2005年07月15日

博多と福岡。

c7d0cd76.jpg今朝山笠も終わりました。
いよいよ福岡は本格的な夏到来です。
…と言いながら今日は雹(ひょう)が降っていたりしましたが。
気味の悪い天候です。


昨晩、中洲で晩御飯を頂いていたのですが、やはりいつもとは活気が違いました。ものすごくお祭りムードというか、血気盛んというか、街を歩く人みな鼻息が荒かったように感じます。これこそ、祭りの街・博多ですね。
各地の方言も聞こえてきました。おそらく、どんたくに次いで一年で二番目に、博多に人が集まる日だったのではないでしょうか?


こういう日は思いっきりガツンとくるお酒ですよね、やっぱり。
も〜う、飲めや歌えや騒げや♪で、ガンガンお祭り気分をあげていきましょう!祭りでフラフラなのか、暑くてフラフラなのか、お酒でフラフラなのかわからないくらいに飲む!飲んで担ぐ!飲んで走る!それが博多の男たい!(←適当に博多弁っぽく言ってみる。合ってます??というか、「それが博多の男」なのかどうかもよくわかりません…すみません、エセ博多人なもので)


このお酒は、本当に「九州男児!」という感じを受けます。(これまた曖昧な表現)
原酒ですから、度数も高い。どっしりとした味なのでロックでもいけます。もちろん博多の男なら、ストレートでもいきましょう。博多の男なら、ぬる燗でもいきましょう。博多の男なら…うむ?
正直、博多の男の定義がイマイチわかりませんが、博多の男も関西の女も関東の男も東北の女も、みーんな好きなように飲んでみてください。九州らしさは抜群に感じていただけるお酒だと思います。


実はこちらの蔵元は古くは天神のど真ん中にあったそうです。
正真正銘、博多のお酒です…と書くと、思いました?
ひっかかりました??
違いますよ〜うへへ〜。

福岡の人はこの辺り、非常に厳密なのですが「博多地区」と「天神地区」をきっぱりと分けて捉えています。というか、「博多地区」だけに特別意識があるんですね。ちなみに山笠も博多地区のお祭りです。それ以外の地域ではな〜んにもしません。うちの編集部は川一つ挟んで100m歩けば「博多地区」なのですが、それでも山笠には何にも関係がないのです。
不思議な街ですね〜。


周りに福岡の出身のお友達や同僚がいらっしゃったら聞いてみてください。
「出身どこ?」って。
博多地区の方は「博多出身」と言い、それ以外の方は「福岡出身」というはずですから。
以上、博多豆知識と福岡銘酒のご紹介でした!




2005年07月14日

世界の逸品  in 宮崎

5a891fdc.jpg今日は取材先で素敵な女性社長に出会いました。
福岡でオリジナルジュエリーを作り販売している方なのですが、とっても高価な目も眩むようなジュエリーを、非常にさらりと身に付けているのですよ。ウンカラットもしそうなダイヤをジーンズに合わせていたり、巨大カメオを普通の白シャツに合わせていたり。余裕あるおしゃれって素敵だな〜と思いました。まあ、お店に飾ってある宝石たちはどうみても私の月収分(モノによっては年収分?)くらいはしそうだったので、分相応にスゴスゴと帰ってきたわけですが。


しかし、セレブ気分は何も年収を一気に使い果たさずとも得られるはずです。たとえば世界が認めた、超優秀ワインなんかを手に入れてしまったら。
飲む・飲まずに関わらず、手にしているだけですごーく贅沢な気分になりませんか?


なんと、世界的権威「ワインレポート(英国出版)」の中でアジアランキング1位、世界でももっともエキサイティングなワイン100選に選ばれたすご〜〜いワインが、宮崎にあるんです。宮崎といえば数日前のブログで私が「秘境県」と呼んだ土地。ほら、あるでしょう?秘境にはすごいものが、眠っているでしょう!!


小さな町で、ほんの9年前から造り始めたこのワイン。
ぶどうの里として知られていた小さな町は、そこからあと一歩先に踏み出すために、町の生命をかけてワイン造りに取り組みはじめました。
ワインを造る土地は日本中に星の数ほどありますが、こちらのワインは製造開始からわずか数年で、世界の権威に何度も認められるまでの評価を受けたのです。


町民の素朴な夢から始まったワイン造りが、いつしか世界を魅了するものづくりへと変わっていったのですね。
こういう商品は本当の意味で、贅沢だと思います。
そこにはたくさんの人の手と想いが詰まっていますから。



高級ジュエリーを指をくわえてみる前に、私も夢を叶えられるように地道に努力したいと思います。分相応な贅沢を。
あ、言い忘れていましたがこのワイン、今年の評価では「アジアで最もお買い得なワイン」にも選ばれているんですよ。お買い得というのはもちろん、価値がある、という意味。

なんと、キャンベルアーリーが一本1220円!なのです。

本当に、良心的で素晴らしいワイナリーでしょう〜〜。

2005年07月13日

今日の朝刊、見て頂きました?

