2005年03月18日

スチュワーデスクチコミ1位!

92d97131.jpg女子として生まれてきて、最もチヤホヤされる職業とは何でしょうか?



「フライトアテンダント」。
いわゆる、スチュワーデスではないか?と私は勝手に思っています。
コンパ、お見合い、同窓会…どの席でもとりあえず「ええ、スチュワーデスをしております」と微笑めば、大抵その女子の評価は4割くらい一気に上がるでしょう。実際、私の高校の同窓会でもクラスで2人、フライトアテンダントになっていました。なぜか銀行勤務とか出版社勤務よりもぐーーんと格付けが高かった気がするんですけど。
なぜ?気のせい?やっかみ??
いやいや、気のせいじゃないはずです。
一体、このスッチー至上主義はどこからきてるのでしょうか?

で、「皇室御用達」と同じくらいのバリューを持つ形容詞が「スッチー御用達」なのです。もしかしたらプチセレブを目指している若者たちにとっては、正真正銘本物セレブの「皇室御用達」よりよっぽど威力が強いかもしれません。

その、スッチー御用達のナンバーワン的存在が実は九州にあるのですね〜。
写真の小さなスイーツです。
スチュワーデス口コミランキング1位だそうです。(根拠は不明)。
私は4年ほど前に初めて食べて、「お土産品でこんなにおいしいものが!」と驚いたのですが、社内披露で終わってしまいました。
それから数年で、あれよあれよと広まっていったんですね〜。
所詮、編集者の口コミなんてそんなもんなんです。
スッチーには口コミ力ですら敵わないのですっ!!

せめて文の力をお見せしなくては。
スッチーの口コミとは異なる本の威力を発揮しなくては!

皆さん注文される際には
「スチュワーデスの友人に聞いて…」
ではなくて、
「九州の逸品っていう本を見て…」って言ってくださいね〜。(小さな努力)




2005年03月17日

車で行くビール撮影。

6890731e.JPG今朝の福岡はすごい雨でした。
いつもなら素晴らしい海の景色が広がるドライブコースも、雨のため楽しむことができず。アサイチの仕事は、特急モードでワイパーを動かしつつ車で向かった撮影でした。
雨の中、朝から、車で、何の撮影に行ったのか?

地ビールです。
とてもとてもおいしい地ビール工場があるのです。
…車でしか行けないところにっ(泣!!
目の前に美しい琥珀の飲み物が注がれておりながら、しっかりとカメラに収めるだけで胃に収めることはできませんでしたー!!残念。


地ビールって一時ブームになりましたが、急速に熱が冷めていきましたよね。
しかし、欧米諸国などに行くとその土地ならではのビールがあるのは当然で、またご当地ビールを楽しむことが旅の楽しみの一つであったりもします。
一方日本はというと、お店に入るとほとんどの人が「とりあえず、ビール」と頼むにも関わらず、ビールそのものの銘柄は全国同じ何種類(何社)かのみ。品種となるとほとんどがピルスナーという1種類に含まれるそうです。世界には100種類くらいあるんですって。いかに日本人のビールへのこだわりが薄いかがわかります。日本酒や焼酎にはこれほどまでにこだわるのに。


そういった中で、地ビールの扱いは一過性のブームではなく、文化として定着してほしいと個人的には思います。
九州にも地ビール工場はいくつかありますが、今回の本では厳選した2社をご紹介します。そのうちの1社が本日撮影に伺ったところです。

ちなみに今日は、ビールを頂いてしまったら奇跡的に保持できているゴールド免許がなくなるので(ばかりか、月収で罰金もまかなえそうもありません)、泣く泣くあきらめ、珈琲を頂いておりました。
ところがこの珈琲がまた、すっごくおいしいのです。
どこの豆ですかー?なんならこの珈琲のお取り寄せも…と思っていたら、珈琲自体はそう特別なものではないとのこと。
水が、おいしいのだそうです。

こんなにおいしい水で作っているんですもの、ビールがおいしいのも当然ですよね。
もちろん以前には私もここのビールを飲んだことがありますが、地ビール独特の”無理やりクセをつけたビール”ではなく、純粋に本当においしい香りのあるビールでした。
私も次回は取り寄せて、ゆっくりお家で楽しもうと思います。
もうオアズケは嫌だも〜〜ん。

