同席して
3 とあるお店に本誌来月号の取材に行って
4 とある書店に「美容日記」の納品に行きました。


どうですか、この働きっぷり。
労働者でしょ。仕事してるでしょ。
あまり自慢しちゃうと、普段の働いてないっぷりをわざわざ露呈してるみたいですね。

…でもやっぱり自慢させて下さい。(どっちやねん←突っ込みの手です)
「逸品本の取材何軒行った」とか「本誌の取材何店か行った」とか「納品のために書店いくつか周った」というようなことはよくあるのですが、4種類全て違う内容の媒体に対する、違う内容の仕事をするということはなかなかありません。
まるで聖徳太子並みに頭と身体を切り替える、わが身の器用さに惚れ惚れしました。
頭の中のストップウォッチを作動させ、「次の仕事まであと何分」というカウントダウンを常に考えながら、一分の遅れもなく全ての仕事をこなす私。
…完璧でした、私の頭の中の時計。(韓国映画のタイトルにかけてみました)
ま、人に言うと、「それって頭のなかじゃなくて、腹時計が作動してたんじゃないの?」と言われそうですが。



腹時計は確かに作動しておりました。何より一日の中で辛かったのは、胃です。
何が辛かったって、ほぼ全てのアポイント先でコーヒーを頂いたので、夕方になるにつれてだんだん胃に重みを感じ始めたのです。もともとコーヒーがそんなに得意じゃないのに加えて、本日は大の苦手なタバコの洗礼も受けてしまったので、気分の悪さ絶好調。(本日二度目のどっちやねん
2時間、タバコの煙で目から涙が出るほどの密室に監禁されておりました。ラジオの収録スタジオです。ギョーカイの人たちってタバコお好きですよね、ほんと。ギョーカイ人っぽくは一生なれそうもありません。

ちなみに錚々たる業界人が集まったスタジオで、何をまかり間違ったのか、私は一番ど真ん中の、おそらく一番えらい人が座るであろう席を占拠しておりました。キュー出す人の真後ろです。
…だってプロデューサーさんが勧めてくれたんだもん〜〜。
一番えらい(?)プロデューサーさんは隅っこのほうに座っていらっしゃっいました。
本当に力のある人は常に謙虚なのだよね〜、と謙虚さのかけらもない自分を棚にあげて感心した次第です。




2005年11月02日

編集長風邪の巻。

1f891ab9.jpg編集長がここ2週間ほどずーーっと風邪を患っています。
電話を取ると鼻声で、取材先でもゴホゴホし、飲み会ではフラフラで(これは違う理由?)、会議中は目がトロ〜っとしていたので、「いい加減病院に行ってください!!」と全員で毎日説得していたのですが、なかなか行ってくれませんでした。

「しょうがないよね、編集長忙しいし。病院行く暇もないのよね」と多少の理解を示していたのですが、それにしてもここまで悪化しても病院に行かないとなるとよほどの理由があるのではないか?と疑ってしまいます。宗教上の理由とか。犯罪のアシがつくとか。病院アレルギーとか。実は全身に刺青してるとか。


恐る恐る聞いてみると、返ってきた答えは至って単純明快でした。

「え〜だって、注射いやだし。粉薬出されたら飲めないし」

…。
…あ、あなた30代も半ばでしたよねーーーーっ!!
ブーブークッションとか離乳食とかの記憶も遠い、結構いい御歳の働き盛りの男性でしたよねっ!?
注射とか粉薬よりももっと辛い、社会の荒波を潜り抜けてきた社会人(しかも編集長)の発言とは思えません。10歳近く年下のスタッフに「…今すぐ病院に行ってください」と冷たい視線を浴びせかけられておりました。


それでも断固病院拒否運動を続け、私に「半径50cm以内に近寄らないでください!」とか非情な言葉を浴びせられていたのですが。
本日とうとう観念しました。
編集長の斜め後ろで働くスタッフMの「うつされました。熱っぽいです。責任とってください」という脅迫に耐えかね、やっと病院に行ってくれました。
恐怖の粉薬を2種類も出されたらしく、ランチ後にこの世の終わりかのように飲んでいました。


風邪を長引かせてしまったら粉薬の種類も増えるようです。
皆さんも早めに病院、行ってくださいね






2005年11月01日

ハロウィーン@九州

昨日、半ば冗談でアメリカ文化を冷笑すべく「ハッピーハロウィーン」とタイトルを付けたのですが、現代ニッポンにおいてハロウィーンは立派に根付いているようです。冷笑どころじゃありません。もはやアメリカ文化どっぷりです。文化植民地一歩手前です。びっくりしました。


なんと、我が家(郊外新興住宅地)の地域において、近所の子どもたちが仮装して「Trick or Treat!」と隣のお宅を訪問しているのを見たのですよ!
一瞬わが目を疑いました。
ここってコロラドだっけ?カリフォルニアだっけ??
しかも一軒に大挙して20人くらいの小悪魔たちが押し寄せているのです
「菓子をくれ、菓子をくれ〜〜ぇ」と。
かなり本格的に仮装しておりました。
カーテンの隙間からその様子を魔女のように見ていた私の姿に恐れをなしたのか、なぜかうちには来ませんでした。
なんだか嬉しくなって飴とかチョコとか用意してたのにさっ。…あ、私もアメリカ病に簡単に感染してるじゃん。


それにしても…オーストラリアに住んでいたときも、イギリスにいたときも、こんな光景見たことありません。この風習はまさにアメリカオンリーだと思っていたのに、まさか九州の片田舎に浸透しているとは!!!恐るべし大国アメェリカ。少しずつ文化侵食は進んでいます。


夜、神戸の友人と話していたら「最近はどこの小学校でもハロウィーンイベントがあるらしいよ」と聞きました。
「九州の地域性を誇る本を!」と言う前に、「日本という地域性」を日本の皆さんに紹介しなくてはならなくなる日も近いようです。