0163a6b6.jpg九州にお住まいの皆様、本日の西日本新聞朝刊をお手元にご用意ください。
テレビ欄からペラペラ〜っと2枚ほどめくると、おお!右側に一際大きな記事が!!美しい逸品本の写真がっ!!
九州ニュース、という欄で大きく取り上げてくださいました。先週、鳥羽から電話取材を受けたもので、「いつ掲載かな〜」とワクワクしていたんです〜。大きく取り上げていただき恐縮です。ありがとうございました、西日本新聞様!


そして今朝は、会社のエレベーター内で別の階の方に「見ましたよ、ふくおか経済」と声をかけられました。一瞬何のことかわからなかったのですが、「ふくおか経済」という地元経済誌の7月号でもご紹介してくださっているのですよ。恥ずかしい顔写真付きで。なので、見知らぬ方から声をかけていただいたようです。
月9ならきっとここから、同じビル内でオフィスラブが始まるはずです。
…が、私に声をかけて下さった方は推定お父さんより年上でした。妻夫木くんはいずこに?


この他にも日経さんや有明新報さんなど、いろんなメディアの方にお世話になりました。皆さん本当にありがとうございました。

本日このブログが101回目の投稿になります。
100品紹介する前に100回突破してしまいました。
じっくりと温めているとっておきネタがまだあと20ほどあります。(20も!?)
あと20回以上もありますが、もうしばらくこのブログにお付き合いくださいませ。こんな逸品取り寄せたよ、というようなご感想メールなんていただけると、とっても励みになると思います♪

2005年07月12日

飲まずに使う、お酒。

65cec00a.jpg本日はものすごく高度な料理アイテムをご紹介しましょう。
外食率90%の私がお伝えする、説得力ゼロの秘伝です。
前回包丁を握った日付を、カレンダーを見ても思い出せない私がお伝えする、秘儀です。
うそ臭いですが、うそじゃありません。
さきほど、ブログを見たスタッフから「ほんとに週末沖縄行ったの?」と聞かれましたがブログで嘘はつきません。…ていうか、ブログで週末の行動を初めて知られるほど、私の行動には誰も興味を示していないのか。「ちんすこう」おやつルームに置いてるのにさっ。

話が反れましたが、嘘じゃなく、相当高度な料理必殺技のご紹介です。
写真のお酒、逸品本の中では普通に「お酒」のページでご紹介しています。
ですがむしろこれは裏技をお伝えしたいのです!



このお酒、熊本のある地域でのみ造られているのですが、非常に甘く、独特の風味があります。地元の人はお屠蘇にはこのお酒、というようにハレの日に好んで飲む傾向があるようですが、九州外の人には飲むと少し甘すぎると感じる人もいるかもしれません。
そこで、です。
そこで!!です。


お魚を煮るときに、みりんと料理酒の代わりにこのお酒を使ってみてください。甘さの強いお酒なので、みりん代わりになるんですよ。そしてもちろん料理酒も兼任。
これ、驚きますよ。
驚きのおいしさに驚きますよ。(ほんとに編集者か、私?)
実は東京などの某有名店の某有名料理人たちも、このお酒を使って煮炊きしているそうです。これは噂ではなく、確実な筋から昔得た情報です。
本当に、有名料亭のような上品な味に仕上がるんですよ。ほのかに甘く、薄味のちょうど良い煮炊きができあがります。


かつて私も包丁を握っていた時代には、この裏技で作った煮炊きを褒められました。(遠い昔)
ほんとに誰でも簡単に、おいしい煮物を作れるんですよ。
しかもレトルトとかと違って、裏技そのものも「料理を知っている人の裏技」っぽくていいでしょ?自慢できます。


お酒を飲む人ではなくて、お料理をする人にこそ取り寄せていただきたい名酒。お父さんではなく、お母さんのための、お酒です。






2005年07月11日

秘境県!

f1b0c88b.jpg福岡の人は焼肉を食べに、釜山まで行きます。
ごく普通に。特別なこともなく。
福岡に来た当初は、軽い冗談かと思っていたのですが、実際に私の周りの人もいとも簡単に韓国へ行くのですよ。焼肉を食べるためだったり、お買い物をするためだったり、ちょっとした気分転換に。
だって船で2時間55分ですからね。入国手続きもほとんどスルーです。飛行機だと30分くらい。東京へ行くよりずうっと早いんですね。

もうひとつ気軽に行けるのが沖縄。
私も今週末、突然暇になったので突然行ってきました。
これまた東京へ行くよりずっと近くて安い。
ちょっとした気分転換にはぴったりです。