2005年03月16日

逸品は食べ物だけではないですよ。

a1cea008.JPG今日は個人的に紹介したくないものを紹介してしまいましょう。
冷え性の方、不眠の方、お疲れの方、必見!!です。

実は私、典型的な末端冷え性で、冬はベッドの中でいつもカチコチになっておりました。必然的に肩は凝るし、熟睡もできないし。
そんな中、取材で出合ったのが写真のシーツです。
普通の、綿100%のシーツなんです。
デザインも至って普通だし、さわり心地も普通だし、普通尽くし。
一体、これの何が!?と思うでしょう?
思いました。私も。…これで初めて寝るまでは。


実はコレ、特殊な技術加工によって、温湿度を一定に保つシーツなのですよ!
そんなback to the future2のような近未来的製品があるのですよ!
しかも、めちゃめちゃ身近な町の工場で作られていたんですよ〜〜っ!!
綿100%にも関わらず、このシーツと体の間の空気は常に一定の温度を保ちます。約30度前後(詳しくは本文で)。
当然、春にも夏にも秋にも快適に過ごせる一枚なのですが、真価は冬に表れます。電気毛布や靴下や湯たんぽなんてもう要りません。
これ一枚の上に羽毛布団を重ねるだけで、この私が冬を越せるようになりました。重宝しすぎて親にも買い揃えてしまいました。
本当に、おすすめです。

あまりに良い商品ってたまに人に教えたくならないことってありませんか?
私は独占欲の塊なので、たまに、あります。
この製品はちょこっとだけそういう気分にさせられるものです。
…でもやはり多くの冷え性ちゃんたちを救済しなくては!という正義感にかきたてられるので紹介しまーす。
名品は小さな町や地味な外見の中にこそ、あるのですよ!



2005年03月15日

テンパってきはじめたかも。あわわ〜

04d2773f.jpgどんどん私の机周りが危なくなってきています。
右を見ると撮影サンプルを入れたダンボールの山。
左を見ると書き始めてない原稿の資料。
正面には締め切りまでのカウントダウンを思わせるカレンダー。
後ろには本誌月刊はかたチームのなごやかな談笑…。

私の周りは、というと殺伐とした緊張感と溜まる原稿へのプレッシャーで空気が淀んできております。
締め切りが終わった暁には、日本酒やらおつまみやらお菓子やら、山積みになったこれら撮影サンプルで大宴会を開きたい。…と夢みる日々。
その頃には桜もちょうど咲いていることでしょう。

…ひまわりが咲いてたらどうしよう。



はい、ネガティブシンキングはやめましょうね〜〜。
桜が咲くまでには書き上げます!
黄金週間にはできあがった本を片手にお取り寄せしまくります!
夏までには撮影サンプルのおかげさまで肉付いた体を元に戻します!

皆さんに素敵な一冊をお届けするため、全力で頑張ります!!



2005年03月14日

ホワイトデーに沖縄菓子。

d7a87b0b.jpg今日はチョコレートが高級バッグになって戻ってくるという、世の女子たちにとってはローリスクハイリターンの祭典日ですね。
300円のチョコがグッチやブルガリに形を変えるスーパーマジックを目の当たりにした皆さん、おめでとうございます。
バレンタインという儀式を毎年無視している編集部には、そんなマジックは当然起きるわけはなく、代わりに撮影サンプルとして南国からとても素敵なものが届きました。サータアンダギーです。

このお菓子、みなさんおなじみだとは思いますが、各家庭によって味がかなり違うのをご存知ですか?おばあのさじ加減ひとつで、周りのカリカリ度、中のふわっと感、甘さや味の濃さ等が大きく異なってきます。沖縄の人にとってはまさに家庭の味、おばあの味なんですね。

そのおばあが作ったサータアンダギーをそのまま届けてくれるというところを、今回の本ではご紹介します。工場で大量生産されたものではないので形も大きさもバラバラですが、何より味に温もりがあります。かぼちゃや紫芋等いろんな種類があるのですが、これらもなんだか家の畑にできていたものでちょっと作ったよ、というような素朴感が漂っています。甘さも控えめだし。
なんだかまるで自分のおばあが作ってくれたような気にすらなってきます。

送ってくださった方に「届きました。ありがとうございました」という電話をしたら、ほんわかイントネーションで「おいしいからみんなで食べてね〜」という意味の沖縄弁をおっしゃってくださいました。電話なのに笑顔が見えました。沖縄の人に電話をかけると、いつも本当に嬉しい気分にさせてくれます。

笑顔(想像図)と温かいサータアンダギー、編集部への嬉しいホワイトデーギフトでした。男性諸君、グッチより効果的かもしれませんよ〜〜。

2005年03月13日

問題です!

f25d9821.bmpはい、この写真の物体は何でしょう?


