2005年03月29日
今日のおやつ。

先ほど3時に頂きました。
ロールケーキじゃないですよ。
熊本名物「からし蓮根」です。
熊本に縁がある我が家では、年に数回は昔から家でこれを作っていました。辛しを蓮根の穴に入れていく作業が楽しいんですよ。子どものときは、粘土遊びのようなその作業が楽しみで、作るときはよく手伝って(遊んで)いました。
しかし油断大敵です。
その手をふとなめてしまったりするともう、地獄絵図なのですね〜。子どもの舌には有り得ないレベルの刺激が襲ってくるのです。
…そんな記憶が蘇りました。
なぜなら。
地獄絵図が編集部でも繰り広げられていたからですーっ!!
「おやつに♪」と気軽に出したため、心構えができていなかったようです。
ガブリガブリと勢いよくかぶりつくスタッフたち。
白御飯もビールもお茶もなく、ただ目の前のからし蓮根をシンプルに頂いた私たち。
2分後、全てのスタッフからうめき声と涙があふれ出ていました…。
本気で、辛いです!!燃えるような辛さです!!!
そして、その後のスタッフの会話。
スタッフK「これは、ものすごくいいからしを使っているんでしょうね。食べ終わった後の辛さに風味がある」
スタッフS「すご〜〜〜く辛いけど、食べ終わるとまた欲しくなる!」
一同「クセになる!!」
そう、辛いのですが旨いのです!!これまたものすごく。
おやつタイムに食べたために衝撃が強かっただけであって、これを晩酌で頂くと絶対お酒が進みます。
こちらはこの「からし蓮根」そのものを寛永9年に作り出した元祖のもの。
蓮根のシャキシャキ感や深みのある辛さ、衣の風味などどれもさすがです。
これほどインパクトのある商品で、これほど長い間愛されているものも珍しいのではないでしょうか?
一子相伝としてその製法が守られてきたという「元祖」の味。
九州の食文化を語る上で欠かせない存在です。
ぜひ九州以外の方、この衝撃を味わってみて下さい!