実は逸品本を制作するにあたって、撮影などのために各県を周ったのですが、唯一行けなかった県が二つだけありました。そのひとつが沖縄。どうしても制作中は時間が取れなかったので、今回お礼まわりも含め、一部のお店ですが来訪してきました。そして逸品としてご紹介したものを、またまた購入して帰ってきました。やはり「似たような他商品」に比べると、格段においしいものばかりですよ♪手前味噌ですが。


そして、もうひとつ行けなかった県。
それは、宮崎県です。
宮崎県という土地は九州の秘境県ではないか、と私は勝手に思っているのですが、福岡からなら釜山や沖縄よりもずっとずぅっと、行きにくい土地なんですよ。車でも、電車でも、とってもアクセスが悪い。
だからこそ、なんです。
だからこそ、素晴らしい、まだ誰も知らない名品がたくさん残っているのです!誰もが簡単にいける場所ならば、行ったらいいんですよ。でも行きにくい場所の名品は、お取り寄せするしかないですよね〜〜♪

ということで、宮崎のとある町で造られている「にがり」のご紹介です。燦々と降り注ぐ太陽の光と美しい海、という二つの貴重な資源を手に入れたこの町では、本当に質の良いにがりを町興しの一環として造っています。
にがりが体に良いのはご存知の通りだと思いますが、同じにがりでも安心して口にできるものを選びたいですよね。
ぜひ、秘境宮崎県の美しい海で造られたにがりを、お試しくださいませ。

私も「逸品本行脚」の最終来訪地として、来月あたりには宮崎県を訪れたいと思っています!にがりの街にも行けたらいいなぁ〜。

2005年07月08日

夏に想う冬の逸品。

97c4d960.jpg昔、英語の先生から「牡蠣は英語の月名にRがつかない月には食べてはいけない」というような豆知識を教えられませんでしたか?MAY(5月)からAUGUST(8月)までは食べちゃだめなんだ〜、と子どもの私は純粋に信じていました。


しかし、大人になってから「これは大人の陰謀だったのだ!」と気付きました。
そう、岩がきを子どもに食べさせないための、陰謀。
じゅるじゅるミルクがたまらない、今が旬の岩がきを、子どもなんぞに食べさせるな!という汚い大人の陰謀です。


まあ、そんな汚い大人になった私も、自分の顔ほどもある岩がきを食べている子どもを見ると「牡蠣の旨みが君にわかるのか!あと10年必要なんじゃないのか!」と恨めしい目で見てしまいます。恐らく昨今のちびっ子たちは私なんかよりずっと舌が肥えているんでしょうけどね。くやしっ!

ちなみに「秋茄子は嫁に食わすな」ということわざの意味も、中学生くらいまでは恐しい姑の嫁いびりなのかと真反対の意味に解釈していました。橋田スガコのドラマの一場面なのかと思っていました。こと、食べ物に関しては非常に歪んだ解釈をしてしまう傾向があるようです。


あ、話がずれました。
牡蠣の紹介をしようと思っていたのですよ。すみません。

もちろん夏の岩がきもおいしいですよね。
ついでに牡蠣といえば広島の牡蠣もとってもおいしいですよね。
知っています。
私だって九州ばかりエコヒイキしているわけではないんです。
広島の牡蠣も山陰の岩がきも大好きですよ。おいしいですよ。
でもですね。

…ぐふふ。
でも、でもですね。
冬まで待ってください。
本当においしい、濃厚〜〜〜な牡蠣が、九州にあるんです!
これはエコヒイキなしで、ご紹介したいです!!

九州のとある地域産の牡蠣は、身は小ぶりなんです。
岩がきなどと比べたら、10分の1くらいかもしれません。
しかしそのミルクの濃厚なことといったら!
一口で岩がき1個分くらいの牡蠣エキスが感じられるくらいです。
そして身が、もう、プリップリなんですよ〜〜!!


あの牡蠣のことを想いはじめたら、冬が待ち遠しくなります…。
今は岩がきで我慢しようかしら、なんて有り得ないセレブ発言すらしてしまいそうです。
さっきまで岩がき食べている子どもを打ちのめそうとしていたのに。
そのくらい、特別な牡蠣なんですよ。

暑〜〜い夏に、少しだけ冬の食材に想いを馳せてみてはいかがでしょうか?
今年の冬は、九州の逸品牡蠣で!




2005年07月07日

7月7日、みなさんの土地は晴れてます?