もちろん、「豚まん!」なんて面白くない回答はダメですよ〜。
なぜ、この色なのか。
この色をだすために、何を使っているのか。
そして何のためにこの色にする必要があったのか!?
…その辺を考えた上での模範解答、じゃんじゃんお待ちしております。

インパクト大賞であるこの豚まんですが、インパクトだけではなく味もしっかりおいしいです。生地のモチモチっぷりは特に感動です。
豚まん、というと横浜や大阪の名物を思い起こしますが、これを作った会社の社長さんは(←ものすご〜くトークの面白い方でした)「九州の名物で豚まんを作りたい!」と思い、発案したそうです。
九州南北の特選素材を使い、この土地ならではの豚まんが完成しました。
さあ、九州の何を使い、この色と味を作り出しているのでしょうか?
シンキングタイムのスタートです〜〜♪

2005年03月12日

キムチ!キムチ!

a63ce9a2.bmp今回の本の掲載をお願いするにあたって、一店のみ特殊なお願いをしたところがあります。それはお取り寄せ商品を作っていなかったにも関わらず、「この本の発刊にあわせて通販を始めてください!」という無茶苦茶な私たちのお願いを聞き入れてくださったお店です。
写真の通り、にこやかで楽しいおかみさんと美しい看板娘さんとよくわからないマスコットキャラクターで切り盛りする、小ぢんまりとした素朴な韓国料理屋さんが、そのお店。
(このキャラクターが何の動物なのか、ご本人たちもわかってないのだとか。店の看板にもデカデカと出ているのに。わからないまま採用するって…豪気な親子ですね〜笑)
こちらは編集部でも人気で、おそらく編集長なんて自宅で食べるよりここで食べる方が多いんじゃないか?と思うほど通いつめているお店ですが、ここのキムチが最高においしいのですよ!酸味もほどよく、角の取れた辛さが他にはない味。
本場韓国の酸味の効きすぎたキムチに食指が動かなかったあなた!
スーパーなどのただ辛いだけのキムチに肩を落としていたあなた!
朗報です。おいしいキムチはここにあります。
しかも白菜や大根だけではなく、キャベツや山芋など、季節に合わせていろんな食材を楽しませてくれるんですよ。こんな素晴らしい商品こそきちんと世に広めないと、編集者として失格でしょう?

ということで、パッキングや運送など本の発売までには通販の体制を整えていただくことをお願いしつつ、談笑しながらおいしいキムチをあれやこれやとつまんでおりました。で、気づいたら生にんにくで漬けられた何種類ものキムチが、私の胃に。

その後電車で帰ることを忘れてました〜〜っ!!
にんにくというのは、あんなにおいしいのになぜ臭いはポジティブに受け止められないのでしょう…。
隣に座った人、ごめんなさい。
そのにんにく臭は、前のおじさんからではなく、私から放たれているのですよ〜…。


2005年03月11日

冷たくておいしい、動物。

34c81e68.jpg鹿児島好きの皆さん、お待たせしました。
鹿児島名物の真打登場です!

敢えて状態が分かりにくいようにトップから撮影してみました。
これでもわかる人はすぐわかる。
わからない人はどんなアングルにしたって存在そのものがわからないでしょう。

九州の人なら、おそらく知らない人はいないおやつだと思います。
何をいまさら、と言われるかもしれません。
しかし、私は九州に上陸するまでこれを食べるどころか、見たこともありませんでした。名前を聞いたとき、「それ、食べるの!?」と仰天しました。
それほどドメスティック且つディープな九州限定おやつなのです。

今や「鹿児島名物」から「九州名物」へと市民権を拡大させたこのおやつですが、やはり本場鹿児島モンを食べてください!数社から同じような商品が出されていますが、素朴な練乳の甘みが最も濃く、安定剤や乳化剤も入っていない写真のメーカーをお勧めします。
実はこちらの会社、某超有名ポケット菓子も作られています。
このポケット菓子はどの地域の人でも知ってるんじゃないかなぁ?
特に30歳以上の方、小学校の遠足では必ず誰かが持ってきていたアレですよ。
ノスタルジックなあの商品も、せっかくなので少し誌面でもご紹介しようと思います。
「え!この会社がアレも!?」という驚きが欲しいので(笑)。


ちなみに写真のおやつの名前は、ある動物の名前です。
結構いかつい動物です。
確か私は小さい頃、上野動物園で見ました。
おやつにこの名前をつける鹿児島県民の潔さ、豪傑さ、陽気さ(?)、さすがです。
普通なら絶対、おやつに対して考えもつかない名前ですよ。