名旅館の味をご自宅で。優雅なおやつタイム。

2005年04月11日

ザラメカステラ。

17650945.JPGカステラには2タイプあります。
底にザラメがついているものと、ついていないもの。
どちらがお好きですか?


私はぜぇ〜〜ったいに、ついているものの方が好きです。
単純にあの食感が好きなのですが、真のザラメ好きはそういう理由からザラメカステラを選んでいるわけではないようです。

実はあのザラメ、底にまぶしてあるのではなく生地の中で上白糖と一緒に焼くのだそうです。そうすることで、生地の保湿性が上がりしっとりとした口当たりになるのだとか。ザラメくん、そんな役割を果たしているんですね。へぇ〜〜。62へぇ。
ついでに、生地になじんでいるので、ザラメはどんどんと時間がたつにつれ生地の中に溶け出すんですって。賞味期限ギリギリまで置いておくと、全部溶けてしまってあの食感がなくなってしまうそうですよ!!へぇ〜〜〜!73へぇ。

生地に溶け込んで甘みの増したカステラもおいしそうですが、やはり私はできたてシャリシャリのザラメを楽しみたいです!(賞味期限を待つまでもなく余裕で食べ切れますけどね)。
今回ご紹介するカステラは創業300年を超える老舗のもの。長崎カステラを代表するメーカーでありながら、今なお職人による手作りの製法を守っています。シンプルだからこそ、熟練した職人の技が光るんですね。


「カステラってどれも同じ」と思っている皆さん。
全然違いますから、じっくり味わってみてくださいね。

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この記事へのコメント

1. Posted by ラーマーやな   2005年04月11日 22:28
お菓子大好きのラーマーやなです。長崎の近県で生まれ育ったからか、カステラは家庭の常備食でした。外堀である、ざらめの付いてる紙を歯でこそいでから、本丸のカステラに取り掛かるのが私たち兄弟の正しい食べ方とされていました。ある日、友人の家で同じ手順ですごく恥ずかしい思いをしたことが・・・。あぁ
2. Posted by うえだ   2005年04月11日 22:58
微笑ましいちびっこ兄弟の姿ですね…ん?いや、微笑ましいか?

紙にまでザラメってついてましたっけ?
それはそれは新鮮なカステラなのかも、それ。笑
それにしても、我が家でカステラを見かけるのなんて、年に一度あるかないかでしたよ。ところ変われば、ですね。

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