24a42c6b.jpg今日は一年に一度、織姫様と彦星様が逢引できる日です。
神様、恋する二人のために空の雲を吹き飛ばしてくださぁい〜。

…なあぁぁぁんて♪

まあ、なんて乙女チックな表現でしょう。
こういうことがスラスラ口から出てきたら、乙女キャラ度も上がっていくのでしょう。
私の正直な織姫への評価は、以下の通りです。

「彦星にウツツ抜かして、仕事しなくなって恋路を引き裂かれるなんて、当たり前じゃん!ちゃんと働いて責任果たしてから恋せよ、乙女!」

…乙女キャラ度がいつまでたっても上がらないはずです。
お局キャラ度がどんどん上がっていきます。




とはいえ、やはり☆七夕☆ですから!
お局だって、今宵くらいは残業放棄しても良いはずです。
天の川(鳥羽ツアーの原稿ばかり書いていたので、一発目の変換で”海女の皮”とでました。恐ろしい)を渡った先にいるあの人と、ワインを酌み交わしてみてはいかがでしょうか?
それも普通のワインでは芸がない。
甘酸っぱい、恋の香りが詰まった「サングリア」のご紹介です!

サングリアとは、ワインに柑橘果汁を加えた飲み物です。
ぶどうから造られたワインに、柑橘類の酸味が加わるので、非常に飲みやすくさわやかなアルコールになるんですよ。スペインなどでは、昼間っからジュース代わりに飲んでいる人も良く見ます。

もちろんご紹介するのは、遠いスペインの地で造られたものではないですよ。
熊本産の、サングリアです。
ご存知でした?熊本は柑橘類の名産地なんですよ。
特においしいのは、甘夏みかん!
甘くってジューシーで、太陽の味がするんですよ〜〜。
この甘夏を使って、赤・白のサングリアが造られています。
どちらもとても飲みやすいですから、どちらかというと通の方よりお酒が苦手な方にこそ喜ばれるかも。



恋の甘酸っぱさがぎゅっと詰まっています。
ぜひ七夕の夜に、二人で二本、開けてみてください。

…って飲みすぎ?二人で一本のほうがいいかしら?


2005年07月06日

九州に帰ってきました。

8846eec7.jpg更新が遅れてすみません。
夏風邪をひいたわけでも、多忙を極めていたわけでもなく、
来月号の取材のために三重県は鳥羽市に行っておりました。
簡単に携帯からブログ更新はできるそうですが(したことはありませんが)、ダメダメな私は携帯の充電器を持っていくのを忘れてしまい、当然鳥羽市のコンビニに充電サービスがあるわけもなく、赤く点滅するバッテリー残量と戦っていました。…ので携帯ブログ更新デビューはできませんでした。無念。


いやしかし。(横山やっさん風?)
鳥羽は、すごいですよ。
なにがって、食べ物がっ!!

朝昼晩、ずぅ〜〜っとお刺身を食べていました。
ものすごい魚どころなんですよ、鳥羽。
元々私は刺身大好き人間ではないのですが(ちょこっと炙ったくらいのほうが好みです…聞いてない?)、本当にお刺身が美味しい!と思いました。
もちろん水族館やら真珠島やら、見どころ満載の素晴らしい土地です。
…ですよ。
ですが、私の頭と体に強烈な記憶を残してくれたのは、何よりお刺身です。
刺身ツアーだったと言っても過言ではありません。
来月号(8月号)の本誌「月刊はかた」でご紹介しますので、私の体当たり刺身記事をご覧頂き、ご感想をいただけると嬉しいです♪


伊勢えびにアワビに牡蠣にさざえに…と名物に事欠かない鳥羽ですが、一つだけ気付いたことがあります。
滞在中、山のように食べたお刺身の中に、青身の魚がなかったのですよ〜。
白身、赤身はたくさんあったのですが。
これって私的には世紀の大発見でした。
バスコダガマ並みの。
「鳥羽で青身を見なかった(発見)=九州では青身いっぱい見る(実感)=実は私が一番好きなのは庶民派青身の魚(主観)=やっぱ九州の魚だね!(客観的極論)」
というよくわからない自分勝手な方程式確立です。


で、九州のおいし〜〜い青身代表魚・サバを、更においしく加工した逸品のご紹介です。
写真の商品は、長崎の脂ののった極上の鯖を薫製にしたものです。
文字にしただけで、もうお酒が進みそうですよね。
薫製の香りと鯖の旨みとがぎゅっと詰まっていて、調味料なんて全く必要ありません。しかも冷凍状態で送られてくるので、お刺身なのに日持ちもするし、軽くルイベ状態でも楽しめるんですね〜いいでしょう、これ。
「炙り好き」&「青身好き」の私にはメガヒット・ホームランでした。


やっぱり九州良いですねぇ〜。
日本全国、素敵な土地はたくさんありますが、九州って食べ物に対しては非常にチャレンジ精神が旺盛だと思うのです。
おいしい素材を手に入れてもそれだけでは満足せずさらに研究を重ねる、というようなチャレンジ精神。
その精神を実らせた結果が、このような名品となるのですね。
今度はぜひ鳥羽の皆様にも、九州の逸品を試していただきたいです!

鳥羽市の皆様、大変お世話になりましたーーー!!